幼馴染のちーちゃんと

2023/03/03

俺には千里ちゃんという物心ついたときからの幼馴染がいて、ちーちゃん、ちーちゃんと呼んでいた。
周辺に俺たち以外子供のいない地域だったので、いつも一緒だった。

しかし中学校に上がる前にちーちゃんが引っ越してしまい、それ以来交流は無くなった。

親同士が仲が良かったので、俺が中学や高校に入学とき、お祝いで家にきてくれたことはあったが、この年頃になるとお互いの世界があるわけだし、会っても一言も口をきかなかったなあ。

で、いつしか俺は大学を卒業し、就職で故郷を遠く離れた都会に出てきたわけだ。
こうなってくると、もう一生会うこともなさそうだが、話はここから始まるので、世の中は訳が分からない。

働き出して二年目のこと。
会社帰りに携帯をチェックすると、見知らぬ番号から何度も電話がかかっていた。
ワン切りか何かかとも思ったが、それならこうもかけてくるはずが無い。
俺はちょっと不審に思いながらも、その番号にかけてみることにした。

プルルルル(電話の音)・・・プルルルル・・・ガチャ

俺:もしもし・・・・・・
ち:あー!かっちゃん(俺の名前)、久しぶり!
声の調子と、クニの訛りですぐに分かった。
かけてきたのは、ちーちゃんだった。
スゲー懐かしい思いで、俺は話をした。
と言っても、今どんな仕事をしているとか、どこに住んでいるとか、そういう話だ。

ちーちゃんは短大を出たあと、保育園の保母さんになっていた。
子供のころから保母さんになりたいと言っていたから、夢をかなえたことになる。
しがないサラリーマンになった俺は、その点、素直に凄いと伝えた。
ちーちゃんは照れくさそうに、そんなこともないよと言っていた。

ち:ところでさあ、かっちゃんは仕事忙しい?
俺:スゲー忙しい。俺さあ、会社から出て、すぐ電話かけてんだぜ。
それでもこんな時間(23時)になってんだから、分かるでしょ。
毎日夜は十時まで仕事してるよ。
ち:凄いね!ちーちゃんの仕事は、夕方四時くらいまでだよ。
俺:それはそれでスゲー(笑)
ち:でも忙しかったら、こんなこと頼めないかなあ・・・

聞けば、ちーちゃんは最近鬱病だと診断されたそうだ。
田舎の町では少子化の進行が早いらしく、保育園の先生は人余り状態で、ベテランの先生から嫌がらせを受けたそうだ。

けど保母さんという職業は、ちーちゃんにとって簡単に諦められるものではない。
なついてくれている子供もいる。
その軋轢が引き起こしたもんだろうと、話を聞いた俺は判断した。
今回、急に俺のところに電話をかけてきたのも、ちーちゃんの鬱病が関係していた。

病院で渡された薬を飲んでいるらしかったが、それがどういう薬なのか ちーちゃんには今ひとつ分からない。

それに鬱病にかかったことがバレると、ますます保育園を辞めさせられそうで、周囲の人間に相談することも出来なかったようだ。

俺が頼まれたのは、ちーちゃんが飲んでいる薬がどのような効果のあるものなのか、副作用があるのかないのか、それを調べることだった。
俺は昔から本ばかり読んでいたから、そういうことも知っているだろう考えて電話したそうだ。

俺:それなら大丈夫。大学のとき、薬学部にいた友達がいるから、そいつに聞けばすぐ分かると思う。
ち:ありがとう。
でね、一つどうしても知りたいことがあるんだけど・・・

一番の問題は、薬の副作用だった。
飲み続けることで将来、子供が産めなくなるのは嫌だというのだ。
保母さんになったことからも分かるとおり、ちーちゃんは子供好きだった。
将来結婚しても子供が産めないのは嫌だという気持ちは、痛いほど分かる。

そういうことなら、よし、すぐに安心させてやろうということで、俺は薬の名前を聞きだすと、薬剤師の資格を持ってる友達に電話して、色々調べてもらった。

幸い、ちーちゃんが飲んでいた薬は軽いもので、将来子供が産めなくなるというものではなかった。
夜中十二時近くなっていたが、それでもいいと言っていたので、俺はちーちゃんに電話してそのことを伝えると、流石に安心したようだった。

ち:ごめんね、かっちゃん。急にこんなこと頼んで。
俺:ちーちゃんのためなら、これくらいなんでもないって。
ち:でも、びっくりしたでしょう。ちーちゃんが鬱病だって聞いて。
俺:別に。ま、そういうこともあるでしょう。それより、一回こっちにおいでよ。色々案内するからさ。
ち:そうだね。ちーちゃんもそっちに行ってみたいよ。そうなったら、部屋に泊めてね(笑)。

俺がこっちに来いと誘ったのは、社交辞令みたいなものだった。
笑いながらとはいえ、部屋に止めてくれなんて言われると思わなかった俺は、一瞬沈黙した。

ち:大丈夫だよ。ちーちゃんが泊まるんなら、おばちゃん(俺の母)だって、いいって言うよ。

いや、そういうことを言ってるんじゃなくて、男の部屋に泊めてくれってのが、どういう意味か分かってるの・・・なんてことは、これまで友達として過ごしてきた日々を否定してしまいそうな気がして、言えなかった。

俺は、もしちーちゃんが来たらマンガ喫茶にでも泊まろうと考えて、
俺:じゃあいいよ。泊まりにおいで。と答えておいた。

それから一月も経たない土曜日のことだ。夕飯を食ってテレビを見ていると、突如携帯が鳴った。かけてきたのは、またしてもちーちゃんだった。

俺:どーしたの?
ち:ちーちゃんね、いまどこにいると思う?
俺:まさか・・・・・・

本当にそのまさかだった。ちーちゃんは今、新幹線の駅にいるという。
だが駅の構造が複雑で、どこへ行っていいかサッパリ分からないと言う。

ち:こっちの駅は広いねー。

なんてのんきに言ってるが、そりゃあ一日に十本も電車が走らない地元の駅に比べれば、どこだって広いだろう。
それにしても、まあ、こっちに来いと言ったのは俺だが、ここまで急に来るとは思いもしなかった。

しかし女一人でほっとくわけには行かない。
俺は駅まで迎えに行って、一時間かけて部屋に戻ってきた。

ち:広いし、きれいだね

家賃のわりにいい部屋だと、ちーちゃんはしきりに感心していた。
その横で、俺はもう一杯一杯。朝、掃除しておいて良かったと、心底ほっとした。

ちーちゃんは荷物を部屋に置くと、コタツに入った。
ここで酒でも飲ませていい雰囲気に・・・ってのが普通なのかもしれないが、あいにくと俺は酒が飲めないから、ビールの一本たりとも部屋にはない。
あったとしても、薬飲んでる人に勧めるのは微妙だしな。

俺は愛飲している玄米茶を淹れて、ちーちゃんに勧めた。
俺もお茶を飲みながら、一人で新幹線に乗るのは寂しかったとか、ちーちゃんの話に耳を傾けていると、話はだんだん昔のことに移っていった。

ち:子供のころは、毎日が楽しかったね。

楽しいと言う割りに、どうしてちーちゃんがしんみりしているのか、気遣いってやつが苦手な俺に分かろうはずもない。

俺:夏休みは毎日田んぼか川に行って、アホみたいにおたまじゃくしとかメダカをとってたなあ。
ち:カブトムシを取りにも行ったし、節分のときに家の中で豆をまきすぎて、怒られたこともあったよね。

長いこと思い出しもしなかった子供のころが、鮮明に頭の中に浮かんだ。
ちーちゃんの言うとおり、子供のころは確かに楽しかった。
高いところに登るだけでちょっとした冒険だった。

今の俺は同じことの繰り返しになってる毎日に飽き飽きしているが、どうして子供のころは飽きもせずに毎日過ごせたのだろう。
そんなことを考えたし、考えさせてくれる幼馴染っていいなあと感じた。

ふと見ると、ちーちゃんが泣いていた。
昔を思い出したから、と言うのではなさそうだった。
何か深刻な雰囲気があった。
俺は泣きたいだけ泣かせた方がいいだろうと思った。
というのは真っ赤な嘘で、当時の俺は女と付き合ったことは一度たりともないかったから、女の涙にどう対応していいのか分からず固まってしまっただけだった。

それから三十分近くちーちゃんは泣いて、少し落ち着いてきた頃を見計らって、俺はお茶を淹れなおし、ちーちゃんに渡した。

ち:かっちゃんは優しいね。

これまた何が優しいのか、全く分からない。
だが下手に何かするより、泣きたいだけ泣いてもらうと言う処置は、ベストだったようだ。
声に笑いが戻っている。

俺:俺さあ、ちーちゃんのためなら何でもするよ。だからさ、なにか話したいことがあるんだったら、言ってくれよ。

ち:そっか。ありがとね。じゃあ・・・

ちーちゃんが何で泣いたのかは分からないが、話したいことがあるんなら真剣に耳を傾けようと思ったのだが、

ち:足が痛いよ。何とかして(笑)

真剣な話にならなかったので、俺はずっこけた。
しかし、ちーちゃんの言うことはもっともなことだった。
俺の部屋はいわゆるフローリングだが、俺は絨毯もしかず、こたつも板張りの上に直接組んでいた。
三十分も同じ姿勢で泣いていれば、足も痛くなるだろう。

だが困った。俺の部屋には座布団も無い。
ベットも無いから、そこに腰掛けろともいえない。

俺:布団を敷くからさあ、その上に座ってくれ。

俺は押入れから布団を出した。
俺とちーちゃんはちょうど横並びの形で、壁にもたれながら布団の上にのった。
ここまできて、やっとちーちゃんは何故泣いたのかを語り始めた。
どうやら鬱病のせいで、付き合っていた彼氏と最近別れたらしい。

それだけではない。
つい今朝方、母親から「あんたが鬱病だなんて、恥ずかしくてご近所にいえないわ」、なんてことを言われたらしい。
俺のところにきたのも、母親の言葉で家にいられないような気がしたからだそうだ。

俺は憤慨した。
田舎の若者は都会にでていくイメージがあるだろうが、実はそうではない。
地元に愛着を持つ人間が半分、嫌気がさして都会に飛び出す人間が半分といったところだ。

俺は後者で、それだけに田舎の人間の精神性や保守的気質は大嫌いだった。
ちーちゃんの彼氏やらおばさんに対して、真剣に怒っていると、ちーちゃんがまた泣き出して、俺の肩に寄りかかってきた。

「ちーちゃんは俺が守らなくちゃ」と言う感情が、自然に沸き起こった。
どうしてあげるのがちーちゃんのためになるだろうと考えた。

俺:抱きしめてもいい?

ちーちゃんはコクンと頷いた。
そうしてあげると安心するかなと思って、俺は強くちーちゃんを抱きしめた。
けど、壁にもたれたれながら抱きしめるのは不自然な形だ。
すぐに俺は疲れてしまった。
それはちーちゃんにも伝わったらしく、

ち:横になろうか?

下は布団だし、横になってしまえば楽なものだった。
そのまま暫く、俺はちーちゃんと抱き合ったままだった。

ここまで読んだ人はもどかしいと思ったろうし、こいつもしかして・・・とも思ったろうが、大当たり。
俺は童貞だった。

自慢じゃないが風俗にもいったことがないし、AVだって見たことが無い。

本当ならもっとスムーズにいたすことが出来たろうが、俺はここまできて、やっと
「あれ?もしかして俺、このままやっちゃうのかな?」ということを意識した。

俺はちーちゃんのスカートと服の間から手を差し込み、直に背中をさすってみた。
ちーちゃんは嫌がらない。
この段階で大胆になった俺は、つづけてその手を下に下ろし、お尻を揉みしだく。

ち:あ・・・ん・・・

甘い声が漏れた。
TVドラマのベッドシーンなんかで、女優さんがそういう声を出すが、あれと同じだな、なんて俺は感動していた。

実は、ちーちゃんのお尻を触るのは、これが初めてではない。
幼稚園の頃の話になるが、かつて俺はちーちゃんのお尻を生で触ったことがある。
二人でコタツに入っていたとき、ちーちゃんはウトウトと眠ってしまった。
その隙に俺は、コタツにもぐりこんでちーちゃんのパンツを脱がし、存分に撫でたのだった。

結局、俺の行為に気付いたちーちゃんが泣き出してしまい、不完全燃焼のまま終了したため、そのとき以来、俺はちーちゃんのお尻には強い憧れを持っていた。
それが今まさに俺の手の中にある!

ちーちゃんのお尻の感触は、当時と変わってないような気がした。
柔らかで、びっくりするほどスベスベで、滑らかな感触。
こんなに気持ちのいいものがこの世に存在しているは、俺はこの歳になるまで知らなかった。

指先だけで俺は気持ちよくなっちまって、夢中でお尻をいじりつづける。
ちーちゃんはますます堪らないといった表情になった。
俺はもっと気持ちよくしてあげたかったが、そっち方面の知識が無い。
揉む以外には割れ目に沿って指を這わせていたが、そのうちにアナルの存在に思い至った。
俺は思い切ってちーちゃんのアナルに指を軽く入れてみた。

ち:あ・・・ああっ!

大きくあえぎながら、俺にしがみ付いてくる。正解だ!
俺は嬉しくなって、また暫くの間、ちーちゃんのお尻を責め続けた。
だがここにきて、ちーちゃんの体の下になっていた俺の腕が痛くなってきた。
ちーちゃんを仰向けにして、俺が上から乗りかかるような形になった。
自然、目は胸の方に行く。
俺はちーちゃんの服をまくりあげ、ブラジャーも上にずらそうとした。

ち:いや!

ちーちゃんが俺の手を払った。
失敗した!という焦りで俺はうろたえる。
拒否されたと思った。こういうもってき方じゃあ駄目なのかと、AVを見ていないことを悔やんだ。
だが違った。

ち:かっちゃんも裸になってくれないと、いや・・・

俺は着ていた服を、それこそマッハのスピードで脱ぎ去り、全裸になった。
あまりの速さに、ちーちゃんは笑いながら、

ち:ちーちゃんのふく、脱がせてみる?

俺が震える手で服のボタンをはずすと、ちーちゃんはバンザイをする格好で、脱ぎやすくしてくれた。
ちーちゃんは俺より一つ歳上で、昔からお姉さんを気取りたがっていた。
今も弟が知らないことを教えてやる感覚なんだろうなと想像した。
ブラジャーをはずすのは初めてだったが、ちーちゃんが後ろのホックをはずせとか、かなり細かく教えてくれ、かくして俺たちは二人とも全裸になった。

俺たちはもう一度、さっきと同じ格好で抱き合った。
それにしても気持ちいい。
さっきとは服を脱いでいるだけで他に変わったところは無いのに、全身で柔らかいちーちゃんの体を味わえる。
それだけでイッテしまいそうだった。

俺はちーちゃんとじっくり舌を絡ませたあと、そのまま舌を徐々に動かしていった。
これが多分、俺の性癖なんだろうと思うが、ちーちゃんの体を触りたいとか、そういう風には思わなかった。
その全身を、舌で味わいつくしたいと思った。
そのまま舌を下へと動かして、まずは首筋を舐める。これがヒット!

ち:そこは舐めちゃだめ!おかしくなっちゃう!

首筋はちーちゃんの性感だったのだろう。
舐めると全身に電気が走ったようになると言っていた。
「ちーちゃんが感じてくれている!」
そう考えた俺は、やめてというちーちゃんの声を無視して、首筋を舐め続けたが、

ち:やめないと怒るよ!

そういわれて、今度は乳首を舐め始める。
お餅のようなというか、とにかくこの世のものとは思えないほど柔らかく、不思議な感触のちーちゃんのおっぱいを口いっぱいにほおばると、俺はそのままおへそに舌を動かし、ついにちーちゃんのアソコを舐め始める。

女のアソコをみるのはこれが初めてだった俺は、あまり責め方も上手くなかったようだ。
ちーちゃんはクリトリスの位置を教えてくれ、大陰唇は唇で甘噛みしながら吸うように教えてくれた。

俺は憧れ続けたちーちゃんのあそこが目の前にある喜びに、奉仕するつもりでひたすら舐め続けた。

俺にとって意外だったのは、ちーちゃんがアソコではなく、アナルの感度の方が良かったことだ。
俺はこのあとアナルも舐めたのだが、ちーちゃんの感じ方はアソコの比ではなかった。
もしかすると、彼氏に開発されていたのかもしれない。

ち:かっちゃん・・・ちーちゃん、もうがまんできないよ。かっちゃんのを・・・挿れて・・・

ついにこのときが来た。俺もとうとう童貞喪失だ!

と思ったのだが、俺は避妊具を何一つ持っていない。

ち:いいよ・・・そのまま挿れて・・・
俺:でも、まずくない?もし妊娠したら・・・
ち:いいよ。ちーちゃん、子供ほしいもん・・・今作らなかったら、もう子供は出来ないもん・・・

もしちーちゃんが妊娠したら、きちんと責任を取って、俺ちーちゃんと結婚しよう。
一生ちーちゃんを守るんだ!
覚悟を決めて挿入しようとするも、そこは童貞がすることだ。
ちーちゃんが挿れる場所を教えてくれるも、どうしても入ってかない。
段々冷静になってくる。
結婚するにしたって、それはできちゃった結婚になってしまう。
それはまたちーちゃんの立場が悪くなるのではないか?
挿れることもできない童貞の言い訳に聞こえるかもしれないが、それでも俺はちーちゃんに言った。

俺:ごめん・・・やっぱり出来ないよ。今妊娠することがちーちゃんにとっていいことだと思えないんだ。

結果として、これが良かった。
俺を頼ったのは、鬱病になった自分を腫れ物扱いしなかったし、自分のために色々してくれたからだとちーちゃんは言った。

ち:やっぱり優しいね。

そういって、ちーちゃんは俺を抱きしめた。
俺もちーちゃんが凄くいとおしくなって、そのまま一つになってしまいたいという気持ちで全力で、強く抱きしめた。

それ以上のことを、俺たちは布団の上ではしなかった。
ただ抱き合っていただけだった。

季節は春先のまだ肌寒い頃だったが、暖房も入れていたし、二人でくっついていると、汗ばんでくる。
ちーちゃんがシャワーを浴びたいと言うので、俺はタオルを出したり、湯の準備をしたりして、ちーちゃんを浴室に案内した。

ち:一緒に入ろうよ(笑)
俺:でも、狭いし・・・
ち:昔はいっしょにお風呂に入ったじゃない(笑)

と言うわけで、俺たち二人はくっつくようにしてシャワーを浴びた。
俺はサービス精神旺盛に、ちーちゃんの背中を流してあげたり、頭を洗ってあげたりした。そうすると、お返しといって、ちーちゃんは俺に浴槽に腰掛けるよう要求した。

何をするんだろうと思っていると、ちーちゃんが俺の愚息に手をかける。

俺:なにすんの!
ち:だってさあ、ずっとおっきいまんまだもん(笑)

フェラではないが、ちーちゃんは竿の部分にキスしながら、手でしごき始める。手コキというやつだ。

ち:このままださなかったら、かわいそうだし。

言いながら懸命にこするが、俺は初めてのことに緊張して、とてもイケそうにない。
しかしここで出さなければ、ちーちゃんを傷つけるような気がして、必死でエロいことを想像した。

ち:なかなかでないね。

10分くらいは出なかったと思うが、俺も努力の甲斐あって、凄まじい勢いで発射!
ちーちゃんの手と顔に、べっとりと白いものがついた。

ち:すごいねー!かっちゃんのはこんなに飛ぶんだ(笑)

もう一度体を洗って、俺たちは浴室を出た。
その日、俺たちは抱き合うような形で、一つの布団で寝たが、流石にそれ以上のことはしなかった。

翌日、俺は約束どおりちーちゃんを街に案内した。

ち:都会は服を売っているところが一杯あるね!

ちーちゃんはショーウインドウに夢中だ。
俺は服くらい買ってあげたかったので、気に入ったものがあったら言ってくれるよう伝えていたのだが、ちーちゃんは最後まで何が欲しいとは言わなかった。

それならせめて食事くらいはいいものを食べようといったのだが、結局ちーちゃんと食事したのは全国展開しているファミレスだった。
借りを作りたくないと言うか、最後までお姉さんを気取っていたいのだろうと俺は考えた。

結局、ちーちゃんはその日のうちに帰っていった。
わずか一日ばかりの、短い滞在だったが、満足した様子だった。

以後、俺はちーちゃんとは会っていない。
2~3ヶ月に一度くらいの割合で、メールのやり取りをするくらいだ。
だもんで、あの夜のことについても話題に上ったことが無い。

ごく最近の話だが、ちーちゃんは新しい彼氏が出来て、近々結婚するそうだ。
なんにせよ、幸せになれそうで良かった。
一方俺のほうも、どういうわけだか彼女が出来て、今年中には結婚する予定。

以上、前フリが長いのに全然エロくなくて申し訳ないが、報告を終わる。

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