冴えない女のファーストキス
2021/05/23
高校3年生の文化祭の時、私は知らない男子から告白されました。
普通の男子でした。
私はスタイルは良い方ですが、顔は冴えない女子でした。
性格は暗く、学外で遊ぶような友達はいませんでした。
文化祭の時は、一緒に周りました。
でも、最終的に断りました。
受験のこともあり、高校卒業したら会わないのにつきあってもしょうがないからでした。
その後、彼と会うことは卒業式の日まで会うことはありませんでした。
卒業後の進路が廊下に貼られました。
私は県外の地方都市の中堅大学になんとか合格しました。
彼の名前を見つけたので、進路先を見ました。
県内の会社に就職が決まってました。
彼の名前を見ながら、(どんなアソコなんだろう)彼の下半身を妄想しました。
卒業式が終わり、下駄箱で彼と会いました。
「大学合格おめでとう」
「ありがとう」
「最後に、いっしょに駅まで行かないか」
「・・・いいわよ」
私は彼と駅までいっしょに行きました。
それから、町へ行きデートすることにしました。
デパートに行き、映画を見て、ゲームセンターでゲームをして、港町を歩きました。
夜になり、展望台に上がり、港町の夜景を見ながら、彼と最初で最後のファーストキスをしました。
私は(この後、もし彼が私の体を求めたら、応じよう)という気持ちになりました。
でも、彼は「今日は楽しかったよ、ありがとう。元気でな」と言い、別れました。