母寝取られ9

2017/05/07

「ああ、知ってたよ。お前が馬鹿みたいに舌を出していやらしい目で俺を見ていたこと」
「酷い、そんな言い方・・・。で、でもじゃあ、どうして?」
「あ?放置プレイだよ、あっはっはっは」
「そ、そんな・・・。あたし・・・、だから、てっきり・・・」
「もう今日は来ないんじゃないかって?」
「あなたは自由奔放だから」母の言葉を無視して、沢木が冷たく言った。
「お前がさっきから拒んでいたのは、不貞腐れていたのか?」
「え・・・?」
「そうなのか?」ハッキリとした口調で詰問するかのように沢木が言い放った。
「あ・・・、あ、あの・・・、ご、ごめんなさい。き、急にあなたが来たから・・・、隣にお父さんもいるし・・・。あ、あの子のことだって、何も聞いていなかったから・・・」
「お前は俺に抱かれたことを後悔していると言ったんだぞ」
「そ、それは・・・」
「何だ?」
「あ、・・・。ごめんなさい・・・。う、嘘なの。あ、あたし・・・、な、生意気言って・・・。嘘です。ご、ごめんなさい。そん、そんな、つ、つもりなんて無かったんです。信じ、し、信じてください」母は命を取られまいと懇願するかのように、沢木に何度も何度も謝罪した。
謝罪・・・。
沢木に背くことは、もはや罪なのだろうか。
それ程までしても『関係を持ったことを後悔している』という前言を撤回したかった母は、つまり再び沢木に抱かれたがっているということ・・・。
自分と同じ年のガキに・・・。
こんな母・・・、見たくなかった。
見たくなかったが、私はどうしようもなく興奮していた。
何だろう、この歪んだ気持ちは・・・。
「ふん。まあいいさ。俺は過ちを追求しない。人間ができているからな。それより、お前は一つ大きな勘違いをしている」沢木の言葉にビクリと反応した母は、小動物の様だった。
勘違いした、また怒られる・・・、そんなイメージなのだろうか。
「あ・・・、あの・・・」口をパクパクとさせながら恐る恐るその真意を確かめようとしていた。
「俺が何も対策をとらないで、お前の所へやってきたと思っているのか」
「え?」
「旦那には『魔法』をかけてあるのさ」
「魔法?」
「朝まで絶対起きない魔法がな、旦那にはしっかりかかっているんだよ」
「そ、それって・・・、クス・・・」
「おっと、滅多なことを口にするなよ。魔法だよ。俺は魔法使いなんだ。言ってなかったっけ」
「まさか、あの子にも・・・」
「ああそうだよ。だから二人とも朝まで絶対起きることはないんだよ。どう?少しは安心したかい」嘘だ。
私は『魔法』など掛けられていなかったし、おそらく父にしたって何も手を下されている訳がなかった。
私と沢木はずっと一緒にいたし、確かに私は適正量を超えて酒を飲んでいたかもしれなかったが、そんな怪しい動作を見逃すほどではなかった。
よしんば、私がトイレに立った隙に父のグラスに何かを細工すると言ったって、父だって限界までは意識があったのだから、父に気づかれずにミッションを完了させる事は容易ではないだろう。
だから答えは明白、沢木は小細工なんかしていない。
普段聞けば、そんな嘘はバレバレの筈だった。
が、目隠しをされ両手の自由を奪われ上半身はブラジャーのみで極度の緊張状況にある母には利いた。
先程とは明らかに、ピンと張りつめていた空気が変化していったのを感じた。
家族の範疇に置かれていない状況。
父が朝まで起きない・・・。
私も。
沢木と母の二人だけの空間・・・、だと思い込まされた母。
それは我が家にいながら、母の魂は沢木の部屋で情事を繰り返していたあの記憶の情景や思い、果ては感触などに身体全体が覆われ、もうこの場には無くなったのではなかろうか。
先程までの緊張感が解き放たれたかのような・・・。
間違いなく、引き金はひかれた。
「安心したか?」
「・・・う、うん」
「じゃあ、どうする」
「え?」
「どうして欲しいんだ」
「そ、それは・・・」
「ん?」
「だ、・・・抱いて・・・、ほ、ほしぃ・・・」ああ、ついに聞いてしまった。
母の口から、沢木に対してのおねだり。
それを望んでこんな狭いスペースに入っているのに、いざそれが現実になっていくことが、こんなにも心苦しくなるなんて・・・。
母の声は段々細くなっていった。
この部屋に入ってから父の鼾は際限なく続いていたから、こうなると私のいる位置まで声が届かなくなってしまう。
母がごにょごにょ言っていると、沢木が強い口調で言った。
「聞こえない!なんだ、はっきりとお願いしろ!」
「は、はい。あ、あの、わ、私を・・・、抱いて下さい」軍曹が二等兵を叱りつけるかのように、母は自由の利かない身体を出来る限り敬う姿勢でお願いした。
「抱く?こんなババアを?俺が?」ババアって、どういうことだ。
人の母親に向かって・・・。
土足で顔を踏みにじられたような悔しさに、一気に頭が熱くなった。
「い、いえ。こ、こんな、き、汚い、くすんだ張りも艶もない身体で良ければ、・・・す、好きに使って下さい。あ・・・、おね、お願いします・・・」私は改めて目の前の光景が信じられなかった。
あの強気の母が・・・。
口が悪くて、男っぽくて、手が早くて、Sっ気丸だしの母が・・・。
嘘みたいだった。
「んー。ま、お前がそこまでお願いするんだったら、遊んでやらなくもないけどな」また片手で母の胸をブラの上からギュッと握りながら沢木は平然とのたまった。
「あ!・・・ありがとうございますぅ」ビクンと反応した母は、表情が見えないのだが、嬉しそうだった。
その証拠に、少しだけ口角が上がったかのように見えたのは気のせいではなかったと思う。
「小さいおっぱいだな」
「す、すいません」
「お前、乳首立たせてんじゃねーよな。立ってたら洗濯バサミで挟んじゃうからな」ブラのカップに手を入れながら沢木が言った。
「すげ、ガッチガチじゃんか」
「い、いやぁだあ!痛いことしないで・・・、・・・ね」可愛らしくお願いする母に、キュンと胸が高なった。
異常な環境下におかれた私の心理状態って、どうなっていたのだろうか。
母を見る目が・・・、どんどん変わっていってしまっていった。
私は・・・、異常者なのだろうか。
いや、私が異常者だったら、沢木はどうだというのだ。
沢木だけでなく母もそうだ。
異常者どもの宴・・・。
今日この場に関して言えば、沢木の提案を却下することだって十分可能だった。
「ライブでみせてやるよ」
「ふざけるな!」って・・・。
何故あの時言えなかったのだろうか。
いや・・・、言わなかっただけだ。
見たかった。
こういう光景が見たかった。
好んで飛び込んだ世界がこれ。
後悔は・・・、しない?「はは、しねーよ。痛さよりも、もっと身体が悲鳴をあげる位の快楽を与えてやんからな」そう言って沢木は母の首元にキスをした。
キスというより唇で母の身体を確認しているかのようだった。
慣れているのか、母は完全に沢木に身を任せていた。
最高の快楽を与えてくれることを知っているかのように。
道を極めた武道の達人の型が美しいというが、沢木の愛撫する姿もまた魅了されるものがあった。
噂に違わぬ沢木の愛撫を目の当たりにした私は、言葉を失った。
触れるか触れないかの距離で母の望むべく箇所を攻める沢木。
熱い吐息で母の身体に火をつけていき、上がりすぎた温度を唇や舌先の僅かな水分で冷やしてあげる。
徐々に密度の濃い接触をしてやり・・・。
首筋、肩、鎖骨、腕、脇の下、背中、腰、臍と時間をかけてゆっくりと舐めていった。
優しい愛撫に母の身体は反応しっぱなしだった。
愛撫を極めた男のそれは、見ている私の体すら仕上げていっているかのようだった。
私の興奮も、今まで経験したことがないものだった。
ブラジャーが外され、物心がついてから、おそらく初めて見た母の胸は美しかった。
沢木が言うほど貧乳というほどではないが、やはり小ぶりなおっぱいだ。
だが、垂れている訳ではなく形状は丸くぷっくりとしており、好みの問題だが、私にとっては巨乳よりこちらの方がいい。
全身を唇で愛撫していた沢木だったが、時折、その小ぶりでぷよっとしたおっぱいに手が伸び、優しく触れたり強く揉んだりして母を喜ばせていた。
乳首はとうにマックス状態だった。
沢木はその乳首を実に器用に、まるでベーシストのように弾き、母はその弾くリズムに合わせ、普段は出さない高音域の喘ぎ声を出していた。
沢木は愛撫を止めると、おもむろに母の背後にまわり、赤ちゃんにおしっこをさせるような恰好で抱えあげた。
「あ、なに?」という母の言葉を無視して母を抱えたままゆっくりと私のいる押入れの前まで歩いてきた。
「いい感じにお前のあそこが蒸れただろうから風にさらしてやるよ」
「や・・・こんなの、いやだあ・・・。下ろして」
「下ろして?口のきき方に気をつけろよ。このまま親父を蹴り起こしてお前のあられもない姿を見せてあげることも俺にはできるんだぜ」
「あ、あの・・・、ごめんなさい。・・・お、下ろしてください」
「駄目だ!」沢木は抱えたままの状態で、器用に母の白いパジャマのズボンを尻の方から剥くように脱がすと、ブラジャーとお揃いの白地に黒縁、色鮮やかな大きな花柄があしらわれたパンティが現れた。
脱がされたズボンは、ふぁさっと床に落ち、ただの布切れと化してしまった。
パンティ一枚でおしっこポーズの母は、顔を真っ赤にして恥ずかしがり下唇をキュッと噛んでいた。
その母の表情が私の股間を更に熱くさせた。
「さあ、御開帳だ」沢木は先程のズボンと同様、尻の方からゆっくりとパンティを脱がしていった。
私の眼はそれに釘づけになり、瞬きすらする事なく、もどかしい思いで母のあそこが拝めることを待ち望んでいた。
良く見ると、母のパンティの真ん中ほどに碧い花が描かれており、その色がどんどん濃くなっていっているのに気がついた。
濡れている・・・。

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