姫子の秘密・エリカの秘密

2018/05/03

姫子の秘密・エリカの秘密
「ポコ太~」
たてがみを引っ張っても起きない。
「ポコ太? 寝ちゃったのかな……?」
そうっと、タオルケットをかけてあげる。
「おやすみ、ポコ太……」
もう1度だけポコ太が寝ている事を確認し、あたしは机に向かって座った。
左手が独りでに、パジャマの中に入っていく……。
「大地……」
何故だか分からないけど、あんなヤツの事なんて何とも思ってないハズなんだけ
ど、そうしないと心臓ホッサで死んでしまいそうな気がするくらい、ドキドキして
た。
「んっ……」
ポコ太を寝かしつけたのは良いんだけど、本当は意味が無いんだよね。
だって、ポコ太はずっとあたしの事を見てたんだもん。
6年生の時、先輩の事を想って初めてイケナイ事をした時も……。
先輩日記を書きながらシちゃって、日記をびしょびしょに濡らしちゃた時も……。
「ふぁ、うんっ……」
良く考えたら、エリカだって見てる。
でも、止められないよ……。
あたしがこんな事してるなんて、多分学校のみんなは誰一人思ってないんだろう
な。
パンツの中に手を入れると、お風呂に入って取っ替えたばかりなのに、ヌルヌル
の液でよごれちゃってた。
「はぁ、ぅん……、大地ぃ……」
何で? 何であたし、あんなヤツの名前を呼んでるの?
「大地ぃ、そこじゃなくて、もっと下……」
違う違う、これは自分の指だって、姫子……。
第一、あんなヤツにこんなトコロ触られるくらいなら、死んだ方がマシだよ。
でも……。
「大地、ぁっ……。ん、いいよぉ……」
でも、でも……。
「くぅんっ、だいちぃ……」
何で、こんなに切なくなるの?
ヌルヌルも、止まらないよ……。
先輩の時だって、こんなに夢中にならなかったのに……。
「だいちぃ、キス、しよ……」
な、何言ってんの、あたし!?
「ぱられる……」
こんな事でリボンを使うなんて、絶対魔法の国で問題になっちゃう。
「ぱられる……、大地に、なぁれ」
鏡に映っていた私が、大地の姿になった。
もう、止まらない。
気付けば鏡にキスしてた。
「ん……」
鏡の味しかしない。
でも、確かに目の前には大地がいて、ちゃんとキスしてた。
「今度は、大地の番だよ……」
これこそ、本当に大問題だよね。
あたし、最低だ。
ズボンもパンツも脱いじゃった。
「だいちの、ちんちん……」
大地に無断で、こんなトコロ見るなんて……。
大地に会わせる顔が無いよ。
あたしとは違い、大地のには結構毛が生えてる。
見た瞬間、大地の、ううん、あたしのチンチンは大きくなった。
「だいち、大きくなってる……」
だから、大地のじゃないって……。
「ね、だいちぃ、いいよ。きて……」
私はそう言いながら、チンチンを擦ってた。
こうすれば気持ち良くなれるって知ってるのは、こんな事するのが初めてじゃな
いから。
「ぅ、ん……、ぁん……」
大地のチンチンを擦ると、あたしが気持ち良くなる。
こうすると、大地とシてるみたいに……。
ってぇ、何言ってるの、あたしっ!
大地となんて、そんな……。
「はぁ、はぁ、大地、あたし、もぉ……」
頭が変になりそうなくらい気持良い。
ティッシュなんて用意する暇、無かった。
「イク、いくよ、だいちぃっ!」
ピュッ、ピュって、大地のアソコから男の子の液体が出てきた。
ヌルヌルしてて、ちょっと生臭い。
本物の大地のも、こうなのかな……。
「はぁ、ぅん、はぁ、はぁ……」
オシリから下がしびれて動かないけど、急いで戻らなくちゃ。
こんな所、お母さんやお姉ちゃんや夢子に見られたら、大変な事になっちゃう。
ううん、確かにそれもあるけど、それより、お姉ちゃん達にバレたら大地が問題
になって、そしたら絶対大地はあたしの仕業だって分かって、そしたら、そしたら……。
「はぁ、はぁ、ルレラパ、ルレラパ、元の姿に、なぁれ……」
鏡に映ってた大地が居なくなる。
でも、大地が出した白いお汁は消えなかった。
「だいちぃ、良かったよぉ……」
あたしは大地のお汁をすくって、それを口に入れちゃった。
間違い無く、変態だよね……。
エリカ、ごめんね、こんな馬鹿なあたしで。
「大地の、おまたにも一杯……」
アソコにも、ネバネバの液を塗っちゃった……。
ニンシン……。
なんて、しないよね?
あたしって、なんでいつもこうなんだろ。
後先の事を考えないで、一直線に進ん
じゃう。
「んっ……」
大地のネバネバでぐちょぐちょになったアソコを触ってたら、また、あたし……。
「だいち、あたしは大地が好き……」
そうやって言えたら、こんな変態みたいな事しなくてもよくなるのかな……?
とにかく今は、指を動かすのを止める事が出来なかった……。
……その頃魔法の国では。
「姫子、またやってるわね……」
おてんばだけど、本当は女らしい姫子。
好きな男の子を想って、毎日あんな事を……。
でも、それを目を放さず見てるあたしって……。
勿論、そんな事は観察日記には一切書いていない。
「チャッピー……は、寝てるよね……」
姫子、あたしの方こそごめんね。
あたしの方が最低なの。
「んっ……」
ドレスを捲り上げて、気が付けばいつも、パンツの中に手が入ってる。
小林君の、ううん、正確には小林君に変身した姫子のあんな所を見ながら、こん
な事をしちゃってるの。
「ぁ、はぁ、んっ……」
顔が同じだから、多分体も同じ。
姫子も多分、ここが気持良いんだ、とか、変態みたいな事を考えながら、ヌルヌ
ルになったアソコを触り続ける。
ちょっとぽっこり出た部分に触れると、おかしくなっちゃうくらい気持ち良くな
る。
そうすると、もっともっとヌルヌルが止まらなくなる。
もう、パンツの中はぐしょぐしょになってた。
「んっ、男の子のヌルヌルは、どんな味がするんだろう……」
ときどき、ううん、いつも姫子が羨ましくなる。
だって、男の子の白い液の味を知ってるから……。
それに、好きな時に小林君に変身して、あんな所だって見たり出来る。
「くぅ、んっ、はぁ、はぁ、姫子、ごめんね……」
ごめんね、本当にごめんね。
「ごめんね……」
最低なあたしでごめんね……。
「ぁ、んっ……、あはっ……」
やっぱり、姫子はいつものように小林君になってピュッと白いネバネバを出して、それを舐めた。
同じ歳の女の子が、しかも同じ顔の女の子が、男の子の液を食べてるって思うだ
けで、アソコがもっともっとジンジンとなる。
あたしは姫子には無い長い髪の毛を口に含んで、必死になって指を動かしてた。
「ぁっ、やん……、ひめこ、のんじゃってるわ……、小林君の……」
くちゅくちゅって、チャッピーもいるのに部屋中にエッチな音が響いてる。
姫子が今度は、小林君のネバネバを自分のワレメに塗っていた。
「ひめこぉ、妊娠しちゃう、ぁんっ、ダメ……」
あたしは姫子の姿に釘付けになって、でも、左手はずっと動かしてた。
「もぉ、ダメ、いくぅ……っ!」
チャッピーが起きちゃうかもなんて、考えもしなかった。
体がビクンビクンってなって、イスから落ちそうになるのを何とか堪える。
姫子を見ると、姫子も丁度お尻を上げてビクンビクンってなってた。
「はぁ、はぁ、姫子、一緒ね……」
パンツの中からあたしの指取り出して目の前に持ってくると、ネバネバで凄い事
になっていた。
「あたし、また、やってしまったのね……」
観察対象を覗いて、それでこんな事をするなんて……。
パパにばれたら何て言われるか……。
「ごめんね、姫子……」
あたしは何事も無かったかのように呼吸を整え、ペンを取って再び日記の続きを
書き始めた……。

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