小・中学時代の追憶(1)

2019/05/28

このシリーズ、「小・中学時代の追憶」と称する以上、もちろん実体験であって、単なる妄想や作りごとの類ではないのですが、なんせ事件によっては二十●年以上前の出来事だったりするので、事実関係がかならずしも正確とは言えないことをまずお断りしておきます。
前回のCFNM考察続で多少反響があったのが、YOUMが小学時代に、同級生女子をプールの水の中に突き落とし、泣かせてしまい、クラスの女子に取り囲まれ、「謝らなければ、海パン脱がしの刑にする!」
「仕返しに、女子達でYのおちんちん見るよ!!」と言われたエピソードですが、思い返してみると、意外と小中学生時代に、この種のCFNM体験というのは、身近なところにあったと思います。
たぶん、性的にまだ成熟しておらず、SEXに対する知識もある子とない子がいる中で、それでも男女の違いというものが必要以上に意識され、突発的に起きた事件だったのかもしれません。
さて、前置きはそれぐらいにして、YOUMの知る具体的事例を紹介してみたいと思います。
学校全体で、最初に「スカートめくり」が大流行したのは、小学2,3年生のころだったと思う。
女の子同士がふざけてやっていて、中には“スカートめくりに使う用の”ひらひらしたドレス風のスカートを自らはいて来る子もいた。
つまり、この時点でスカートめくりには、表面上性的な意味は無かった(深層心理的には、あるはず)。
いつしか腕白男子が加わったことで、スカートめくりの方向性が変わった。
スカートめくりは、男子vs女子のゲーム的意味合いを持つようになったのである。
もちろん、“鬼ごっこ”の一方当事者である女子がいつまでも逃げ役にとどまっているはずもなく、やがて女子は徒党を組んで、男子を追いかけまわすようになった。
男子は、つかまれば、スカートめくりの報復として、ズボンを脱がされる。
半ズボンだと、いっしょにパンツまで下ろされてしまう危険があるため、男子が逃げるときは必死だった。
男子が徒党を組んで一人の女子を追いかける、ということはないのに、女子が男子を追いかけるときは、必ず複数で、少なくとも二人、多いときは十人以上が学校中を追いまわした。
(これは不思議だが、たぶん、群れを作って生きる女の本能みたいなものかもしれない)。
YOUMは一度だけ、“裸寸前の恐怖”を味わったことがある。
同級生の女子が、「Yくんが私のスカートをめくった」という虚偽の申告をし(申告があれば、犯人にされてしまう)、YOUMがかたくなに否定し続けていると、ある日放課後の校庭に呼び出されたのである。
校庭の鉄棒と砂場のある場所に7〜8人の女子が集結していて、その中には、小学6年のさゆりさんと、5年の眞紀さんがいた。
二人はご近所に住んでおり、当然YOUMとは幼なじみ。
当時3年生のYOUMには、二人はものすごくオトナに見えた。
その二人が口をそろえて、「Mちゃんのスカートめくったでしょう?」
「先生と、お母さんに言いつけるわよ」そして、YOUMがあくまでも「知らない」と言い張ると、「じゃ、仕方ないわね」
「明日からターゲットね」
「女子達に言いふらして、Yのズボンとパンツ脱がすように言うよ」
「それが嫌なら、今ここでズボンとパンツ脱ぐ?」
「わたしたち別に、年下のYのおちんちんなんて、なんとも思わないけど、見せたら許してあげる」同級生女子が、固唾をのんで見守っていた。
・・・・・・と、この話、残念ながらここまでで、実際に女子に無理やり脱がされる状況にはなりませんでした。
たぶん、泣いてうやむやになったか、担任の女性教師が乱入して助かったかのどちらかではないでしょうか。
今思えば、少し抵抗して、「明日からターゲット」にしてもらった方が、よかったかな・・・なんて。

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