舅の虜になった私[第4話(終)]

2018/08/18

舅との関係を続けながら、夫との仮面夫婦を続けていく上で、どうしても乗り越えなければならない問題が残っておりました。
そうです。
私のお腹に宿った新しい生命のことでございます。
悩みに悩んだ挙句、私は夫に子供ができたことを告げました。
長期出張半ばで帰宅した折の営みでできたように、日数を数えて出産予定日を告げますと、夫はとても喜んでくれました。
夫は全く疑うことなく、あれやこれやと気遣ってくれまして労わってもくれました。
その結果、お腹に余分な圧力が掛かってはいけないと夫婦の営みも控えてしまいました。
私は良心の呵責に苛まれました。
そのような夫の優しさを申し訳なく思い、自分の淫蕩さを呪って涙で枕を濡らす夜もございましたが、結局は舅の肌が恋しくて、深く貫かれては随喜の涙を流してしまうのでございます。
舅に弄ばれた日の夜と翌日は、背徳の思いに苛まれ、気持ちが塞ぐことも少なくありません。
私は何か特別な悪い女ではないと信じておりますし、夫を裏切っていて何とも思わない女である訳でもございません。
しかし・・・、舅の腕の中から離れて二日目のお昼頃から気持ちはソワソワし始め、夕刻前の時間を迎えますと、舅のお迎えにあがろうかどうか葛藤に苦しみます。
けれども、最終的に舅が駅に着く20分前には車に乗り込みますと、駅のロータリーで舅が改札から出てくるのを待ち侘びている自分がいるのでございます。
舅が車に乗り込んできた後でも葛藤は続き、「お義父さま、今日は真っすぐうちに戻ってもよろしいでしょうか」と告げたこともございました。
その時、舅は少し驚いた表情をお見せになりましたが、いつものお顔に戻られ、「好きになさい」と静かに仰いました。
私は一路、家へと向かい、家の前まで車を走らせました。
しかし私は家の前でアクセルを踏み込むと家を通り過ぎ、そのまま隣町のラブホテルへと車を運んでしまったのでした。
ほんのひと時、車の中という狭い空間の中で舅との時間を過ごしただけで、私は股間の疼きに屈してしまっていたのでございます。
お部屋に入った途端、私はベッドに突っ伏して嗚咽を上げ始めました。
その間、舅はじっと私を見つめるだけでいらっしゃったので、とうとう私は自分でも整理しきれない気持ちを舅にぶつけました。
「お義父さま・・・、お義父さまは私に何をなさったのか解っておられますか?」舅は黙って私を見つめておられました。
「私たちは、一生このようなことを続けていくのでしょうか?」
「・・・」長い沈黙の後、舅は深いため息と共に重い口を開かれ、「すまない・・・、でも私にはお前が必要なのだ」と静かに仰ってくださいました。
途端に私の中の蟠りが一気に解けました。
そうです。
いつもいつも私から舅を求めている自分が悔しくて、舅に必要とされていることを確かめたくて、訳の分からない駄々を捏ねていただけなのでございます。
舅は私のブラウスとのボタンをひとつひとつ外し、私が身に着けているものを全て丁寧に剥ぎ取って行かれました。
何度も舅の前に晒している身体ではありますが、少しずつ殿方の目の前で衣服を剥ぎ取られて参りますと、恥ずかしい気持ちで一杯になり、はしたないことにそれだけで私の蜜壺は愛液に溢れてしまうのでございます。
私が全裸でベッドに横たわった時、舅は私にシャワーを浴びさせてもくれずにご自身は着衣のままで私の脚の間にお顔を埋めてこられました。
お手洗いに行ったのが家を出る前のシャワーの前だったか後だったが気になりましたが、舅の舌が私の亀裂を這い始めた時、私は全ての事がどうでも良くなって、快楽に身を委ねてゆきました。
舅にも気持ちよくなっていただきたくて、舅のベルトを外し、そそり立ったものを口いっぱいに頬張りました。
それでもすぐにシックスナインの体勢にさせられて、私は喉の奥を突かれながら、巧みなクンニの快楽に溺れておりました。
その日、私は舅の舌技だけで三回も昇天させられました。
三度目の絶頂の後、気を失いかけましたが、朦朧とする中で私は舅にベッドにうつ伏せにさせられるとお尻だけを高くつき上げさせられました。
(お義父さまが・・・、来る、来る)そう思っているうちに肉棒が入り口に押し当てられたかと思うと一気に貫いて、子宮にまで達してきた時、私は舅に全てを捧げる覚悟を改めて心に決めたのでございました。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」舅のペニスが私の奥に当たるたびに、私の口から声が漏れていました。
いつもだとゆっくりと時間を掛けて昇り詰めて行くところですが、その日の舅は一気に速度を上げてこられました。
「あ、ダメです・・・、お義父さま、もう、もう、もう・・・、イクーっ!!!」強烈なアクメが私の全身を支配しました。
それでも舅が私を突くピストン運度は終わらず、すぐに次のオルガが襲ってきました。
「お義父・・・さまぁ・・・、また、イッちゃいます・・・、もう、もう・・・あ゛ーっ!!!」私の中で太く長い舅のペニスが一層大きく膨らんだのを感じて、私は果ててしまいました。
そこからは不思議な体験でした。
全身が痙攣し続ける中、私の意識は雲の中を彷徨うにただフワフワと漂っていました。
舅が注ぎ込んだ精子が私の中に広がっていくのを感じながら、私はただただそれを至福の時と感じておりました。
少しずつ意識がはっきりしてきて、舅の腕の中で横たわっていることが分かった時、舅への溢れる思いが込み上げてきて、私は自分の掌を舅の頬に当てました。
その時、舅がするっと私の指先を口の中に吸い込んで、唇と舌先で指を吸われながら指先を舐められました。
私の身体をの中を電気が走りました。
陰核を直接吸われるよりも強烈な快感に私は気を失いました。
後にも先にもその時だけです。
私は指を舐められただけで、イったのでございます。
その後、舅の子は流れました。
私の不注意で、買い物の帰りに駅の階段で転んでしまった後、猛烈な腹痛に苛まれ、そのまま倒れ込んでしまいました。
気がつきましたら私は病院のベッドに横たわっておりました。
病室で付き添っていてくれていた夫から赤ちゃんを失ったと聞いた時、私は大きなショックを受けましたが、夫よりも舅に申し訳ない気持ちで一杯でございました。
数日で退院し、家に戻りましてからも私は塞いでおり、何をする気も起きませんでした。
ただ、いつものように家事をこなし、夜は早めに休ませていただいて、翌日目を覚ます。
そんな毎日を送っておりました。
舅を駅に迎えに行くこともなくなり、ぽっかりと心に穴が開いたようになって、放心状態が続きました。
涙を流すでもなく、ただひたすら毎日が過ぎるままに過ごしておりました。
その間、舅はいつもの舅のままで、朝は出勤のためにお出掛けになり、夕方は駅からバスに乗って家の近くの停留所まで帰って来られては、お食事の後、お風呂に入られると、ご自分の書斎に籠ってしまわれておりました。
一方で、夫は私を気遣い、とても優しくしてくれました。
入院中も夫は短い期間とは言え、毎日病院に足を運び顔を出してくれました。
それだと言うのに、病室の扉が開くたびに、入ってきたのが夫であるとわかると、私の中では落胆の気持ちがあることに気づいておりました。
舅も何度かは来てくださいましたが、いつも夫と一緒でした。
そんな舅の態度を見て、私は日に日に腹を立てていました。
私がこのような辛い思いをしているのは、舅の所為であるかのように思い始めていたのです。
舅は何事もなかったように毎日を過ごし、私だけが悲しみを全身に背負っている。
私は心が荒み、そんな風にしか受け取れなくなってきてしまっていたのでございます。
退院しましてから、数週間が経った日曜日のことでございました。
夫はそれまで私を気遣って遠慮してくれていたのでしょう、その日は久しぶりに早朝からゴルフに出掛けました。
夫を送り出し、台所で舅の朝食の用意をしておりますと、不意に誰かに抱きすくめられました。
誰かと申しましても、家の中には私と舅しかおりません。
その時、私は自分でも驚くほどの氷のように冷たい声で、声を放ってしまったのでございます。
「お義父さま、もうやめにしてください!」そのように申し上げますと私の身体に回した腕の力が緩み、「そうか、すまなかった」と仰ると、舅はご自分のお部屋に戻って行かれました。
途端に私の心の中は寂しさと後悔で一杯になりました。
それでも精一杯の強がりで・・・。
『お義父さま、いつまでも嫁がご自分の言いなりになるとお思いにならないでください』心の中で悪態を吐いてみせました。
朝食の用意ができ、階下からお呼びしましたが、いつまで経っても舅はお部屋から出ておいでになりませんでした。
私はエプロンで手を拭きながら舅の部屋の前に立ち、お声を掛けさせていただきました。
すると不意にお部屋のドアが開いたかと思うと私は手首を掴まれて、お部屋に引っ張り込まれてしまったのでございます。
私は舅に抱きすくめられましたが、それを振り解こうと反射的に抗いました。
それなのに舅は黙ったまま、私をベッドまで引きずるようにして連れて行き、細いタオルのような紐を取り出すと私を後ろ手に縛ったのでございます。
「お義父さま!何をなさるんですか!」私は舅を睨みつけましたが、舅は私をベッドに突き倒すと身に着けておられるものを次々に脱いで行かれました。

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