高身長を気にしてた同級生の女子大生と…3
2025/01/09
「私なんて」
レイコのいつもの口癖だった。
レイコを知るようになって、レイコのこれまでのことが少しずつ解ってくるようになった。
何かと記念日を作ってプレゼントを贈っては、少しずつ服装を変えさせて、靴もベタ靴から少しヒールのあるものに変えさせたりしたけれど、結局、レイコを支配しているのは、長年積み重なったトラウマだった。
「女のくせに背が高いから、可愛げがないって、いつも言われてた・・・」
「子供なんて正直だから、わぁ、でかいなぁ、なんて目の前でいわれて、顔では笑ってたけど、傷ついてた・・・」
「運動、得意じゃないのに、背が大きいだけで、期待されて、いつも期待に添えなくて・・・」
「なぁ、レイコ。きっかけは人より背が高いことだったのかもしれないけど、全部、身長の所為にしてない?」
「えっ?」
「レイコ、あんまり本音で人と話さないし、些細なことも気にしすぎるとこあるから、周りにも誤解されてるんじゃないかな」
「・・・」
「ホントは、カッコいいのに、いつも猫背で歩いてるから、何だか卑屈に見えちゃともあるんじゃないかと思う」
「・・・不思議だね」
「ん?」
「お母さんにも、同じようなこと、言われたことあるんだけど、その時は、どうしても受け入れられなかったのに、シュンにいわれたら、そうなのかなって・・・」
「身長のこととか、からかう奴もどうかと思うけど、レイコ、いっぱい、いいとこあるんだから、自信持ちなよ」
「いいとこって?」
「髪は、サラサラできれいだろ?背筋さえ伸ばせば、カッコいいし」
「他には?」
「料理、上手だよね。お弁当、最高だった。それに話せば、素直で、聞き上手だし」
レイコは、ちょっと照れて、はにかんで見せたが、甘えた声で言った。
「もっと、言って」
「そうだなぁ・・・、おっぱい、大きいし、アレ、すごく気持ちいいし・・・」
「エッチ!」
そう言いながらも、レイコはとても嬉しそうで、僕の背中に回って、後ろから抱きついてきた。
「シュンに出会えてよかった・・・」
耳の後ろで、そう囁かれて、レイコの手に僕の手を重ねてると、僕は言った。
「それは、僕のセリフです」
レイコは大きな胸を一層強く、僕の背中に押し付けてきた。
僕は、レイコをベッドに誘い、優しく、丁寧に愛撫した。
レイコは、乱れに乱れて、
「はやく、はやく、ちょうだい」
と僕をねだった。
「シュン、大好き!卒業したら、シュンの赤ちゃん、欲しいな」
レイコは、僕を奥深くまで受け入れながら言った。
僕は、レイコにやさしく口づけをしながら、ゆっくりと腰を動かした。
同時に昇り詰めて、果てた時、僕はレイコを抱きしめながら、囁いた。
「今度、僕の田舎、見においでよ」
「ホント?嬉しい!」
レイコが、いっそう強く抱きついてきた時、僕は自分のこめかみにかすかにレイコの嬉し涙を感じた。
レイコが少し自分に自信を持てるようになった頃、ボクはレイコを田舎に連れて帰った。
都会育ちのレイコは、田舎の風景が珍しいのか、何にでも感激していた。
「シュン、あの山、桜でいっぱいだね!」
車窓から見えるボクの故郷の山を見て、レイコははしゃいでいた。
無人の駅で降りてボクたちが歩き出すと、すれ違う子供たちは露骨に振り返り、後ろを見ながら歩いているのを母親に引っ張られていた子もいた。
でも、レイコはもうそれを気にする事もなく、堂々と胸を張り、背筋を伸ばして歩いていた。
レイコの訪れをボクの両親は喜んでくれた。
特に、母は都会の話を聞きたがって、台所を手伝わせながら盛り上がっていた。
レイコは料理が得意なので、苦も無く母の手伝いをしてくれた。
「ほんっと、いいところねぇ。お父さんもお母さんも気さくな人だし」
お風呂から上がって一緒に敷いてもらった布団に並んで横になるとレイコが言った。
「昔から見てるからよく分からないけど」
そう言ったものの、ボクはレイコが故郷の風景や両親を気に入ってくれたのが嬉しかった。
「こっちへおいでよ」
布団からボクが手を伸ばして誘うとレイコは直ぐにボクの布団に移ってきた。
パジャマ代わりの浴衣を脱がし、裸のレイコの胸に顔をうずめると、レイコはくすぐったがって身を捩った。
「シュン、ホントにお嫁さんにしてくれるんだよね?」
ボクは頷く代わりに、自分の唇でレイコの唇を覆った。
「あっ・・・幸せすぎて、怖い・・・」
ボクはレイコの硬く勃った乳首を舌で転がすと、一気に顔を長い脚の付け根へと移した。
「シュン、気持ちいいよぉ」
レイコが軽くイッたのを確かめると、今度はボクの怒張したものをゆっくりと挿入していった。
「シュン、もう赤ちゃん欲しいよぉ。ダメかな?まだ学生だから、ダメかな?」
レイコはボクを受け入れながら、悶えながらも訴えた。
「レイコのお父さんとお母さんが、ボクでいいっていってくれたら、作ろっか?」
「嬉しい!」
僕の首に抱きつきながら、レイコは今度はさっきより深い絶頂を味わうとレイコのナカが収縮してボクを締め付けた。
"あぶない!"
咄嗟にボクはレイコから引き抜くと、レイコの白くて平らなお腹に放出した。
レイコはボクの吐き出した白濁液を指で自分のお腹に塗るようにすると、ぺロッと指先を舐めた。
「私、変態だね」
そう言って笑うレイコが愛しくて、ボクはもう一度強くその身体を抱き締めた。
それから1ヵ月後、僕達はレイコの実家を訪れた。
レイコのご両親もボクを大いに歓迎してくれて、ボクと付き合い始めてから娘がどんどんいい方に変わってきたと言ってくれた。
どちらの実家からも、孫の面倒は見させてくれと言われていて、嬉しい悲鳴だ。
その夜、ボクは約束通りレイコの中で、飛び切り濃い精液を放出した。
高身長のレイコのお腹が大きくなって、本当に大柄な女性になってしまったけど、レイコは臆する事なく、ボクと子供との幸せだけを見つめて生きている。