セックス体験、昔セックスしまくった女が入社してきた

2017/04/07

まずは自己紹介から。
名前は勝。
当然仮名。
歳はまぁ30代前半ということで。
一応普通にサラリーマンやってます。
自分でいうのも何だけど、昔は結構ちゃらかった。
二十歳そこそこの頃は、平気で土下座ナンパとかよくしてた。
勿論今ではそんなことはしない。
一見普通の社会人。
セックスに対する意気込みは強かったので、それなりに女性経験は豊富だと思う。
自分で言うのもなんだけど、見た目はイケメンとは程遠い。
まぁいわゆる二枚目半ってキャラ。
下手をすれば三枚目半。
特別話術が優れてるわけでもなく、何となくその場の空気を軽くして、女の子に罪悪感を持たせずに、ノリでHさせるって感じ。
勿論モテたことなど無い。
モテ期なんて生まれて一度も無かった。
それでも女の子を選り好みせず、プライドも捨てればそれなりに美味しい思いは出来てきた。
今は結婚も考えてる彼女がいる。
もうナンパも風俗も何年もしてない。
ここからが本題。
去年の春、昔やったことがある女が、偶然同じ会社に入社してきた。
名前は早希。
初めて会ったのは早希が中◯2年のころ。
きっかけは俺が塾の講師のアルバイトやっててその生徒だった。
で、今はもう立派な社会人。
23歳。
当然化粧も憶えてて、服装もそれなりに大人びる。
ずいぶんと大人の女になってた。
見た目だけだと思い出せなかったかも。
名前聞いて、ああそんな娘で昔遊んだなって思い出せた感じ。
そこまでタイプでも無かったし、ただの遊びだったから。
女の子にしては長身で、気が強いというか、上司や先輩にも物怖じせず、はきはきと挨拶したり対応する姿は相変わらずだなぁと感心した。
向こうは俺がすぐにわかったみたいで、勤務中も遠巻きから視線をちらちらと感じてたが、しかし歓迎会でも接触は無かった。
明らかに俺への距離を取ってる感じ。
向こうも気まずいだろうし、俺もそれがわかってたから、あえて放っておいた。
とはいえ別の部署とはいえ、一応一緒の会社なので、いつまでもこのままだと何か気持ち悪いなぁとは思っていた。
そんな時、たまたま休日に街で顔を合わしたんだ。
といっても、向こうが男連れで楽しそうに歩いていて、偶然すれ違っただけ。
俺は一人。
向こうもびっくりしたのだろうか。
すれ違いざまに、視線だけで俺を二度見。
すれ違ったあと、なんとなく振り返ってみると早希もこっちを見てた。
俺が手をあげるとシカトして顔を前に戻し、俺に見せびらかすように男にくっついて歩いていった。
なんだかなぁと思いつつも、まぁどうでもいいかって感じだった。
昔はあんなに激しく愛し合ってたのにね。
別の日。
残業が終わって帰ろうとすると、駐車場への道で早希の後ろ姿を発見。
たまたま帰る時間が重なったみたい。
おあつらえ向きに一人だったので、軽い調子で背後から声をかけてみる。
「よっす。久しぶり。こないだのは彼氏?」突然の俺の声に肩をびくっと震わせると、足を止めて振り返る。
表情は緊張してるのかやや険しい。
「そうですけど」素っ気無い口調。
「元気だった?」
「関係無いと思うんですけど」いっそのことシカトしてくれた方がいいってくらい、冷たい表情に口調。
処女を捧げた相手にする態度かね、と心の中で辟易とする。
まぁ結構適当に捨てたから、嫌われてて当然かなと思い直す。
しかし早希だって足を止めたんだから、少なくとも話をするつもりはあるってことだろうと思って言葉を投げ続けた。
「いやぁビックリしたよ」
「そうですね」
「よかったらこれから飲みいかない?」
「あの、ひとつお願いがあるんですけど」
「ん?なに?」
「これからも職場では仕事のこと以外は話し掛けないで欲しいんですけど」
「え?」
「あと昔の知り合いだっていうのも周りには秘密にしてください」
「なんで?」
「嫌だからです」
「え、あ、そう?」
「それじゃ失礼します」颯爽と踵を返して、カツカツカツと怒気を孕んでいるかのように、音を鳴らして帰っていく早希。
その背中を、溜息まじりに頭を掻きながら、黙って見送る俺。
まぁ仕方ないかと思った。
それから1~2ヶ月は特に何も無かった。
相変わらず俺と早希の間に会話は無し。
特に業務上で関わることも無かったし。
ただそこでも早希は結構もててたみたいで、既に何人かが玉砕していた。
捨てた後の早希がどんな人生を歩んだかは知らないが、どうやら男関係は真面目だったようだ。
たまに漏れ聞こえてくる噂話でも、今の彼氏と順調らしく、同じ課のやり手のイケメンが必死になっても、ちっともなびく素振りがないそうだ。
まぁ元々俺の知っている昔の早希も、とても情に深く、軽い女なんて程遠い印象。
そんな中、早希が研修のため俺のいる課に短期でやってきた。
今更俺もちょっかいを出す気など毛頭無かったので、言われた通り沈黙を守っていた。
が、そこでひと悶着起こる。
早希が仕事上でミスをした。
といっても全然重大なミスでもなければ、取り返しがつかないような事でもない。
新人ともなれば仕方が無い、というよりは、話を聞くとどう考えても教えた側の不手際にしか思えなかった。
その教えた側の人間は、ただでさえ俺が嫌いな同期だった。
自分のミスを棚にあげて、早希を怒鳴り散らす様子は俺を苛立たせた。
早希も早希で、言い訳もせずに、じっと唇を噛み締めて叱責を受けていた。
俺はいい加減見るに耐えなくなってきたので、その間に入って嫌いな同期をなだめた。
お互い少し喧嘩腰になる。
その流れで、俺がそのミスのフォローをすることになった。
その後の休憩時間。
早希は俺のところへ謝りとお礼を言いに来た。
俺はこの間のお返しと言わんばかりに、冷たく「別にお前のためじゃない」と言い放ってやった。
直後に、少し大人気ないと反省したが、早希はそんな俺の心情を察したのか、もう一度お礼を言って去っていった。
その日の残業。
俺と早希が二人で残った。
その日の残業。
俺は帰っていいって言ったのに、早希は頑なに自分も残ると拒否。
でも残業中は何の会話も無い。
日付が変わりそうだったので、早希だけ返す。
「そんなわけには行きません」としつこく抵抗してきたが、強引に帰した。
余談だが、後日に別の同期から聞いた話によると、早希のミスの原因になった同期は、休日も早希にしつこく電話をして、何度も誘っても断られるから、早希にむかついていたとの事だった。
しかもその番号も直接本人に聞いたものでもないらしい。
とにかくそんな事があったおかげで、早希の俺への態度は少し軟化した。
といっても、挨拶の時に目を合わすようになったとかその程度だが。
それから夏もそろそろ真っ盛りという頃、早希の俺の課での研修が終わった。
その最後の日、早希からこっそりと紙切れを渡された。
メモ帳の切れ端で色気もへったくれもなく、中も黒のボールペンで粗雑に書かれていた。
内容は「ちゃんとお礼をしないと気持ち悪いので、御飯だけでも奢らせて下さい。もし迷惑なら、他に何か考えます。」と書かれており、最後に番号とメルアドが記載されていた。
その時は、どうでも良いと思っていたので、一応番号だけ電話帳にいれといて、こっちから連絡はしなかった。
そっから数週間後。
俺が本命の彼女と些細な喧嘩をした。
別に大した事じゃない。
ただちょっと苛々したので、気分転換に早希に連絡をすると、とんとん拍子で話は決まり、仕事帰りに二人で、早希のおススメの店に行くことになった。
早希は少し緊張しているみたいで、雰囲気や口調が固く、そわそわしている感じだった。
俺は少しむしゃくしゃしていたので、そんなこともお構いなしで飲み放題だったので浴びるように酒を飲んでいた。
とはいえ俺はザルなので、泥酔するようなことは無かったが。
早希にも何度か酒を勧めたが「彼氏に悪いから」とのことで断っていた。
でも俺が一度、自分が飲んでたカクテルを「これお薦め。今度彼氏に教えてあげなよ」と強引に一口だけ飲ませた。
「ん~、じゃあまぁちょっとだけ味見」みたいな流れ。
するとそれを機に、少しだけど早希も飲み始めていった。
とはいえ少し顔が赤くなる程度で、別に酔ってはいなさそうだった。
でもアルコールが入っていくと、お互いにプライベートの話をするようになっていき「彼氏ってどんな人?」
「ん?年上です」
「名前は?」
「なんでですか?関係無いです。そういう先生は?(会社では普通に苗字にさんづけ)」
「懐かしいな、その呼び方」早希は頬を赤らめて「あ、う」と顔を伏せてしまった。
「今はいないよ」何故か嘘をついてしまう俺。
会社の同僚に聞かれれば簡単にばれてしまうことなのに。
「ふーん」興味無さそうな素振り。
正直、この時点で俺はもうやる気満々だった。
少し赤くなった顔を手で扇ぎながら「あーもう駄目だ。もう帰ります」と早希。
「いいじゃんもう一軒いこうぜ」
「駄目です。もう駄目です」
「良いとこ知ってるから」
「駄目です。また今度誘ってください」そんな感じで一旦店を出た。
しつこく誘うのは得意だけど、ただぐだぐだになるのはまた別。
店を出る時、早希はメールを打ってて誰と聞くと「彼氏です。今から帰るねって」
「同棲してんの?」
「違いますよ。でもほら、ラブラブだから」そんな会話をしつつ、二人で並んで駅に向かうも、なんか面倒くさくなってきた俺は、もういいやって感じで、唐突に早希の手を握った。
早希は「え?え?」って感じで一瞬戸惑ったけど、俺の手を解こうとはしなかった。
かといって握り返してもこなかったが。
で、俺は無言で握る力を強め、ホテル街の方へ誘導していった。
早希は「冗談でしょ?」といった感じの笑みを浮かべながら、俺に握られていないもう片方の手で俺の腕を軽く掴み「え?駄目ですよ?絶対駄目ですからね?」と言いながらもついてきた。
というか半ば強引に連れてった。

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