清楚で美しい嫁が、母親の借金のせいで身も心もヤクザに堕ちていく
2018/12/08
妻のミクが、清楚な白のブラウスを着て、目隠しをされた状態でベッドの中央に女の子座りをしている。
熱を感じるくらいに明るい照明で全身を照らされているミクは、目隠しからはみ出ている部分が白飛び寸前なくらいになっていて、いつもよりも美肌に見える。
そして、そのベッドを囲むように、ブリーフ一枚だけの男達が1ダースほど、ミクを見つめながら自分のブリーフの中に手を突っ込んでまさぐっている。そして、業務用のデカいカメラを抱えた男が、ミクを真正面から撮している。カメラを持った男が、
「どう? ドキドキする?」
と、少しからかうようなニュアンスを含みながら聞く。するとミクは、口の端を少しあげて微笑むと、
『はい。楽しみです#9825;』
と答えた……。ほんの些細なきっかけだったのに、どうしてこんな事になったのだろう? 私は椅子に縛り付けられ、猿ぐつわをされた状態であの時のことを思いだしていた。#8212;#8212;ミクは、エプロンを着けキッチンで朝食を作っていた。ニコニコとしながら、楽しそうに朝食を作るミクを見て、私は今日も一日頑張ろうと思っていた。ミクとは、結婚して5年経つ。あっという間の5年だったが、最高に幸せな5年だった。知り合ったきっかけは、友人の会社に私用で届け物をしたときだった。受付の窓口業務をしている彼女を見て、私は一瞬で心を奪われた。
ショートカットに黒髪で、当時コンドーム写真でバッシングを受けていた女子アナによく似たルックスの彼女は、私にはとうてい手の届かない高嶺の花に思えた。実際、友人に彼女のことを聞いたら、
「ミクちゃんか、アレは無理だぞ。社内どころか、ウチに出入りしてるヤツでも狙ってるの多いしな。そのうち玉の輿に乗っていなくなるんじゃね?」と、はなからあきらめているような感じで言った。でも、私は今までの人生で一番心奪われたミクをあきらめきれず、地道な努力を重ねた。
何かと理由をつけては友人を訪ねるようにし、その度に、会釈、挨拶、世間話と少しずつ距離を縮めていった。
そして、イケメンでもなく高収入でもない私に、一つだけ偶然が味方をしてくれた。それは、共通の趣味があったというだけの、地味な偶然だった。今でこそ、渋谷の一等地にもジムがあるが、当時はまだ人口も少なかったフリークライミングが二人の共通の趣味だった。そして、中級者から上級者になりかかっていた彼女と、ジムだけではなく岩場にまで一緒に行くようになるまでに、さほど時間がかからなかった。
私は本当に取り柄も何もない普通の男だったが、クライミングだけは、持って生まれた腕の長さと強い指の腱のおかげで、4段もいくつか墜としたことがあった。一緒に岩場に行き、私が教えながら一緒に登っている内に、彼女のスキルもどんどんアップしていった。
『秀夫さんって、岩場だとすっごく格好いいですね』
ミクは、からかうように笑って言いながらも、ちょっとまぶしそうに私を見てくれた。
「岩場以外じゃ格好悪いって事? 岩場限定?」
『そうですよ! だから、秀夫さんが格好いいって知ってるのは、女の子では私だけって事です』
ふざけた感じながらも、少し頬を赤くしながらそう言う彼女を見て、私は自分の身に信じられないくらいの幸運が訪れたことを知った。そして、クライミング中はサポートをしてるのである意味当然だが、彼女の身体に触れる機会も多かった。落ちる彼女をマットの上にコントロールして落下させるときなど、期せずして胸に触れることもあった。
『エッチ! わざとでしょ?』
少し頬を赤くしながらそんな事を言う彼女。一緒にすごす時間が増えて気がついたことだが、彼女は見た目に反して、男性に慣れていない感じがした。
「ご、ごめん、わざとじゃないよ! 本当にゴメン!」
慌てて謝る私に、
『初めて男の人に触られたんですよ。責任取って下さいね』
と、ミクは冗談っぽく言った。でも、後からわかったことだけど、それは本当のことだった。中学から大学まで女子校で、会社に入った後も受付業務だったので、男性に接する機会は本当に少なかったそうだ。
とは言っても、デートしたり、付き合ったりした男性もいたそうだが、キスすらしなかったそうだ。
今時冗談みたいな話だけど、彼女は結婚するまでそういうことはしないつもりだったそうだ。ミクの両親は、母親の不倫が原因で離婚していて、そんな母親に嫌悪感を持ち、そのせいで、貞操観念は異常なまでにガチガチになったのだと思う。でも、それは私にとってはこの上ないほどの幸運だった。結局、ミクとは結婚前にキスをした。岩場で、ミクが3か月ほどトライし続けた課題を、やっと彼女が墜としたとき、自然と抱き合って喜び合った。そして、たまたま周りに人がいなかったこともあり、そのまま見つめ合い、彼女がスッと目を閉じた。
私は、この時のキスを一生忘れないと思う。
『……責任取って下さいね……。大好きです……』
キスを終えた後、少し潤んだ目でこう言ったミクを、私は思いきり抱きしめながら、責任を取ることを約束した。そして、付き合い始めてから結婚まではあっという間だった。岩場でキスをした半年後には、私とミクは結婚式を挙げていた。
ただ、付き合い始めてすぐにわかったことだったが、ミクは家族には恵まれていなかった。両親が不倫して離婚したとき、父親について行ったミクだったが、その数年後に父親は交通事故で他界した。
会社の業務中の事故だったこともあり、保険金も会社からの退職金、遺族年金等々で生活自体はまったく不自由することはなかったそうだ。
だけど、まだ高校生だったミクは、結局別れた母親と暮らすことになった。男にだらしない母親は、父の保険金や貯蓄を若いホストのような男達に湯水のように使い、自宅に若い男を連れてくることもあったそうだ。ミクは高校を卒業すると、奨学金と住み込みのバイトをして大学に行きながら、母親と決別した。そんな苦労をしなくても、お金はあったはずだが、ミクは母親と離れたい一心でその道を選んだ。そして、今回の結婚も、母親には一切報告せず、結婚式に呼ぶこともなかった。
私の両親は、そんなミクの身の上を聞いても、結婚に一切反対することもなく、こんなに素晴らしい女性が私なんかと結婚してくれるなんて、本当にありがとうと、感謝の言葉を述べるほどだった。私は、この時初めて自分の両親を心から尊敬した。そして、身内と近い友人だけの小さな式は、滞りなく終わった。そして、新婚初夜を迎えた。それは、ミクにとっては言葉のとおりの初夜だった。貞操観念の異常に高いミクは、私と付き合うまではキスもしたことがなかった。
ミクは先にシャワーを浴び、ベッドで私を待った。私は、念入りに身体を洗い、歯磨きをするとミクが待つベッドに向かった。寝室は、間接照明で薄暗く、ミクはスッポリと布団をかぶっていた。
「お待たせ」
私は緊張しながら声をかけた。ミクと違い、私は初めてではなかった。過去に付き合った女性もいたし、付き合わず、身体の関係だけの相手もいた。ミクの清らかな身体に比べると、私は汚れているように感じた。ミクは私が声をかけると、緊張したようにうなずいた。そっとベッドの横に滑り込み、ミクにキスをした。この前の岩場でのキスとは違い、私は舌を絡める大人のキスをした。私が舌を差し込むと、ミクはビクッと身体を震わせ、身を固くした。
でも、抵抗することもなく、私にされるがままにしている。私は、たかがキスで、信じられないほどの快感を感じていた。こんなにも美しい彼女が、私の妻になり、その初めてを捧げてくれる……。夢のような気持ちだった。
ミクは私のキスを受け続け、そのうち私に抱きついてきてくれた。裸のミクに抱きつかれて、彼女が想像以上に豊満な胸をしていた事を知った。後で聞いた話だが、クライミングの時には、かなり締め付けるタイプのブラをしていたそうだ。体脂肪が少なく、それでいて胸が大きいので、ウェストとの対比で実際以上に大きく感じるのかもしれない。私は薄暗いなか、目をこらしてミクの胸を見た。仰向けで寝ているので、平べったくなっていて餅のように柔らかそうだ。私はそれを優しく揉み始めた。ミクは、男性に胸を揉まれるのはこれが初めてだった。こうやって、一つずつ彼女の初めてをもらうことが出来る。それは、私にとっては無上の喜びだった。柔らかく、それでいて若々しい張りもある胸を揉み続けると、徐々に彼女の息づかいが荒くなってくる。
私は、夢中で胸ばかり見ていたが、その息づかいにつられるように彼女の顔を見た。ミクは、少し不安そうな、それでいて上気したような目で私をじっと見つめていた。
私はたまらずにミクに再びキスをした。すると、すぐに彼女の舌が私の口の中に飛び込んできた。それは、さほど女性経験が多いわけではない私にも、ぎこちなくて下手くそなのが一瞬でわかるキスだった。それでも、ミクがこんな風に必死で舌を絡めてきてくれるのは、私にとっては嬉しかった。キスをしながら彼女の胸を揉み、彼女の乳首を触り始めた。その瞬間、彼女がビクンと反応し、キスが解けた。
「痛かった?」
少し不安になって私が聞くと、彼女は黙って首を振り、
『……気持ち良い……です……』
と、恥ずかしそうに言った。薄暗くて判別不能だが、顔も赤くなっている感じがした。その言葉がきっかけのように、私は夢中で彼女の乳首を舐め始めた。彼女の乳首は少し陥没気味で、乳首まで恥ずかしがりなのかな? と思った。でも、吸うように舐め始めると、すぐに驚くほど小ぶりな乳首が姿を現わした。男性に舐められた経験のない乳首。それは、皮膚自体も薄く感じるほど繊細に感じる。