若女将と黒ギャル白ギャルがいる混浴温泉[第1話]
2018/09/01
毎年冬が来ると、息子と2人で毎週のようにスキーに行く。
そして、温泉旅館にもよく泊まる。
小学4年生の息子は、今のところ私とそんな風にスキーに行くのを楽しみにしてくれている。
そのうち一緒に行ってくれなくなるんだろうなと思うと寂しいが、今はなるべく沢山一緒の時間を過ごしたいと思っている。
寒い所が苦手な妻と、まだ小さい娘はいつも留守番なので、男同士の気楽な旅だ。
今回泊まった宿は、かなり山深く、秘境の宿といった感じだ。
息子も、金田一耕助の映画に出てくるようなロケーションの宿に、妙にテンションが上がっていた。
古くて小ぶりな宿だったが、手入れの行き届いた清潔感溢れる宿だった。
そして何よりも私が良いなと思ったのが、若女将だった。
若女将と言っても、たぶん30歳半ばだと思うが、こういう宿の女将にしては群を抜いて若いと思った。
そして和服を着た彼女は、何とも言えない色気が溢れていた。
露出など皆無な和服なのに、どうしてこんなにエッチに見えるのか不思議だが、私はドキドキしっぱなしだった。
見た目は、安めぐみとか、そんな癒やし系と言われるルックスで、和服の上からでも結構なボリュームを感じる胸は、脱いだらとんでもない事になりそうだと思う。
「ようこそおいで下さいました。スキーでお疲れではないですか?すぐにお部屋にご案内しますね」
丁寧さと砕けた感じの混じった口調で挨拶をしてきた。
まるっとへりくだった口調で接客されるよりも、ある程度馴れ馴れしい方が私の好みだ。
「僕、スキーは上手に滑れるの?」
すっとしゃがみ、視線の高さを息子にあわせて会話をする彼女。
子供好きなのが伝わってくる。
これだけで私の中では好感触だ。
子供に優しくない女性は苦手だ。
息子は少し照れながら自分のスキーの上手さを自慢する。
幼稚園の時からスキーをしているので、天狗になっても仕方ないくらいスキーの上手い息子だ。
恐らく、今年あたりは私を抜く腕前になりそうだ。
「はい、おにいちゃん、リンゴジュースどうぞ」
優しい笑みでウェルカムドリンクを息子に与える彼女に、「おばちゃん、ありがとう!」とバカみたいに明るい笑顔でお礼を言う息子。
「バ、バカ!おばちゃんじゃないだろ、お姉さんって言えって!こんな綺麗な人にダメだろ!」
私が慌てて息子に言うが、「いいんですよ。もう、おばちゃんですよ」と、優しい笑みを浮かべたまま言う彼女。
本当に人の良さが出ている気がした。
ウェルカムドリンクを飲み、宿帳に記帳した後、彼女に部屋まで案内してもらった。
和服姿の女性のうなじは、どうしてこんなにも欲情を煽るのだろう?と思いながら、後ろからついて行く私。
我ながら良い宿を選んだなと思った。
そして部屋の説明とお風呂の説明を受けた。
小さな宿だからかもしれないが、内風呂は男と女に別れているが、外に出ると混浴露天風呂になるとのことだった。
息子は、「へんなの~」と笑っていたが、私は少しドキドキしていた。
今までの人生で混浴なんて経験したことがない。
平静を装いながら食事の説明を受けた。
「息子さんと2人でスキーして泊まるなんて、優しいパパさんですね」と、優しい笑みを浮かべて言う彼女。
そしてお茶を入れてくれる。
色々と話を聞いてみると、宿の駐車場の裏手に自宅があり、旦那さんもこの旅館の板前をしているとのことだった。
当然結婚はしているだろうなと思っていたが、旦那さんが同じ職場にいると聞き、何となくがっかりしてしまった。
お茶を入れてもらいながら、ふとテーブルの上を見ると、マッサージの事なんかが書いてあった。
こういうところでは、1時間1万とかが普通なのに、そこに書いてあった金額は驚くほど安かった。
私は、空きがあるか聞く。
すると、やはりこの料金のためか人気のようで、いっぱいだという事だった。
残念だなと思っていると、「一応、私も出来ますが、女性の力では物足りないかも知れないので・・・」と、それとなく提案された。
私は即答でお願いをして、夕食後に時間を設定した。
彼女が部屋を出ていくと、私はドキドキして仕方なかった。
マッサージがいっぱいということは、それなりにお客がいるということだ。
混浴露天風呂に入り、女性と一緒になるかもしれない。
そう思うと年甲斐もなく興奮してしまう。
「パパ、先にお風呂行こうよ!」
息子が元気いっぱいに言う。
一日滑りっぱなしだったので、さすがに疲れたのかも知れない。
そしてその提案は私にとって嬉しい提案だった。
あまり気乗りがしない振りをしながら、内心ウキウキで風呂に向かう。
男湯の方にはまだお客がいなかったが、入り口の土間にスリッパが2組あったので、女湯に2人いるのかも知れない・・・。
ドキドキがさらに強くなっていた。
はしゃぎながら身体を洗う息子。
飛び込むように内風呂に入る。
私も身体を洗うと、息子のいる内風呂に浸かる。
「疲れたな。どうする?外の風呂も入るか?」
本当はすぐにでも行きたい気持ちを抑えながら、息子に質問する。
「え?いいよ、だって女の人もいるんでしょ?」
照れたように言う息子。
「こんな時間にいるわけないって。夜だとそれこそ入れなくなるんじゃないか?」と、必死すぎる感じで言う私。
「そっか、じゃあ行く!」
そう言って外の露天風呂に向かう息子。
簡単な二重扉みたいになっていて、出るまで外がどうなっているのかわからない。
本当にドキドキだった。
扉を開けて外に出ると、湯煙の中に人影が見えた。
息子は、恥ずかしがって逃げてしまうかな?と思ったが、意外なほど大きな露天風呂にテンションも上がったようで、軽く飛び込むように風呂に入った。
「こら、飛び込んじゃダメだって!すみません・・・」
私は息子に注意しながら湯煙の中の人影に詫びた。
「大丈夫ですよ。元気なお子さんですね」
女性の声だった。
私はドキドキがMAXになりながら湯船に近づき、かけ湯をして湯船に入る。
近づくと、その声の主はまだ若い女性だった。
しかも2人並んでいた・・・。
混浴のマナーなのかわからないが、私が湯船に浸かるまでは2人とも違う方を見ていた。
そして私が肩まで浸かると、「こんばんは」「こんばんは~」と2人揃って挨拶をしてきた。
私はドギマギしながら挨拶をする。
混浴の場合、挨拶するのがデフォなんだろうか?
普通の温泉では、こんな風に挨拶したことなどない。
「すみません、騒々しくて」
私は、風呂の端っこでジャンプしたり、バチャバチャしている息子のことを詫びた。
「いえいえ、全然平気です。可愛いお子さんですね。スキーですか?」と、髪をアップにした女の子が言う。
肩まで浸かっているので、まったく体型はわからないが、透明度の高い湯なので、肌色の影が水面に揺れていてドキドキする。
たぶんお風呂なのですっぴんだと思うが、眉毛がないなと思う程度で、凄く整った綺麗な顔をしていた。
そこまで似てはいないが、系統としては北川景子っぽい感じだ。
私は、「自分はスキーで、息子はボードとスキーの両方です」と答える。
「両方出来るんだ!ぼく、凄いね!」と、彼女が息子に声を掛ける。
すると息子はバチャバチャ水を掻き分けながら近づいてくる。
性の芽生えがまだなのか、息子は可愛らしいおちんちんのまま近づいてくる。
「そうだよ!スキーは2級持ってるし、ボードもグラトリも出来るよ!」と自慢する息子。
「マジで!?半端ないね」
もう一人の方が驚いたように言う。
もう一人の方は、地黒なのかどうかわからないが、黒ギャルっぽい感じで、風呂の中なのにメイクをしている感じだった。
でも、どことなく南明奈っぽくて、こちらも可愛らしい子だった。
女の子が2人いて、どちらも可愛いというのは珍しいと思う。
息子は自分が出来るトリックの話をしたり、女の子達と盛り上がっている。
どうやら女の子2人はボードのようだ。
息子は天性の女たらしなのかもなと思いながら、2人を観察していた。
そして、何かが上手く出来ないという話をしている黒ギャル。
「どうしてだと思う?」
息子に質問する黒ギャル。
「おっぱいデカ過ぎるからだよ!それが邪魔して出来ないんだよ!」
息子が黒ギャルに断言する。
息子は黒ギャルのそばに立っているので、上からよく身体が見えているのだと思う。
羨ましいなと思う間もなく、黒ギャルが立ち上がる。
いきなり見えた全裸に、私は固まってしまった。
どうやら黒いのは日サロで焼いているみたいで、胸は日焼け痕がないが、下はビキニの形で日焼け痕がある。
確かに息子が言うように胸がデカかった。
たぶん、Fカップとか、それ以上ありそうだ。
大きめの乳輪は日焼けのせいか少し黒くて、そのくせ乳首は眩しいほどのピンク色だった。
乳首だけは隠して焼いているのかな?と、変な想像をしてしまった。
そして、クッキリと日焼けの痕がわかる下腹部は、剃っているのかへアが無かった。
「そんなに大きいかな?」
黒ギャルが息子におっぱいを見せながら言う。
「うわぁ、でっけ!お姉ちゃん、おっぱいでっけ!それじゃ、上手く回れないでしょw」
無邪気なテンションで言う息子。
「こ、こら、変な事言ってるんじゃない!ホント、ゴメンなさい」
私は黒ギャルの方を見るに見れず、明後日の方向を見ながら謝った。
「そんなに私のって大っきいですか?」