美しい母と、その母にそっくりな中1の娘[第3話]

2018/07/19

順子さんと関係を持ってから数日後の日曜日。
アパートでのんびりいいとも増刊号を観ていると携帯が鳴った。
着信を見ると由香ちゃん、嫌な予感がした。
由香「もしもーし、タッ君やっほー♪」
朝からハイテンションの声。
俺「由香ちゃん、おはよう。朝から元気だね」
由香「朝ってもう10時だよwタッ君お寝坊さんだねw」
俺「で、なんだい?」
由香「私、今日暇なんだよねー。タッ君遊ぼうよ、カラオケ行こー」
能天気な声。
そもそもこの子は与えてある宿題はちゃんとこなしてるんだろうか?してないだろうなぁ・・・なんて事を思いつつTVを消して、携帯を持ったままベランダに出る。
俺「由香ちゃんあのね、前も言ったけど連絡先を教えたのは予定の変更があった時に困るからで、本来家庭教師がプライベートで生徒と会うのは色々問題があるから禁止なの」
由香「タッ君の住んでるところの近くまで来てるんだよ~ねー。タッ君のアパートってどこ?」
(この娘は本当人の話を聞かないな・・・)
由香ちゃんにしつこく聞かれて、住んでる町内までは教えていたので来てしまったらしい。
俺「だめ、クビになったら困るから」
由香「えー、私が黙ってればいいじゃない♪」
俺「ダメったらダメ!お友達と遊びなさい!切るよ!!」
由香「あっ、ちょっま・・・」
“プッツーツー”
(ふー・・・なに考えてんだ最近の中1は・・・)
再びTVを付ける、タモさんが喋らないゲスト相手に話題に困って、「髪切った?」と聞いていた。
数十分ほどしてからだろうか、また携帯が鳴った。
着信を見るとまた由香ちゃん。
俺「あーもう無視だ無視!子供に付き合ってられるか!」
そう独り言を呟いて携帯の電源を切りベッドに放り投げる。
子供に付き合ってられるか・・・か。
(俺も子供だよな・・・全然・・・)
そう思って携帯を取り、再び電源を入れる。
すると即かかって来た。
俺「うおっ!」
思わずビックリする、また由香ちゃん。
俺「もしもし・・・」
由香「あっ良かった、もー、電源切るとか酷くない?」
俺「遊びには行かないぞ」
由香「もーそれどころじゃないよ。タッ君助けて!」
先ほどの能天気なテンションと違って今度は鬼気迫る声。
俺「はっ?」
由香「さっきヤンキーぽい人たちに絡まれちゃって、断ったんだけどしつこくて、今コンビニにいるんだけど、外でずっと待ってるの。ねぇ怖いよタッ君!」
俺「ちょ、お母さんには?」
由香「お母さん、今日お父さんの所行ってるから居ないの、電話したけど出ないから」
俺「そうだ、警察は!?」
由香「け、警察はね、呼んだけど全然来てくれなくて・・」
俺「わかったすぐ行く、どこのコンビニだ!」
由香「えっとね、◯◯って所の前の角の・・・」
そこまで聞いてどこのコンビニなのかすぐにわかった。
俺「わかった、そこで待ってろ!すぐに行くからな!」
由香「あっ、タッ君ちょ・・」
とにかく携帯と財布をジーンズに突っ込んでジャンパーを羽織って家を飛び出す。
コンビニは幸い近所だから走れば5分もかからない。
由香ちゃんに何かあったら順子さんに顔向けできない!!
俺「由香ちゃん、すぐ行くから電話は切らずにそのままで!」
由香「うん・・・あ・・・でも・・・」
必死で走った。
お陰で3分ほどで辿り着いた。
今思うとこんな全力疾走でフラフラの状態で不良グループ相手にいざという時、どうするつもりだったのか我ながら疑問だが・・・。
俺「はぁはぁ!由香ちゃん?!」
コンビニに飛び込んで思わず大声で呼んでしまう。
中の客も店員も何事かと一斉に俺を見る。
由香「あっ、タッ君!ヤッホー!」
俺「だ、大丈夫だったか?!不良は?!」
由香「あ、うんwあのねw」
俺「嘘?!」
由香「ごめんwだってタッ君電源切っちゃうから、つい仕返ししたくて・・・」
フラフラと店の中に座り込んでしまった。
由香「あの・・・タッ君ごめんね・・・。すぐ冗談だって言おうと思ったんだけど・・・タッ君必死で走ってて聞こえてなくて・・・へへ・・・」
店員「あの、お客様どうかされましたか?」
店員さんが心配して声を掛けてくる。
俺「いえ、ぜぇぜぇ・・・大丈夫です・・・」
そう言って二人店を出る。
まったく・・・冗談にしても質が悪すぎる。
俺「いったいどういうつもりだ!こんな冗談洒落にならないぞ!!」
息が整ったのでようやく言いたい事が言える。
由香「ご、ごめんなさい・・・へへ・・・やり過ぎちゃったね、ごめんね、タッ君・・・」
謝ってはいるけど、どこか本気で謝ってない。
可愛い顔を作って上目遣いでこっちを見上げてくる。
俺「・・・本当に反省してんの?」
由香「うん、ごめんねw」
えへへと可愛い顔を作って上目遣い。
俺「・・・」
この子のこの顔を見てるとどうも本気で怒れなくなる・・・。
まったく得なキャラクターをしてる。
俺「まったく・・・」
由香「ね、それはそうと、せっかく来たんだから遊ぼうw」
俺「あのねぇ!」
由香「ね、ちょっとだけwちょっとだけ遊んでくれたら帰るから、ね?」
首をかしげてお願いポーズ・・・。
絶対わかっててやってるよね、これ。
俺「まったく・・・仕方ないな・・・はぁ・・・」
由香「やったー、何する?どこ行く?私カラオケがいいなぁ~w」
俺「ダメ!家に連れて帰ります」
由香「えー、つまんないぃ!」
頬っぺたを膨らましてブーブー言う由香ちゃん。
俺「ダメ!君はほっとくとロクな事しないから家に居なさい!」
そう言うと手を引いて強引に連れて行く。
由香「もー、タッ君の意地悪!」
俺「君に言われたくない!ほら、しゃかしゃか歩く!」
由香「タッ君こわーい」
俺「・・・」
無視してずかずか歩く。
赤信号で2人並んで待つ。
由香「ねぇタッ君」
俺「なに?」
由香「こうして手を繋いで歩いてると、私達こいび・・」
俺「あ、青だぞ!」
最後まで聞かずに歩き出す。
由香「ムーッ!」
その後もずーっとキャンキャン色々言ってたけど全部無視して家に連れ帰った。
俺「よし、今日は先生を騙した罰だから、悪いと思ってるなら家でじっとしてなさい!」
由香「えー、家誰も居なくてつまんないよ!先生せっかくだからお話しようよ!」
俺「ダメ!家庭教師の日でもないのに、順子さん居ない日に2人っきりなんて!」
そう言って玄関のドアノブに手を掛けた時だった。
由香「ふーん、『順子さん』ねぇ・・・お母さんと2人っきりはいいけど、私と2人っきりはいけないんだぁ~」
由香ちゃんがわるーい顔で笑っていた。
そう、あの日、俺を二階から見下ろして笑っていた時と同じ顔。
しまったと思った・・・。
『順子さん』なんて迂闊にも名前で呼んでしまった。
俺「いや、そういう事じゃないでしょ」
由香「嘘だぁ♪私、知ってるんだからね」
ふふ~んと笑って由香ちゃんが階段に座る。
俺「なにを?」
由香「タッ君、お母さんとキスしてたでしょ」
俺「なっ!馬鹿な事を!そんなこ・・・」
由香「誤魔化しても無駄だよ、先生の口にお母さんの口紅付いてたもん♪」
俺「・・・」
(しまっ、ん?待てよ?)
俺「なっ!あの時、じゅ、お母さんは口紅してなかっただろ」
順子さんは確かに昼間俺に声を掛けてきたときはバッチリメイクしてた。
でも俺と時間いっぱいまでベッドでゆっくりして2人でシャワーを浴びたんだ。
危うくまた順子さんと言いそうになる、落ち着け俺・・・危ないところだった。
コレは引っ掛けだ!
確かに俺と順子さんの関係を怪しいと思ってはいるみたいだが、どうやら証拠があるわけじゃないみたいだ。
由香「ふーんw引っかからなかったかw」
まだ何か余裕の由香ちゃん・・・。
油断できない・・・まだ何かあるのか・・・。
俺「引っかからないも何も本当に何にも無いよ!」
由香「でも、お母さんがあの日口紅つけてないって良く気がついたね♪」
俺「そりゃ、毎日ばっちりお化粧してる人が、化粧してなきゃ気になるさ!当然だろ・・・」
何とか言い逃れしないと・・・。
それにしても勉強は苦手なくせに、こういう事だけは妙に頭が回る子だなこの子は。
由香「でも、だとしたらまた疑問があるんだよね♪」
由香ちゃんは今のこの状況がとても楽しくて仕方が無い様子だ。
俺「な、なにが?」
由香「だって、あの日は先生と約束して私の進学の相談をしてたんでしょ?」
俺「そ、そうだよ」
由香「おかしいなぁ~♪おかしいなぁ~♪」
由香ちゃんは突然変な歌を口ずさんだ。
俺「な、なんだその歌は!」
由香「クスクスwだって可笑しいんだもんw」
俺「だから何が!」
由香「あのねぇ~、お母さんはねぇ、先生が来る時は毎回念入りにお化粧してるんだよ?」
俺「・・・」
由香「先生が来る日は毎日丁寧にお化粧しちゃってさ、お父さんが居るのにねw」
順子さんが俺のために・・・。
なんだろう、このふつふつと湧き上がる嬉しさ。
由香「なのに、2人っきりで先生と約束してたのにお化粧してないのって変じゃない?w」
俺「そ、そりゃお母さんだって忙しくて忘れる事くらいあるだろ・・・」
由香「うーんそれはないと思うなぁwお母さんね面白いんだよ、先生が来る日はソワソワしちゃってさw時間が近くなってくると窓の外ばっかり見てるんだよw」

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