京都の同級生とその彼氏達、およびその友達と俺2

2021/08/13

精魂尽き果てた俺がおきると、I本さんは横にいなかった。
浴衣はきちんとたたまれて置いてあるし、バックもあるので帰ったわけではないようだ。
時計を見るともう11時。
しばらくするとスーパーの袋を下げたI本さんが帰ってきた。
「あ。おきたんだ。何か作ろうと思ったんだけど、冷蔵庫空っぽなんだもん(笑)」
「あ。すいません・・。」I本さんは、袋からスパゲティやたまねぎや挽き肉やらを取り出しながら、でもおかしいよね、と笑いながら台所の下の戸棚を空けてエプロンを取り出した。
「なんでエプロンだけあるの?森君もしかして彼女いるのかなあ(笑)」
「あ、それは、、こっぱずかしいけど学生の時、母親が下宿に来た時料理を作ってくれたんですけど、そのとき近所で買ってきた奴です」何か情けないエピソードだったけど、I本さは、ふうんと言って料理を始めた。
スパゲティミートソースはとても美味しかった。
I本さんはお父さんを高校の時になくして、お母さんは色々忙しいので、お兄さんの食事をずーっとつくっていたらしい。
「色々忙しい?仕事でですか?」
「うん・・仕事もあるけど、いろいろ、、」何か言いにくそうだったので、俺はそれ以上聞くのをやめた。
その日は宵山だったので、うちの会社からも夕方から近所の鉾に手伝いを出すことになっている。
二等兵の俺は当然出勤だ。
I本さんはエプロンをつけて食器を洗ってくれている。
上はノースリーブのキャミソールに白の半袖のボレロカーディガン、薄手のスカートから綺麗な脚が見えている。
俺はシャワーから出て体を拭きながら、I本さんを後ろから見ていると、どんどん興奮してきた。
昨日びっくりするような高い声を出していたI本さんを思い出して、もうたまらなくなり、後ろから抱きついた。
バスタオルを巻いただけなので、俺のえらい事になっているモノは人目で分かってしまう。
「ちょっと・・。森君・・。会社行かなきゃ行けないんでしょ?・だめだよ・・」
「まだ大丈夫ですよ・・。なんか・・こんなになっちゃって・・。後姿いろっぽいですよね・・」と言うと、、俺は後ろ手にモノを握らせた。
昨日の夜から俺も少し大胆になってきている。
「もう・・・。」俺のモノを握りながら、I本さんは困っている。
「どうしたらいいの?もう服着ちゃったよ・・」
「その、、エプロンって何か。口とか、、、へんなこといってすいません」I本さんは少し考えていたが、そのまま俺の脚元に膝まついた。
俺の方を見上げお願いがあるんだけどな、といった。
なんでしょう?と俺が聞くと、「I本さんっていうのやめない?ナルミでいいよ・・。そっちの方が嬉しいな」
「わかりました・・。じゃあナルミさんで・・」
「さんはいらないんだけど、、まあいいや」ナルミさんはゆっくり口をあけ、俺のモノを柔らかい唇で咥えてくれた。
ベッドに行かずにここで、ってところが壺をついてるよなあ・・。
俺はなんとなく分かってきたナルミさんの経験豊富さを少し感じた。
昨日からいきなり上手くなったような感じなのだが、ナルミさんの舌が俺のモノに絡みつく。
彼氏にもやってるのかな・・。
不規則に動くI本さんのつむじと、エプロンに包まれた大人の体を見下ろしながら、俺はもう限界に達しそうになってきた。
俺はナルミさんを止め、ダッシュでベッドに行きゴムを装着、どうしていいかわからないようなナルミさんをそのまま流しに手をつかせて後ろから突っ込んだ。
夢の立ちバックだ。
ナルミさんは少しいやいやをしたが、少し脚をひらき俺を受け入れた。
俺はI本さんの細い腰をつかみ腰を振りまくった。
断続的にナルミさんは声を上げている。
俺が突くたびに髪が揺れる。
このシチュエーションに興奮しすぎて、俺は早撃ち気味に終わってしまった。
荒い息をしながら、ナルミさんは、恥ずかしいな、、とつぶやいた。
結局2時半に家を出るまで、ベッドでもう1回ナルミさんの体を喰い散らかした。
その夜の鉾の留守番やお茶の支給は、ぼーっとしてほとんど使い物にならなかった。
罰として上等兵の先輩に終わったあと死ぬほど飲まされ、次の巡行まで鉾の横で寝ることになった。
祇園祭りから一週間後、ナルミさんから電話があって、週末にヨシコさんたちとバーベキューをするからこない?と誘われた。
なんとなくなしくずしに付き合ってることになってるような・・俺はそう思ったが、他に用事もないので、行きますと答えた。
俺の方も段々ナルミさんの、酷い言い方だけど、体が好きになっていた。
当日の朝、ナルミさんか電話があって、急に用事が出来たので遅れていきます。
ヨシコに携帯教えたから迎えに来てくれると思うけど、それでよかった?といって来た。
俺も遅れていきますよ、というと、なんかね、一杯お肉もビールも買ったから、森君は始めから来ないと駄目!って言ってるの、なるべく急ぐから先に言っててくれない?と頼まれたので俺はそうすることにした。
京都駅で拾ってもらい、琵琶湖に向かった。
車の中で、ナルミさんの用事ってなんですか?と聞くと、H本さんとヨシコさんは顔を見合わせ、うーん、あとで説明するよ、といった。
俺とH本さん、ヨシコさんの他に何人か初めて会う人が来ていた。
短大時代の友達や、ヨシコさんやH本さんの地元の友達らしかったが、俺は営業マンの端くれとして頑張って会話に参加した。
帰りも運転しなければいけないH本さんは、スタートダッシュでビールを飲みまくり、横になって寝てしまった。
ヨシコさんが顔を真っ赤にしながら俺の横に座って話しかけてきた。
今日ね、ナルミ彼氏と会ってるんだよ。
へえ、そうなんですか・・。
俺は少し驚いたが、まあ彼氏の方が大事ですもんね、俺なんて連れてこないで、彼氏連れてきたらいいのに、と言った。
ヨシコさんは俺を小突いて、そーゆーこというかねこの人、といい、ワンカップを飲み干した。
「なんかね、急に今日休みになったからって電話があったんだって。ナルミもさっさと別れたらいいのに、ぐずぐずしてるからなあ、、あのこ」と「っていうか、俺が会ったりしていいんですかね?」
「いいんじゃない?台所で立ちバックでやっちゃう人がそういうこと言うかなあ」俺はキャベツをつまらせそうになり、そんなことまで話してるんですか!と聞いた。
「あ、誤解しないでね、。私がエロ話だーーいすきだから、根掘り葉掘りきくのよ、うん。あのこ聞かれたらなんでも話さなきゃいけないと思ってるし。」俺も少し酔ってきたので、思い切って聞いてみた。
「なんか言ってました?わがままだとか、強引だとか、彼氏より下手だとか、、」ヨシコさんは、ニヤニヤ笑いながら、分かってるくせにい、といい、「始めはなれてなくてかわいいなっておもってたけど、今はいかされちゃうってさ、ほかでも遊んでるんじゃないかなあって言ってたよ」俺は優越感に浸りながら、でも、彼氏がいる人に、駄目ですよね、と答えた。
「ナルミが彼氏を連れてこないのは、詰まんない人だから合わせたくないんだって。前の彼氏と長かったし、森君は仕事で忙しいみたいだから、合コンで紹介された人に言われて付き合ったけど失敗したかなあって、そればっかり」というと今度は缶チューハイを飲み始めた。
ヨシコさんの携帯が鳴り、あ、ナルミだと言うと、しばらく話した後H本さんを蹴り飛ばして起こして、近くの駅まで迎えに向かわせた。
7時ごろまでバーベキューは続き、その後なぜか俺のマンションまでH本さんとヨシコさん、そしてナルミさんが転がり込んで(俺も結構酔っ払っていた)夜中まで飲んで騒いで、電車の時間が無くなり、ナルミさんを残して二人は帰っていった。
シャワーを浴びて、俺のTシャツを着たナルミさんと二人で寝た。
今日はやめておこうと思ったのもつかの間、俺は我慢できずにナルミさんにのしかかった。
されるがままに裸にされたナルミサンだが、俺が胸にしゃぶりついて、ゴムをつけてぶち込もうと脚を開くと、体を逃がして、ごめん、、今日は、できない、と謝った。
あ、その、あの日ですか・と俺が聞くと、首を振って、違うけど、、と口ごもる。
俺がモノをおったてたまま動きを止めていると、同じ日に、、二人なんて、、やっぱり・・、というとシャツを着ようとした。
「あ、、そっか、、琵琶湖に来る前、彼氏と、ですか?」
「ごめん・・・」
「いや、謝ることじゃあないですけど」俺は段々興奮してきた。
この体を今日楽しんだ奴がいるわけだ。
まあ彼氏だから当然だけど。
俺は胸を触り続けて、あれですか?彼との方がやっぱりいいんですか?と意地悪なことを聞いてみた。
酔ってたってことにしてください、こんなバカなことを聞くのは。
「・・・・べつに・・」ナルミさんは答えなくなさそうだった。
当然といえば当然だけど、俺は畳み掛けて聞いてみた。
「そういう風にするんですか?俺と違うんですか?上手なんですか?」
「上手じゃないよ、、そういうの良くわからないけど、自分では今まで付き合った女の子は皆いかせたって自慢してるけど・・」
「ふうーーん。モテル奴なんですね。かっこいいんですか?」ナルミさんは、もう寝よ?ね?と嫌そうだったが、俺は図に乗って聞き続けた。
「今日は何回したんですか?2回?3回?」
「そんなにしないよ・・。仕事で疲れてるんだって・・。じゃあ家で寝てればいいのに急に会おうなんて・・」
「じゃあ、1回はしたんですよね?」俺はもう止まらなくなって、ナルミさんからTシャツをとりあげ、押さえつけた。
ナルミさんはもう抵抗しなかった。
俺は今日の昼間、知らない男に突っ込まれているナルミさんを想像しながら、彼女の両手を上に上げて押さえつけ、腰をねじ込んで一気にぶち込んだ。
いつもより意識して乱暴にしたのかもしれない。
俺のモノが入る瞬間、ナルミさんは短く悲鳴を上げたが、俺の腰がスピードをあげて動き出すと、しだいに高く、甘えたような声で鳴き始めた。
あ、、んん、、押さえつけた両手の間で、ナルミさんの綺麗な顔がゆがんでいる。
俺は無意識に腰をねじるように奥まで付くと、彼女は顔をそらせて高い声をあげ、俺の腰を白い脚で挟み、下から細かく腰を動かし始めた。
その動きにますます興奮して、俺はスピードを速めた。
彼女は潤んだ目で俺を見つめ、隣に聞こえるんじゃないかと思うような声であえぎ始めた。
1回ゴムの中に大量に出した後、俺は納まらずに再びゴムをつけ、彼女の体を裏返しにすると腰を掴んで後ろから入れた。
彼女の細い肩を後ろから掴みながら俺は聞いた。
「彼氏ともバックでするんですか?今日もやったんですか?」
「し・ら・ない・・。」
「教えてくださいよ・・」
「・・好きみたい・・うしろから・・私いやなんだけど・・・」俺は興奮して、スピードをさらに速めて、最後にゴムをはずして彼女の背中に発射した。
だめだよね。
こういうことって・・・。
彼女はうつぶせになって、背中を上下させながらつぶやいた。
それから2週間ほどたった8月の始め、休日出勤が溜まっていた俺に、平日に代休を取るように命令が下った。
なにげなくそのことをナルミさんに話すと、その日私も休むから、どこかドライブに行かない?と誘ってきた。
彼氏を持ったナルミさんとダラダラ体の関係を続ける、そういう状況になんとなく気楽さと優越感を感じていた俺は賛成した。
海に行きたいんだけど、、日焼けしたらばれちゃいそうだし、と言うので、俺たちは岡山まで鍾乳洞を見に行くことになった。
先輩の車などでトレーニングを積ませてもらった俺の運転技術は、驚くべき上達を見せ、その日も中国道に無事乗る、という快挙を成し遂げた。
車は彼女のものだが。
その日の彼女は、黄色をベースにした花柄のワンピースで、ノースリーブなので、細くて白い肩が見え、大きく背中が開いている。
俺は既におったっていた。
「今度ね・・彼氏が一泊で白浜に行こうって・・。あの人の運転乱暴だから嫌なんだけどな・・」と彼女が助手席で、魔法瓶からお茶を飲みながら言った。
彼女は早く起きてお弁当まで作ってきてくれたのだ。
「いいじゃないですか。俺みたいな高速で90キロでしか走れない奴より」彼女は、俺にお茶を渡しながら、そのほうがいいよ、別に急ぐわけじゃないし、前の車を煽って走るより全然いいよ、と言った。
俺は彼女から、彼氏の悪口を聞くのが楽しくなっていた。
人間としては最低かもしれないが、「寝取っている」という感情はなんとも言えず気持ちよいものだった。
「それに、白浜ってあんまりいい思い出無いんだよなあ」俺が、どうしてですか?と聞くと、前に付き合っていた人に連れて行かれて、私がサーファーの人に声を掛けられたのを見て、すごく怒って殴られたんだよ、ひどいでしょー、といった。
グーで殴るから跡が残って、お母さんには怒られるし、大変だったんだよ、と話した。
前にも話したとおり、俺はこの年になるまで女性と付き合ったことが無く、女の人が考えていること全てに興味があった。
ナルミさんみたいに親しくなった人は初めてだったので、ナルミさんみたいに俺とは明らかに周囲の違った世界で生きてきた女性が、男の人とどういう付き合いをして、どういう経験をしてきたのかが純粋に興味深かった。
「殴るんですか?わからないなあ。」
「結構周りにいたよ、彼氏に殴られてる友達。同じクラスのマスモトさんって覚えてる?」マスモトさん・・ああ、体操部の?、と俺は後ろから来た車に抜かれながら前をむきつつ返事をした。
連れのヤマグチがものすごーく好きだった子だ。
髪の長い派手な感じの。
そうそう、あの子と仲良くてね、高校くらいまで良く遊んでたんだけど、4人で遊びに言ってた時、工業にいってるマスモトさんの彼氏がいきなりか彼女をけったりして・・「ふうん・・。」俺は部活と勉強しかせず、男とばっかりつるんでいた高校時代を思い出して、少しブルーになった。
気を取り直して、白浜に行ったときはもちろん泊まりですよね、と聞いた。
「そうだよ。そこでも旅館の人に怒鳴り散らすし、夜は夜で、、」
「夜は夜で?」
「・・・・・・」あのこは聞かれたらなんでも話す、ヤスコさんの言葉を思い出して俺は質問を続けた。
夜ですか?なんですか?縛られたとかですか?「・・混浴の大きなお風呂があってね・・夜中に連れて行かれて・・」彼女はそこで話をやめた。
俺は、教えてくださいよ、俺はですね、今ナルミさんのことなんでも知りたい年頃なんですよ、と彼氏でもないのに調子のいいことを言った。
「うん・・。おじさんがね、一人入ってるのにお風呂のなかで無理矢理、口でさせたり、、死んじゃいたかったよ、恥ずかしくて・・」ひどいですね・・俺はそう言いつつも、もうどうしようもなく興奮していた。
平日の鍾乳洞は閑散としていて、俺たち二人のほかに殆ど客はいなかった。
段差が結構旧で、降りるときに彼女は俺にしがみつき、俺の腕や腰や足に彼女の体があたり、俺の興奮はピークに達していた。
さっき聞いた話もそれを増幅させた。
奥まったところで俺は彼女に抱きつき、立ったままキスをした。
彼女は少し驚いたようだが、特に抵抗せずに受け入れた。
俺が胸をさわり、脚を触り始めると、だめだよ、人がくるよ・・と体を動かしたが、俺はもう止まらなかった。
大丈夫、こっちからはあっちからくる人はすぐわかるし、誰もこないですよ、と言い、俺はジーパンの上から激しくおったっているものをさわらせた。
「我慢できないの?」
「ここでしたいんです。ナルミさんの今日の服、滅茶苦茶色っぽいし・・」彼女は黙っていたが、俺はベルトをはずしてトランクスを下げた「だめだよ・・」
「でも、、」彼女は、もう、、と少し俺を睨んで、そのまましゃがんで俺のモノを咥えてくれた。
上から見下ろすと、彼女の青のブラがかすかに見える。
ナルミさんはすっかり俺のポイントを覚えたようで、よだれを口の中にたくさん溜めながら、括れの部分に舌を這わせてくれる。
俺の目の前には、自然の作り上げた地底の神秘がひろがっているが、俺の感覚はモノに集中しているので良く見えない。
彼女は時折俺を見上げながら、柔らかい唇ではさんだ俺のモノを、温かい口の中で舌を絡めながら頭を小刻みに動かしている。
俺はしばらく楽しんだ後、彼女をたたせ、ポケットのゴムを彼女に渡した。
彼女は黙ってゴムを取り出し、俺のものにかぶせてくれたあと、本当にここでするの?と聞いた。
俺は答えず、彼女を立たせて岩に両手を付かせると。
ワンピースを巻くりあげ、下着を降ろしてそのまま後ろから一気に入れた。
あ、と背中をそらせて彼女が声を上げる。
以外に声が響いて俺は少しあせった。
彼女も同じように思ったようで、声を上げないように必死で我慢している様子だったが、俺が腰の動きを早めると、我慢できずにだんだん大きな声を上げ始めた。
俺は後ろから彼女の口を左手でふさぎ、腰を出し入れした、彼女は俺の手のひらを軽くかんで、必死でこらえていた。
彼女の白い背中を見ながら、俺はゴムの中に発射した。
ちょうどその時人がくる音が聞こえ、慌てて後始末をして、鍾乳洞を出た。
彼女の顔は少しほてっているようで、ものすごく色っぽかった。
夕方ごろ彼女に家に着いた。
そのまま電車で帰ろうとしたが、今日お母さんが泊まりで外に出ているし、少しあがっていかない?といわれたのでお邪魔することになった。
彼女の家はJRと阪急の間にある、古ぼけた団地だった。
家に入ると彼女は、お部屋掃除してくるからちょっと待ってて、といい、俺はダイニングの椅子に座って待つことにした。
お父さん亡くなったのに、仏壇がないなあ、と見回していると、関西ではしばしば見かける三色の旗と、良く見る新聞や本が目に入った。
台所のカラーボックスの上に並べている、とても有名な「革命」の本をぱらぱらと見ていると、彼女がジーパンとキャミソールに着替えて部屋から出てきた。
俺は生まれて始めて、妹以外の女性の部屋に入った。
4畳半くらいの部屋にはぬいぐるみがたくさんあり、妹は決して読まない女性雑誌がたくさんあり、俺が心の底からバカにしている「ハリー○ッター」と「だから、あなたもうんちゃらかんちゃら」だけが本棚においてあった。
彼女が入れてくれた紅茶を飲みながら、ベタだがアルバムを見せてもらった。
ところどころ抜いてあるのは昔の彼氏の写真なのだろうか。
「見たいんですよね・・。昔の彼氏の写真とか」と俺が言うと、もうほとんど捨てちゃったよ、と言う。
一枚くらい見せてくださいよ、と頼み続けると、彼女は押入れからクッキーの箱のようなものを出して、笑わないでね、と言って見せてくれた。
今より眉毛が太いナルミさんと、茶髪で細身の、黒っぽい服を着た彼氏が写っている写真が何枚かあった。
遊んでそうな奴だなーという印象だった。
「今の彼氏ですか?」
「ううん。前の人。今の人はこれ」そいつ以外に、何人か別の男と写ったツーショットの写真が何枚かあった。
どの男を見ても、俺とはまったく毛色の違った連中だった。
中学のアルバムを二人で見ていると、クラスのグループ写真があった。
眼鏡を掛けてボサボサの頭に、タックの入っていないサージの黒ズボンと、きっちり上までボタンを上まで締めて、白いカラーをつけた俺が、同じようにイケてない男どもと写っていた。
彼女は、ルーズソックスに少し改造を加えたようなスカートをはき、中学生のクセになぜか茶髪でエリをあけ、タックが2、3本入ったズボンをはいた何人かの男や派手な顔立ちの女子と移っていた。
ピースまでしてる。
改めて、あのときの俺と彼女との距離を感じた。
「恥ずかしいねー。でもこのときは全然しゃべったこと無かったんだよね。不思議だよねー」
「そうですね。どっちかっていうと、俺たちのグループバカにしてませんでした?」彼女は、そんなことないよ、と言うと顔をくっつけ、森君のグループって皆頭良かったし、というと、なつかしいねーといいながらページをめくっていった。
ごはんたべていく?たいしたもの作れないけど、と彼女が俺の方を見た。
俺はうん、といいながら彼女にキスをして、そのままじゅうたんに押し倒した。
さっきしたばっかりなのに、、と抵抗をしないで彼女が押し倒されるがまま少し笑った。
「自分の部屋だと・・なんかへんなかんじ」
「俺以外にも、、この部屋で、、あるんですか?」キャミソールを脱がしながら、俺は息を荒くして聞いた。
「なんでそういうことばっかり聞くのかな・・。1回もないよ・・」
「キスとかは?」
「・・・高校のとき・・でもまだおにいちゃんが家にいたし・・それだけ・・」そうですか・・俺は彼女を裸にして二人でベッドに入った。
ごはんは?と聞く彼女に、あとでいいです、といいながら、彼女に覆いかぶさった。
ベッドが古いのか、俺が腰を打ち付けるたびに、ギシギシ音がする。
ナルミさんは俺の背中に腕を回して、時折もう聞きなれた甘い声を上げる。
中学の連れに話したら、うらやましがるかなあ、、俺はそんなことをおもいつつ、腰を振り続けた。
9月に入った土曜日の夜、休日出勤をしたあと先輩のとの激しい打ち上げを終え、、ふらふらになりながら東大路を北に向かって歩いていると、スーツの内ポケットで携帯が鳴った。
ヨシコさんだった。
「もしもーし。今どこにいるのー」酔っ払った声が聞こえてきた。
仕事終わって家に帰るところです、と答えると、もう12時だよー、エリートは遅くまで頑張るんだねー、といい、これからのまなーい?と言い出した。
H本さんも一緒ですか?と聞くと、あんな奴しらなーい、といい、今から森君の家に行くから酒買っといて、と、とんでもないことを言い出した。
「ちょ、ちょっとまってくださいよ。俺今一人ですよ。」
「そうなんだー。そっかあ。ナルミは彼氏と旅行だもんねー。あ、いっちゃいけなかった?」
「知ってますよ。白浜でしょ?」
「なんだ知ってるんだ。じゃ、あと10分で行くからよろしくー」というと勝手に電話を切った。
急いで家に帰り、AVなどを押入れに放り込み、酒とつまみをコンビニで買っていると再び携帯が鳴った。
「もりくーん。場所わかんないんだけど」
「今どこですか?」俺は金を払いながら聞いた。
「えっとねえ、この前きたから分かると思ったんだけどなー。あ、、ダム女が見えた・・」
「そこからすぐですよ。とりあえずそこで待っててください。俺行きます」チャリンコで迎えに行くと、ヨシコさんがタバコを吸いながら自動販売機の前でビールを買おうとしていた。
「あ、もりくーん。こいつ売ってくれへんねん。むかつくやろー」かなり酔ってらっしゃる。
もう11時すぎましたからね、どうしましょ、タクシー呼びましょうか?と俺が聞くと、何言ってるのよ?森君の部屋で飲むっていってるやん、といい、勝手に自転車の後ろの席に乗り込み、ゴー!と叫んだ。
洛北の夜は静かなので、ヨシコさんの声は響き渡る。
俺は慌てて自転車をこぎ、マンションに向かった。
背中にヨシコさんが密着して、大きな胸が当たる。
部屋に入ると、ヨシコさんは上に着ていたカーディガンを脱ぎ捨て、赤のキャミソールとくるぶしまである白いパンツスーツだけになると、どっかと床に座り、俺が買ってきたビールをあけ、かんぱーい、と言うとぐびぐび飲み始めた。
胸元からちらちら黒のブラが見える。
髪を切ったヨシコさんは、俺が大学時代に日本橋まで行ってビデオを集めた、黛○キというAV女優に良く似ている。
長身でスタイルが外人っぽいのもそっくりだ。
俺は目のやり場に困りながら、ビールをあけて付き合った。
事情を聞くと、H本さんが浮気をしたらしい、それもヨシコさんも知ってる人とだと言うことだ。
大喧嘩をして河原町で友達呼んで飲んでいたが、どうにも収まらず、かといって家に帰るのも嫌だったらしい。
「ヨシコさんなら友達多いんだし、他にいなかったんですか?」と聞くと、なによ、嫌なの・共通の知り合いが多いから、あいつの話をするのもうっとおしいのよ、といい、買ってきたピーナッツをばりばり食べ、タバコを吸った。
禁煙なんだけどな・・。
「それにさ」彼女はあぐらをかきながら「森君やさしーんだもん。聞き上手だし」というと、声のトーンを変えて、迷惑だった?と色っぽい声で聞いてきた。
いや、明日休みだし大丈夫ですよ、と俺は答えると、テレビをつけた。
「あのさ、ナルミが彼氏と旅行行くの知ってたよね・嫌じゃないの?」ちょっとペースを落としたらしく、ウーロン茶を飲みながらヨシコさんが聞いた。
「付き合ってるわけじゃないし・・。どうでしょうね」
「でもさ、多分今頃ナルミ彼氏とやっちゃってるよ。なんかさ、おっさんみたいなエッチするんやって。指でいじくりまわして、べちゃべちゃ体中を嘗め回して・・」エロ話をする時のヨシコさんは本当に嬉しそうだ。
「本当に・・なんでも話すんですね、ナルミさん」
「私がひつこく聞くからねー。でもさ、入ってくるのがほら、」とヨシコさんはタバコを持ち上げて、「こんなのじゃねー」と言うとケラケラ笑った。
「この前爪楊枝って言ってませんでした?まあいいや・・。あのですね、変なこと聞きますけど、女の人って、その、大きさって関係あるんですか?」お、のってきたやん、と彼女は二本目のビールを空けると、大きけりゃいいってもんじゃないけど、森君のものはものすごーくきもちいいってさ、とまたケラケラ笑った。
「そりゃどうも、いたみいります」俺は二本目のビールを開けた。
目の前にヨシコさんの大きな胸の谷間がちらちら見える。
「あのこもねー。昔っからつきまとわれるタイプっていうか、断れないっていうか、弱いって言うか、さっさと彼氏と別れればいいのにね」とヨシコさんは、缶ビールをぶらぶらさせながら話を続ける。
「なんでナルミと付き合わないの?あのこ森君に言われるの待ってるよ?」痛いところを突かれたが、彼女との間に感じる微妙な違和感を上手く伝える自信がなかったので、黙っていた。
「ま、いいけどさ。森君も勝手ってことやんな、あーやだやだ」というと、黙ってしまった。
俺が困っていると、体がベトベトする、シャワー貸してくれへん?と言い出した。
まじすか?でも、俺着替えないですよ、というと、Tシャツでいいよ、といってズボンを脱ぎだした。
ちょ、ちょっと待ってください、俺、H本さん怖いですよ、と止めたが、「別に変なことせえへんかったらええやん、二人で黙っといたらわからへん」というと、ユニットバスに入り、シャワーの音が聞こえてきた。
ヨシコさんは背が高いので、俺が貸したTシャツから陽に焼けた脚がほとんど付け根まで見えてしまう。
ジャージもありますよ、といっても、暑いからいい、といってそのまままたビールを飲みだした。
俺もシャワーを浴びて、こそこそとユニットバスの中で短パンとTシャツに着替えて出てくると、彼女は頬ずえをついてタバコをすいながらビールを飲んでいた。
「あのさ」いきなり話しかけられ、はい、なんですか?と答えると、「つまり森君はフリーなんだよね。私もあのバカとはもう別れるからお互いフリーなわけやん」
「そうですかね?」変な沈黙が続いた。
「立ちバック好きなんだって?」俺が笑ってごまかしていると、口でしてもらうのも好きらしいやん、とエロ話をやめようとしない。
「私はバックが好きやねん。ベッドの上でお尻を上げてると、動物になったみたいやん?」俺は当然おったっていた。
でもしかし、さすがにまずいだろう。
彼女は笑いながら、ベッドに上がって微妙に脚をひろげ、俺を見ながら、「あのバカが他の女としてるんだから、私もやって良いってことだよね」とどう考えても誘っているようなことを言い出した。
俺は立ち上がってベッドに上がり、そんなこというと、俺我慢できなくなりますよ、よつんばいになってにじり寄った。
ヨシコさんは俺のモノをトランクスの上から軽く握り、「準備オッケーやん・・・。ホント、、すごく大きいんやね・・」と口を半開きにしてというと、片手を俺の肩にかけて顔を近づけた。
俺はそのままキスをして、押し倒した。
少しタバコのにおいがした。
Tシャツを脱がせ、ナルミさんよりかなり大きな胸にしゃぶりついた。
指をヨシコさんの黒の下着の中にもぐらせると、そこはびっくりするくらい濡れていた。
「ん、、、」ヨシコさんは、さっきまでの男っぽい声とはまるっきり違う声をあげ、俺のトランクスを片手で脱がせた。
そのまま指を俺のものに回し、マジですごいやん、、とつぶやいた。
「ね・・。ナルミがいってたけど、あんまり経験ないんだって?」あ、、はい・。
俺はヨシコさんの冷たい指が気持ちよくて、少しかすれた声で答えた。
「でも、、ん、、なれてるやん・・あ、、そこ気持ちいいかも、、」俺はヨシコさんの仲に入れた指を細かく動かしながら、「その、、最近立て続けに・・」
「そっか、、ん、、ナルミの指導がいいのかな・・・」ナルミさんとヨシコさんの出た短大は、俺たちバカで女にまったく縁のない男どもの間で、「床上手の女が多いらしい」というまったく根拠のない噂があった。
現実にはまったく触れ合う機会はなかったが、「床上手」という言葉に異常に興奮したことを思い出した。
どうも、あの噂は事実らしい・・。
俺は小刻みに俺のモノをさするヨシコさんの指を感じながら、そんなバカなことを考えていた。
電気はつけっぱなし、体を起こすとヨシコさんのボリュームのある身体が良く見える。
水着の跡がくっきり白く残っている。
その間もヨシコさんの指は俺のモノを握って微妙に動かしたままだ。
ゴム・・俺は立ち上がって取りに行こうとすると、ヨシコさんは踝を握って、コンドームいらへんよ、とかすれた声で言った。
でも、、と俺が言うと、あのバカがね、絶対つけたがらないの、だからリングまで入れてるんやで、それを他の女とやって病気でも移されたらどうすーねんって話やろ?と生々しいことを言った。
俺が膝立ちのまま動きを止めていると、ヨシコさんは体を起こしてキスをしたあと、早くさ、このおおきいのを、い・れ・て、とささやいた。
俺は乱暴にヨシコさんの長い脚を開き、ゆっくりと腰をその間に入れていった。
「あ・・ホンマにおおきいやん・・・。やば・・」ヨシコさんは俺の腰に長い爪を立てた。
久しぶりのゴムなしの挿入はものすごく気持ちよかった。
クーラーを入れているのに、俺はもう汗まみれで、夢中で腰を振った。
お酒によっているのか、友達と関係をもっている男としている状況に興奮しているのか、H本さんを裏切っていることに気持ちが高ぶっているのか、ヨシコさんはかなり大きな声を途切れ途切れにあげながら、小麦色の身体をくねらせた。
俺は膝立ちのまま、大きく揺れる胸を乱暴に掴んで、どんどんスピードをあげた。
「あ、、奥、、あたる、、、すご、、」ヨシコさんの、いつもと全然違う女っぽい声にますます興奮して、俺は一気に限界を迎えた。
彼女が軽く背をそらせて、俺の腰を両足で強くはさんだ瞬間、俺はヨシコさんの中に思いっきり出した。
ずるずると抜くと、ヨシコさんは右手で顔を覆いながら、上を向いたまま、おなかを上下にしながら荒く息を吐いていた。
俺がヨシコさんの横に寝転がると、顔を胸に乗せて、「ホンマに奥まであたるんやね・・・・外人みたい・・・」と俺の胸を舐めながら言った。
そのまま俺のモノを握って、まだできるんやろ?とささやいた。
ヨシコさんは四つんばいになって、ボリュームのあるお尻だけを高く突き出している。
俺はそれを右手で掴んで、うめきながら後ろから腰を打ち付けていた。
背中に水着の跡が白く残っている。
俺はヨシコさんの茶色のショートヘアを左手で軽く掴みながら、鼻息は荒く、タプタプという音にしながら先から根本まで出し入れをしていた。
彼女はときおりくぐもった声でうめき、俺が根本まで突っ込むたびに背中をそらせて高い声をあげ、限界に近づいた俺が両手でお尻を掴んでスピードをあげて打ち付けると、俺の動きに身体をそのまま揺らせながら、今まで檻さらに大きな声をあげて、ぐにゃっとなった。
俺はそのまま彼女の中に発射した。
ふらふらになって俺は寝転び、そのまま二人とも裸で寝てしまった。
翌朝、俺が起きると、ヨシコさんはまだ寝ていた。
まずいかなあ・・・俺は今更ながら反省をして、シャワーを浴びた。
ベッドに戻るとヨシコさんは起き、すぐに後ろを向いて、何か恥ずかしいやん・・と布団に包まった。
朝ごはん、、買ってきましょうか?というと、後ろを向いたまま、アクエとロールパンが食べたい、と言ったので、俺は着替えてコンビニに向かった。
コンビニにおいてある愛用のエロ雑誌を眺めていると、就職してからの恵まれすぎている今の状況が不思議で仕方がなかった。
ナルミさんもヨシコさんも、学生時代の俺が街中でみかけると、あんな女と付き合ってる奴がいるんだよなあ、おっかしいよな、なんで俺の周りには男しかいないんだろ。
日本に革命が起こったら、あんな女性と付き合ってる奴は、全員電柱に吊るしてやるんだけどな、と思っていたに違いない。
マンションに戻ると、ヨシコさんはシャワーから出たところらしく、バスタオルを巻いたままの姿でテレビを見ていた。
俺が買ってきたロールパンを食べ終わると、メンソールを一本咥えて火をつけて、ゆっくり煙を吐いた。
「すごかった」はい?コーヒーを沸かしながら俺が答えると、森君凄かった、と俺をじっと見詰めた。
「私さ」
「はい」
「ヒデの前にも結構色々付き合ったんだけど、一番すごかった。なんかむしゃむしゃたべられてるみたいでめちゃめちゃ良かった。ナルミが言うのもわかるわ」俺はなんと言って良いか分からず黙っていると、やっぱりあれかな、すっごくおなかがすいてた人がご飯を食べると、ものすごくおいしそうに食べるのと一緒なんかな?と良くわからない例えを出してきた。
「あれじゃないですか。ナルミさんとかヨシコさんとかは、学生の時からずーっとモテるやつと付き合ってきたから、なんていうかな、俺の慣れてないところとかが珍しいだけじゃないですか?」慣れてるとか慣れてないとかじゃないと思うやけどなー、とヨシコさんは言いながら時計を見て、もう9時なんだ、とつぶやいた。
しばらく二人でぼーっとしていると、彼女の携帯がなった。
派手にデコレーションされ、じゃらじゃら色々なものがくっついている携帯を持ち上げて画面を確認すると、彼女はそのまま床に置いた。
携帯はしばらくなり続けて止まった。
「H本さんですか?」ヨシコさんは、そうや、というとペットボトルを咥えて、もうええっちゅうねん、と言った。
すぐにまた電話がなった。
うるさいなあ、とヨシコさんは言ったが、おれは出たほうがいいですよ、心配してるんじゃないですか?とお前が言うな的なことを言った。
電話は切れて、またすぐになり始めた。
俺は黙って部屋を出て再びコンビニに向かった。
立ち読みしながら時間を潰していると、俺の携帯が鳴った。
ナルミさんだった。
コンビニから出て、電話をとった。
「森君?今外なの?家に掛けたんだけど・・」俺は少しあせったが、コンビニなんです、と答えた。
ウソはついてないし、そもそもウソを付く必要もないような気がする。
いや、あるか。
「家にすぐつく?掛けなおそうか?」
「いや、大丈夫です。どうしたんですか?まだ白浜でしょ?彼氏は?」
「今お風呂に入ってる。朝もはいらなきゃもったいないって・・。せこいでしょ?」俺も同じことをしそうなので、はははと笑った。
「あのね、今日ね、夕方には帰るんだけど、ごはんたべない?」
「いいですけど、、、。いいんですか?」彼女は、あ、帰ってきた、というと、5時ごろ電話するね、というと電話を切った。
部屋に帰ると、ヨシコさんはまだ電話をしていた。
俺がまた部屋を出ようとすると、彼女は手をあげて、わかったわかった、とりあえず夕方まで頭冷やさせてくれへん?、東福寺のお好みでまっといてや、というと電話を切った。
ヨシコさんは、ふーーっと息を吐くと、電話なってたよ、ナルミの携帯の番号やったけど出たほうが良かった?と笑いながら言った。
「いやいや、、。携帯にかかってきました。」
「なんやって?」
「いや別に、、。なんか夕ご飯たべないかって・・」ヨシコさんは携帯をこねくり回しながら、あのこもどうしたいんやろね、とつぶやいた。
「仲直りしたんですか?」俺は向かい合わせに座って言うと、してへんよ、でも、もう1回だけ話を聞いてくれ、ってひつこいねん・・と新しいタバコを吸い始めた。
何を話していいかわからず、ボーっと波乱万丈をみていると、ヨシコさんがタバコを消して、よかった?と聞いてきた。
「え?何がですか?」
「私の身体。ナルミとどっちが良かった?」
「そんなの、、わかりませんって。」そーだよねー、とヨシコさんは言い、今日もナルミとやっちゃうの?とニヤニヤしながら言った。
「いやそれは、、、」
「やっちゃうでしょ?」
「ナルミさんが嫌がるでしょ?」
「なんで?」ヨシコさんは俺の隣にきて、身体を密着させながら話をやめない。
「なんでって・・。彼氏と帰ったばかりじゃないですか」
「でもさ」というと、ヨシコさんは俺のモノを短パンの上から軽くさわって、「やっぱり森君のほうがええやん・・って思ったんじゃない?じゃないと電話かけてきいへんって」ヨシコさんの体から石鹸の匂いがする。
ああ、俺はなんてサルなんだ・・。
軽く触られただけでまた復活してきたよ。
「ヨシコさんも、、今からH本さんと会うんですよね?支度とかないんですか?大丈夫ですか?」ヨシコさんは俺の首筋にキスをしながら、夕方やん、まだ昼前やで、といって俺の目を見た。
でも、、仲直り、、と俺がいいかけると、まだしてへんから、私も森君もフリーやろ?違う?と身体をさらに密着してくれた。
俺はキスをして、ヨシコさんの体をタオルの上からまさぐった。
朝からなんてひさしぶりやわ、、といい、ヨシコさんは俺のTシャツを脱がせた。
「そのまま立ってくれへん?」鼻息の荒くなった俺が言われるがまま立ち上がると、ナルミがようせえへんことしてあげる、といい、俺のトランクスを降ろして、バスタオルをはずし、大きな胸で俺のモノを座ったまま挟んだ。
これは、、、二次元でしか確認したことのない、、あのパイズリって奴か・・。
もし私がヒデと仲直りしたら、もう森君とこんなことできへんやろ?と言うと、ヨシコさんは俺のモノを胸で挟んで、見上げながらゆっくりこすりあげる。
「ヒデのやったら先っぽまで隠れてしまうのに、森君さすがだねー」と笑うと、俺のモノの先に舌を伸ばして舐め始めた。
朝の光が四階の俺の部屋のも差し込んでくる。
テレビではカンペイちゃんが何か話している。
俺は部屋の真ん中に突っ立って、俺の足元にはヨシコさんが立ち膝になりながら、その部分だけ白い胸で俺のモノを挟んでゆっくりとさすりあげている。
時々首を伸ばして先を咥えて、舌で嘗め回す。
「もしな・・・ん・・」
「あ、、はい、、なんです・・か?」
「森君とナルミが付き合うようになったら、絶対こんなんせえへんからな・・ん。」
「あ・・たり・・まえじゃないです・・か・・」
「ま、ん、、、ん、、森君はそんな無茶いうタイプちゃうよね・・。」こすりあげる動きが段々早くなってきた。
ヨシコさんは俺の目を見て視線をそらさない。
軽く俺のモノの先にキスをして、胸を持ち上げていた手下ろし、、右手は俺のももに、左手は俺の玉の部分を軽くつつみこんで、そのまま口を開け、俺のモノを咥えこんで大きく顔を動かし始めた。
時々口をはずすと、横に咥えながら舌を這わせて、括れを丁寧に舐める。
こういうのを比べるのは駄目だと思うが、ナルミさんより気持ちいい。
かなり気持ちいい。
「すきやねん私、男の人がそういう顔するの。ヒデ以外にするのなんて久しぶりやから、森君の気持ちいいところはようわからへんけど・・」ヨシコさんは括れに舌を当てながら俺の目を見て言った。
「たまりません・・・。めちゃくちゃ気持ちいいです・・」
「誤解せんといてな、別にフーゾクとかでバイトとかしてへんよ。色んな人にああせえこうせえっていわれたままやってるだけやで」ああせえこおせえっていう奴もいるのか、、俺にはそこまで思ったが、ヨシコさんに色々指導した男の人に感謝したくなった。
これはものすごく気持ちがいい。
ヨシコさんは俺の太ももに両方の手を置くと、ゆっくり頭をふり、時々先だけ咥えて小刻みにスピードを早くして首を振り、またゆっくり根本まで俺のモノを咥えた。
その動きを3ターンする頃には、もう我慢が聞かなくなった。
「あかん、、。駄目です・・。もう駄目ですって・・」森君も関西弁話せるやん、、それと敬語やなくてええよ、、と笑うと、ヨシコさんはまた俺のモノを咥えて顔を振り出した。
出る出る・・俺がうめくと、ヨシコさんは俺のモノを握り、口をはずして先をちろちろ舐めながら根本をしごいた。
ああ、、俺はヨシコさんの口元に思いっきり出した。
形の良い鼻や、頬に俺が出したものが散らばった。
うそみたいだ、、本当にこういうことってするんだ・・。
指に付いた俺の出したものを伸ばしながら、あったかいなー、味もちょっとちゃうから面白いわ、といい、舌を伸ばして口の周りの俺が出したものを舐めた。
ヨシコさんが顔を洗い、ユニットバスから出てきても、俺はベッドに座り込んで動けなかった。
「気持ちよかった?」ヨシコさんは裸のままで俺の横に座った。
「はい・・・。やばいですね・・」新鮮なリアクションうれしーわー、と笑い、これが当たり前だと思うからしょーもない女と浮気するんやわ、といい、俺のモノを軽く握った。
まだどうしようもなく立ったままの俺のモノを。
「男の人って風俗いくやん?」
「まあ、、俺は行かないですけど」少しウソをついた。
「彼女がおって風俗行くなんて信じられへんわ、彼女がもっと勉強したらええのに」彼女の指の動きの心地よさを感じながら、でも、H本さんも浮気したわけじゃないですか、とも思ったが黙っていた。
俺のものは完全復活してしまい、どのタイミングで服を着たらいいかわからなくなってきた。
「私も森君ともう1回したいんやけど、今したら広がってしまうかもしれへんやん、もしヒデと仲直りしたらばれるかもしれへんし・・」といいつつ、ヨシコさんは指を動かすのを止めない。
「ま、いっか。今日は冷たくしたったほうがええもんな・・。そのほうが懲りるやんね、ね?」俺はそうですよ、そのほうがいいかもしれませんよ、ともうやりたい一心でうなずいた。
森君も言うようになったんやね、と笑い、彼女はそのまま座っている俺の膝にまたがり、ゆっくりと腰を沈めた。
「あ、、こっちのやり方だと、奥まであたりすぎるやん、、、」彼女は途中まで俺のモノをいれてやめようとしたが、俺は強引に腰を掴んで彼女を引きおろした。
「あかんって!!」彼女は腰を浮かせようとしたが、もう我慢がきかない俺はヨシコさんの腰を掴んで、よく分からないまま腰を突き上げた。
「あ・・・すご、、、」俺は目の前の大きな胸にむしゃぶりついて、両手と腰でヨシコさんの体を上下に動かした。
昨日の夜より大きな声を上げて、彼女は俺の腕と腰の動きに身を任せていた。
身体が時折のけぞって、落ちそうになるので俺は必死で支えた。
さすがに1回出しているので、まだ持ちそうだ。
俺はそのま身体をベッドの方にひっくり返して、彼女にのしかかり、思いっきり上から付いた。
なんとなく見た事があったので、彼女の両脚を肩に掛けて、スピードを上げて腰を打ちつけた。
「あかんあかん、、、はいりすぎるやん、、あ、、あ、、、」彼女は俺の肩に爪を立てて、殆ど絶叫に近い声を上げた。
俺はそのままスパートして、今日二回目の発射を彼女の体の奥のほうに出した。
ヨシコさんとはもうできないかも知れない、と思うと、俺の性欲は収まらなかった。
横になったまま後ろから入れて、大きな胸を思い切り掴みながら、耳を舐めて腰を打ちつけた。
あれだけ普段偉そうな彼女が、されるがままになっていた。
25年間に培われた行き場のない妄想を、ヨシコさんにぶつけているみたいだった。
みたいだったって自分の話だろ・・。
最後に高く突き上げた丸いヒップを掴んで、俺はヨシコさんの一番奥に3回目の発射をした。
3時過ぎまでヨシコさんは眠り込んでいた。
起き上がってシャワーをあび、どことなくふらふらしながら着替えをして、家に帰っていった。
「森君・・さすがに今日はナルミとはしないんやろ?私は無理」俺も疲れきっていたので、当たり前じゃないですか、と答え、彼女が帰ったあと眠り込んだ。
家の電話が鳴り、俺はおきた。
もう5時半だった。
電話はナルミさんだった。
「途中で降ろしてもらって、今梅田なの。今から京都まで行ったほうがいい?明日仕事だよね?」一瞬状況がつかめなかったが、まだヨシコさんの雰囲気が残っている部屋に気付き、ナルミさんも仕事じゃないですか、ナルミさんの家の近くまで行ってもいいですよ、嫌じゃなかったらですけど、と答えると。
「ありがとう。森君やっぱり優しいよね、阪急でくるんだよね?着く前にメールしてくれる?」とナルミさんは言った。
俺はシャワーを浴び、一応ヨシコさんの匂いが残っていないかを気にしながら、自転車で地下鉄の駅に向かった。

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