田舎の夏祭りで再会した幼馴染の女の子と
2023/11/09
オイラには幼馴染の女の子にユキって子が居たんさ。
オイラの住んでいる地元は、都心から離れた山間部で、バス亭まで30分位かかる典型的な田舎町。
オイラとユキはお隣さんで、と言っても田舎なもんで30M位は離れているんだけど、俗に言う幼馴染ってやつ。
ユキは色白で、いつも髪をツインテールに結んでいた。
ちょっと活発な女の子だったけど、小学校ではクッキーを焼いて持ってきたりして、割と女の子らしい所もあったんだな。
対してオイラは典型的な悪ガキで、いつも先生に怒られてばかりだった。
オイラとユキは小学校に通うときはいつも一緒に登校していて、帰る時も一緒に帰るのが何となく習慣だった。
オイラ達は別々に好きな男女がいて、と言っても小学校だったから、付き合うとかそんなんじゃなかったけど、お互いに打ち明けあっては、茶化しあってふざけてた。
そんなちょっと仲の良い二人だった。
ただ、中学になる時にオイラは受験して私立の中学校に通う様になり、ユキはそのまま地元の中学に行くようになった。
ちょっと寂しかったけど、オイラ達はあまり会わなくなった。
オイラもユキも新しい学生生活が始まって、お互いに会うこともなくなった。
と言っても、別に付き合ってた訳じゃなかったんだけど。
オイラは高校に入ってから彼女が出来たし、すっかりユキの事は忘れてた。
オイラが再びユキと会ったのは、大学一年の夏休み。
地元の男友達Sから久し振りに電話がかかって来た。
「T(オイラね)、久し振りに夏祭りに行かないか?
小学校の十時のメンバーが集まってるぞ。」
オイラは暇だったし、懐かしい友達の顔が見たくて、二つ返事でOKしたよ。
夜七時、地元の広場に懐かしい顔ぶれが集まった。
そこに久し振りに見るユキの姿があったんだな。
なんていうか、オイラは腰が抜けそうに成ったよ。
昔の面影が残っていたものの、ユキは凄い良い女になってた。
紺色の浴衣を着ていて、相変わらず肌は白い。
ちょっとぽっちゃりとした顔付きに、昔と変わらないクルっとした目があった。
ちょっと、年齢よりは下に見えるけど、普通にかわいいと思った。
思わずオイラは人見知りしちゃったよ。
だってこんなに可愛くなってるとは思わないだろ。
髪を後ろで髪留めで上げていて、白いうなじが何とも色っぽい。
というか浴衣は女の子の可愛さを倍増すると思った。
.
久し振りにユキと会ったって言うのに、何だかオイラは歯切れが悪い。
ユキは
「Tちゃん、背伸びたね。昔は同じ位だったのにね。」
って嬉しそうに話かけてくるけど。
オイラは、
「そりゃ伸びなかったら怖いよ。」
とか、何かぶっきらぼうになっちゃってさ。
そりゃ、女の子に久し振りに"ちゃん"付けされたら、オイラじゃなくても照れると思うけど。
「でも本当に久し振りだね。元気にしてた?」
「まあね。」
「Tちゃん、最近何してるの?」
「別に・・。」
こんなです。
正直、ユキが話す時にオイラの顔をのぞき込む様に話してくるので、何だか照れくさくて、ダサいつっぱりモードに戻った気分。
ユキが話す時のこの癖直ってなかったんだなあ、昔は何とも思わなかったんだけど。
勝手にモードに入ってるオイラをお構いなしに、ユキはオイラを引っ張っていきます。
本当は地元の仲間6人で集まってたんだけど、いつの間にか幼馴染コンビになってました。
夏祭りと言っても、そんな大きなものじゃなくて、出店が6~7個ある程度。
でも、ユキは嬉しそうにはしゃいでいて、そんなユキを見ていて素直にかわいいなって思いました。
それから一時間後、たこやきを買って椅子で食べている頃には、徐々にオイラの無駄なツッパリモードもなくなって、徐々にお互いの近況について話すことになりました。
ユキは現在美術系の大学に通っている事。
彼氏がいないって言う事をここで知りました。
オイラは平然と聞きながら、心の中でキターとか思ってました。
オイラは2ヶ月前まで彼女が居たことを話すと、
「えっ、Tちゃん彼女いたんだ!」
とビックリしてました。
その後、昔の思い出話を話していました。
「お前さ、昔よくボンバーマンやったの覚えてる?」
「あ~、懐かしいね。よくやったねー。」
「お前めっちゃ弱かったじゃんさw」
「だってTちゃんが手加減しないんだもん。持ち主ならフツーするよっ。」
「甘い甘い、幼馴染には手加減しないのだ。」
「あ~何だか久し振りにボンバーマンやりたくなってきたぁ。」
「やるか?(笑 まだあるぞ。」
「ほんとに~、やろっかぁ。」
意外な展開でした。
と言うか、
また心の中でキタ━!!と叫んでましたよ。
「あ、じゃあSちゃん達も呼ぼっか。」
「あぁ、でもコントローラー二つしかないぜ?(必死)」
「そっかぁ、じゃあSちゃん達に言ってくる。」
「待て待て、別に言わなくても良いじゃん。(超必死)」
「そう?じゃあいこっか。」
危なかったです。
訳の分からないオイラの理論に、ユキも了承。
S達にいったら100%ついてくるでしょう。
コントローラなんて交代で使えば良いしね・・。
夏祭りの広場から家までは7分位、
オイラの家は増築した一戸建てでいわゆる離れってやつ。
と言っても廊下は繋がっているんだけど、玄関を通らずに部屋に行けるから、色んな意味で便利なとこ。
むかしはこんなのなくて、ユキが家に遊びに来たときはいつもリビングで遊んでました。
「お邪魔しま~す。」
「どうぞどうぞ。」
心なしかユキが緊張している様に見える。
でももっと緊張してるのはオイラ。
正直右手と右足が同時に出てたかもしれない。
昔と違って、自分だけの個室。
でも昔と違うのは二人とも子供じゃないって事。
幼馴染だろうと、やっぱり部屋に二人っきりになると、ちょっと意識して気まずい雰囲気になる。
何とか打開しようと、オイラがはりきって、
「何か飲むだろ?飲み物取ってくるよ。」
と言った瞬間、パソコンの足の角に小指おもっくそぶつけました。
うずくまるオイラ。
一瞬
「Tちゃん、だいじょうぶ!?」
って言った後、大笑いするユキ。
一転して空気は打ち解け、和やかムードに。
そこからボンバーマン大会が始まりました。
オイラの持ってきたビールを飲みながら、熱戦が始まりました。
と言ってもオイラが手加減してるんだけど。
気が付くと、1時間半たっていて、あたりにはビールの空き缶が7本。
こんなに飲んでたっけ・・。
ユキを見ると、耳と首の付け根あたりが赤くなっていて、めちゃめちゃ色っぽい。
ただでさえ浴衣着てるのに反則
と言うか、またユキの事を意識し始めちゃって、オイラはボンバーマンどころじゃなくなってしまいました。
そこで、無理を承知でユキにふっかけてみました。
「ねえ、ユキ。」
「ん?」
「次の勝負で賭けしない?」
「賭け?」
「そう、負けた方が勝ったほうの言うことを何でも聞くの。」
「良いよ~、面白そう!」
ユキはオイラがさっきまで手加減してた事を知りません。
一瞬でユキのキャラを爆弾で挟み撃ちにして片付けてやりました。
「へっへ~、俺の勝ち(笑」
「えー、何かずるかったなあ今の。」
と膨れるユキ。
「じゃあ命令するよ~。」
「はーい。」
この時点で空いたビールは8本。
いや別に多くないとは思うんですが、オイラも別にお酒強い訳じゃないんで、結構きてました。
勢いで
「じゃあユキが俺にキスをする~。」
て言っちゃったんです。
昔なら、
「バカT~。」
てランドセルで殴られてたんで、怒られるかなって思ったら、
「え・・!?」
って顔赤くしてるんです。
こうなりゃ勢いだって思ってユキを抱き寄せました。
「ほんとにするの・・?」
上気して言うユキを見ていたら、たまらなく愛しくなって、
「ユキ可愛くなったね。」
なんて言ってしまいました。
そしたら、ちょっとビックリした顔をした後、ニッコリと笑って
「ありがと。」
と言いました。
「でも、キスはダ・・」
オイラは素早くユキを抱き寄せてキスをしました。
ちょっと強引で、歯がカチって当たっちゃいました。
と言っても軽く唇を合わせた程度だったけど。
お互いに沈黙。
でもオイラはキスしたら歯止めが利かなくなって、思わずユキをぎゅっと抱きしめた。
「あっ。」
ユキの髪の毛から、甘い匂いがしてきました。
「ちょっと、Tちゃん・・。」
もうこの時点でオイラはエロエロモード180%ロイヤルでした。
お互いの鼓動がバクバク言っているのがわかります。
酒の勢いに任せてユキを抱き寄せたところで、一気に酔いが冷めてしまった。
目の前の自分の腕の中に納まっているのは、自分の幼馴染なわけで、情けない話ですが、一気にパニックになってしまいました。
「Tちゃん、痛いよ。」
「え、あ、ご、ごめん。」
気が付けば女の子を抱くには強すぎる位の力で抱きしめていました。
手の力を緩めると、ユキは顔を上げて
「Tちゃんとキス、しちゃったね。」
と笑いかけてくれました。
「う、うん。」
情けないけれど、どうやらユキの方が冷静みたいです。
「ちょっと痛かったよ。」
「ご、ごめん。」
すると、ユキの方から手を背中に回して、ギュっとしてくれました。
正直これは、嬉しいと言うより、助かったと言う気分でした。
しばらくそのまま二人で抱き合ってました。
「Tちゃん。」
「うん?」
「私のこと好き?」
「うん、久し振りに会ったのにおかしいかな。」
「ううん、そんな事ないよ。」
不思議とユキを抱きしめていると、何だか心が落ち着いてきました。
落ち着いてくると、意識しだすのはこれからの展開なわけで、どうやら自分の息子はスクルトとバイキルトをかけてやる気まんまんです。
ゆっくりユキの体を離すと、恥ずかしいのか、ユキは下を向いている。
ちょっといたづら心で、ユキのほっぺをつまんでみる。
ユキは抵抗しないで、顔を上げた。
何だかちょっと瞳が潤んでいる気がする。
そのままもう一度キスをする。
今度は舌を入れてみようとしたんだけど、ユキは口を中々あけてくれない。
ユキの方をつかんでいた手をゆっくりと下げる。
それにピクっと反応してユキがオイラの手を掴むけど、力がこもっていない。
どうやら、胸のふくらみに到達しただろうか。
正直浴衣の帯でよく分からない。
キスしながら、ユキの設計図を思い描くけど浴衣ってどんなんだっけ・・
「あっ。」
ピクっとユキが動いた。
口が開いたので、舌を入れる。
抵抗するかと思ったけど、じっとしたままお互いの舌を求め合った。
唇から離れると、ユキは恥ずかしいのか、またオイラの肩に額を押し付ける。
その体制のまま、素早く手を浴衣の中に入れる。
「あっ、だめっ。」
.
あれ、ブラジャーに遭遇するかと思ったんだけど、ブラジャーがない。
浴衣ってブラジャーつけないんだろうか、何て良い物なんだ・・とか感動する。
帯に締められて窮屈な思いをしているであろうユキの胸に到着。
軽く手に力を込めると、
「んっ。」
またピクっと反応して、身をよじって逃れようとする。
すかさず、右手でユキを抱えると、その形の良い耳にキスをする。
「ひゃっ。」
思った以上の反応、さては弱点だろうか。
と、ここでこれ以上進むには、どうしても浴衣を脱がせる必要がある事に気付く。
オイラの左手がユキ首元から入っているものの、帯を緩めないと何も出来ない。
しかし強引に脱がせて浴衣が痛んでも可哀想だし、思い切ってお願いしてみる事にした。
「ユキ。」
「うん・・・。」
「浴衣脱いでよ。」
「バカ!!」
顔をオイラの肩にくっつけているものの、見えてる耳は真っ赤だ。
かわいいー
「ダメ?」
「ダメ!」
ユキの耳にキスをしてみる。
「やぁっ。」
「お願い。」
「Tちゃん、いつもこんな事してるの?」
「してないよ。ほら、昔は俺たち一緒にお風呂入ったでしょ。」
「幼稚園の時でしょ!」
話している間にも、左手が浴衣の中に隠れているユキの乳首を探し当てる。
人差し指で軽くこするように動かすと、
「あっ。」
と体を震わせる。
「ユキ、好きなんだ。」
思わず歯が浮く様な台詞を言ってしまう。
でも、その台詞に嘘は無かった。
自分でも不思議な感覚なんだけど、確かにユキには久し振りに会ったんだけど、何だかずっと前から好きだった様な気がした。
「うん、私もTちゃん好き・・。」
顔を上げたユキの瞳は潤んでいるっていうよりは、涙ぐんでいるようで、思わず、前線まで進軍していた左手を戻してしまった。
何だかユキとHしたいって言う感情より、大切にしたいっていう感情が強いと言うか。
でも、ユキ浴衣脱ぎ始めてるよ・・。
「明かり消してもらっても良い?」
「え、あ、うん。」
やだったけど、しょうがないか。
何だか浴衣を脱ぐ姿って、すっごいエロい。
慌てて自分も服を脱ぐ、
と言っても10秒しかかからないけど。
すぐにでも飛び掛かりたかったけど、丁寧に畳んでいるから、飛び掛かりどころがなかた。
着物を脱ぐと、ちょうどパンツ一枚の格好。
胸を手で隠しているけど、予想以上に大きい。
Dカップくらいだと思うけど、それまで帯で分からなかったので。
たまらなくなって、ユキに抱きつく。
女の子の素肌はすべすべで気持ち良い。
緊張していたせいか、夏だって言うのにオイラはちょっと寒くてユキの体温が心地いい。
その後、ゆっくりとキスをする。
さっきよりも長かった。
そのまま、ベッドに向かう。
ユキがオイラのベッドに寝るのは、11年振りだ。と言っても昔とは勝手が違うけど。
「ずっと好きでいてくれる?」
萌えました・・。
「うん、大好きだよユキ。」
何だかずっと付き合っている恋人同士のような気がした。
ユキの胸を隠す邪魔な手をどけて、形の良い胸を揉む。
ユキの耳たぶを軽く噛むと、
「あんっ、そこダメェ。」
と身をよじる。
それを弱点と言うのだよユキ。
耳から徐々に顔を下げていき、空いている方の胸に到着する。
何の前触れもなく、いきなり乳首をなめ上げると
「あっ・・んん・・。」
と感度良好であります、隊長。
お互い汗ばんできて、ユキの体からは花の様な香りがする。
そのまま手をさげていくと、ユキがキュッと手を掴んでくる。
でも手は止まりません!
そのままパンツを通って、窪みに到達する。
ユキの体がピクっと反応した。
と同時にユキの両足でロックされてしまった。
いでで。
「ユキ、体に力入れすぎだよ!」
「バカ・・・。」
苦しい時の耳だのみ。
またユキの耳を舌でくすぐっちゃいます。
「あんっ、だから、そこ、くすぐったいってばぁ。」
耳弱すぎ。
思わず足の力が弱まる。
足の間に自分の足を入り込ませる。
もう閉じさせません。
ユキのパンツに手を入れると、また足を閉じようとするのですが、オイラの足が入っているのでとじられません。
ユキのアソコはしっとりと濡れている。
指先でなぞると、
「やぁっ。」
と可愛い声をあげるユキ。
そのまま、ユキの乳首を舌で転がしながらあそこを指先でなぞったり、入れたりする。
「んっ・・。くぅ・・。」
滑りが良くなるユキのあそこ。
いよいよパンツに手をかけます。
「あ・・。」
恥ずかしいのか横を向き、足を閉じて隠します。
お互い全裸になると、またオイラはユキとHするんだなぁっていう不思議な気持ちになった。
机の引き出しからコンドームを取ってきて付ける。
ベッドの上で小さくなっているユキに声をかける。
「ユキ。」
「うん・・?」
「これからも一緒にいようね。」
オイラがそう言うと、ユキはにっこり笑って
「うん。」
と言ってくれた。
そしてもう一度キスをすると、ゆっくりとユキのあそこに自分の物をあてがう。
お互いのものが触れた瞬間、ユキはピクっと体を強張らせた。
抱きしめたまま、少しずつユキの中に入ってゆく。
ユキは暖かく濡れて迎え入れてくれた。
「ああっ・・。」
全部入れた後お互いに激しく唇を求める。
ゆっくりと、そして段々激しく腰を動かしていく。
あまりの気持ちよさに吹っ飛びそうになるのを必死にこらえた。
女の子にこんなに優しくHしたのは初めてかもしれない。
「んっ・・Tちゃん。」
オイラに必死にしがみついてそう呼ぶユキを見て、限界がきてしまいそのままユキの中に出してしまった。
正直、こんなに出たのは初めてかもしれません。
「あ・・・んっ。」
ユキはシーツをぎゅっと掴んで受け止めてくれました。
しばらくして自分の物をユキから出した瞬間、
「んんーっ!!」
とユキが身を反らせた後、小刻みに震えました。
こんなタイミングでユキがイクとは思いませんでしたが、かわいくて抱きしめました。
その後、オイラは寝たかったんだけど、そうもいかないのでユキを家まで送りました。
浴衣が上手く着れず、二人で焦ったのを覚えています。
別れる時に、
「ずっと一緒にいようね。」
と言ってキスをして別れました。
ずっと放置されていた、
ジグソーパズルが完成したような気がします。
小学校の時から、お互い好きだったんだろうかと、ふと思いますが、やはりそれは違ったように思えます。
今でもユキはオイラの大切な彼女です。