敏夫と妹と制服[後編]
2018/03/04
9月になり、敏夫は一人暮らしのアパートに戻ってきていた。
あれから毎日の様に妹とセックスしまくったのだが、さすがに休みが終わってしまうと、親の目を盗むのが難しくなったからだ。
妹の肉体の虜となってしまった敏夫は、また早く休みが来ないかと心待ちにしていた。
普通の土日でも構わないのだが、妹には恋人がおり、彼とのデートに費やされているため敏夫の入りこむ余地はないのである。
(ま、しょせんは兄貴だしな・・・)
恋愛対象ではない人間とのセックスを、恋人より優先するなどありえない。
敏夫にしても、いくら可愛いと感じても妹だという思いは抜けてはいなかった。
セックスの最中に愛おしく思うのも、兄としての愛情の延長でしかない。
妹もきっとそう思っているだろう。
兄妹愛としてのセックス。
世にあるセックスフレンドに近いセックス兄妹と言うべきか。
だからこそ、妹に恋人がいても嫉妬心はそれほどないのだ。
(恋人か・・・)
セックスを経験し、女の肉体の気持ち良さを知った今では、以前より恋人が欲しい思いが強くなっていた。
無論、セックスのためだけではないが、やはりセックスもしたいのは確かだ。
(でもなぁ・・・奈美の制服姿には敵わないよな・・・)
制服フェチの敏夫にとって、制服姿の妹は激しく興奮する対象だった。
裸にせず、制服をはだけさせてするセックスは最高だった。
妹と何度かした中でも、やはり制服姿でする時は他の時より興奮が違っていた。
たとえ恋人を作るとしても、同じ興奮を味わうためには相手は高校生でなければならない。
しかし高校生と知り合うツテなど敏夫には無かった。
(う~~ん、コスプレしてもらうか・・・?)
高校生でなくても、制服を着てもらえば問題はないのだが、変態扱いされそうな気もする。
同じ様に制服好きの女の子と知り合うしかないのかも知れないが、それこそ高校生の恋人を作るより可能性は少ないだろう。
(ああ・・・奈美・・・奈美ぃ・・・)
妹の制服姿を思い浮かべ、股間の一物をしごく。
(そういや、他の制服姿とかも見たいなぁ・・・白いセーラー服とか似合いそう・・・でもそしたらやっぱ髪は黒くして欲しいよな、あいつ茶髪だからなぁ・・・)
敏夫が唯一妹の評価でマイナスにしているのが茶色の髪だった。
別に似合わないというわけではないのだが、やはり制服には黒髪の方が合う気がするのだ。
セーラー服では余計にそうだった。
(中学までは黒かったんだよな・・・)
そんな事を思いながら、一物をしごいていた時だった。
ドアの呼び鈴が鳴った。
(ん?誰だ?)
そう思いながら、玄関に向かいドアを開ける。
「やっほ~~、元気してた?」
そこに居たのは実家にいるはずの妹だった。
しかし驚いたのはそれだけではない。
妹が着ているのは、今の今まで敏夫が想像していた白いセーラー服であり、しかもあれほど残念に思っていた髪も真っ黒になっていたのである。
まさに理想の女子校生がそこに立っていた。
「ど、どうしたんだよ、それ・・・」
セーラー服を指差しながら尋ねる。
「え?ああ、これ?友達に借りたの・・・いいでしょ」
スカートを持ってポーズを決める。
(うわっ・・・か、可愛い・・・)
その姿に思わず動揺してしまう。
「ね、取り合えず入っていい?」
「あ、ああ・・・どうぞ・・・」
妹を部屋に招き入れる。
「なんだ・・・結構綺麗なんじゃん・・・」
「綺麗で残念みたいな言い方だなぁ・・・」
「ちょっと掃除でもしてあげようかと思ってたんで。いや意外でした」
面白そうに笑う。
「暑かったろ、今冷たいお茶でも出すよ」
「うん、ありがと」
冷蔵庫からペットボトルのお茶を出し、コップに注ぐ。
「しかし、何で来たんだ?こっちに用事でもあったの?」
机にコップを置きながら尋ねる。
「いやだなぁ、そんなのお兄ちゃんに会いに来たに決まってるでしょ」
「そ、そうなの・・・?」
「うん・・・何でこんな格好してると思ってるの。お兄ちゃんに喜んでもらおうと思ってわざわざ借りたんだよ」
妹の言葉に飲みかけてたお茶を噴出しそうになる。
「って、何で俺が喜ぶんだよっ」
まさにその通りなのだが、なぜそれを妹が知っているのか。
「ふふんっ・・・お兄ちゃんの趣味なんかお見通しだよ。
何回私とセックスしたと思ってるの?制服着てる時と着てない時の差で丸分かり。
「うっ・・・そうですか・・・」
妹に性癖を知られてしまい、敏夫は少々ショックだった。
「それにぃ・・・お兄ちゃん黒髪が好きでしょ」
「ぶぶっ・・・」
今度はお茶を噴出してしまう。
「汚いなぁ・・・」
「な、何で分かるんだよ・・・」
その趣味に関してはセックスで分かるはずがない。
「セックス終わった後、私が寝てると思って髪の毛触りながら、『黒髪にしないのかなぁ』とかぼやいてたもん」
確かに言った様な気がする。
「だからぁ、ほら、ちゃぁ~~んと黒くしてきたよぉん。いいでしょ」
肩にかかる黒々とした髪を妹は手で払う。
「あ、ああ・・・凄くいい・・・」
白いセーラー服を着た黒髪の美少女が目の前にいる。
ブラウス姿の妹も可愛かったが、この格好はあまりに強烈すぎた。
元々顔の作りが大人しい感じの妹がしていると非常に引き立つのだ。
「良かった・・・じゃあ、お兄ちゃんの興奮が高まったところで・・・さっそくするとしますか・・・」
妹がにじり寄ってくる。
「え?」
「『え?』じゃないよ。
私が何しに来たと思ってるの?お兄ちゃんとしたくて来たんだよ」
妹はそういうと、敏夫のズボンを脱がし始める。
「ちょっ、おいっ・・・いきなりすぎないか?」
「いきなりも何もないよ。ここにはお母さんたちも居ないんだし、したい放題でしょ」
妹の言葉に興奮する。
したい放題。
このセーラー服姿の妹と好きなだけできる。
まさに天国だった。
実際、セーラー服の背中をこちらに見せながらズボンを脱がしている妹の姿はたまらないものがあった。
「あ、出た出た・・・おお、元気だぁ・・・お兄ちゃん凄いねぇ・・・」
しばらくしていなかった事と、あまりに強い視覚的刺激に敏夫の一物はギンギンになっている。
「そいじゃま、挨拶代わりに・・・」
妹がパクッと肉棒を咥えた。
「うぅっ・・・」
途端に凄まじい気持ちの良さが伝わってきた。
「んんっ・・・お兄ちゃん気持ちいい・・・?」
舌を激しく絡ませながら妹が聞いてくる。
「ああ・・・すげぇ気持ちいいよ・・・」
そう言いながら敏夫は妹の姿を見た。
白いセーラー服の上に黒髪が垂れ、頭が小刻みに動いている。
その姿だけで敏夫はイきそうになった。
「んんぅっ・・・んんっ・・・」
妹が肉棒を咥えながらこちらを見上げ微笑む。
ぺロリと唇を舐める舌がいやらしい。
それがトドメだった。
「がっ、出るっ・・・!」
一気に射精感が押し寄せ、精を吐き出してしまう。
「んぐっ・・・んんっ・・・んんっ・・・」
妹は突然放出された精液に驚きながら、それでも全てを飲み込んでいく。
ビクビクっと肉棒が震え最後の射精を終えるが、妹はその後も肉棒を離さず、綺麗に舐め上げながら思いっきり吸い込んできた。
「うぁっ・・・うぅ・・・」
その吸引にたまらず体を仰け反らせる。
腰を持っていかれるのではないかという強烈な吸い込みがようやく終わると、妹は嬉しそうな顔をしながらこちらを見上げてきた。
「ふふっ・・・すぐに出ちゃったね・・・そんなに私の気持ち良かった?」
「あ、ああ・・・たまらなかった・・・」
「やっぱり黒髪にして制服借りた甲斐があったかな。こんなに喜んでくれるとは思わなかったよ」
そう言いながら妹は肉棒をしごいている。
セーラー服姿の妹がしていると思うだけで、すぐに硬くなっていく。
「わぁ、凄ぉい・・・これほどまでとはねぇ」
妹は回復の早さに驚いている様だ。
「じゃあ、次は私も気持ち良くなろぉっと」
そう言いながら立ち上がってパンティを脱ぐ。
「お兄ちゃん、横になって・・・そう、じゃ、入れるよ・・・」
敏夫を横たえると、肉棒を手に取りながら腰を下ろしていく。
「あぅんっ・・・あぁ・・・入ったぁ・・・」
妹は目を瞑りながら気持ち良さそうな声を上げている。
セーラー服姿の妹が腰に跨っている。
それだけで敏夫にはたまらない快感があった。
それに久しぶりに入った妹の中はやはり最高だった。
ピッチリと締め付けてくる様でいて、肉襞がヌメヌメと蠢き揉みこんでくるのが気持ちいい。
妹が動き始めると、その快感はさらに増した。
「あんっ、あっ、ああっ・・・やっぱいいっ・・・お兄ちゃんのいいよぉっ・・・」
気持ち良さそうに悶える妹を見ながら、敏夫はふと今日が土曜日であることを思い出した。
いつもなら彼氏とデートしていたはずだ。
それがどうして来ているのだろう。
「うぅ・・・褒めてくれてありがたいけど・・・そういやお前、彼氏はどうしたんだ?」
「彼氏ぃ?・・・嫌なこと思い出させないでよぉ・・・」
妹は苦い物を食べたような表情をした。
「え?・・・どうしたんだ・・・?」
「あぅっ、あっ、はんっ・・・別れたのぉ、あんっ・・・先週っ・・・」
「別れたって・・・」
「だって、あんっ・・・セックス下手なんだもん、ああっ・・・」
(セックスが下手?)
確か妹の彼氏は自分よりセックスが上手かったはずだ。
それに比…