絶世の美女との脳内妄想
2018/06/30
背中を低くして御尻を突き出したシックスナインの体勢をとった一枚が、某有名雑誌に掲載されていた。
そのモデル女優とは同じ出身高校の同級生だった。
シックスナインで下になって目元だけ黒塗りで隠された男優が酷く紅潮しているのとは対照的に、女優は、男優と同様に目元部分だけ黒塗りで隠されているほかは、艶めかしくあえぎ声を出しているような表情という仕上がりだった。
この撮影現場では何度か女優にあえぎ声を出してもらっており、そのなかからシャッターチャンスの一枚を撮ったものだった。
下になっている男優は、シックスナインで女優の股間を見せつけられながら喘ぎ声を出されるという、セックスさながらのシチュエーションに顔真っ赤になって大興奮という一枚だった。
この一枚をみながら、その撮影会当日のことを思い出した。
撮影会当日。
大学に入ってから入会した非公式のサークルで年に数回、ヌードモデルの撮影会がある。
下着姿からオールヌードまで撮影する。
先月、その撮影会に参加した。
撮影現場に入り、被写体のモデル女優がソファに座っていた。
モデル女優とは同じ出身高校の同級生で同じクラスになることはなかった。
彼女は某大学に在学する傍らでイベントコンパニオンの仕事をしている絶世の美女。
公でいつも他人の目にとまったり、見ず知らずの他人の視線を浴びたり、いつも人から注目されているに違いない。
彼女のほかにも、街中や電車内などでときどき思わずハッとするような美女を見かけることがある。
ぶしつけとわかってはいても、ついチラチラと視線を送らずにいられない。
そして、見とれ過ぎるあまり目が合ってしまい、慌ててそらすという挙動不審な状態に陥るのもよくある。