彼女の浴衣姿と子供の幽霊

2017/08/20

あれは、高校3年生の時でした。
高校最後の思い出作りに、僕と友人とそれぞれの彼女とで花火をすることになりました。
夕方6時に集まって、とある公園にいくことにしたのです。
その公園には、ほとんど明かりがありません。
遊具といえば鉄棒とブランコしかない小さな公園です。
昔はそこに幼稚園があったらしいのですが、村に過疎化が進んで廃園となり、公園だけが残ったといった寂れた公園でした。
僕と友人は、小学校の頃よくその公園に行って探検ゴッコをして遊んでいた場所だったのです。
が、中学、高校の頃には行かなくなり、懐かしさを探しにそこを花火をする場所として選んだのでした。
僕と友人は、懐かしさと彼女達の浴衣姿に浮かれ気分だったのですが、彼女達はちょっと怖がっていました。
その公園の雰囲気に・・・。
しかし、花火を始めたら彼女達も花火の明るさと綺麗さで怖さが無くなったのか、だんだんその雰囲気が楽しくなってきたようでした。
花火も大詰めとなって、最後にする花火といえば線香花火ということで、線香花火を楽しんでいたのです。
何本目かの線香花火に点火しようとすると、火がなかなか着かず、火を着けるのに一生懸命になっていると・・・ブランコの方から“ガタン”という音が・・・。
僕達はビックリしてブランコの方を見るとそこには何もいないのにも関わらず、ブランコがゆらゆらと揺れていたのです。
僕は、怖さを和らげるために「猫がいたんじゃね~の」とかいって気を紛らわせました。
ただ、やっぱり怖さを拭いきれなかったので、花火を後片付けして、そそくさと公園を後にしようとした時でした。
“キャキャキャ”と子供が無邪気に笑っている声が聞こえて来て、皆に僕が「今、笑い声聞こえた?」って聞くと・・・。
「お前じゃね~の?」と友人。
「え?あんな声で笑わね~よ・・・」って言うと皆、真顔になってその場から走って立ち去ったのでした。
明るい通りまで出て僕の彼女が、
僕の彼女「うわ~怖かった~・・・子供の笑い声だったよね?◯◯ちゃん」
友人の彼女「う・うん・・・皆聞こえたんだ?」
僕の彼女「怖かったから云わなかったけど・・・線香花火の時のブランコの時も・・・笑い声聞こえたんだ・・・」
僕と友人「ええええ!!マジ?」
友人「やべ~~・・・肝試ししたかったわけじゃなね~のによ~。ごめんな~◯◯」
友人は、少し涙目の彼女を気遣っていました。
僕「ま~気のせいだべ!雰囲気があんなだったから怖い気持ちが先行しただけだべ」
皆で「そうだよね~」って言い合って、僕等は怖さを払い退けようとしました。
友人「◯◯が怖がってるから・・・送ってくわ」
僕「お~わかったよ、んじゃ~また明日な~」
・・・と云って、友人とその彼女と別れました。
僕と彼女は友人を見送り、僕が彼女に「んじゃ~俺等も帰るか~」っていうと、彼女が「怖いから・・・もうちょっと一緒にいよう?」って云ってきた。
僕「おお。んじゃ~バイト先でも行って◯◯からかいに行くか?」
彼女は「せっかく浴衣きてきたのになぁ~」といって僕の上着をひっぱり、「ねぇどう?」って聞いてきた。
薄いオレンジ色地に朝顔柄の浴衣が彼女の白い肌を更に白く引き立たせて、ピンクの帯がとても似合っていて・・・。
自分の彼女の可愛さを友達に見せびらかしに行きたかったからバイト先に誘ったのだけど、「ねぇどう?」って聞く彼女の仕草と、走ったことでちょっと汗が出た襟足がとってもセクシーでムラムラ~っときてしまったのでした。
僕「綺麗だよ、すっごく。あいつらにこんな綺麗な“彼女”の姿見せるのはもったいねぇ~か・・・。んじゃ~どうっすかなぁ~・・・もっとよく見たいしな」
彼女は「・・・うん」と、頷いた。
僕は、もう行くしかね~な!!と思い、原チャリに彼女を乗せ、村はずれのラブホまで走りました。
ぴっとりと背中にくっつく彼女の鼓動が背中に伝わって、すごいドキドキしているのが分かって、僕まで緊張してきてあっちのほうもそれだけで緊張していたのです。
ラブホについて、受付のおばちゃんに高校生だとバレないように部屋の指定をして、彼女の手を引っ張って部屋にそそくさと入りました。
部屋内が紫色に染まっていて・・・僕は、自分が緊張してるのを見破られないようにと、ちょっとはしゃいで見せてベッドにダイブしました。
彼女は、そんな僕をみて可愛らしく笑って「中学生みたいだよ・・・」と。
彼女は、当時の鈴木杏樹に似ていて、大人びた雰囲気を持っていたのです。
そして、ベッドにそっと座って・・・
「あのね、今日ね、ちょっとお化けに感謝しちゃった、怖かったけど・・・。◯◯君と、今日はね、2人きりになりたかったんだ」
「◯◯君いっつも“友達君”と一緒に行動なんだもん・・・」と、うるうるした目で見つめられて、僕はもう・・・心臓が張り裂けるくらいに最高潮にエロパワーが炸裂し、彼女を抱きしめた時でした。
ベッドの頭のところにおっきな鏡がついていたのですが・・・僕は見てしまったのです。
浴衣を着た女の子が・・・鏡の中から僕をじっと見ているのです。
彼女には見えていないと思い、僕は、幻覚だ!これは幻覚だ!!と心に言い聞かせ、彼女に悟られないようにとしたのですが・・・。
次の瞬間・・・。
彼女が「お・お・・・お風呂に・・・だれか・・・いる・・・」と小声で云うのです。
僕は振り返り、擦りガラスのお風呂の方を見ました・・・。
すると、花火をしていた時に聞こえた“キャキャキャ”という笑い声が聞こえ、その後“お・にぃ・ちゃ・・・ん”“あ゛そ・・・ぼ~”って聞こえた瞬間、玄関のドアが“バタンッ”と音をたてたのです。
僕達は、怖さもあいまって・・・たぶん5分くらい動けず、抱き合ったままでいました。
僕「あのさ・・・なんか・・・居たね・・・ちっちゃいのが・・・」
彼女「いた・・・よね」
僕「見えたよね?」
彼女「うん・・・」
僕「ハ・ハ・・・ハハハ・・・あの、受付のおばちゃんの子供だべ・・・」
彼女「・・・そう・・・かな。出て行ったね・・・」
僕「こういう・・・サービスも・・・あるの・・かな?ハ・ハハ」
彼女「怖いから・・・もっとギュっとして・・・強くギュッと」
僕「う・・うん」
彼女の身体がブルブルしてたので、僕は強く彼女を抱きしめて二人で怖さを和らげようと・・・その場から逃げ出したくても動けず・・・ただただ抱き合うだけでした。
だけど、そんな事が起こっても、抱き合っていると彼女から良い匂いが香ると・・・怖さなんて感じなくなっている自分がいました。
僕「なぁ?すごいドキドキしてない?」
彼女「してる・・・お化けみたいなのでるし・・・はじめてだし。わたし、なんか変なの・・・怖いから早くここから出たいけど・・・でも、このまま居たい・・・。変な感じなの・・・」
僕「俺も・・・」
僕は、彼女の白い首筋に軽くキスをしました。
彼女が吐息を漏らして・・・そして、彼女の柔らかい唇にそっとキスをしました。
彼女「今日は・・・はじめてづくしで・・・◯◯君と居ると、退屈しないね」
僕「お化けは・・・僕の仕掛けじゃないけどね・・・」
彼女「忘れられない記念日になるね」
僕「浴衣脱がすの勿体無いけど・・・」
彼女「また、後にゆっくり見て」と言って彼女のほうからキスを返してきました。
僕は、浴衣の脱がし方が良く分からなかったので、彼女の背後に回って胸元から手を入れました。
ブラジャーをしていないのに凄く興奮してしまって・・・。
僕「浴衣着るときって・・・あの・・・ブラジャー着けないの?」
彼女「普通はたぶん・・・着けると思うけど・・・。今日は特別だから・・・」
彼女の胸は、柔らかく、なんだか触っているととっても心地良くて・・・。
脱がし方が分からない僕を気遣ってか・・・彼女がゆっくり立ち上がって帯を解き・・・浴衣が肌蹴てお風呂に向かおうとした彼女でしたが・・・。
突如、僕の腕を掴んで、
彼女「怖くて・・・独りで・・・お風呂に行けない。一緒に行くの恥ずかしいけど・・・」
僕「一緒に行く?」
彼女がコクリと頷く姿がとても愛らしく、はだけた浴衣が妖艶で、制服姿しか見たこと無かった彼女が今、はだけて見えそうな胸を隠しながら一緒にお風呂に向かっている事が信じられない・・・。
ギンギンになったちんこを見せるのが恥ずかしかったけど、裸同士になったら緊張感がスーッと取れて、彼女も笑顔を見せてシャワーを浴び、彼女の素肌を流れる水が凄く綺麗で感動しました。
二人で洗い合って拭き合ってじゃれ合いながらベッドへ戻って・・・彼女の綺麗な胸にキスをしました。
そして、お腹にキスをして、太ももにキスをした時・・・
彼女「あんまり・・・見ないで・・・恥ずかしいよ」
僕「お風呂で見たじゃない・・・僕のも見たでしょ」
彼女「でも・・・」
彼女のあそこはとっても熱くなっていて・・・触ると・・・ピクッと腰が動きました。
僕「あったかいね」
彼女「ずるいよ・・・」って言って、僕のちんこを触ってきました。
彼女が「・・・いいよ」って言うので、ゆっくりと彼女のあそこにちんこを擦り付けてみました。
彼女「・・・ッグ」
僕「怖い?」
彼女「チョットだけ・・・でも、大丈夫」
彼女の足が強張ってるのが分かって・・・。
怖いんだろうなぁ~と思ったので、僕も怖かったので唇にキスをしました。
そして、初めて彼女と一緒になったのでした。
とても熱くてきつく…

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