見てしまったレイプ現場
2018/07/31
私は27歳の男性会社員です。
ある会社で企画営業のような仕事をしています。
実は私は以前レイプ現場を見てしまった事があります。
会社はそれほど大きな規模ではなく、社員30人程度の会社です。
基本的に土曜日曜は休みなのですが、担当する客によっては日曜日に出勤しなければならない時もあります。
その日は日曜日でしたが私は出勤し、客との打ち合わせを終わらせ帰社しました。
日曜日に出勤した場合も会社に戻り、いろいろな処理をしますが、たいていは1人で、ごくまれに誰かもう一人が出勤していたりするといった感じでした。
その日私が戻ると駐車場に車が止まっていました。
私は誰か出勤しているんだな、と思い事務所へ行ったのですが事務所の鍵はしまっていました。
私は鍵を開け、中に入りました。
事務所には誰もいませんでした。
あの車は誰のだろう?っと不思議に思い自分の席に向かおうとしたその時でした。
奥の部屋から人の声が聞こえてきました。
そしてよく聞くとそれは男女の声で会話ではありませんでした。
まさしくそれはアノ声でした。
その声が漏れ出している部屋の扉は開いていて、私はソッと中をのぞいてみました。
中にいたその男の方を見て私は声を上げそうになりました。
それは我が会社の社長だったのです。
相手の女性の顔は見えませんでした。
2人は社長室のソファーの上にいて、社長は扉に背を向ける格好でいて、社長の背中で女性の体はほとんどみえませんでした。
見えているのは社長の体の横へと伸びた女性の左脚だけです。
それ以上体を寄せて見る勇気はありませんでした。
私は辺りを見回し、ある席に注意を奪われました。
その席の椅子に薄手のコートがかかり、机上にはバックが置かれています。
私はそれをみて、社長を見た時より更に驚いてしまいました。
それはわが社で一番の美人の女性社員小林美里のものでした。
美里は入社2年目で、私と同じ仕事をしています。
美人ですがおごった所がなく皆に可愛がられていました。
私はその瞬間は自分が、社長と後輩の女性社員の秘密の情事の現場に出くわしてしまったのだと慌てました。
そして正直かなり残念でもありました。
僕自身彼女の事はとても可愛いと思ってもいましたので。
私はそこを立ち去ろうと思ったのですが、変だな。
と瞬間的に感じ、もう一度中へ視線を戻しました。
よく聞くと、美里はそんな秘密の情事にしてはあまりに声が悲しく、すすり泣いているように聞こえました。
更に彼女は左脚だけが見えているのですが、その左脚の折れた膝のやや上にパンティが脱がされずにあって、そのパンティからした膝や脛にはビリビリに破られたストッキングが完全に脱がされずについています。
とても乱暴に脱がされたような印象を受けました。
私はそこまで見た時、まさかこれは。
と考えました。
もしそうなら止めなければならないと思いましたが、しかしもし本当にこれが同意の上での事であったら、と私はその場でどうしたらいいのかわからなくなっていました。
そうしているうちにも社長はどんどんヒートアップしていきました。
そして社長はブツブツと何かを美里に言っています。
私は耳をすまし、それを聞きました。
そしてそれにより私はこれがレイプなのだとはっきり判断しました。
社長は「加藤よりいいだろう」
「加藤の出世はお前次第だ」
「俺はお前が可愛くて仕方なかった」そう言っていたのです。
加藤は私の同期の男です。
社長をとめる事が出来ませんでした。
そのままソッと事務所を出て、ファミレスなどで時間をつぶしました。
かなり時間が経ち私がもう一度事務所に戻ったときはもう車も無く、事務所にも誰もいませんでした。
あくる日、美里はいつもと変わらない様子でいました。
私はその姿を見たとき涙が出そうになり、社長をぶん殴ってやりたいと思いました。
あの日のあの女性が美里でない事を願いました。
その数日後に美里と加藤の結婚が社内で発表されました。
他の皆は驚いていましたが、私は驚きませんでした。
結婚後美里は退職しました。
加藤は結婚後、職位を2つもあげました。
私は社長と美里が何も無い事を願っています。
これは本当です。
加藤にも美里にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。