夫婦の営み

2020/08/23

私36歳、妻38歳です。
妻は痩せ型で、胸は大きいほうでは有りませんが、髪が長く素顔でも我ながら自慢できる女です。
そういっても結婚した頃に比べると、子供が出来てから成長するにつれて夫婦の営みは減っていました。
私の親が老け込んでしまって二世帯住宅での同居などが重なり、ますます夫婦の営みは減っていました。
ロープやおもちゃ等、妻が喜びそうな(実は私が喜んでいるんですが)買ってきては試していたり、二人で夜に外出したときはカーセックスをしてみたり、色々工夫していたんですが長続きせず、そのうちにそれらの道具は、押入れの中に眠っていました。
そんなある日、私の仲の良い歳の離れた弟が転勤になって帰ってくることになってしまい、親と同居しているこの家に居候することになってしまったんです。
最初、妻は私の両親の前では露骨に嫌だとは言いませんでしたが、夜二人きりのときは、狭い家に一人加わるのは抵抗があるようなことを言っていました。
一、二ヶ月で家を探すということでしたので妻もしぶしぶ納得せざるを得なくなり、同居人が一人増えることになりました。
弟は28歳で、独身。
おとなしい性格で、やさしい性格で、私とも大変仲がよく、小さいときから自転車に乗って一生懸命私の後をついて遊んでいました。
以前は可愛い女の子と長く付き合っていたのを覚えています。
しかし独身貴族ということもあり、仕事で転勤が多く、遠距離恋愛の末に別れてから、そういう話も聞かなくなっていました。
いざ引越しが決まってから、弟の部屋をどこにするか家族会議でした。
二世帯といっても大きくない家なので、両親のいる一階には部屋が開いていなく、気を使って両親は一階で一緒に暮らすといってくれたのですが、なかなかそうもいかないと、私の書斎にしているロフト(屋根裏の小さい物置部屋です)を使ってもらうことにしようと思っていたんですが、娘が今の部屋からそちらに移りたいということで、私たち夫婦の隣の部屋を使わすことになってしまいました。
私は何の気なしにOKしてしまっていたんですが、妻はそれだけは避けたかったようで、妻から何回もどうにかならないかという言葉がありましたが、私は「一、二ヶ月我慢してくれ」というほかありませんでした。
弟が来てから、以前にもまして妻が気を使っているのが目に映りました。
けして弟のことを毛嫌いしているのではなく、「姉さん、姉さん」と言われてよく面倒を見てくれていました。
夫婦の営みは、以前にも増して減ってきていました。
引き戸で仕切られた隣の電気が消えてから、声を押し殺しながら短時間で終わらせるようなセックスが続いていました。
セックスでも、同居でも妻はストレスをためているようで寝室で二人っきりになったときも無口になっていました。
私も妻に悪いと思い、仕事が終わってから早めに帰るようにして、娘を連れて三人で外食に行ったりしていました。
二ヶ月がたとうとしていたある日、弟にそれとなく家を探しているのかと問いかけましたが、「家賃が高いし、いい部屋がなくて。仕事があってなかなか探しにもいけないから、もう少しいさせて。」と言う返事でした。
「しょうがないな、早く見つけろよ。」と言ってみたものの、弟を責める気にもなれずに妻と両親にそれを伝えました。
親は納得して、特に母は喜んでいるようでした。
妻は喜んでいる母に気を使って何も言えず、二人きりになっても考え込んでいるようで、なかなか話にもならずに私は、「ごめんな」と言うだけでした。
妻は、「謝らないで」
「お母さんも喜んでるし、気を使うのは私だけじゃないから、(弟の名前)さんは好きだからいいけど・・・。
」と口ごもってしまいました。
私が、「けど・・・。なに?」
「何か不安なことでもあるな?」と突っ込んだ話をしてもそれきり黙って、また考え込んでしまいました。
私はと言うと、妻はいいと言ってるけど嫌だよなぁ・・ともうだけでそれ以上は考えてもいませんでした。
何日かたって妻の「けど・・・」が気になり、もう一度妻に聞きただしました。
答えは決まって「なんでもない・・・」でした。
でも妻の語尾が気になるんです。
「親に何か言われた?」
「父さんに?」
「母さん?」と色々詮索しました。
答えは決まって「ううん」でした。
しかし、「弟?」と言ったときに妻が詰まりました。
「弟がなんかいったんだな?何を言われた?俺が言ってやるから言ってみろ」おとなしい弟が、妻に何かを言ったのが信じられない気持ちと、家族で気を使っているのに腹立たしいと言う気持ちと半々でした。
妻は私をなだめるように「何も言われてないよ、怒らないで」と言うばかりで話が収まりません。
まさかと思いながらも、「何も言われてないなら、何かされたのか?」と聞いてしまいました。
「何もされてないよ、ただ・・・。」と妻。
その言葉で私はホッとしましたが、また語尾が気になります。
「じゃあ、何があったか言ってくれ」と言うと、妻はためらったように話し始めました。
「貴方、私のタンス開けてる?」
「へ?」
「タンス開けて服とか出してる?」
「何で俺が?」話がなかなか飲み込めませんでした。
話が見えてきた私の顔を見て妻が小声で、「開けられてるの・・・。服とかが動いてる」
「弟か?」
(本当は名前で呼んでいるんですが)
「多分・・・。服とかが私が入れたようになってなくて・・・。」
「とか?」
「下着も・・・」恥ずかしそうに妻が言いました。
私は大声で笑ってしまいました。
笑いながら、「男なら女の下着に興味あって当然だよ。俺もしたこと有るし」と大昔に母親の下着でした事を思い出しながら言っていました。
今思うと、色っぽくもない母親の下着でしていたなんて、恥ずかしい記憶なんですが。
「それだけ?そんなことで悩んでたの?」と言う私に、笑い事じゃないと膨れ顔で、「それだけじゃなく、洗濯籠からなくなることも・・・。」と言いました。
妻の話では、弟が来てから半月ぐらいして洗濯籠に入れた下着が動いていたといい、最初は気のせいだと思っていたらしい。
我が家は、一階に両親、二階にダイニングキッチンとお風呂、三階に二部屋あり、今は私たち夫婦と弟、三階からはしごで登ったところがロフトになっています。
両親と私と娘は二階のお風呂を利用するのですが、妻と弟は三階のシャワールーム(シャワーだけなんです)を利用することが多くなっていました。
シャワールームの戸を開けると、脱衣所、トイレとシャワールーム、私たちの洗濯機が置いてあります。
最初はシャワールームの洗濯籠の下着が動いていて、なくなっていたこともあると言います。
朝になると戻っていることがあって、自分のものと違う汚れがふき取ってあるのがわかって弟がしているんだと思ったらしい。
それからはかごに入れずに、自分でシャワーのときに洗ってすぐに干していたら、今度はタンスの中の下着が動いていて、さすがにびっくりして悩んでいたらしいです。
ここまで聞くのにだいぶ日数がかかりました。
続きはまたこの次にしたいと思います。
つたない文章で申し訳ありませんが、どうぞお付き合いください。
あれから弟の顔を見ても、私自身忘れてしまっていて、何も思いもしない日が続いていました。
弟と妻が関係していたとしたら、このような気持ちではいられなかったかと思いますが、そうではなく下着だけのことだったし、妻も何事もなかったかのようにすごしていたのでそうなったのかもしれません。
何日かして、妻と二人でテレビを見ているときに、そういう雰囲気になり、下着の上から触っていました。
気持ちが盛り上がってきてさあこれからと言うときに「まだ起きてるでしょ」隣の電気はついています。
「シャワー浴びてくる」と言う妻に意地悪のつもりで、何の気なしに私が「今履いてる下着置いてきて」と言うと「バカじゃないの」
「そんなことできるわけないでしょ」と半分怒りながら取り合ってくれません。
あそこを摩りながら「さと美の下着でするのかな?」
「本当は嬉しいんだろ?」
「さと美の下着をなめてるかも。」
「匂いも知られてるよ」とささやくと、私の唇を吸ってきます。
私を喋れないようにしていると思っていたのですが、なんとなく感じ方がいつもよりいい気がしていました。
車でするときなどは、誰かに見られているかも?という私の言葉に感じてしまうこともしばしばで、なんとなくその時のような感じ方でした。
私の口を塞ぐというより、自分の声を我慢しているようにキスをしてきます。
すくい取るように下着をこすりつけてから、脱がしました。
濡れた部分を見せて「こんなに濡らして、おちんちんに塗らしてあげるんだ」
「さと美の味も分かってしまうよ」と言いながら下着であそこをこすると、何も言わずに首筋に吸い付いてきます。
私も妻に言いながら興奮してきてしまい、なにか心に火が付いてしまったような気持ちになりました。
続きを期待している妻の体を離し、「シャワー浴びてきて」と言うと、半分怒って仕方なさそうに重い腰を上げました。
「下着返して」と言う妻に「置いてくる?」と言うと、先ほどの妻に逆戻りで、できないと言います。
「じゃぁ返さない」と言う私と、返せ、返さない、の押し問答が小声で続きましたが「俺が置くから、本当になくなるか試してみたい」と言う言葉に「勝手にすれば」と言ってシャワーを浴びに行きました。
隣は電気がついていて起きてる様子です。
しばらくしてシャワーから出てきた妻と入れ替わりに、トイレに行って、ポケットの中の下着を洗濯籠のTシャツの下に置きました。
心臓が飛び出てしまいそうなくらいの興奮を覚えました。
帰り際に二回のキッチンによって妻の分も一緒にビールを片手に戻りました。
飲みながらテレビを見ていました。
妻はさっきの続きを求めるでもなく、テレビを見ています。
私は、いつも気にすることのない隣の部屋の弟のことが気になり、テレビどころではありませんでした。
弟が部屋を出て行くのを耳を大きくして聞いていました。
トイレとシャワールームの戸が開く音がしました。
シャワーかな?と思っているとすぐにまたドアの音です。
本当に獲っただろうか?と言う思いで、早く確認したいと言う気持ちでいっぱいでした。
しかしそのまま部屋には帰らず下に下りていってしまいました。
不意に妻が「さっきのどこ?」と言いました。
弟の行動を妻も気にしていたのかなと疑問に思いましたが、「置いてきた」と言うと「何で本当にそういうことするの、ばか」と言って怒っていました。
なくなってるか見て濃いと言う私の言葉も聞かず、怒ってテレビを見ています。
しばらくそのままの状態が続いてさっきの続きをするきっかけもありませんでした。
弟が上がってきてまたシャワールームの戸が開く音が聞こえました。
すぐにしまる音がして、部屋に帰る音がしました。
すぐに部屋が暗くなり、もう寝てしまうのかと思いました。
確認をしたくてしたくてたまりませんが、妻の顔を見ても、テレビのほうを向いたまま、こちらを見向きもしません。
ちょうどコマーシャルになったときに、もう一度「見て来いよ」と言うと「貴方見てきてよ」と返されました。
部屋を出てすぐにトイレのほうへ向う勇気がなく、一度ビールをとりに降りてからトイレに行きました。
用を足し、洗濯機の横の洗濯籠の中のTシャツをめくりました。
妻の言葉を、信じていなかったわけでは有りませんが、本当だったことが分かり、怒りよりも、異常な興奮が襲ってきました。
先ほどの湿った妻の下着を弟が、と言うよりも、私以外の男に妻が抱かれているような錯覚でしょうか、不思議と実の弟を他の男のように感じました。
足早に部屋に戻り、妻に伝えました。
妻も複雑な顔をして、言葉になりません。
顔とは別に、私の下半身は大きくなっていて、妻の耳元で「さと美の濡れた下着を今見られてるよ」
「いっぱい濡れていたのに」と言いながら迫っていました。
妻もその気になっているみたいで、すでに濡れていて、いつものように口数が減って快感をこらえています。
私はテレビを消し、服を脱がせ「今さと美のここの味を確かめられているよ」
「声も聞かせてあげて、喜ばせてあげたら」と言っていました。
妻はしきりに私の方をかんだり、クッションを顔に当ててこらえていますが、まんざらでもない様で、体が正直に反応しています。
私の攻めを避けるように体をひねり、口に含みます。
音が出るように腰を突き上げますが、たいした音も出ません。
いつもに比べて、すぐにいってしまいそうです。
たまらず妻の中に入れました。
出てしまいそうで、すぐには動けません。
妻を抱き起こし、二人とも座ったままの体勢でじっとしながら、言葉で妻を責めます。
私の背中向きに後ろへ下がり、部屋の境の引き戸の近くまで寄ります。
小さい声で、「さと美の呼吸まで聞こえてるよ」
「もっと感じてる声を出してごらん」
「下着を犯されて、感じているさと美の声を」妻はそこから離れようとしていましたが、抱きかかえられ動けません。
私の言葉に、自ら腰を動かしてきます。
すぐにでもいってしまいそうな私は、妻の腰を抑え、言葉責めを続けます。
隣の部屋から見ていることもないと思いながらも、抱き合ったまま、隣の部屋から見て横向きになり「戸の隙間から見えるよ」とか「いつもは、いい義姉さんが淫乱だって事がばれてるよ」妻は腰を振ってきます。
さっきより声が出てきました。
「見られたいんだろ」
「エッチな声も聞かれたいんだ」
「こんなに乳首を大きくして、いやらしい」小ぶりの胸を鷲づかみにしたときに、妻の限界が来ました。
「あぁ・・・」と声が大きく出てしまったのです。
「いい・・」と続いて「キスして」と言いました。
戸のそばでこの声では聞こえてないほうがおかしいくらいでした。
わざと音が鳴るくらいに妻の唇を吸いました。
舌を絡めて、いやらしい音が響きます。
妻の体を手で支えさせ、体を後ろにそらさせて、いきそうなのを我慢しながら腰をゆっくり動かしていきます。
妻の声は止まりません。
私がすこし大きすぎると思い、口を押さえるくらい大きくなっています。
まるで二人きりのホテルでしているみたいで、久しぶりに聞く声です。
もっと聞きたい気持ちと、やばいと言う気持ちがある中で、いきたくなり、つまに「いってもいい?」と聞きました。
うなずいて体を離し、四つんばいになりました。
そのお尻を持って妻の顔が隣を向くように動かしました。
一突きするたびに妻が声を出します。
「あぁ・・」
「もっと・・」もういきそうだと腰を一気に激しく使いました。
妻の言葉にならない喘ぎ声と、体のぶつかるパンパンと言う音が響きあっという間に言ってしまいました。
私がいった後も妻は声にならない声を出していました。
妻が犯されているような気は収まることがなく、とても興奮したセックスでした。
次の朝私は弟と会うことはありませんでしたが、妻は普段どうりで、お互い気づかなかったようなそぶりだったと聞きました。
妻に、あの晩のことを言っても、「いつもより感じてたのは、声を出してたからじゃなくて、耳元でささやく貴方に感じたんだよ。」
「声はそんなに出してませんよ」って言われて、何回問いただしても同じ答えでした。
何回もそういわれてしまうと、興奮した私の誇大妄想だったのかと自問自答してしまうほどでした。
あれ以来、妻とセックスしていても、前のように声を我慢してもだえているだけで、セックスの時間は短くなっていました。
しかし、確かに妻とのセックスの回数は増えていて、私が求めるからそうなっていたのかもしれませんが、妻から求めてくることも増えていました。
セックスの回数に比例して、夫婦仲はよくなった気がしていました。
声を出さない妻の代わりと言っては何ですが、私が上になり激しく腰を振って、肉と肉が当たる音を意識しながらのセックスをして、今、妻を抱いているぞという合図を送っていました。
もっとも、弟にそんな意思が通じているわけもなく、私だけの、欲求の解消になってしまったんですが、激しいセックスに妻も喜んでいるようで、「なんかエッチが上手になった?」って聞かれるくらいで、誰と比べてるんだ?と思いながらも、夫婦で楽しんでいました。
「また下着を置いて来いよ」と言っても、もうしてはくれません。
あの晩の下着が帰ってきていないと言うのを妻から聞いていたので、そればかりが気になり、弟に聞きたい、さと美の声はよかったか?と確認したい思いが強まってきても、そんなことは到底出来るわけもなく、弟と顔をあわせても、いつもと同じ態度をとっていました。
あの晩以来の妻と、弟の会話や視線、行動が気になってよく観察していましたが、普段と変わりなく、何の意識もない様で、逆に残念な気持ちになってしまいました。
平日の休みが入ったある日、私のそんな悶々とした気持ちが弟の部屋に向わせました。
両親は一階にいましたが、他はそれぞれ学校や、仕事に行って誰もいない三階でした。
今まで一人の時は何回もありましたし、弟の部屋に入ってCDや雑誌など黙って借りて、事後報告することもしばしばあったのに、その日は何故か後ろめたさと、興奮で胸が張り裂けそうなほどでした。
下の階のちょっとした物音なども気になり、敏感になっていました。
弟の部屋に入りました。
几帳面な性格で、いつも部屋は片付いていてきれいです。
その部屋に「妻の下着が隠してあるのか」などと勝手に想像も膨らんでいきます。
前に入ったときよりもすこし間取りが変わっていました。
私たちの部屋との間仕切りにある引き戸の前のコンポを乗せたラックが移動していました。
いつでも戸が開いても、人が出入りできるようになっていました。
戸に耳を当てることも容易に出来るだろうと、私は何もかもを妻を想像で犯しているかもしれない弟に結び付けていました。
半透明の衣装ケースを開けて中を確認しましたが、普段着が入っているだけでそれらしいものはありませんでした。
机の中にも何もありません。
そのときに、ふと名刺入れくらいの箱に目がいき、開けました。
レンタルビデオの会員証や、そのほかのカードにまぎれて、風俗の名詞が数枚入っていました。
風俗にいくこと自体驚きもしませんが、その全てが「人妻~~」
「~~奥様」と言うもので、一枚はデリヘルでした。
「この部屋にも呼んでいるのか?」と想像がかなり膨らみます。
誰もいない家に、妻に見立てた女性との性交渉の及ぶ弟の姿を嫌でも想像してしまいました。
その箱に、順番が狂わないようにカードをしまい、箱も元に戻し、一番下の引き出しを引き抜きました。
私がよく学生時代にエロ本を隠していた場所なんですが、弟のその場所にも入っていました。
五、六冊のエロ本と、官能小説が入っていました。
タイトルを見て弟の性対象が妻であると言うことがさらに深まりました。
人妻の緊縛の本と、お姉さん~~と言う本でした。
官能小説のタイトルはそれを確信に変えるほどでした。
一冊は痴漢ものでしたが、後の二冊は義姉~~と言うもので、ぱらぱらとめくりながら、普段清楚な義姉が夜は豹変すると言う内容で、弟を誘惑していくと結うものでした。
私が興奮する内容と、弟が切望していると思われる内容が一致していることに、私の下半身は反応して痛いくらいになっていました。
しばらく読みふけていました。
しばらくして、クローゼットを開けました。
スーツなどがハンガーにつるされてきれいに並んでいました。
引き出しも開けて隅々まで調べました。
クローゼットの中の引き出しには余り物が入っていませんでした。
引き出しの上に乗って、奥に押し込まれているような箱を開けると、スリップとパンスト、ブラとパンツ、大人のおもちゃ、それを着た女性のポラロイド写真が入っていました。
私にはそれらが妻のものであると言うことは分かりません。
写真に写っている女性は、髪の毛が茶色い化粧の濃い、一見派手な女性で、歳は30半ばから後半と言ったぐらいで、妻よりは歳をとって見えました。
私が置いた下着はありませんでした。
興奮した私は、自分たちの部屋に戻り、久しぶりに一人でしてしまいました。
その晩、弟の顔を見ても切り出すことも出来ずに、いつもの会話でした。
部屋に入ったのを不審に思われないために、車の雑誌を借りたと言っておきました。
同じ晩に、妻を求めました。
妻に今日のことを教えたい気持ちは強かったのですが、結局その日には言えずに,体を求め「最近元気ね」と皮肉を言われながらセックスしました。
頭の中は、妻にも部屋を見せたい、どうやって見せようか、そんなことばかりで、いいきっかけを探していました。
弟が飲み会で遅くなる日がありました。
この日しかないと私は心に決めました。
夜寝るときに妻にワインを用意して、寝室でテレビを見ながら飲んでいました。
妻は、お酒は好きなほうですが、弱いのですぐに飲まれてしまいます。
と言っても、すぐに寝てしまうことが多いのですが、寝室で飲むことはよくあることなので、不信がられてもいません。
飲みながら、体を寄せ、「今日は隣に誰もいないから、心置きなく出来るよ」と言いました。
妻もまんざらではなさそうでした。
「そういえば、この前の下着帰ってきてないから、探しにいこうか?」と切り出しました。
「馬鹿なこといって、お部屋に勝手に入ったら実の兄弟でも怒られるわよ。急に帰ってきたらどうするの?」と言っていました。
服を脱がせ、愛撫を始めると、久しぶりに声を出しました。
隣に居た娘も、いませんし、もちろん弟もいないので、妻はいつもより積極的になっています。
「気になるだろ?」
「本当は、見てみたいだろ?」と私のものを口に含んでいる妻にささやきました。
「ほら、早くしないと。こんな機会はめったにないから。」と言って、私は起き上がり、弟の部屋と私たちの部屋の戸を開けました。
弟が来てからは、使っていなかった戸を開けるのがなんとなく新鮮な気持ちでした。
妻の顔も好奇心いっぱいの顔つきで、私に続いて入ってきました。
机の一番下の引き出しを抜いて、エロ本を出しました。
「わー、○○さんもこんな本読むんだ、信じられないね」と言って、ページをめくり見ていました。
「あんまり粗末に扱うなよ、順番も変えたらばれるから」と言う私の言葉が耳に届いているか分からないくらい、返事もせずに黙って読んでいます。
「タイトルを見てごらん」読んでいた、エロ本の表紙を見せました。
「こっちの小説は、義姉~だから、さと美のことじゃない?」見せた官能小説を黙って手に取り、ページの中ほどを開けて読んでいます。
「男の人って、年上の女の人にあこがれるって言うから、ぜんぜん不思議じゃないでしょ」と小説に目をやったまま、妻はいいました。
「でも、その年上の女で、一番身近にいるのは、お前だから、縛られたお前の姿や、こんな風によだれをたらして目を潤ましてるお前を見たいんだよ」と言って、縛られたまま口枷を嵌められている写真を見せました。
「さと美も縛られるの好きだったね、また縛ってあげようか?」と乳首を親指と人差し指で挟んで、引っ張りました。
「○○さんと、しちゃってもいいの?」と私をからかったように妻は言いました。
「○○だったらいいよ、他の男に抱かれるなら許せないけど、○○と俺の前でだったら、いいよ」と答えました。
「バカ、出来るわけないじゃない。」と妻。
「したいんじゃないの?」と私。
まだ妻が読んでいる本を丁寧に元に戻し、クローゼットをあけ、下着が入っている箱を取り出し妻の前に置きました。
「この前、実はこの部屋に入って見つけたんだ。開けてごらん」妻は箱をあけました。
「・・・」言葉に詰まっています。
「お前の?」と聞きました。
「スリップとパンストは私の・・・ブラもかな。後は違う。」と言って中の写真を見ました。
「私の着てる」
「ほら、お前だと思って、抱いたんじゃないの?」
「写真もお前の写真に変えてあげようか?」と言う私。
写真の女性が自分のものを着ていることに怒ったのか、一瞬むっとした顔になりました。
中に入っていたおもちゃのスイッチを入れると、いやらしい音が部屋に響きました。
妻の下半身に当てようとしたときに「もう、汚いじゃない。誰が使ったか分からないから」と言って、妻は拒否しました。
私も納得して、箱にすべてしまいこみクローゼットにしまい妻の背後に座りました。
妻の胸を両手で揉みしだきながら、「さと美を抱くことを想像してるのは間違いないね」
「うれしい?」と言うと、妻は「かわいそうね、でも好かれてるのが本当だったら悪い気はしないから」と妻は言いました。
「義姉さん・・・」と言って私がせまっていくと、笑い出して、ふざけながら「なに?弟」と言いました。
「弟じゃないだろ、○○だろ!」と言って、もう一度「義姉さん」と押し倒しました。
「義姉さん、きれいだよ。」
「もうこんなに濡れて、感じてるの?」と言う私に最初は笑っていたものの、次第にあえぎ始めました。
愛撫するまでもなく、妻のあそこはすでに濡れていました。
「何でこんなに濡れてるの?本当は抱かれたいんだ」
「俺の前で抱かれてみる?」と私は聞きました。
「嫌!そんなことしない」と妻。
「でもこんなに濡らして、体は正直だから」
「・・・」
「正直に言ってごらん」
「嫌、出来ない」
「さと美のパンツでオナニーしながら、こんなことしてるの想像してるんだよ。」
「はぁ・・・いい・・」濡れたあそこをなで続けていると、自ら腰を押し付けてきます。
「○○さんって言ってごらん」とやさしく言いました。
何回も言う私に、「○○さん・・」と小声で、ついに言いました。
私も「義姉さん」と言って手の動きを早めます。
「あぁ・・いい・・○○さん・・いいの」私が言えと催促していないのに、妻は言いました。
その言葉に、なんともいえない胸の締め付けと、その言葉だけで行ってしまいそうになるくらいの興奮が襲ってきました。
高まってきている妻の上になりました。
足を広げ、私を受け入れる妻。
入れた瞬間、大きな声を出しました。
私は入れながら、頭の中では第三者になって、弟に抱かれている妻を見ていました。
妻も、そう想像していたと思いました。
腰を激しく振る私に、声で答える妻。
入れてすぐにいってしまいました。
「いってないの?」と妻に聞くと「入れたと気に入っちゃった」と言いました。
何も言わずに、妻に入れたまま、長い時間キスしていました。
寝るまで弟のことには私も妻も何にもふれずにいました。
多分、妻にも想像とはいえ後ろめたい気持ちがあったと思います。
それは私の気持ちと似ているようで、なんとなく分かりました。
弟に抱かれる妻を想像する夫、それを受け入れた妻。
弟は朝方家に帰ってきたといっていました。
それから何日かは、いつもどうりの夫婦に戻っていました。
妻とはその後も二人だけの、いえ、二人プラス一人の傍聴者と言ったほうがいいでしょうか、そんなセックスが続いておりました。
「いやらしい女だと思われたくない」と言う妻でしたが、セックスの回数も増え、結婚した頃や、付き合っていた頃より積極的になり、夫の私としては、他のどんな女性よりも官能的で素敵な女になったような気がしていました。
毎日ではないですが、シャワールームに下着を置くようになっていました。
私が、今日はするぞと言う日には「洗濯物の一番上に置いて来い」と言っていたのですが、私が言うまでもなく置いているときがあり、トイレに入るときに目をやるとシャツなどの下からカラフルな色の下着が見えていたりして、驚いたこともあったほどでした。
妻曰く、「洗うのがめんどくさかったから・・・」でした。
普段は、私の親の前、娘の学校の付き合い、私の会社の同僚との付き合いの中ではおしとやかな女なのですが、その下ネタも話さないような、おとなしい女が夜に変貌する姿を私は楽しんでいました。
おそらく弟もです。
花火大会の日。
近場の花火大会を、毎年家族三人で楽しみにしていました。
その日も、朝から妻は美容院に行き、昼から電車で出かける予定でした。
前の日から、弟も一緒に行くことになり、私は内心わくわくした気持ちでいました。
妻にも前の晩から心のうちを伝えました。
妻は笑って答えているだけでした。
髪の毛を久しぶりに茶色く染め、長い髪をアップにして浴衣を着た妻は、夫の私から見てもいい女でした。
娘も浴衣を着て、四人で出かけました。
目的の駅に近づくに連れ、電車の中が混みだし、娘と手をつないだ私の胸の中に妻がすっぽりと収まり、いつも嗅いでいるはずの妻の甘い香りと、髪をアップにした妻のうなじに、むらむらとしてお尻を触っていました。
手の甲を力強くつねられましたが、それにめげずにお尻を強く揉んでいました。
妻の手が私の手の上にかぶさって指を絡ませていました。
妻が感じるほど触ったわけではありませんが、うなじには満員電車の熱気でうっすらと汗がにじんで、とても色っぽく感じました。
弟はと言うと、窓の外を見ていましたが、時折妻の顔をちらちらと見ていました。
駅に着き、近くのスーパーによって飲み物や軽い食べ物を買いました。
時間はまだ早いと言うのに、どんどんと人が押し寄せてきて車を通行止めにした一本道に入ろうとすると、満員電車ほど人であふれかえっていました。
弟と娘が手をつないでいました。
そのすぐ後ろを私と妻。
妻の腰を押し前に行けという合図をしました。
妻は私が何を言っているのか分からず戸惑った表情をしていました。
私は娘に「パパと手をつなごう」といいました。
娘は喜んで、後ろを振り返って手を出します。
「えー、ママのパパだからダメー」とおどけて妻はいいました。
「私のパパだから、ママは、○○兄ちゃんとつないで」叔父さんをお兄ちゃんと呼びます。
私が言おうとしていることを娘が言いました。
「アーそうですか、だったらあげる。ママは○○お兄ちゃんと手をつなぎますよーだ」と妻は言い、弟の腕を取りました。
娘にか、私にか分からない視線で、舌を出し「べー」と言う表情をしました。
駅から見る場所まではかなりの距離がありました。
弟の表情は見えません。
妻とつないだ手は緊張しているように見えました。
多分顔も赤くなっていたことでしょう。
時折握りかえる手を見ているだけで妻と、弟がセックスをしているようで、嫉妬心が胸の奥を締め付けていきます。
車道から見物場所に入るところで道が狭くなり、人ごみが押し寄せてきます。
止まっているようなスピードで、ヨチヨチとしか進みません。
娘を前にして押しつぶされないようにしました。
妻も弟に抱えられ、弟の肩から頭が出ていました。
手を下ろしたまま、右手と右手をつないでいました。
次に見たときは、弟の手が妻の腋からお腹の方へと回っていました。
二人の反対の手が妻の胸の下を通って指を絡ませてつない出いるのが確認できました。
振り返り、弟の顔に向って話しかける妻の横顔がほてった表情をしていました。
弟も妻の耳に唇を寄せ話しかけています。
それだけ見れば恋人同士にも見えてしまうでしょう。
しばらくするとパーっと開けた場所に出て、人ごみが広がりました。
妻と弟は手をつないだままでした。
妻と手をつないだ弟は、恥ずかしいのか、私に気を使ってなのか、にわかに離そうとしています。
妻もそれを悟ったのか「なーに?○○君恥ずかしいの?離して欲しいの?おばさんじゃ嫌なんだ?」と言い、からかっていました。
調子に乗った妻は私たちを振り返って「今日は○○君と恋人になろうかな?」と言ってきました。
弟は顔を赤くしてもじもじとして、返す言葉にも困っているようでしたが、まんざら嫌でもなさそうな感じでした。
○○さんが、君に変わっていることに私は気づきました。
楽しみが、嫉妬心が強くなっているようで私も言葉に詰まってしまいました。
そんな私を妻は見透かしていて、妻の言動が変わってきているのではないかと、妻のいたずらっぽい顔を見て思いました。
娘の「ママあげるー、いいよパパがいるから」と言う言葉で、その場の雰囲気がいつもと変わらずに流れました。
水辺の柵の前に小さいシートを敷き陣取りました。
ここも花火が始まるとシートをたたんで立って見る事になってしまいます。
始まるまでの間に、ビールを飲みながら待ちます。
そうしている間にも人は増える一方でした。
飲みながら、先ほどの恥ずかしがっていた弟の話になりました。
「女の子と手をつないだこと、初めてじゃないでしょうに」やはりいたずらっぽく妻は言います。
「初めてじゃないけど・・・」弟は口ごもります。
「私がいつも手をつないで、免疫付けとこうか?」妻は笑っています。
「私なんかで恥ずかしがってたら、彼女できてもそれじゃぁ嫌われちゃうわよ」
「どんな娘が好みなの?」
「おばさんは嫌よね?若い娘じゃないと」アルコールが入ったせいか、妻も積極的に話しかけ、そうするたびに弟の困った顔がよりいっそう赤くなっていきました。
そのままにしていると、弟の初体験とか女性経験まで聞いてしまいそうな勢いで、こちらがはらはらしてしまうほどでした。
「○○困っているじゃないか、それくらいにしておけよ。おまえ、飲み過ぎじゃないの」と言う私の言葉に「やだー妬いてるの?ねえねえパパ妬きもち妬いてるよ」と娘に向っていいました。
私の顔を覗き込むようにして「妬いてるの?妬いてるんだ、奥さん綺麗だから心配してるんだ。美人の奥さんもつと旦那さんもこまりますねー」と妻。
「誰が綺麗だって?あっ向こうの若い娘?あっ向こうにも」きょろきょろして言う私に向って、目がいくほうに自分の顔を首を伸ばして視界に入ってきて、私、私と自分を指差しています。
「この人、私のこと綺麗とか、可愛いって言ってくれないんだ。いつも、おばさん、おばさんて言うから、本当におばさんになりそう。」そういってふくれっつらをしました。
「いや、姉さん十分綺麗だよ」今まで妻に圧倒されていた弟のその言葉に、私も、そしてきっと妻も驚いていたに違いありません。
その場は私の「どこが綺麗なんだ?お前目が悪くなったんだ」と言う言葉で和み、また普通の会話へと戻りました。
もうすぐ始まるという時間になって、シートをたたみ、柵のところに立つと、後ろから押し迫っていた人並みが押し寄せてきました。
周りで座っていた他の人も立ち上がり始め、よりいっそう前に前に人が詰まってきます。
わたしといた娘が弟のほうへ行ってしまい、妻と弟の間に入り込み、私と妻は横にならびました。
弟は柵に掛けた手の間に娘を入れて娘を守るようにしていました。
本当は妻がそこにいたほうがよかったんだろうな、と思い見ていました。
弟と妻の間に出来たすこしの隙間に、二十代前半と見えるカップルが入り込んできました。
一人分もないその隙間に入ってきたため、私も自然と妻を抱きかかえるように前に入れました。
若いカップルは周りの目を気にすることもなく、いちゃいちゃとし始め、見ているほうが恥ずかしいくらいでした。
妻もそちらが気になるらしく頭を微妙に動かしてみているようでした。
若い男の手が、浴衣の胸のところの合わせから入って、もぞもぞと動いていました。
振り返る女の子の顔は、童顔ですが艶っぽく、潤んだ瞳に見えました。
振り返るたび、周りを気にするでもなくキスをしていました。
それを見てか、妻が振り返り、いたずらっぽく唇を突き出すしぐさをしました。
若い頃なら出来たでしょうが、出来るはずもなく妻の鼻をつまみました。
お互いそれで伝わって妻がまた前を向きました。
隣のカップルに当てられて、「よくこんなところで」と言う気持ちよりむしろ、うらやましさがこみ上げていました。
そっと反対側の隣を伺いました。
そちらは四十代くらいのカップルでしたが夫婦には見えませんでした。
いちゃいちゃとしていますが、若いカップルよりは大分ましでした。
そちらを確認してから、私もそっと妻の胸に手を入れました。
妻も嫌がるそぶりもなく受け入れました。
窮屈な中で指先で妻の乳首を挟むとすぐに硬くなってきました。
まるで自分が痴漢をしているような錯覚に陥ります。
両横に悟られないように、そして娘にも。
弟には?と言う思いが脳裏をよぎりました。
しかし、その思いは遂げることが出来る距離ではありません。
妻の手も浴衣の上から私の手を押さえつけるように被せてきました。
下はどうなっているか確かめたくなって来ましたが、この状況ではどうすることも出来ません。
妻も足をもじつかせて我慢しているようでした。
しばらくして、花火が打ちあがり目がそちらに向きました。
ゆっくりとした、始めまばらに上がっていた花火は、次第に回数も増えていきます。
手は妻の懐のまま。
上を見上げ歓声を上げている妻。
手は浴衣の上から私の手を強く押し当ててきます。
私の頭の中はどうやって思いを遂げようかと言うことでいっぱいでした。
綺麗な、力強い花火もただ見ているだけでした。
時間だけが過ぎていき、それ以上できないであろうと思って、ふと若いカップルを見ると、お互い半身になって向き合い寄り添っていました。
先ほどまでと違い、男のほうが花火と周りをきょろきょろと気にしている様子でした。
男の不自然な体勢。
顔こそ見えないまでも、寄り添うようにじっとしている女性。
私は「この手があったのか」と言う気持ちでいっぱいになりました。
妻を振り向かせ、あごをすこし動かして隣を見るよう促しました。
振り返った妻は驚きの表情を見せたものの、自分もすぐに半身になり浴衣の裾をすこし広げたようでした。
胸から手を抜いた私は、腕を伸ばし裾に手を入れました。
どうしても不自然な格好になってしまいます。
反対の熟年カップルや後ろの人にまでわかってしまうのではないかと、気がきではありませんでした。
妻のそこは湿っていると言うより滴るほどで、激しく動かすことが出来ない手をそのままに、指を動かせるだけで十分でした。
上を向いて目を閉じていた妻の顔が、私の肩越しに虚ろな視線を移した時に、妻は力強く私の腕を掴み、同時に体ががくがくと震えました。
口は半開きでした。
私は手を妻の懐に戻し、花火が終わるまでそのままでいました。
妻も余韻を楽しんでいるようでした。
花火が終わり、人並みが駅に向いて動き出しました。
私たちもそれに並びました。
しかし、行きと違い私は妻と歩いていました。
妻によると、いく時に私の隣の熟年男性と視線が合ってしまって、でももう止められる状態ではなかったと聞き、余計に興奮を覚えました。
私の興奮は帰りの電車のことまで想像してしまい、押さえるのが難しい状態にまでたかまっていました。
電車に乗り込むと妻にぴったりと寄り添いました。
しかし、人の目が多すぎて実行することも出来ず、欲求不満状態でした。
電車が動き出すときに、大きく揺れました。
押されて、将棋倒しになるのではないかと言うほどに押され、私の斜め後ろにいる娘の手を握っていました。
妻派私が横向きになったので、肩越しにいました。
その後ろにつり革を持った弟がいました。
私の前には、浴衣を着た若い女性グループがいて、その一人の体が嫌でも付いてしまいます。
ちょうど妻と弟の状態です。
欲求不満気味の私は、その女性の妻とは違う甘い香りに反応しそうになってしまいます。
腰を引くものの、その体勢が辛く、また理性がきかなくなってきていて自分でも怖いくらいでした。
通勤列車も経験しましたが、ここまですごいのは毎年このときくらいでした。
今まではそれほど気にしていなかったのですが。
妻も娘も疲れたのか、目を閉じていました。
弟はうつむいていて、おそらく寝ているようだと思いました。
私も目を閉じました。
頭を下げると前の女性の甘い香り。
とても理性が利かず、かといって痴漢する気もなく、片方の手はやっと届くつり革に持っていって、間違われないように必死でした。
しかし、下半身は言うことを利かず大きくなってきてしまいました。
車内は電車の音だけで話し声がしてもすぐに止まってしまうほどでした。
やっぱりこれも痴漢なんだろうか?と思いながらも、硬くなっている自分のものが女性のお尻の上のほうに刺激されて気持ちのいいものでした。
妻の方を伺って、弟も同じではないかと言う思いが強く胸を焦がしました。
電車のゆれに乗じてさりげなく、妻の体を腕で押したり、腰で小刻みに押してみました。
妻の腰が弟のそれを刺激するようにです。
動くことで、前の女性お尻にも私のものが擦れてしまいます。
女性のお尻が、きゅっきゅっと力を入れてきます。
嫌がっている様子はない。
でもその思いは、後から考えると自分勝手なものだと思いました。
突然、今まで私にもたれていた妻の上半身が私から離れ、後ろに持たれかけました。
自分のものをこするつもりではなく、歳で妻の下半身を押すのは続けました。
妻も時々、押し返すほどではないが、腰を動かすのが分かりました。
前の女性と同じように。
やっぱり弟のものも、たっているんだと確信しました。
前の女性が妻で、私が弟になったように頭の中は完全にすり替わっていました。
そう考えてしまうと、腰が小刻みに動いてしまいます。
同じように女性も動くような気がして、理性は飛んでしまいます。
実際は嫌がっていたのかもしれません。
いや、きっとそうだったのでしょうが、そこまで考えている余裕はなくなっていました。
女性が動くたびにそれが妻に見え、私は弟になっていました。
そうして時間が過ぎ、大きい駅に着くと人が大勢出てしまい、密着することも出来なくなりました。
その女性も私から離れましたが、結局顔をこちらに向けることもありませんでした。
弟の股間に眼が行くと、気のせいかもしれませんが、膨らんでいるみたいでした。
立ちかたも私と同じ立ちかたでした。
私もすこし腰を引かないとばれるくらいでしたので、なんとなくそう思いました。
花火を見ながら妻にいたずらしたときより、数倍こちらのほうが興奮しました。
やはり自分は、嫉妬心で燃えてしまうようになったのだと、つくづく思いました帰宅して、妻の下半身を確認したかったのですが、それをする時間を与えられる隙もなく、妻と娘が一緒に二階のお風呂に入ってしまいました。
私も自分の部屋で着替えダイニングに降りてくつろいでいました。
両親は一階で寝ているようでした。
しばらく、うとうとしていた頃に娘と妻がお風呂からあがってきました。
私の頭は妻に問いただしたい言葉で埋まっていました。
娘も疲れた様子でうとうとし始めたので、自分の部屋に戻るよう促して、妻とビールを飲むことにしました。
飲み始めてまもなく、程よく酔いもまわり始め妻の隣に腰を下ろしました。
ブラのホックを外し、首元にキスをし始めると「もう酔っちゃったの?だめよここでは、○○さん降りてきちゃうでしょ」はにかむ様に言う妻はとても可愛く見えました。
体にぴったりと張り付いたワンピースのタンクトップの脇から手を入れ、乳首を刺激しながら、耳元でささやきます。
「濡れただろ?電車の中で腰をもじつかせて感じてたのか?」
「○○のチンポが大きくなってお前の腰についてたの知ってるぞ。」その口を塞ぐように妻の唇が激しく重なります。
「もう・・・」とだけつぶやいて、妻は上体を起こしブラを上手に抜き取りました。
それを見て私は、ワンピースの裾のファスナーを股間まで上げ、下着を脱がしました。
下半身を指で刺激しながら続けます。
「お前も腰を動かしていやらしい顔をしてたぞ。お尻で○○のチンポを確かめてたんだろ、いやらしくここを濡らしながら・・・。」そこへ、階段を下りてくる音がしたので身支度を整え座りなおしました。
下着は妻のお尻の下に隠すのが精一杯でした。
階段から着替えを持った弟が降りてきました。
「シャワーじゃないのか?一緒に飲むか?」と私。
「疲れたからお風呂にしようと思って、上がったら飲むよ。お湯入ってるかな?」と弟。
「入ってる、入ってる。あっ私たちの着替えそのままだから一緒にしといてくれたら私洗うから置いといて」妻のその言葉で弟の考えが何であるのか悟りました。
弟の後姿を見てから妻に「今からお前の下着を確認されて、ばれてしまうな。濡れてたんだろ?」と言いました。
妻は恥ずかしそうにうなずきました。
「俺もシャワーを浴びてくるから、○○と先に飲んどいてくれ。ファスナーはそのままにしとけよ」と言って、下着を手に立ち上がりました。
シャワーを浴びている間中、妻と弟のことが気になりましたが、ゆっくり時間を掛けてシャワーを浴び、すこしの期待とともに時間をとりました。
バスタオルを腰に巻いて部屋に入ると妻がいました。
「何だ、飲んでなかったのか・・・。」妻は声に出さないで「ばーか!」と言って笑いました。
弟も部屋に戻っている様子でした。
数日後弟の部屋のパソコンが電源の入ったままの状態で放置されていました。
妻に関する何か画像などがあるのではと思いが強く、兄弟であってもとても許されないだろうと思っていたのですが動かしてしまいました。
私自身パソコンに詳しいわけでもなく、色々触ってみてもそれらしいものはありませんでした。
お気に入り登録を見たときに、ある掲示板が入っていることが分かりました。
弟と何とかこれでコンタクトが取れるのではないかと言う私の願望が膨らみました。
掲示板はアドレスが非公開のもので、弟が書き込んでいるのかさえ確認することも出来ませんでした。
仕方なくそのホームページの名前だけ覚え、自分のパソコンで検索をしました。
何人かのそれらしい書き込みがあるのですが、特定出来るはずもなく、その何人かにメールを出そうと思いました。
いつもと違うアドレスを取得してメールをしました。
弟が書き込んでるのではないかと言う思い込みだけで・・・。
名前はさと美・・・7通だして当日に2通、次の日に3通の返信がありました。
その中の1通に興味がわきました。
年上が好きと言うことと、いい名前ですねと褒める言葉があったからです。
ただそれだけで、まだ確実とはいえませんでした。
他の方には断りをいれ、その方とだけメール交換をすることにしました。
妻にはまだ言っていませんでした。
半信半疑なまま、何回か妻になったつもりでメール交換をしました。
すぐに会いたいと言うでもなく、今は彼女いないから寂しいというものの、普通の会話ばかりでした。
だんだんと打ち解けてきたときに、兄夫婦と同居していると言う言葉が出てきました。
その言葉に浮かれてしまいました。
隣に夫婦がいるとどんな感じか聞きました。
[隣でエッチしていることもありますでもいつもはそんな風には見えない義理の姉のエッチな声とか聞いてると、すごく興奮する][すごい、隣でエッチしているなんて・・・。
清楚なんだお義姉さんってエッチなビデオ見てるよりいいねでも・・・お兄さん夫婦も聞かれて興奮してるのかもよ近くに人がいると刺激があるから・・・。
][そうなんだ。
さと美さんも経験ありですか?実際に見えるわけではないからなんともいえないけど見れたらいいのに開ける勇気はないです。
その義姉もさと美って言うんです、なんとなく親近感が沸きます]要約するとこんな感じでした。
ここで妻にメールを見せました。
変態扱いされたものの興味があるようで、メール全てに目を通しました。
「お前これからメールしろよ」と言うとぎこちない手つきでキーをたたきました。
「なんて聞くの?」と言うもののちょっと乗り気な妻に嫉妬してしまいます。
後ろから助言しながらもメールを送信しました。
[そんなこと言われるとお義姉さんになった気になっちゃうお義姉さんだと思って話してくれると嬉しいな襖ちょっと開けてみたらいいのにお義姉さん想像して自分でしてるの?][僕もそのほうが嬉しいです。
さと美義姉さんと思ってメールします。
襖じゃないけど引き戸なので一緒かなでもばれるとまずいし、勇気がいります一人でしちゃうこともありますよ、男ですから]日に何回もメールをしあいました。
弟が部屋にいる夜遅くにすると返信がすぐにありました。
隣の部屋同士でメールをし合っているなんてとても滑稽な場面です。
妻の下着でオナニーしてることや、想像していることなども告白していました。
私たちはそのメールで興奮しては夫婦の営みを続けていました。
しかし戸が開くのを期待していましたが、開くことはありませんでした。
週末、部屋でワインを飲みながら「ほら、やっぱり○○だろ?メールしてると、ここが期待してるよ」と言って妻を誘います。
「本当に抱かれてしまうかもよ。いたずらはもうここまでにしよう・・・犯されちゃう」と妻は言いました。
「でも本当はしたいだろ?エッチな気持ちで抑えられないんじゃないのか?」
「もう・・・本当にしちゃうから」
「じゃあ、もっとサービスしないといけないな。○○の理性が飛ぶような・・・」だんだんと私も意地悪になってきました。
妻のタンスから薄い生地のスリップと、ガーターストッキング、Tバックのショーツを取り出し着る様に促しました。
「何するの?」
「それ着てお酒飲む。一緒にね」
「え~~こんな格好で飲めないよ。変態って思われちゃう」
「だって変態でしょ?」
「私じゃない。貴方が変態なの」
「そっか。じゃあ、変態の妻だから着なさい」
「意味わかんない」と妻は言いつつ、着替え始めました。
白っぽいスリップから、黒のガーターと、紺色の下着が微かに透けて見えています。
タンスからブラを出す妻に「ブラはなし!!」と言いました。
胸元を見ると乳首がうっすらと見えてしまっていました。
「これは無理!こんなの恥ずかしすぎる」といって半袖のカーディガンを羽織りました。
私は、胸元のボタンを外して「これで、妥協する」と言って妻を納得?させましたため息をついた妻がソファーに座りました。
スリップの裾が短いために座るととてもいい眺めでした。
「うぉ~~、すごいエッチ。丸見え!!」と言うと、さっと足を閉じて、舌を出して、子供が怒った顔をしているような真似をしました。
でも緊張しているようでした。
「そうやって見せたら結構エッチだよ。いっぱい見せないとダメだよ。興奮しないと面白くないから」妻に少し愛撫しながらささやきました。
私もつられて緊張してきました。
「シャーワーから出てきたら、その格好でトイレに言って来いよ」妻は怒っているのか、緊張しているのか無言でした。
テレビを消してシャワーの扉が開く音を逃すまいと聞き耳を立てました。
「会ったら、一緒に飲もうって誘うんだぞ!」と言ってまた聞き耳を立てました。
しばらくして、ガチャッ!と音がしたので妻に「行け!」の合図を送りました。
ちょっと妻の顔は赤く上気していました。
戸を少し開けて聞いていました。
戸が開く音とともに二人の驚いたような声が聞こえて「ごめ~ん、ちょっとトイレ・・・・・酔っちゃった」と妻の声がして「いやいや・・・・・・すぐでますから・・・・・」と弟の声が響きました。
しばらくして弟が出てきて下に下りていきました。
妻はそれからもうしばらくしてから戻ってきました。
「飲もうって言ってないだろ?」
「言えなかった。緊張した~~」と言っておどけました。
「じゃあ俺が言うから、しょうがないな~」と言って下に下りました。
冷やしたワインを取って弟に言いました。
「一緒に飲むか?部屋来いよ」
「えっいいの?」
「いいよ、お前ビールか?」
「うん、後で行くよ」緊張で声が上ずりそうになりそうなのをこらえながら、さりげなく言ったつもりでした。
弟のグラスとビールを持って部屋に戻り「来るぞっ来る来る」と興奮して何回も言っていました。
妻はソファーの上で座りなおしていました。
私はテーブルを挟んで妻の正面に座り、弟が妻のことをよく見える位置に座るようクッションを敷きました。
弟がノックして入ってきました。
一瞬妻を凝視してから視線をこちらに向けて「お菓子持ってきたから・・・・・悪いね・・・いただきます」視線をどこに置いたらいいのかわからない表情です。
私はホスト役に徹しました。
場が和むように盛り上げ役です。
そのかい、あってか酔いのためか、緊張した空気がだんだんと和んできました。
緊張気味の妻も弟も話が弾み始めました。
妻が笑うたびに閉じた膝が弟の目の前に晒されています。
私は話しながら、笑いながら、目は弟の視線と、妻のしぐさに集中していました。
最初はちらちらと、だんだん視線を置く時間が長くなっていくのが分かりました。
その目に弟の中の男が見えました。
もっと見てくれ・・・そう心の中で思いました。
「ちょっと寒いな、クーラー消していいか?」と言って私はクーラーを止めました。
窓を開け風を通しました。
「隣も開けていいか?」と弟に聞き「風通しが良くなるから」といって開けました。
涼しかった部屋の温度が上がっていきます。
先ほどのように話し込んでいると少し汗も出てきてしまいます。
弟がトイレにたったときに妻に言いました。
「暑いからって言ってカーディガン脱げよ。もっとエッチに大胆にしないと面白くないだろ」と言いました。
妻は「こう?」と言って膝をいっぱい開いて私に見せました。
なまめかしい視線を送った後けらけら笑いました。
「そうそう、そうやって・・・」と言いつつ、妻のショーツを擦りました。
「もっと視線が熱くなって、濡れてくるよ・・・」トイレの音が聞こえ戻ってきました。
私たち家族で行った旅行写真を見ることになりました。
アルバムを出した妻と視線が合いました。
「ちょっと暑い・・」と言ってカーディガンを脱ぎ髪をアップにしました。
私が見てもセクシーな姿が、弟にとってどのようなものか痛いほどわかりました。
前かがみになった妻の胸元が、私からは少ししか見えませんが、弟からはきっと見えているはずです。
だんだんと妻が大胆になって来ました。
膝が先ほどよりも何回も開いていました。
妻と視線が合います。
恥ずかしそうな嬉しそうななんともいえない表情でした。
酔って何回も笑い転げます。
そのたびに胸元が揺れて、V字になったところからこぼれてしまいそうです。
私も弟の後ろから写真を除く振りをして妻を見ました。
大きくない胸が幸いしてか、形の良い胸と乳首まで覗けてしまいます。
私もたまらない気持ちになってきました。
妻が言いました「去年のお父さんたちと行ったときの写真どこだっけ?」だんだんと舌が回らなくなっていました。
「上の押入れだったかな、探さないと・・・」と私。
「とって」
「嫌!自分で取れよ。めんどくさい」
「とって、とって、とって~」と駄々をこねる妻「○○君も見たいよね?取って欲しいよね?」困って返答に困る弟を尻目に何回も駄々をこねる妻。
「そんなに見せたいなら、やっぱり自分で取らないとな」と言って、椅子を差し出しました。
椅子に乗った妻を想像しました。
妻も分かったでしょう。
しかし偶然とはいえ自分が言い出したことで引くに引けず、立ち上がりました。
乳首が生地の上からでも分かってしまうスリップは、後ろが大きくカットされていて、紐で編み込みがあります。
自分の妻でもそんな格好をされると理性が飛んで行きそうです。
弟は、目のやり場に困ってしまいました。
もちろん目の前で私が椅子を支えているからです。
妻が椅子の上で背伸びをして、上の押入れを開けて探します。
酔ってふらふらです。
下から覗き込むまでもなく、お尻に食い込んだショーツが丸見えで、お腹のほうからはガーターと胸が見えてしまっています。
そっと振り向くと、弟のうらやましそうな熱い視線がありました。
振り返った私に、気づかれないようにか、さっと視線を違う方向に向けました。
「トイレ行くから代わって。酔ってるから落ちないようにしっかり押さえてて」と言って代わり、トイレに行きました。
部屋を出るときまで、弟は私を見ていました。

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