紀子との思い出2

2021/02/12

今と違って、エロ情報が氾濫していたわけでもなく、標準的な小学生だった自分は、SEXのこともオナニーのことも知らなかった。
ただ、あそこを床に押し付けて足をバタバタさせているうちに、ピクピクいく感覚が気持ちよいことは低学年の頃から知っていた。
それは彼女も同じで、当時は女子だけ(初潮があるから)性教育を受けていたが、SEXに関する知識は同じようなものであった。
でも、彼女も机の角にあそこを押し付けて、足をバタバタさせると気持ちよいのは知っていたようで、時々教室の机でもやっていたのを知っていた(その時は何をしていたのか理解できなかったが)風呂からあがった紀子は、今までにもオナニーをしていたこと(あそこを机に押し付けて気持ちよくなる話や、乳首をそっと触ると、ビクッと快感が走り、乳首が起つ話)などを話した。
そして、さっき風呂で触られたり吸われたりした時は、一人で触るときの何倍も気持ちよかったことを話した。
そしてまた二人は、お互いの体を愛撫しあった。
いくら子供といえども、一度快感を覚えると、もう止められなかった。
そうして、自分と紀子は、夏の間何度もお互いを愛撫しあった。
じきにおっぱいだけでなく、彼女のリクエストであそこも触るようになった(自分はまだ子供だったからか、おっぱいをいじる方が好きだったが)。
小学生のくせに、紀子のあそこは愛液で濡れていた(当時は、それが何かよくわからなかったが)。
また、お盆に家族で海に出かけたあとの彼女は、スクール水着の日焼け後と白い肌、そして白い部分に浮かび上がった日焼け跡と同じ色の乳首(乳輪)が、今まで以上に自分の欲情をそそり、一日中裸で過ごしたりもした。
紀子との秘かな遊びは、2学期になって学校が始まってもこっそりと続いた。
紀子は、どうやったら子供ができるかとか、性教育で受けた話をし、二人で真似てみるようになった。
始めは、先っぽだけしか入らなかったが、何度目かで成功した。
自分も精通はまだだったし、彼女も初潮はまだだった。
だから、子供はできないから大丈夫だった。
そんな彼女との熱い関係は、じきに学校中に知れ渡った。
もっとも、初潮も精通もまだの二人が、まさかSEXをしていることなど誰も知らなかったようだが、紀子は学校で「○○の奥さ~ん」だとかからかわれるようになった。
何となく、学校では疎遠になったが、週に一度、彼女の家でこっそり会って関係は続いた。
しかし、二人とも、それがいけないこと、隠れてコソコソすることに嫌気も感じていたし、何よりいつ親にバレないか常に心配していた。
そして、自分は中学は私立に行くことになった。
その中学にあがる直前、紀子は初潮を迎えたことを話した。
そして、「これが最後だから」といって、彼女の部屋でSEXをした。
自分のものは、彼女との愛撫やSEXで鍛えられたのか(?)、いつのまにかムケていた。
それは紀子も同じで、おっぱいの膨らみも直径が大きくなり、弾力性も増していた。
乳輪の尖りも以前より目立たなくなり、勃起していない状態でも、乳首がわかるようになっていた。
紀子との関係は本当にそれまでで、再び再会したのは、成人式のときだった。
晴れ着姿の彼女は、驚くほどの美人になっていた。
当時、自分は彼女がいなかったが、何故か紀子とは殆ど話もしないで、そのまま別れてしまった。
その数年後、紀子は結婚の挨拶に来た。
本当に突然で、びっくりした。
何故彼女が挨拶に来たのかはわからなかった。
でも、今度こそ本当に遠くにいってしまうんだなあ・・・と感じた。
それから10年近く経ち、実家に帰ったときのこと。
紀子が、小学生らしき女の子を連れて買い物に来ている姿を、近所のスーパーで目撃した。
彼女に似て、かわいい子だった。
声をかけることはできなかった。
今も一人でいる自分が、何だか後ろめたく感じたからかもしれない。

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