敏夫と妹と制服[前編]

2018/03/04

大学生になって初めての夏休み。
世間がお盆休みになったのをきっかけに、敏夫は実家に帰ってきていた。
家から大学までは2時間ほどで、無理をすれば通えない距離ではないのだが、早起きが嫌な敏夫は一人暮らしをさせてもらっていたのだ。
帰ってきた息子を両親は喜んで迎えてくれたが、今日から親戚の家に行く予定になっているという事で、午前中に出掛けてしまった。
せっかく帰ってきたのにいきなり寂しい状態になったが、連絡をしなかったのだから自業自得と言える。
敏夫は仕方なく、居間でテレビを見ながらゴロゴロと過ごしていた。
「あれ?お兄ちゃん帰ってたんだ」
突然声がして振り向くと、そこには妹の奈美が立っていた。
「あ、ああ・・・」
敏夫は適当な返事をする。
というのも、妹の格好に目を惹かれてドキドキしてしまっていたからだ。
妹は別に怪しい格好をしている訳ではない。
ごく一般的な高校生の制服を着ていただけである。
だが、その白いブラウスに赤いタイ、深緑のチェックのスカートという姿が敏夫を動揺させる要因となっていた。
実は敏夫は、そういった格好に目が無かったのである。
いわゆる制服が大好きで、道ですれ違う女子校生の姿に見惚れてしまうほどだった。
短いスカートから少女たちの白い太ももが出ているだけで興奮し、思わず股間の一物を硬くしてしまうのだ。
特に夏服は、胸の膨らみが良く分かる点でたまらなかった。
AVビデオでも女子校生モノばかりを見て、いつかは自分も制服姿の女の子とセックスしたいと夢見ていたのだった。
その憧れの姿が今目の前にいる。
しかもヒラヒラとしたスカートから伸びる白い太ももが、顔に触れんばかりの距離にあるのだ。
ただ見るだけなら沢山の女子校生を見てきたが、これほど至近距離で見るのは初めてだった。
思わず生唾を飲み込んでしまう。
「ねえ、これ面白い?」
妹がテレビを指差しながら聞いてきた。
「あ、ああ・・・なかなか面白いよ・・・」
心ここにあらずといった感じで答える。
妹の制服姿は一人暮らしをするまではさんざん見てきた。
だがそれは中学の制服であり、今年高校生になった妹の制服姿、さらには夏服姿というのは見たことがなかったのである。
いつも憧れて見ていた格好を妹がしているというのは何とも言えない興奮があった。
「あはははっ、ホント、面白~~い・・・」
妹はそんな兄の思いなど想像するはずもなく、テレビ画面に見入っている。
しばらくすると敏夫の隣に来て寝転んだ。
その時フワッとスカートが捲くれ、その様に敏夫はドキドキしてしまう。
「あはははっ、あれ馬鹿だねぇ・・・」
可笑しそうに笑いながら体を震わせる。
その度にスカートが乱れ、白い太ももが動くのに敏夫は一々反応してしまう。
(ああ・・・いいなぁ・・・奈美のやつ、こんなに綺麗な脚して・・・)
久々に見る妹の肉体に、テレビそっちのけで敏夫は興奮していた。
しばらくそうして妹のスカートが乱れるのに心を躍らせながらテレビを見ていると、可笑しい場面で妹の笑いが起こらないことに気がついた。
見るといつの間にか妹は気持ち良さそうに寝息を立てている。
茶色の長い髪が顔にたれているのが何とも色っぽい。
「奈美・・・?」
声をかける。
妹の寝息に変化はない。
これはチャンスだ。
敏夫の心に囁く声があった。
ずっと女子校生にしたかった行為を妹相手にしてしまえ。
声は敏夫を急かす。
その誘惑を断るほど、敏夫は肉欲に満足しているわけではない。
しかもたった今、目の前でさんざん興奮させられてしまった。
その責任を妹に取ってもらうのだ。
そんな風に自分を納得させると、敏夫は妹の体に触れる決意をした。
数度声をかけ、完全に寝入っていることを確認する。
体を起こし妹の横に座ると、その白い太ももをジッと見つめた。
妹の脚は太すぎず細すぎず、実にいい太さをしている。
スカートの端を持つと勢いよく放り上げる。
フワッと広がったスカートは、股間の辺りに一瞬白いモノを見せながらすぐに元の状態に戻った。
ヒラヒラするスカートが興奮を誘い、敏夫は心臓をバクバクとさせながら再びスカートを持ち上げ放り上げた。
すると今度は、あまりにも勢いが付きすぎたのか、スカートが太ももを隠さず捲くれた状態になった。
目の前には、妹の股間を隠す白いパンティが見える。
敏夫はゴクッと生唾を飲み込んだ。
太ももに手を伸ばす。
触れるとスベスベとした気持ちのいい感触が伝わってきた。
たまらなくなり手を動かし始める。
(ああ・・・何て気持ちいいんだろう・・・)
その肌触りはまるで絹を撫でるかの様だ。
片手だけで我慢できなくなった敏夫は、さわさわと両の手のひらを這わし始めた。
(うわぁ・・・すげぇ気持ちいい・・・)
少し力を入れて揉むようにもしてみる。
柔らかい肉の感触がたまらなかった。
しばらくそうして太ももを触った後、今度は上半身へと体を移動させる。
(大きい・・・)
目の前には、いつの間にこれほど大きくなったのか、ブラウスを押し上げる妹の豊かな胸の膨らみがあった。
ゴクッと唾を飲み、両手を乳房に当てる。
(触った・・・女の胸に触ったぞ・・・)
初めて触れた女性の乳房に感動しながら、徐々に手に力を入れていく。
(柔らかい・・・)
妹が付けているブラジャーは柔らかい材質のようで、乳房の感触がブラウスを通じて直接伝わってくる。
手のひらに感じる乳房の気持ち良さに、敏夫は夢中になって揉み始めた。
「ん・・・ふぅん・・・」
妹が息を漏らし、その声に驚いた敏夫は慌てて手を離した。
バレたのかとドキドキしながら寝息を聞いていると、その呼吸は特に乱れることはなく、一応数度声を掛けてみるが反応はない。
安心して息を吐き出すと、再び乳房を揉み始めた。
服の上からでも乳房の形が変わっているのが分かる。
張りのある妹の乳房は、敏夫の揉む行為に逆らうように何度も押し返してくる。
その感触に興奮し、はぁはぁと息を乱しながら、憑かれた様に乳房を揉みこんでいった。
「んっ・・・ふぅんっ・・・んんっ・・・」
妹の声が乱れる。
だが今度はそれを聞いても手を止めることはない。
興奮してしまった敏夫は、妹に気づかれる事よりも、自分の快感を満足させる方に意識が集中してしまっていたのである。
「んんっ・・・んんっ・・・ふぅ・・・」
妹の荒い息が響き、それに急かされる様に敏夫は乳房を揉んでいく。
しばらくそうして乳房を揉んだ後、いよいよ女の部分を見ようと再び下半身に移動する。
パンティの股間の部分に手をかけ、片側に布を寄せてみる。
妹の秘所が露わになった。
(こ、これが・・・)
敏夫は目の前にある秘所に目を奪われた。
男と違って突起物はなく、その代わりまるで貝の様な肉襞が広がっている。
(穴はどこなんだ・・・?)
男の肉棒を受け入れる穴があるはずだと、敏夫は指を這わせてその位置を探り始めた。
「あっ・・・んっ・・・ああっ・・・」
その刺激に感じたのか、妹が甘い吐息を漏らした。
(こいつって、こんな色っぽい声出せるんだ・・・)
敏夫は今まで聞いたことのない声を出す妹に興奮し、もっとそれを出させようと秘所を擦っていく。
「あっ・・・はぅっ・・・あっ・・・」
小刻みに動く指に、妹は体を微妙に動かし悶えている。
(あ、これか・・・ここが穴だな・・・)
指がにゅるっと入り込む場所があった。
少し出し入れしてみる。
「あぅっ・・・はんっ・・・ああっ・・・」
妹がビクビクと体を震わせた。
(確か・・・クリトリスが気持ちいいんだよな・・・)
敏夫の頭からは、もうすでに妹に気づかれるという事は完全に消えていた。
妹が悶えるたびに興奮が高まり、それをもっと感じたいという思いで一杯だったのである。
「あぅんっ!・・・はぁっ・・・んんっ・・・」
指がある部分に触れた瞬間、妹の体が跳ね上がった。
(ここか・・・ここがクリトリスか・・・)
女の男性器とも言えるクリトリスを見つけた敏夫は、そこを重点的に擦り始める。
「あぅっ・・・あんっ・・・はぁんっ・・・」
妹は体をブルブルと震わせ、喘ぎ声を上げ続けている。
(もっとだ・・・もっと悶えろ・・・)
興奮した敏夫は、このまま妹をイかせたいと思い始めていた。
自分の愛撫で女をイかせる、それを体験したくなったのだ。
(そうか、舐めれば・・・)
AVビデオでは必ずこの部分を舐めており、そうすると女優は凄く気持ち良さそうにしていたのである。
舐めれば妹はイくのではないのか。
そう思った敏夫は、己の舌を妹の股間に向けた。
クリトリスを舐め上げる。
「あふぅんっ!・・・あぅっ、あっ、はぁんっ・・・」
それまで以上に妹の体が跳ねた。
舐め続けていると、妹の脚が頭を挟みグイグイと股間に押し付けてくる。
(気持ちがいいんだ・・・)
自分の愛撫で妹がよがっている。
それが支配欲を刺激して、興奮が高まっていく。
クリトリスに激しく舌を絡め、指を膣穴に入れると素早く出し入れする。
「あんっ、あっ、ああんっ・・・やっ、はぅんっ、いやぁんっ・・・」
可愛らしい声が響き、そのハッキリとした口調からどうやら妹が起きている事が分かる。
今まで寝たふりをしていたのかは分からないが、止めないということは、このまま続けてもいいという事なのだろう。
敏夫はそう思うと、さらに舌と指の動きを…

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