痴漢少年サルの生態観察録[中編]

2018/11/26

小学生の痴漢少年に興味を持った僕は、あの少年が大人の女性にどうやって痴漢行為を行ない、かつ感じさせているのか一度間近で見てみたいと思い、会社帰りの際は常に少年の姿を捜すようになりました。
しかし少年は結構不定期に現れるようで、見かける時と見かけない時があります。
また見かけても、ターゲットとなる女性が居ないのか、痴漢行為を働かない日々がしばらく続きました。
ある会社帰り、僕はその少年がいるかどうかを確認する為、ホームを一通り見て回りました。
が、見当たりません。
(む、今日も外れかな?)
僕は諦め、まだ電車が来るまで若干時間があった為、本でも立ち読みしようと駅内の書店に立ち寄りました。
すると、書店の参考書コーナーにそいつが居るのを見つけました。
遠めからでもはっきり分かる特徴的な子ザル顔で、かつ小柄なその少年は、『小学5年の算数ドリル』と書かれた問題集を立ち読みしていました。
僕はその少年の様子を遠くから見ていました。
その少年は真剣に算数ドリルを見つめていました。
(へー、あんなとんでもないエロガキでも、ちゃんとやることはやってるんだな)
僕は少し関心しました。
しかし、その少年の算数ドリルを眺めている顔がやたら真っ赤になっているのです。
そしていきなりズルッという感じで、開いている算数ドリルの中にある何かが落ちそうになり、少年は少し慌てた感じでそれを元に戻しました。
(んっ?何だ?)
気になった僕は、少年のやや斜め後ろから、少年が読んでいるものを覗きました。
・・・なんというか、先ほど少しでもそいつに関心した自分がバカらしくなりました。
そいつは成人コーナーから持ってきたであろうエロ漫画を算数ドリルの内側に挟み、カモフラージュしながら一心不乱に見ていました。
(こいつはやっぱりとんでもないエロガキだよ。それに、ああ、あ~あ~あ~)
その少年はエロ漫画を見てよほど興奮しているのか、「はぁはぁ」と荒い息遣いを立てながら子ザルのように真っ赤に顔を上気させ、半ズボンの上から堂々と股間の辺りを擦っていました。
(どこの世界に算数ドリルを見ながら興奮してチンコ触る小学生がいるんだよ!余計目立つわっ!!こいつ頭おかしいんじゃないか?)
僕はその少年につっこみたくなるのを懸命に我慢しました。
その少年はひとしきりエロ漫画を見て、ふーという感じで一息つくと、サササっと忍者のように素早く成人コーナに行ってエロ漫画を元に戻し、また参考書コーナーに戻り、さも勉強していたかのような表情で算数ドリルを元に戻しました。
なんというか、バカなガキだなぁと心底思いました。
ここまでだと、ちょっとエロいがまだ可愛げがあるバカなガキなのですが、問題はここからの、このガキの行動です。
その少年は書店を出て、ホーム上のベンチに座って脚をプラプラさせながらホーム上を眺めていました。
僕はその様子を少し離れて見ていました。
その少年の視線の先を辿ると、ホーム上の若い女性ばかりを目で追っていました。
どうやら痴漢のターゲットにする女性を物色しているようです。
すると少年はある一点に視線を集中し始めました。
僕は少年の視線の先を追いました。
一人の綺麗な女性が歩いてくるのが見えました。
僕は思わず「おおぅ、いい女」と唸りました。
髪はややウェーブのかかった、やや茶髪のロング。
顔もキリッとした美人で、年齢は20代中盤くらいでしょうか。
スタイルもよく、スカートはスリットの入ったやや膝上のスカートで、なんというか、いかにも大人の女といった色気漂っています。
また容姿や服装、雰囲気等から、会社の秘書でもやってそうな感じの美人さんでした。
なので、ここではこの女性を『秘書さん』とします。
少年は秘書さんをうっとりとした感じで見ていました。
その秘書さんが乗る車両の待機場所に立ったと思うと、その少年はまたあの子供とは思えないいやらしい笑みを浮かべ、まるで獲物に向かうサルの如く秘書さんの元に駆けて行きました。
(うっうお。はやっ!!!)
僕も慌てて少年の後を追いました。
ホーム上の待機場所で、『秘書さん→少年→僕』という順番で電車待ちをしている状態です。
もちろん他の乗客もたくさん居る状態ですが、僕はなんとかその少年の後ろにつく事ができました。
僕は前の2人の様子をちらちら見ました。
秘書さんはスマートフォンを取り出し、何やら弄っているようです。
そして少年の方は、わざとらしく盛んにキョロキョロと周りを見回しているようですが、時々ジーっと秘書さんのお尻を見つめていました。
そしてその顔は、もうなんと言ったらいいか、本当のサルのように顔を真っ赤に上気させ、涎でも垂らすかのように舌を少し出し、とにかくエロ親父も真っ青のいやらしい表情を浮かべていました。
(うわぁ、いやらしい表情してやがる、こいつ本当に小学生か?おいエロガキ!!そんなに尻ばっかりジッと見ているとバレるぞ!!)
そのガキに心の中でつっこみました。
しかしこのエロガキはもう完全に秘書さんに痴漢する気満々のようです。
僕は期待感でいっぱいになりました。
今からこの、いかにも大人の女という感じのする色っぽい秘書さんが、こんな小学生のエロガキに痴漢されて淫らによがってしまっている光景を思い浮かべ、早くも激しく勃起してしまっている自分に気づきました。
そう思っているうちに電車がやってきました。
ちなみにこの電車ですが、僕達が今いる駅から大勢の客が乗出し、ほぼ満員電車になります。
電車がホームに着いてドアが開くなり、少年は半ば体当たりをするようにその秘書さんにぶつかって行きました。
秘書さんはびっくりして、「キャッ!」と悲鳴をあげました。
(おっおい!!)
思わず少年の後を追いました。
少年はぐいぐいと秘書さんを押していき、まんまと反対側のドアまで誘導しました。
秘書さんは「もっもう!」とちょっと怒った感じで言い、ちょうど後ろにいた僕を睨みました。
(え~!!!なんで俺が)
少年はかなり小柄なので、すぐ後ろにいるその少年の存在が見えていないようです。
僕が押したと思われているようでした。
車両はほぼ満員電車です。
僕はその少年が警戒しないようにスマホを弄りながら、秘書さんと少年の様子をチラチラ見ていました。
秘書さんもスマホを弄りながら、時々ボーとドアの窓から外の景色を見ています。
そして、その少年はキョロキョロと辺りを見回して、ある程度安全と分かったのか、おもむろに手を秘書さんの尻に持っていき、軽くタッチしました。
ビクッと一瞬秘書さんが反応して、後ろをチラ見しました。
ですが、まあ軽くタッチされただけなので、すぐに何事もなかったかのようにスマホを弄り始めました。
少年は秘書さんの様子を窺うと、また手を秘書さんの尻に持っていき、今度スカート越しにピタッと手を当て、そのままの状態を維持しました。
秘書さんはまたビクッと反応し、後ろの僕を睨んできました。
(やべっ、また間違えられてる!)
僕は自分じゃないということをさりげなくアピールするために、スマホとカバンを秘書さんに見せつけました。
『あれっ?違うの』といった感じで秘書さんは少し首をかしげ、下を向き、ようやく自分の後ろにいる少年の存在に気づいたようでした。
しかし秘書さんは相手が子供と分かると、「僕。ごめんね。ちょっと手がお姉ちゃんの方に当たっちゃってるから、もう少しだけ離れてくれる?」と小声で優しく言いました。
少年は秘書さんを困った顔で見上げて、「無理だよ~、こんな満員なんだし。もう動けないよ~」とやや大声、かつ悲しげな声で言いました。
その声を聞いた回りの乗客が秘書さんの方をチラ見しました。
「そっそう。うん。そうだよね。僕。ごめんね」
秘書さんは少し焦った感じでそう言い、前を向くと『大人気ないことしちゃった』とでも言う様に顔を赤くして俯きました。
僕は少年の顔を見ました。
その顔は例によってあのいやらしい笑みが浮かんでいました。
(このガキ・・・)
僕はそいつの頭を引っ叩きたくなるのを懸命に堪えました。
少年は尻を当てた手をゆっくりと動かし始めました。
サワサワという感じで軽く撫でているようでした。
秘書さんは少し後ろを気にしているようでしたが、先ほどのことでやや負い目があるのか何も言わず、所詮子供のやること、と気にしない様子でスマホを弄っていました。
少年はそれで気をよくしたのか、かなり大胆に尻全体を触り始めました。
それはまるで尻の感触を味わうかのようです。
秘書さんはさすがに異変に気づいたようで、「ぼっ、僕」と後ろを向こうとしたところ、ちょうどカーブに差し掛かり、列車が急に揺れました。
「キャッ」と秘書さんが軽く声を上げました。
その声に反応して秘書さんを見た僕は、思わず「うわっ」と言っていました。
少年は電車が揺れた拍子に秘書さんの腰に密着し、さらに手を秘書さんのスカートの中に手を差し込んでいたのです。
「ぼっ、僕!ちょっと・・・んっ!」
秘書さんは少年に注意しようと声を掛けたはずなのに、ビクッと反応してしまいました。
スカート内に差し込まれた少年の手が、もそもそと大胆に動きながら尻を触っているのが僕から見えました。
(こいつ、まじか)
僕はその光景に釘付けになりました。
秘書さんの方も目を見開いて少年を見て、『こんな子供が。嘘!』と、信じられないといった顔をしていました。

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