こんな奴に

2019/10/25

夏の、ものすごく暑い夜のことでした。
仕事で遅くなり、会社の後輩Bを連れて家に帰りました。
後輩の家は電車と徒歩で2時間近くかかるのです。
私の都合で遅くまで付き合わせてしまったので泊まってもらうことにしたのです。
翌日は休日でした。
私は自宅にあらかじめ電話を入れておいたので妻が食事と酒を用意していました。
6畳の部屋に夏物の座布団が布かれBの座る所の風が良く行くように扇風機が回っています。
エアコンは不調で停まっていました。
この後輩Bはデブでガサツで使えない奴です、私は3才年下の27才になるこの男をはっきり言って嫌いです。
「悪かったな」私は謝りながら食事とビールを勧めねぎらいました。
2dkの狭くて古い賃貸マンションです。
妻が広々したいといって和室のふすまを外して籐の衝立を仕切にしていました。
部屋の奥の方まで丸見えになります。
Bは無遠慮な目で家の中を見回していました「けっこう古い家ですね」とか「西向きで玄関ドアがあっちだと方位で嫌われやすいんですよ、病気がちになるって」とか以前に不動産会社にいた頃の知識を振り回したり、いろいろ無遠慮な口を利いていました。
私の妻は26になります、子供もまだいませんので近所のスーパーでパートをしています。
美人では有りませんが、大人しい女で、色白で細身ながらも出るところは出るの、けっこう良いスタイルをしています。
そういう目で見ればかなりセクシーな女です。
その妻がBの世話をしていました酒が進むにつれてBの視線が妻の体を無遠慮に這い回り始めました。
大変暑い夜でした。
妻はノースリーブで前ボタンの生地の薄いゆったりとしたワンピースを着ていました。
ブラジャーをせずに薄手で緩いキャミソールをその下に付けていました、前屈みになると乳房が丸見えになりそうでした。
スカートの裾も短くて座ると腿の半ば以上が露わになるし、薄い生地から下着のラインや体の線までもはっきりと見えてしまっていました。
確かパート先のスーパーで去年の売れ残りを安く買ってきて部屋着にした物でした。
夫婦で居るときには何とも感じなかったのですが、非常に際どい服です。
妻が動くたびにBの視線も動くのです。
妻がテーブルの上に身を乗り出すと胸元をじっと覗いています。
私の位置からは見えませんが妻の胸は丸出しの筈です。
(この野郎)と思いました、妻が座り直したり、膝を崩すとBの目がさっと腿とその奥に注がれるのでした、私の位置からはどこまで見えているのかは判りません。
(おい)妻にキチンとした物に着替えてこいと言いたくなりましたが、、、「そうでしょ、先輩」何とも言えない怒りを燻らせている私にBが話しかけていました。
「こんな素敵な奥さん、いいですね」Bが全開でお世辞を言っていました。
妻が嬉しそうに笑っていました、妻の身体はBに勧められたビールのせいで全身ピンク色に染まり汗に濡れて、色っぽいどころか、淫らな卑猥な印象すら有りました。
「そうでしょ、ね、奥さん」妻は壁により掛かってビールを飲みながら微笑んでいました。
「俺もこんな人が良いな」Bが大声で言いました、まるまると太って大汗をかきながら手料理を食べてくれて自分を誉め上げてくれる人、かなり好感度が上がってきていたに違い有りません。
妻が笑って身じろぎし、スカートの裾がめくれ上がりました。
Bが私の事など眼中になく無遠慮にその奥を覗き込んでいました。
妻は全く気がついてない様子です。
(どのくらい見えているんだろうか)私はトイレに行く振りをして妻のスカートの中に目を走らせました、薄いピンク色のパンティーが丸見えになっていました。
「便所」妻を睨みながら立ち上がりました。
トイレに入り用を足しているとペニスが勃起してきてしまいました。
妻の恥ずかしい所を覗かれて苛々して、興奮して勃起してしまったのです。
確かにあの前3週間ぐらい妻を抱いていませんでした、それにしても不愉快ながらも新鮮な驚きでした。
どうにか勃起が納まって部屋に戻るとBが腕枕をして横になっていました。
テーブルの下を通して妻の股間が丸見えになる位置にです。
「すみません、先輩、デブなんできついんですよ、ね、奥さん、横になるとトドみたいでしょ」顔を上げて妻を見ました。
妻はまた笑っています。
「ビール、まだ飲む?」妻が私に聞いてきました。
「あ、日本酒か、何か他のがいいなあ」私が答える前にBが言いました。
「はーい」妻が立ち上がろうとし両膝を起こしました、「酔っぱらちゃったみたい」そのままの姿勢で首を振っています。
Bの目からはパンティーのオマンコのところが丸見えになっているはず、、、Bはじっとテーブルの下を通して見ています。
「ふー、ふー」妻が上を向いてわざとらしく息を吐き出しています。
ちらっと私に目を向けました、瞳が潤んでいました、酒の酔いではなく、欲情している様な顔です。
「よいしょ」やっと立ち上がりました。
台所で動く姿に酔った様子はありません。
「先輩、ご馳走様です、ホント、手伝って残業してラッキーでした」横になったまま、台所の妻の方をチラチラと見ながら礼を言いました。
(俺の女房のオッパイや、パンツ越しとはいえおマンコまで見やがったんだもんな、俺の態度から判ってんだろうに、好かれてない、評価も低いって)
「ああ、いやいや、お粗末様でした」私はそれでも当たり前の返答をしました。
妻がトレイの上に冷やの日本酒を載せて戻ってきました。
「ちょっと片づけるわ」妻はしゃがんだり座ったりせずにテーブルの上の皿や空き瓶を片づけていきます。
「あ、ごめんなさい」Bの顔の真上にお尻が来るような位置に立っていました。
Bがスカートの中を見上げていました。
「あ、お構いなく」Bが大声で答えています。
私は気がつかない振りをしてテレビに目をやりました。
妻はBに見せているようでした。
(何をしているんだ、Bなんかに、露出狂か、Bとやりたいのか)わたしは怒りながらも激しく勃起していました。
Bは寝た振りをしているようです。
妻がチラリと私を目の端で捉えたようです。
妻の顔に知られていない、ばれてないと言うような表情が浮かびました。
非常に淫らな顔つきでした。
そしてBの方に向き直りストンと腰を落としたのです。
Bの顔の真ん前に妻の股間が見えているはず、匂いまで嗅げそうな位置です。
妻は間違いなく見せているのです。
どうすれば、どうしよう、私は困惑しました、こんな妻を知りません。
テーブルの上を拭き終わり、私の方に向き直りました。
「お風呂、どうしまししょうか」小首を傾げて聞いてきました。
「入るよ、、入る」思わず、声がうわずりかすれてしまいました、私の方に向いたとき妻の両膝は行儀良く揃えられていました。
その仕草を見たとき、ひっぱたいて、このまま押し倒して全裸にひん剥いて犯してやりたい衝動にかられました。
この場で妻に問いつめるわけにも行きません、まして、Bに見ただろうとか見るなとか、帰れとは言えません。
「お風呂、支度しますね」私は日本酒を飲み始めました、Bも飲んでいました。
「先輩、ピッチ早いすね」
「ああ、うん」妻はうろちょろとタオルを出したりBに着せる浴衣を出していました。
Bは相変わらず目で妻を追っていました。
長くなりました、また書きます。

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