欲望に勝てなかった俺(1)

2017/07/03

俺、中学校の3年生である。
おれの学校は地域では有名な私立中学校で、いわゆるお金持ち学校と言われているところだ。
親は、政治家、医者、一流企業役員などで、成績優秀で活発な感じの生徒が多い。
最近の女子中学生は身体の発育がよく、制服のスカートも短いため、学校内のどこにいても、むっちりした太ももが目に飛び込んでくる。
毎日目の保養にはなるのだが、ただ見ているだけでは我慢できなくなってくる。
(思う存分撫で回してみたい、あの匂うような股間に顔をうずめてみたい…)そんな淫らな欲求に勝てなくなってくるのだ。
ある日の夕方、俺は理科の教師の指令で化学準備室にいた。
余談になるが、俺は理科の学力ならばこの学校のみならず全国でもトップクラスだ。
鼻歌を歌いながら一人で翌日の授業の実験の準備をしていると俺の親友の一人、黒崎佳織が入ってきた。
彼女と知り合ったのは中学に上がってからだが、今ではどんな友人よりも親しい間柄になっている。
ショートボブの黒髪に、中学生にしては大人びた顔つきをしており、身体つきも男を誘惑するような雰囲気をもっている。
性格も冷静沈着でめったなことでは表情を崩さなし、学業も常に学年トップだ。
(再び余談になるが、彼女が唯一トップを勝ち取れなかったのは理科だけである)まさにパーフェクトな存在だ。
多少ミステリアス(普通の女子生徒にはない変わったしゃべり方をする)で、とっつきにくいところがあるが、それでもそんな彼女に憧れている生徒は学内にも大勢いる。
かく言う俺もその一人だ。
「佳織じゃないか。こんな時間にどうしたんだ?」
「秋紀君、先週の実験のことで質問したいことがあるんだけど」森の中の泉の様に静かで、それでいてよく通る声だった彼女の質問に答えることができる生徒は学年中探しても俺くらいだろう。
もっとも得意の理科だけだが・・・「この本には、先生に教えてもらったこととは違うことが書いてあるん・・・」佳織は1冊の本を開きながら俺に近づくと、机の上に広げた。
それは一般には読まれることの少ない専門書だった。
「相変わらずすごいな、おまえは・・・。こんな難しい本を読んでいるのか」
「それほどでもないよ」
「この本は俺も持ってるけど、特に難しい内容なんだ」
「そうなんだ」
「で、どこだ?」
「うん。ここなんだが・・・」彼女に顔を近づけるように本を覗き込むと、女性特有の甘い匂いが男の脳を刺激する。
「これは最近の化学者の研究でわかってきたことなんだ」
「なるほど、だから教科書にも載っていなかったのか・・・」
「先生が教えたことも間違いじゃないんだ」
「うん・・・」佳織が顔を少し俺のほうに向けると、サラサラの黒髪が俺の顔にかかるようだった。
「この内容は難しすぎて授業では教えないことになっているんだ」
「うん・・・」
「それに、先生が授業で説明した内容で十分だろうしな」
「なるほど、わかったよ」教えを受けるときの佳織は、どこまでも素直である。
覗き込むような形になっている佳織のセーラー服の胸の間から、わずかに佳織の胸のふくらみが見えそうだった。
俺の中で抑えていた欲望がはじけた。
俺はこの可憐な女生徒に黒い想いを抱いていた。
「ちょっとコーヒーでも飲まないか?」
「いや、私は・・・」
「いいからいいから、こんなときのためにこそっと冷蔵庫の中にコーヒー入れといたんだ」俺は冷蔵庫から缶コーヒーを2本取り出し、フタを開けた1本を佳織に渡した。
「さっ、遠慮するなよ」
「それじゃあ、ありがたく頂くよ」佳織はコーヒーを飲んでいる。
その度に彼女の白いのどが艶かしく動く。
全部飲み終わるころには、彼女は身体がけだるそうになっていた。
「秋紀君。私なんだか・・・」そう言いながら、佳織は飲み終えた缶をなんとか机に置くと、その上に覆いかぶさるようにして眠ってしまった。
準備室には、いろいろな薬品が揃えてある。
俺は冷蔵庫を開ける前に、即効性の睡眠効果のある薬品を取り、それを開けた缶コーヒーに入れて佳織に渡したのだった。
「気がついたか?」30分ほど後、俺はうっすらと目を開けた佳織に聞いた。
「秋紀君、私は…」佳織は身体を動かそうとしたが、動くはずはなかった。
俺は佳織が眠っている間に、応接用の少し大きめの机を縦方向に垂直に立て、4本の脚が室内に向くようにして、壁にくっつけた。
「くっ・・・」佳織は両腕を上になった2本の脚にほぼ水平に縛られ、両脚は広げられて、下の2本の脚にくくりつけられていた。
「秋紀君、何の冗談かな。離してくれないか」佳織は珍しく少し大きな声で出した。
きっと俺の顔には卑猥な笑みが浮かんでいたのだろう。
「秋紀君、お願いだ。離してくれないか」いつもは表情の乏しい顔に僅かに狼狽の色が漂っている。
考えてみれば、佳織のこんな顔を見るのは初めてだ。
「佳織があんまりかわいいからさ」
「そんな・・・」佳織は身をよじっているが、スカートに包まれた腰だけが艶かしく動いていた。
「もうこんなになっちまったんだ」俺は、おもむろにズボンを下げ、膨らんだトランクスを佳織に見せると、「くっ!」佳織は汚いものを見るように顔をそむけたが、俺はかまわずペニスを引っ張り出し、拘束した彼女の足元にひざをついた。
「このむちむちした脚、たまらないぜ」佳織は横を向いたまま、硬く目を閉じていたが、俺は魅力的な太ももに顔を近づけ、その匂いを嗅ぎ始めた。
「ふう・・・、これ・・・」俺の熱い吐息が自分の太ももにかかるのが、佳織にも感じられるはずだった。
佳織を拘束したときから、俺のペニスはびんびんになっていた。
俺の目は、紺のスカートから伸びる白い太ももに釘付けだった。
(これがあの佳織のの太ももか…)俺は興奮を隠し切れなかった。
いつも遠くから見るだけだった太ももが、舌をほんの少し伸ばせば届く位置にあった。
すべすべした、それでいてきめの細かい肌だった。
(ううう・・・、すげえぜ・・・)今すぐにも触りたいのを我慢しながらその甘い匂いを嗅ぎつづける。
佳織の白い太ももが少し震えているようだった。
しばらくその様子を眺めていたが我慢できなくなって、とうとう目の前に彼女の太ももに手を伸ばした。
(あぁ、これがあの佳織の太ももか…)そこに触れた瞬間、その何とも言えない感触に俺は感激していた。
「ううっ・・・」佳織の太ももの感触は最高だった。
細いが、それでいてむっちりして張りがあり、指先で押し込むようにすると、適度な弾力で押し返してくる。
太ももの後ろ側にも手を回して、その感触を堪能した。
そのスベスベした感触に我慢できなくなり、下の着衣を脱ぎ捨てると、勃起したペニスを佳織の太ももに押し付けた。
左右の太ももの内側を使って、いきり立ったペニスを刺激すると、女性器とは異なる感覚に頭の中が白くなっていく「ほんとうにたまらない感触だぜ・・・」俺は、白い夏用セーラー服の胸元に手を伸ばした。
「秋紀君・・・」Tシャツなど肌に密着した服装だと、胸のふくらみははっきりと見てとれるが、ゆったりしたセーラー服では、胸の大きさはわかりにくいものだが、佳織の胸元は豊かな盛り上がりを見せていた。
「うぅっ!」セーラー服越しに両手で乳房を揉むと、佳織の綺麗な黒髪が大きく左右に揺れた。
「思ったとおり、大きなおっぱいだぜ」
「くっ・・・、んん・・」
「さあ、佳織のおっぱいを見せてもらおうかな…」
「ううっ・・・」俺が制服の襟に手をかけると、佳織の肩が震えた。
「秋紀君、やめて!」今まで必死に声を押し殺して恥辱に耐えていた佳織が、ついに叫び声をあげた。
普段の彼女からは想像もつかないような声だったが、今の俺にとっては興奮剤にしかならなかった。
俺は、セーラー服の襟を手前に引っ張って、その間から佳織の胸を覗き込んだ。
黒い佳織らしいレースのブラジャーの間の大きな谷間が俺の目を刺激した。
「思った通り、かなり大きいおっぱいみたいだな」
「やめて・・・」佳織の胸の谷間は、かすかに汗をかいているようだ。
俺は、おもむろにセーラー服の裾に手をかけて、一気に捲り上げると、先ほどのブラジャー全体が姿を現した。
「んんん…」佳織は必死に恥辱に耐えるように目を閉じている。
両手の平でブラジャーを押さえつけるようにすると、佳織の柔らかい乳房の感触が伝わってくる。
「いや、駄目・・・」俺はしばらくブラジャー越しに乳房を感じると、その薄い布を上方にたくし上げた。
「あ、あぁ…」佳織は不自由な身体をよじったが、その仕草はかえって俺の官能を揺さぶるだけだ。
部屋の明かりにさらされたピンク色の乳首がまぶしい。
「柔らかくて形のいいおっぱいだな・・・」
「見ないで・・・」佳織は、俺をにらんでいたが、乳房を揉み込むと堅く目を閉じた。

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