嗅ぐだけで濡れてしまう新人君の甘い体臭[後編]
2018/01/25
季節が冬になった頃、私はS君と福岡まで出張に来ていました。
その日は福岡市内のビジネスホテルに泊まり、翌日本社に戻る予定でした。
得意の取引先が福岡にあり、大きめの商談を成立させた私達はすっかり浮かれており、深夜、S君の部屋でささやかな祝杯を挙げていました。
「S君はホントに凄いね。たった半年でこんな大きな契約もこなせるようになったんだから」
「いえいえ、だから先輩の教え方がいいんですって」
「もー・・・そんなお世辞ばっかり言っても何も出ないよー」
お酒が入って私も気が緩んでいたのか、シャワーを浴びた後の格好でS君と盛り上がっていました。
「先輩みたいな美人なら、何も出なくても許せるかな」
「え・・・な、何言ってるの?お世辞は大概にしないとダメだってばー」
既にS君に本能的に惹かれていた私は、その言葉で顔に火がついてしまいました。
みるみる顔が真っ赤になるのが自分でも分かりました。
「あれ?先輩ひょっとして照れてるんですか?可愛いなー」
「ちょっ・・・からかわないでよ・・・」
可愛いなんて言われて私はますます赤くなり、心臓が早鐘を打っているのが分かりました。
そしてその時、S君が言ったのです。
「俺、先輩のこと好きなんですよねー」
「・・・え?」
心臓が止まるかと思いました。
S君は私の事が「好き」と言ったのです。
「そ、そんな冗談で先輩をからかっちゃダメだよー」
「うーん・・・本気なんですけどねー」
「わ、私、結婚してるんだよ?」
「結婚してても好きなものは好きなんだからしょうがないですよ」
「私の方が3歳も年上だよ?」
「そんなの関係ないですよ」
「!!!!!!!!」
もう言葉が出ませんでした。
でも私の心の中は有頂天でした。
「ねえ先輩・・・キスしていいですか?」
S君が顔を近付けて来ます。
「そ、そんなダメだよ・・・」
その時、またあの甘い匂いが押し寄せて来ました。
「しますよ?」
「・・・」
何も抵抗できませんでした。
私は甘い匂いを感じながら思いました。
(きっとこの人と身体を重ねたら、もう二度と戻れなくなるんだ)って・・・。
そしてそう考えているうちにS君の唇が私の唇にそっと触れました。
その時訪れた感触・・・、私はあまりの驚きに頭が真っ白になりました。
心地良く、柔らかい唇。
そして一気に押し寄せる、これまで経験した事が無い程の甘い匂い。
キスでこれほどの快感を得ることが出来るなんて・・・信じられませんでした。
私は自然と口を開き、S君の吐息と舌を貪りました。
「あっ・・・ああっ・・・はぁ・・・」
クチュクチュといやらしい音を立てて舌と舌が絡み合います。
「あぁあぁっ・・・んんっ・・・んっ」
キスしているだけなのに乳首が立ち、アソコから愛液が溢れてくるのが分かりました。
唾液が甘く、舌が気持ちいい。
(旦那と全然違う・・・こんなのって・・・)
私はキスだけで、これまでの旦那とのセックスでは感じた事が無い快感に襲われていました。
「・・あぁっ・・・はぁ・・・」
それから何分キスしていたか分かりません。
口を離す頃には私は完全に虜になっており、旦那の事など頭から完全に消えてしまいました。
私はそのまま服を脱がされ、ベッドに押し倒されました。
そして裸のS君に抱き締められた時、さらに衝撃が走りました。
(・・・肌が気持ちいい)
S君の肌はまるで私の肌に吸い付くような感触で、触れ合っているだけで快感を感じ、まるで全身が愛撫されているかのようです。
「ああっ・・・はぁ・・・」
私は無我夢中で抱きつきました。
そしてまた舌を絡め合い、S君の唾液と舌を貪りました。
(ダメ・・・もう何も考えられない・・・)
「んああぁっ・・・うふぅ・・・」
その時、S君のアソコが身体に触れているのが分かりました。
旦那以外のアソコを見るのは初めてです。
S君のアソコは旦那より少し大きく、太く見えました。
私は躊躇いもせず、吸い寄せられるようにS君のそれを口に咥え込みました。
旦那とのセックスでは、私はフェラをほとんどしませんでした。
顎が疲れるのと、あまり気持ちのいいものではなかったからです。
でもS君のアソコはなんだか甘い味すらするような気がして(ひょっとしたら匂いのせい?)、私は夢中で舐め回しました。
そして舐めるたびに私のアソコから洪水のように愛液が溢れてくるのが分かりました。
「先輩・・・入れていい?」
夢中でしゃぶっていた私ですが、その言葉でふと我に返りました。
「・・・え、ダメ・・・ゴム持ってないよ」
「・・・我慢できない」
「だって・・・私・・・私・・・ダメだよ」
私は残っている理性で最後の抵抗をしようとしました。
でも・・・。
「んんっ・・・」
S君のキスで口を塞がれた途端、またあの甘い匂いが頭の中まで駆け巡りました。
(気持ちいい・・・もうダメ・・・)
「入れるよ?」
「だ、ダメ・・・あ・・・ああっ!!」
最後の抵抗も力無く、S君のアソコが生で私の中に入って来ます。
すでに経験した事がない程に濡れている私のアソコは呆気なく挿入を許してしまいました。
「あ・・・あぁっ・・・大きい・・・」
「うう・・・気持ちいいよ先輩・・・」
S君のアソコは私の中で心地良くフィットし、すぐに物凄い快感を与えて来ました。
「あ・・・あっ!・・・あっ!すごい・・・すごいっ!!」
「気持ちいい?」
「あぁああぁ!こんなの初めてなのっ!・・・あぁっ・・・」
旦那とは比べ物にならない快感が襲って来ました。
(身体の相性だけでこんなに違うの?これが本当にセックスの気持ち良さなの?)
「あっ・・・もっと・・・!もっとぉ!!んんっ・・・んふうっ・・・」
キスする度に甘い匂いがして、信じられない程気持ちいいのです。
私は理性を完全に失い、自分から腰を振り始めていました。
「あ・・・あぁ・・・や・・・何か・・来るのぉ・・・」
「イッていいよ!!先輩!」
「や・・・いやぁ・・・初めてなの・・あああっ!」
私は旦那との挿入でイッた事がありませんでした。
でもS君とのセックスではあっという間にオーガズムの波が押し寄せてきたのです。
「ああっ・・・すごいっ!!い・・・イッちゃう!!私イッちゃう!!!」
ピストンがより一層速くなり、部屋中に愛液の水音が鳴り響きます。
「ああぁあ!イク・・・!イク!ああぁあっ!!!」
物凄い快感と共に私のアソコから大量の愛液が溢れ出てくるのが分かりました。
これまで感じた事がない最高の快感。
男と女が本当に気持ちのいいセックスをするとこんなにも違うものなんだと感動すら覚えていました。
「気持ちいいの・・・ああっ・・・すごいのっ・・・」
「俺も気持ちいいよ」
「ああっ・・・好き!好き!!」
私はたった一度のセックスで心も身体も一気に虜になってしまいました。
その時の私はこの快感を貪る事しか考えられず、完全にただの雌に成り下がっていたと思います。
気付くと「好き」という言葉を連呼してしまっていました。
私はとにかく気持ち良くなる事に夢中でした。
必死でS君の口を貪り、舌を絡め合いしました。
「ああ・・・んふぅ・・・はああぁっ!」
もう旦那とのセックスには戻れない。
こんなに気持ちいセックスがあるなら、どうしてもっと早く気付けなかったのか。
「先輩、四つん這いになって」
「ああっ・・・」
バックの体勢で突かれると、また信じられないような快感が襲って来ます。
同じ男性器なのに、こんなにもフィットする感触が違うなんて。
「ああぁんっ!・・・気持ちいい!気持ちいいのっ!はぁっ!はぁっ!あぁあぁ!またイッちゃう!イッちゃう!」
全身がガクガク震え、熱くなりピンク色に染まっているのが分かります。
「ああああぁ!!イクぅうぅーーー!!!」
私は初めての絶頂を立て続けに感じ、完全にS君の虜でした。
旦那とのセックスは長くても15分程度ですが、私はこのまま貪るようにS君の身体を求め、気が付くと1時間以上もセックスを続けていました。
「ああ・・・ダメ・・・ずっと気持ち良いの」
「うぅ・・・先輩そろそろイキそう」
「はぁ・・・はぁ・・・お、お願い、中で出して」
私は信じられないような事を口にしていました。
「いいの?子供できちゃうよ?」
「お、お願い・・・出して」
あまりの快感で完全に理性が無くなっていた私は、中で出されたらどれほど気持ちいいのかの誘惑に勝てず、中出しを懇願するしかありませんでした。
「うううう・・・イクよ!」
「お願い!来て!!!あ・・・あああぁぁあ!!」
中で出される瞬間、想像と甘い匂いに包まれて私は3度目の絶頂を迎えました。
「はぁ・・・はぁ・・・こんなに長い時間入れていたの初めて」
「そうなの?どうして?」
「分からない・・・。でもとてつもなく気持ち良くて、ずっと味わっていたくなるの」
私は余韻に浸りながら、インターネットで調べた記事や体験談を思い出していました。
『本当に相性の良い人とのセックスを経験してしまったら二度と離れられない』
私は運命の男と関係を持ってしまったんだと思いました。
その後、しばらくセフレのような関係でS君に夢中になっていましたが、旦那にバレてS君は離れて行きました。
結局は遊びだったのかもしれません。
今となっては分かりませんが。
でも、私は今でもS君とのセックスの呪縛に囚われたままです。
旦那とは離婚せずにいますが、身体はS君とのセックスを忘れられずにいます。
またS君に誘われたら、きっと我慢できずに関係を持ってしまうと思います。
身体、遺伝子の相性はどんな理性があっても抵抗できない本能の力なのだと痛感しています。
私が人生で体験した“身体の相性”は嘘のようですが本当の話です。
皆さんはこのようなセックス…