家庭教師の女子大生が恋をした生徒は鬼畜青年だった4

2018/09/04

最終電車だったからもう日付が変わりそうだ。
夜遅く、やっと自分のアパートに帰ってきた千佳は、玄関で1つ息をつく。
千佳 「……ふぅ……」
そして部屋に上がると、すぐに浴室に向かいお風呂に入りにいった。
今日もいつものうように駅まで送ってくれた康介。
夜の道を2人で歩き、会話は尽きる事がなく、駅に着いても電車が来るまでしばらく話していた。
そして最後は笑顔で手を振りながら別れた。
……色々あったけど、良い誕生日だったよね……
辛い想いも嬉しい想いも体験した、心のアップダウンが激しい1日だった。
でも、最後は笑顔なれたんだから。
お風呂から出た千佳は髪の毛を乾かしてからベッドの上に座り、康介の部屋から持ち帰ってきた袋を手にする。
康介から貰ったもう1つのプレゼントだ。
部屋に帰ってから開けてと言われたそのプレゼントの中身が何なのか、千佳はずっと楽しみにしていた。
上機嫌で笑みを浮かべながら袋からラッピングされたものを取り出し、包装紙を丁寧に剥がしていく千佳。
千佳 「フフッ何かなぁ」
本当は何でも良かったんだ。康介が自分のためにプレゼントを用意していてくれただけで、凄く嬉しかったのだから。
でも、最初に貰った腕時計はとても素敵なものだったし、このもう1つのプレゼントにも自然と期待してしまう。
千佳 「わぁ、可愛い。」
中に入っていたのは可愛らしい白いワンピースだった。
白ではあるものの、オシャレなデザインのそのワンピースは腕時計同様、千佳の好みに合う物だ。
これはあの高校生の女の子ではなく、康介が自分で選んでくれたと言っていたから、なんとなくその分嬉しい。
千佳 「あ……でもこれちょっと丈が短いかな……。」
鏡の前で服を広げて自分の身体に合わせてよく見てみると、少しスカートの部分の丈が短いように感じた。
サイズが合っていないとかそういう事ではない。きっと短めのデザインの物なのだろう。
正直、スカートでもワンピースでもここまで短いのは滅多に着た事がない千佳。
それに胸元の部分も結構大きく開いている。
千佳 「ん?可愛いけど……ちょっと大胆だなぁ、私に着れるかなぁこんなの。」
確かにこういった服を着ている女の子は街でも見掛ける。
でもそれを自分が着て似合うのか自信が無かったし、少し恥ずかしいような気もする。
もちろん全く着れない訳ではないが、これは大学に行く時などの普段着としては選べない。
可愛らしさの中に大胆さと大人っぽさが混じっているこのワンピース、なんとか着こなす方法はないかと考える千佳。
そしてとりあえず着てみようと今着ている服を脱ごうとした時、ふとプレゼントの袋の中にまだ何か入っている事に気付く。
千佳 「ん?……あれ……?」
それはワンピースよりも小さく包まれて袋の底の方に入っていた。
千佳 「何だろう……?」
まだプレゼントあるの?さすがに貰い過ぎかも……そんな事を思いながら中身を確認した千佳は、それを見て思わず目を丸くした。
千佳 「えっ……これって……」
取り出してみると、それは女性用の下着だった。
ブラジャーとパンツの1セットだ。
千佳 「康介君……どういうつもりなんだろう……」
当然男性から下着をプレゼントされるなんて初めてであったから驚く千佳。
だが一応プレゼントなのだから、どんなものかと下着を広げてみる。
千佳 「やだ……これ……なんか凄い……」
その下着は千佳が普段あまり身に着けない黒色の物だったのだが、千佳が驚いたのはそのデザインだった。
大人っぽい、セクシー、別の言い方をすればエッチな下着といった印象。
Tバックとまではいかないものの、普通のショーツよりも肌を隠す部分が小さくて大胆だ。
そしてそれはセットになっているブラジャーも同様だった。
千佳 「結構イヤらしい下着だよね……これって……」
千佳はこんな下着は持っていないし、今まで身に付けた事もない。
その下着を千佳は顔を少し赤くしながら暫く眺めていた。
……ワンピースも少し大胆だし、それに合わせた下着って事なのかな……
……でも、こんなの恥ずかしくて着れないよ……
千佳 「康介君、こういうの着る子が好みなのかな……」
そんな事を1人で呟いていると、テーブルの上に置いておいた千佳の携帯が突然鳴り始める。
千佳 「え?電話……?」
もう夜中だというのに誰だろうと思いながら携帯電話を開く千佳。
するとディスプレイには、ちょうど今千佳の頭の中に居た人物の名前が出ていた。
千佳 「……康介君……?」
今までメールはした事はあるが電話は初めてだったので、相手が康介だと知り意外に思う千佳。
しかし少し前に駅で別れたばかりだとはいえ、また康介の声が聞けると思うと素直に嬉しくなる。
千佳は思わぬ電話に笑みを浮かべながら携帯電話のボタンを押した。
22
康介 「もしもし、ちゃんとアパート着いた?」
千佳 「え、あ、うん着いたよ、わざわざありがとう。」
康介からの電話は千佳が無事にアパートに帰れたかの確認であった。
いつもは千佳がアパートに着いたら康介にそれをメールで知らせていたのだが、今日は千佳がメールをし忘れていたので康介が電話をしてきたという訳だ。
しかし駅まで送ってもらい、それに加えこんな連絡のやり取りまでするなんてまるで恋人のようだ。
康介は他の女の子を送ったりする時も同じような事をするのだろうか。
そんな事を思いながら千佳は康介との会話を続けた。
康介 「あ、そういえばあのプレゼント、中見てくれた?」
千佳 「え……う、うん……見たよ……」
先程開けてみたプレゼントの事をさっそく聞かれ、千佳はどういう反応をすれば良いのか分からなかった。
いや、それ以前に、康介がどういうつもりでこのプレゼントを選んだのかが千佳には分からなかったのだから。
千佳は携帯を片手で持ちながら、少し顔を赤くして手元にあるワンピースと下着を見つめた。
康介 「で、どうだった?感想は。」
千佳 「え、感想?……えっと……可愛いくて素敵だとは思うけど……これって康介君が選んでくれたんだよね?」
康介 「そうだよ、千佳先生に似合うと思ってさ。着てみた?」
千佳 「まだ着てないけど……でもその……ワンピースだけじゃなくて、あの……下着まで……」
康介 「下着?あぁ、あれ良いでしょ、千佳先生の勝負下着にぜひと思って。」
千佳 「しょ、勝負下着って……あんなの……ちょっと恥ずかしいよぉ……」
康介 「え?千佳先生ああいうの持ってないの?ダメだなぁ、だから彼氏ができないんだよ。」
彼氏ができないという言葉が少し引っ掛かる。
千佳 「そ、そんなの関係ないでしょ?」
康介 「関係あるって、やっぱ女には色気がないと、可愛いだけじゃね。」
確かに康介の言う通りなのかもしれない。
正直、千佳には大人の女性の色気というものがよく理解できなかったのだ。
男性から見て、自分がどういう風に見られているかも分からない。
それはきっと千佳が恋愛に対しても、性的な事に対しても奥手であったからだろう。
しかし、そんな事を年下の高校生に言われてしまうなんて少し恥ずかしい気もする。
千佳 「そ、そうかなぁ……でも……ワンピースだって結構大胆だし……康介君、こういう服好きなの?」
康介 「好きだね、まぁ俺好みで選んだからね。」
千佳 「そうなんだ……」
康介 「ていうか1回くらい着てよ、折角買ったんだから。」
千佳 「え、うん……でもこんな大胆な服、私に似合うか分からないし……プレゼントしてくれたのは嬉しいけど……」
康介 「男とのデートとか、いざという時に着るんだよ、千佳先生が着ればギャップが出て良いセックスアピールになると思うけどなぁ。」
千佳 「……アピール……?」
性的なアピールをして男性を魅惑するなんて事は、今まで考えた事もなかった千佳。
でもこんな服を着て男性の前に行くなんて、想像するだけでも恥ずかしい。
康介 「あ、そうだ、来週俺の部屋に来る時、それ着て来てみてよ。」
千佳 「え、やだよぉ……そんなの恥ずかしいし……」
康介 「いいじゃん、俺誕生日だしさ、プレゼントの代わりに千佳先生がセクシーな服着てる姿、ちょっとだけ見せてよ。」
千佳 「え?……無理だよそれは……私こんなの着た事ないし……」
康介 「俺が似合うかどうか判定してあげるよ。千佳先生の大胆な姿を見て、男がちゃんと興奮できるかどうか。ちゃんとあの下着も付けて来てよ、下着も似合うかどうか確認してあげるからさ。」
千佳 「も、もうっ……やだよそんなエッチなの……」
いつも通りの、康介が下ネタを言って千佳が恥ずかしがるというパターン。
しかし、どうしてこうやって康介は卑猥な事ばかりを自分に要求してくるのかと、ふと思う千佳。
やはり、康介はそういう目でしか自分を見ていないのだろうか。
その後、しばらく他愛のない会話をした後、康介との電話を切った千佳は、しばらくベッドの上に座ったまま考えていた。
そして今日康介の部屋で聞いた話を思い出す。
?まぁでも、彼女はいなくてもセフレは沢山いるけどね?
正直、康介の口からその言葉を聞いた時は少しショックだった。
康介君ってそういう男の子なんだ……と。
所謂、遊び人というやつだろうか。特定の恋人は作らず、複数の女性と身体の関係を楽しんでいるという。

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