女上司の裸
2019/06/13
社員16人という編集プロダクションに2年ほどいた。
社員は男女半々で、ほとんどが20〜30代。
その編プロはご当地のタウン誌やフリーペーパーを作っていた。
俺(当時24)は編集なんてそれまで未経験だったけど、写真の専門学校を出ていたので、その腕を買われて入社した。
入社半年くらいで広告を掲載してくれるクライアントへの取材や撮影なんかも任されるようになった。
9カ月くらい経ったある日、副編集長(森高千里似のお姉さん系、社内唯一の東京六大学出身、当時28)からリニューアルしたエステサロンの写真を撮ってくるように頼まれた。
さっそくアポ取りの電話を入れると、サロンの担当者が「誰かモデルを連れてきてほしい」という。
普通の編プロなら、モデルもカメラマンも外注にするんだけど、うちの会社ではクオリティ重視の写真でなければ俺が、モデルにしても社内調達か編集部員の知り合いにノーギャラで頼むのが普通だった。
副編に相談すると、「わかったよ。誰かに指示しておくから」というので、俺はその件はそのまま忘れていた。
1週間後の取材前日になって、俺は副編に「明日のモデル誰ですか?」と確認を取った。
ところが、副編はすっかり忘れていたようで「やばーい!」
「どうしよう…」とかなりテンパっていた。
社内の女性陣は取材・入稿期間の真っただ中で、ほとんど外出。
中にいるスタッフもモデルなんてしているヒマはない。
サロンは副編のコネクションで取れた広告だったので、結局、普段は絶対にそんなことをしない副編がモデルとして同行することになった。
行きの車の中で、副編は「今の職になってからデスク業務ばかりだったから、仕事で外へ出るなんてひさびさだなぁ。しかもモデルなんて新人のころ以来だよ♪」と、なぜか上機嫌だった。
いつもはパンツ姿なのに、その日は珍しく膝が見えるスカート姿。
俺はあえて助手席の美脚に視線を向けないように気を遣いながら、前日から気になっていたことを聞いてみた。
「エステってどんなエステなんですか?」
「フェイスエステが中心だよ。なに、変な期待してんの。ばーかw」職場ではテキパキと仕事をこなし、みんなに頼りにされる反面、仕事中はあまり笑わない副編がいたずらっぽく笑ったので、それをきっかけに会話が弾んだ。
副編の見た目からは想像できなかったけど、副編も最近になってカメラの勉強を始めたらしく、カメラ談義でも盛り上がった。
副編はプライベートな話をしないタイプなので、俺は副編を一人占めしたような錯覚にかられた。
20分ほどでエステ店に着いたが、店の担当者との打ち合わせで大きな問題が発覚した。
その店では新装キャンペーンとして、全身オイルエステコース5000円を打ち出したいので、その写真を撮ってほしいという。
選択肢は2つ。
副編がそのままモデルになるか、後日あらためて別のモデルを連れてくるか。
ただ、締め切りを考えると、答えは1つしかなかった。
副編もかなり悩んだ末に、「誌面では絶対に顔がわからない写真を使うこと」
「撮影直前までヒロ(俺)は部屋の外で待機していること」
「他の社員に漏らさない(仕上がり写真を見せない)こと」の3つを必ず守るようにと俺に何度も念押しして、モデルになることを決意した。
通常、エステや温泉なんかの撮影ではモデルは水着を着用するんだけど、こんな事態になるとは思ってもいなかったので、副編は水着の準備をしていなかった。
俺は思わぬ幸運に興奮を抑えながら、部屋の外で声がかかるのを待った。
「いいよー!」吹っ切れたような副編の声が向こうから聞こえたので、俺はドアノブを回した。
が、施術台の上にはオレンジのバスタオルを横に何枚も重ねた副編がうつぶせになっていて、肌は膝下と二の腕から先しか見えなかった。
それでも、その下の副編の細くて白い裸体を想像すると、俺は勃起しそうになった。
「早く撮って撮って!」耳を真っ赤にした副編の声に促され、俺は夢中で何枚か撮った。
撮り続けたが、どうもしっくりこない。
バスタオルがすごく不自然に写るうえに、タオルのシワも気になる…。
「普段もこんな感じでエステをやるんですか?」
「いいえ、バスタオルは多めになっていますw」いきさつを知っているエステティシャンが苦笑いした。
「背中ダメですか?」副編もその道のプロなので、このままだといい上がりにならないとわかっていたみたいだった。
「うーん、この状態で何とか許してもらえない?」
「でも、写真として不自然でしょw」エステティシャンも、「本当に肌がお綺麗ですから、自信を持って写してもらったらいかがですか?」とナイスなフォロー&後押しをしてくれ、副編もついに「わかったよ。けど、本当に、ほんとーーーうに誰かに言っちゃダメだからね!」と言って上半身のタオルを外すことを了承したが、俺はここで再び部屋を追い出された。
布団のようにかけられたバスタオルの下に、またバスタオルで身体をぐるぐる巻きにしていたらしいw再度、呼ばれて部屋に入ると上半身をあらわにした副編がうつぶせになっていた。
お尻が見えるのを警戒してか、足首から腰の上あたりまではバスタオルで隠されていたが、オイルでテカテカに光る背中が丸見えになっていた。
ほくろやシミが一つもない、真っ白な副編の肌。
程よい肩胛骨の張りが美しい。
胸から腹にかけては見事なくびれが形成されていた。
ただ、「気をつけ」の状態で寝ていたため、推定Cカップくらいの横乳や脇の下は見ることができなかった。
勃起しているのを悟られないよう、俺は中腰のまま撮影を続けた。
副編はガードを意識しすぎて「気をつけ」の状態で身体を硬直させている。
「そんな固くならないでくださいよw(固さが)写真にも出ちゃいますよ?」
「うるさいw彼氏でもない男に身体を見せたことなんてないんだから!」こんな会話をしているうちに、副編の腕の力も徐々に抜け、角度によっては圧力でつぶされそうにはみ出している横パイ(推定Cカップ)もわずかに見えるようになった。
俺は後でこっそりオカズにするため、気づかれないように横パイのアップの写真も何枚か撮り(後でバレたけど)、続いて下半身のエステ写真(首下から太ももの真ん中あたりまでバスタオルで鉄壁ガード)も撮影した。
「次は仰向けになるんですけど、どうしましょうか?」エステティシャンがおもむろに切り出した。
副編は「えーっ、それはさすがにムリ。本当にムリだから!!」と騒いだ。
副編はロングヘアーで頭にタオルを巻いていたから、「うつぶせだと団子状のタオルが目立って写真写りが悪い」と言って説得したが、さすがに抵抗が激しかった。
結局これ以上の撮影はあきらめて、俺は部屋を出た。
だが、この後に奇跡が待っていた。
部屋の外でカメラの画像を確認していると、エステティシャンがいきなりドアを開けたのだ。
「キャッ、ごめんなさい!」誰に謝ったのかわからないが、エステティシャンはすぐにドアを閉めた。
本当に一瞬だったけど、施術台から身体を起こしていたヌードモデルのような副編の裸体を拝んだ。
目があった瞬間、副編はバスタオルを胸にあて、身体をかがめた。
けど、叫んだりはしなかった。
頭に焼き付いている小ぶりの美乳、薄い色素の乳首。
写真には撮れなかったけど、今でも最高のおかずになっている。
とりあえず店の駐車場で俺は副編が出てくるのをドキドキしながら待った。
ついさっきの出来事が夢のように感じられた。
かなり長い(30分くらい?)して、副編が店から出てきた。
「あー、恥ずかしかったーwよし、帰ろう♪」行きの車の中と同じようなテンションだったので、俺は少しホッとした。
「デザイナーには使う写真しか渡しちゃダメだからね」
「必ず私に写真を選ばせてよ」と副編は何度も繰り返した。
やや必死な感じの様子にちょっと萌えたが、副編は裸を見た件については何もふれようとしなかった。
さっきまで裸体を拝めてあんなに興奮していたのに、俺は心の中で芽生えた罪悪感がだんだん大きくなっていくのを感じていた。
そのせいもあって、「はい」
「わかりました」などと生返事をしていたのだと思う。
うまく言葉がつげず、車中は何となく重い雰囲気になってしまった。
「…さっきのこと、気にしてるの?」副編が俺の顔をのぞき込んだ。
「それは、まあ…」
「ふーん、意外とストイックっていうかピュアじゃんw」
「Mさん(副編)は気にしていないんですか?」
「彼氏でもない男に裸を見られて気にしない女子なんていると思う?」
「す、すみません…」
「いいよー、気にしなくて。ヒロがドアを開けたわけじゃないんだしw」なぜか俺が励まされてしまい、気持ちのなかではますます気まずくなった。
「なんで、胸見られたうえに、凹まれちゃうかなー?wイヤだった?」
「いや、とんでもない!全然そういうことじゃなくて…」
「ふーん、なんだかわかんないけど、反省してくれてるってことでいいのかな?」
「はい。本当にごめんなさい」
「じゃあ…」副編は笑いながら続けた。
「私の写真モデルになってくれる?」
「へっ?」俺は間の抜けた返事をした。
「ヌードになってほしいの。お互いに裸を見たことは秘密ってことで。ダメ?」俺が動揺していると、「ヘンな意味じゃないし、誘っているとかじゃないからwあくまでマジメに。来るときにカメラの話したでしょ?風景ばかりじゃなくて、ヌードも撮ってみたいなーと思って」と副編は言った。
さすがにヌードは抵抗があったが、答えに詰まっていると「私の裸を一方的に見て、『ごめんなさい』の一言で終わりなんだ?」などと突っ込まれ、仕方なくOKすることにした。
帰りの車内で初めて副編と携帯のメアドを交換し、次の日曜日に貸しスタジオで撮影することになった。
会社に帰ってから週末の校了日まで、副編はいつもと変わらない様子で、俺もいつも通りに仕事をした。
日曜日、約束の午後1時に貸しスタジオに到着すると、副編はすでにライティングのセットをしていた。
「おっ、来たね。覚悟できてるー?w」
「覚悟って…。でも、午前中にお風呂に入ってきましたよ」
「あはは。よしよし」副編のセッティングを手伝いながら、他愛もない話をした。
「じゃあ、そろそろ始めよっかな。お願いできる?」副編に促されて、セットの陰で服を脱いだ。
が、カメラの前に立つと、副編に自分の全裸を見せていることに興奮してしまい、困ったことに勃起しだした。
恥ずかしすぎる…。
「えーっ、ちょっとちょっと。どうしちゃったの?」副編もかなり動揺しているようだった。
かなり恥ずかしかったが、全裸である以上、隠しようがない。
今から思えば、ドン引きされてもおかしくない発言だったが、俺は半ばヤケクソになって正直な気持ちを伝えた。
「だって、Mさんみたいな綺麗な人の前でこんな格好したら、反応だってしちゃいますよ」。
副編は笑うでも怒るでもなく、「そっかー。ヒロ君だって普通の男の子だもんね。プロのモデルでもないし」と同情(?)してくれているみたいだった。
「うーん、でもどうしようかな。収まりそうもないなら、慣れるまでこの状態で撮る?それがムリならトイレに行ってくる?」副編のオナニーを促すような発言に、俺はますます興奮してしまった。
「ちょっとー、Mさんがそんなこと言うと余計に反応しちゃうじゃないですかー!!」
「あはは、ごめんごめんwでも、本当にどうしよう?」ここで俺は突飛な提案をした。
「あのー、お願いがあるんですが…」
「なに?」
「Mさんも服を脱いで撮影してくれませんか?」
「ハッ!?何言ってんの?そんなことしたら余計に…」
「僕だけ服を脱いでいるっていう、このシチューエーションが反応している原因だと思うんです。お願いします!」今から思うと全く訳の分からないお願いだったが、そのときは真剣だった。
副編もその場のヘンな空気に飲み込まれているようで、「うーん、でも…」などと即座に拒否しなかった。
ちょっと間をおいて、副編が吹っ切れたように言った。
「もう、こうなったら脱ぐか…。手出したら警察呼ぶからね!w」カメラを持っていた副編がジーパンに手をかけた。
薄いグリーンのパンツの向こうに薄いヘアが透けて見えた。
白い長袖のTシャツの下はパンツとおそろいのブラだった。
「せめて、このままじゃダメ?w」
「僕も下着姿でよいなら」
「はいはい、脱げばいいんでしょ。どうせ一度見られてますからねw」副編がブラとパンツを外した。
頼んだのは俺なのに「脱いでほしい」と言ったことを後悔した。
ますます興奮が高まったからだ。
ついこの前見たばかりの胸。
顔からは決して想像できない濃いめのヘア。
すらりと伸びた美脚。
「これでいい?」笑いながら、ちょっと挑発するような口調で副編が言った。
けれど、口調とは裏腹に副編の顔は真っ赤だった。
「私もここまで頑張ってるんだから、ヒロ君も最後までつきあってよね!」副編もちょっとヤケクソ気味だ。
結局、俺の勃起は収まらず、副編にも促されてトイレでオナニーをした。
トイレでは30秒ぐらいで発射してしまったけど、早く出るのをためらい3分ぐらいまってから、トイレを出た。
こうしてやっと撮影が始まったが、ここまで来ると、お互い完全に開き直っていた。
俺は写真を撮られながら、副編との会話を楽しんだ。
「Mさんはトイレ行かなくて大丈夫ですか?」
「うるさい!w私は『一人でしない派』だから大丈夫なの!」
「彼氏とかに頼めばいいのに」
「うん?今はいないよー。ヒロ君こそモテるでしょ?」
「んなことないですよ」
「はい、もうちょっと腰ひねって。大事なところが見えないようにねw」パシャパシャと写真を撮られながら、俺は質問を重ねた。
「Mさんは僕のアソコを見たとき、引いちゃいました?」
「引きはしないよ。しょうがないもんね…」
「もう、なんかワケわかんないですよね。こんな綺麗な人が裸になってくれて俺のヌードを撮るなんて」
「おっ、それはいつもの手かね?そんなお世辞にはのらないよw」
「あーあ、本音で言っているのに。ここまでしておいて、お世辞なんて言わないですよ!」
「あはは、ありがと♪その割にはアソコがその後元気ないねw」
「Mさんの身体を見ないように意識しているんです!そんなに元気なのが見たいんですか!?」
「そっか、ごめんごめん。もう少し撮らせてね」その言葉にウソはなかった。
こんな会話のやりとりだけでも勃起しそうなのに、副編の身体を見るとまたすぐに反応してしまうので、俺はなるべく副編の裸を視界に入れないようにしていたのだ。
撮影を終えたときには午後7時になっていた。
「はい終わりー。本当にありがとう。おつかれさまでした。写真は選んだ後でまた見せるからね」
「うーん、あんまり見たくないかもw」
「あのさー、今日のことだけど…」
「言えるわけないですよー!」
「そうだよねw」こんな感じの会話を交わしながら、副編と俺は互いに脱いだ服を着た。
この後、2人で一緒にご飯を食べて、この日の撮影会は終了した。