高1のころ

2018/08/20

「○●駅へ行く道を教えてほしいのですが」予備校帰りの夜、車道に止まったワゴン車から声をかけられました。
せめて「急いでます」とでも答えてその場を立ち去っていればあんな事にはならなかったのに....。
気の毒に思って教えてあげていると、いきなり後ろのドアが開きました。
あれっと思うまもなく、男の手で右手をつかまれ車にひっぱられました。
必死に引っぱり返していると、後ろからもう一人の男が降りてきてお尻から抱えるように車の中へ。
すると扉を閉めて車は急発進します。
ワゴン車のシートは倒されていて、そこには三人の若い男がいました。
夢中で何かを叫びました。
ふりまわした腕が一人に当たってかなりのダメージを与えたと思います。
しかしすぐ、タオルで目隠しをされ、ガムテープで口を封じられました。
その間、フラッシュが時折光りました。
そのあともずっと撮り続けられたみたいです。
押さえつけられ、後手に縛られる中で、これからされることを考えると涙が出てきます。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、ふくらはぎ、ふともも、そして服の上から胸へ…と男の手が気持ち悪く私の体をはいまわりました。
「ここの制服最高」とか「かわいいパンティーはいてるね」とか「もうちょっと胸は大きいほうがいい」とか勝手放題いってるやつらの手や舌が。
恐怖と吐きそうになる気持ちの中で、長い間走っていたと感じました。
後でわかったのですが、連れて行かれたのは山の公園へ行く途中の駐車場にあるトイレでした。
中学のときまで、親に何回か連れて行ってもらったことのあるけど、20分くらいで着く距離でした。
抱えるように車からトイレに連れて行かれた私の前でやつらはじゃんけんを始めました。
順番を決めていたようです。
それからのことは、断片的にしか覚えていません。
パンティーをずりおろされたとき、あ、もうこれで奇跡は起きないんだ、と観念しました。
その瞬間まで、自分が汚される恐怖に脅えていましたが、実際には、そんな抽象的なものではなくもう痛くて痛くてたまりませんでした。
抵抗する気力もなくなり、痛みを耐える感覚にも慣れてただ嵐が過ぎ去るのを待ってたころいきなりガムテープを外されたかと思うと、唇に気持ち悪いものがぬめっときました。
キスをされたようです。
そこでわれにかえって首を振って抵抗しました。
実は、彼氏いない暦16年だったんで....。
男達の笑い声が聞こえてきたと思うと、面白がって唇をあわせてきました。
そのあともタオルとガムテープの奥から嗚咽を始めた私に、やつらはさらにむごいことを続けました。
何があったのか、ひじやお尻にかなりの擦り傷を負っていました。
後ろにも入れられたらしいのですがその記憶もありません。
ただ、私をからないながらあそこの毛をそってたことは、その屈辱感から、かすかに覚えています。
しばらく気を失っていたらしい私が、お尻の冷たさと水のしみる感じに目を覚ますと両手が後ろで水道管に縛り付けられる最中でした。
感触から多分私のスカーフだったと思う。
脚も広げられて、それぞれ足首をモップの柄(これも後でわかりましたが)で縛られました。
お尻の冷たさは便器の水だったわけで、今にして思えばとってもみじめな姿してたんですね。
私(笑。
ただ、その時はとっくに気力もとっくに失せてたのでされるがままでした。
それからビチャ、ビチャと何か冷たい物が投げつけられ肌や顔にくっついたと思うと、生あたたかいものを次々にかけられました。
尿だったんですよね。
あとで臭くなったし。
今でも信じたくはないけど.....(泣。
自慢の髪や、まだ身に着けていたらしい衣類にしみこんでいく感触は今でも忘れられません。
お風呂で髪を洗うときにフラッシュバックしちゃったりします。
その後やつらは脅すようなせりふをはいて去っていったようです。
何を言われたのかは覚えていません。
そのまま便器に縛り付けられて置き去りにされました。
どれくらい時間がたったかわかりません。
お尻は水につかったままで、さっきまで手荒に扱われてた部分が滲みるし、だんだん感覚さえなくなってきました。
あれやこれやでべたべたにされた体や制服は、だんだん乾いてきたものの、気持ち悪い臭いはするわ、臭くなるわ蚊には刺されるわ...。
トイレには行きたくなるし....それからまた、しばらく気を失ってたのだと思います。
トイレを使っている音にはっと気がつきました。
助けて、助けてと心の中で叫びながら脚をカタカタ鳴らしてたら、気づいてくれたようです。
ドアが開いた音がしました。
わっというような声が聞こえて、しばらく時間があったと思います。
そして足音は去っていきました。
足をカタカタ鳴らしながら、かかわりあいたくないんだ、薄情な人と....と思っていたら今度は数人で入ってくる足音が聞こえました。
そして、無言であしをほどいてくれたのです。
やっと助かる。
安堵しました。
脚が自由になってお尻をあげようとしたところ.....。
冷たいっ。
一瞬何が起こったのかわかりませんでした。
ビシャビシャと水の音がします。
水をかけてきたんです。
それもホースか何かで。
必死でもがいていると、いきなり体をモップみたいなのでこすられました。
押し殺したような笑い声が聞こえます。
水が止まったかと思うと、足首をつかまれたまま、手首が解かれました。
そして、床にうつぶせにひっくり返されたと思うと....再び、水とモップ....止まったかと思うとびりびりと音がして上着が破り取られました。
靴下も脱がされました。
そしてまた念入りに水をかけられごしごしされて....汚れた服ははぎとり、体の裏表を洗っていたのですね。
足首が持ち上げられました。
あとはもう...引き裂くような痛みが連続して.....またもや、です。
気がつくと私はたんかに乗っていました。
光が少し見えたので昼になってたようです。
まわりからざわざわと人の声が聞こえたのを覚えています。
股間はとても痛かったです。
あとで病院で相当ひどい裂傷を負って化膿しかけていると聞きました。
そのまま私は救急車で病院に連れて行かれ、やっと悪夢のような長い一夜はサイレンと共に終わりをつげたのです。

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