妻の寝顔

2019/09/26

俺は昨夜、明美と別れ快い疲れを感じながら帰宅した。
居間に灯りがついていないので妻は寝ているようだ。
居間の灯りをつけ上着を脱いだ。
居間には妻の写真が飾ってある。
宮島の回廊を背にした妻、華厳の滝で写した妻、いずれも可愛い笑顔を見せている。
この妻の笑顔が一番気に入っている。
寝室に入ると優しい顔して妻は眠っていた。
浮気して帰ったのに何も知らない妻の寝顔。
後ろめたさとと同時に愛おしさが湧いてくる。
寝顔にそっと口づけをして横になると微かな妻の寝息が聞こえてくる。
浮気も知らずに眠っている妻が愛おしくなった。
そっとネグリジェの裾を捲りパンティの上から膨らみをなぞる。
触るか触らないか程度に…。
次第に圧を加えたり緩めたり。
五分も続けていると脚が少し緩んできたように思えた。
触りがスムースになる。
上下左右に…、更に小豆の部分に柔らかく触れる。
かれこれ十分間。
もう妻は気がついていると思った。
思い切ってパンテイの中に手をi入れてみる。
そこは仄かに潤んでいた。
思い切ってパンティを下げる。
妻はされるままになっていた。
濡れている。
感じているのだと思った。
何も言わず妻の両脚を拡げ覆い被さり硬い肉棒を肉襞に触れさせ、そして挿し込む。
すんなりと入った。
妻も夫の帰りを待ってそれを望んでいたのかも知れない。
されるままになっている。
ゆっくり抜き差しを…。
俺は1時間前に明美の肉壷の中で果てているのでそう簡単には果てない。
上下左右に突いてかれこれ十分間。
律動をやめて暫く妻の肉襞におさまったまま動かない。
スローセックスだ…。
ただ抱きしめるだけ。
たまにゆっくりと腰を動かす。
妻も夫に抱かれて微睡んでいるようだった。
暫くしてまた抜き差しを再開…。
もうここらでよかろうとフニッシュに…、いつものように「うーん、もうダメ…」と囁き合図する。
それを悟った妻もしっかり抱きついて腰を捩っている。
奥まで突くこと数回…、ついに果てた。
浮気を心で詫びて妻の頬にくちづけし横になる。
時計は午前一時を知らせていた。

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