メンヘラに監禁された話
2018/02/08
スペックは簡単に、俺 大学生 男 将来は警察官志望相手 自称フリーター 女 メンヘラ幸薄そうな、柴咲コウ似 二十四歳出会いはバイト先だったんです。
当時は春休み真っ最中だったので、バイトを二つ掛け持ちしてました。
一つは、ゲームセンターのスタッフ。
もう一つは、警備員でした。
出会いとなるのは、ゲームセンターのスタッフの方です。
そこまで大きなゲームセンターではないので、常連さんの顔はすぐに覚えるんですよ。
こんな事を言うのもあれですが、ゲームセンターの常連さんは個性的な方が多いですのでww昼にスタッフ、夜に警備員をしてたんですが。
その日は、たまたま昼~夜もゲームムセンターのシフト入ってたんです。
「おっ。女性の常連さんですか?」
「うん。そうみたい。俺君は朝~夕方だから見かけないと思うけど、割といてるよ?」社員さんが笑っていました。
ゲームセンターってのは、行く人なら分かると思んですが。
プライズと言って、クレームゲーム方は兎も角。
メダルコーナーに女性は少ないんですよ。
常連さんとなると更に少ない。
いても、高齢者の方がほとんどですね。
「珍しいですね。今は、スタホやってるんですか?」
「そうみたい。あの人、めちゃくちゃメダル持ってるよwww」スタホと言うのは、お馬さんのゲームです。
メダル数は、こちらで把握してましたが、二万枚はありました。
これだと、バイト体験記なので割愛しますねwwwゲームセンターのスタッフは基本的に清掃がメインなんですよ。
ひたすら掃除なんです。
お客様の対応は一~二割程度。
その日もモップ片手に掃除してました。
「すみません。スタホ、エラー出てるんですけど…。」これが初会話です。
メンヘラ(これからは、柴咲と呼びます)が、言いに来られたので、モップを持ったままスタホまで走りました。
ケツポケットに入れた鍵束を取り出すと、エラー解除しました。
「有難う御座います。」
「いえいえ。何かあれば、また読んで下さいねw」営業スマイルで答えて、清掃に戻りました。
顔見知りの常連さんとなってからは、顔をみると頭を下げる程度に。
更に回数が増えると、軽い会話までするようになりました。
そして、ある日。
「俺君。ちょっといいかな?」
「あ、はい。エラーですか?」
「いや、もう帰るんだけど…。これ受け取って」渡されたのは紙切れ。
それを渡すと、そさくさ帰ってきました。
中身はメールアドレスと電話番号でした。
俺自身、無駄にこまめで、その日に送りましたね。
返事は速攻でした。
『有難う! メール来るとは思わなかった!! 柴咲コウだよ、よろしくね。』
『俺です。よろしくお願いします(笑)』的な普通な会話でした。
毎回、向こうから話をフッてくるので、それに返事をする形でしたね。
楽でした。
しかし、その日から「あ、俺君!」と向こうから話かけてくる事が爆発的に増えましたww外見も悪くない美人な方で、割と社交的だったので始めは、俺も楽しんでいました。
しかし、バイト中にずっと来られ…。
途中からは、店長にも「最近、会話が目立つよ?」と注意されました。
次第に警備員のシフトが多くなり、スタッフの仕事は減ったように思います。
『最近、何でいないの?』
『あー、最近は夜勤のバイトが忙しくて両立できないんですよ(笑)』二十四歳って事もあり、会話は基本的に、敬語使ってました。
そして、『ねぇ、会わない?』との内容のメールが来ました。
彼女がいたんですが、まぁ、会うだけなら…。
と思い了承。
会って、開口一番「好きです。」これには驚きましたねwww勿論、断りましたよ。
「何で? 私のどこが駄目なの? ねぇ、なんで?」
「俺、彼女いるんですよ。だから、付き合えないです。」超睨まれましたwww女性からあんな眼差しを受けたのは、今でもありませんwww「じゃ、何なの? あれは、その気にさせてるだけだったの? それ、最低じゃない? 許さない!」
「え。ちょ、…。え?」会話が噛み合わないwwwどうやら。
優しくしたり、わざわざ時間を使って対応したり、可愛いとかのお世辞を本気にしたみたいです…。
よく俺は、彼氏がいない女性に、「可愛いのに! 周りの男の見る目がない。俺ならアタックしてますよw」的な事を言うんですよ。
これは、俺も悪いんですが…。
それから、昼夜関係なくメール爆撃でした。
返事が遅れたり、返せなくなると『何で無視?』
『嫌われてる? 嫌い?』
『私は不幸だ』的なメールが連続で来る始末…。
1番困ったのが、ゲームセンターのスタッフの時に、エラーも出てないのに呼び出しをくらう事でしたね。
カウンターの後ろにシフト表が置いてあるんですが、多分、それを見られてるようでした。
「私はまだ、諦めてないから。一生好きだよ?」そう後ろで言われた時は殺されるのかと思いました。
もう、精神的にも限界でした。
シフト表を把握されてると言う事は、行き帰りの時間がバレてるんですよ…。
俺自身、バイト先と彼女を巻き込むのだけは死んでもしたくないと思っていたんで、黙っていました…。
「一緒に帰ろ?」
「今日は、車なので…。すみません、お疲れ様です。」で、車に乗り込むとすると。
バン!とドアを閉められましたwww「もう、諦めるから。今日だけデートしてくれませんか?」車のドアを押さえながら、柴咲は言って来ました。
何回か押し問答を繰り返して、ラチがあかないので、こっちが折れる結果に…。
運転の最中は、彼女にばれたら別れられる。
としか考えてなかったです。
「私の家に行こう。」
「駄目ですよ、簡単に男を入れちゃ。晩御飯食べませんか?」
「私が作るから! お願い、今日だけで諦めるから。」まぁ、こっちも男だし何かあれば逃げ出せばいい。
すぐに帰ろう。
と考えて行きました。
柴咲の自宅はオートロックの高級マンション…。
後で話を聞くと、本人曰く、親が金持ちなんだと…。
しかも、このマンションは親の持ち物…。
マンションに比べて、部屋は質素でしたね。
必要な物以外は置いてないみたいでした。
ゲーム機だけは大量にありましたねww「じゃ、頑張って作るね!」出てきた両立は炒め物が中心でしたが、美味しかったです。
正直、彼女のよりも…。
食べて、二人でゲームをしていると違和感がありました。
眠い。
死ぬ程、眠い。
ここで、盛られた!と、気付きましたww気付いたら寝ていて、起きた時は俺は全裸で、柴咲は半裸と言う意味不明な状態に…。
ここから、卑猥になるので苦手な方は注意して下さい。
起きると同時に、息子に違和感が…。
気付けば柴咲は、息子を咥えていたんです。
「ちょっと! 何してるんですか!?」ここで、手錠のような物で両手が拘束されてる事に気付きました。
警察官になって手錠をかける前に、手錠をされるハメになるとは想像すらしてなかったです。
「ほら、ちゃんと写メも撮ってるから。」と、二人でベッドで寝てるような写メが撮られていました。
もう、冷や汗がドップリ…。
そして、柴咲は馬乗りになって、息子を掴んできたんです。
「ちょ。駄目です! やめてください!!」本番だけは絶対に駄目だと思い。
叫びながら、体を捩じりました。
「動くなぁぁぁぁ!」
「ひっ!」本番にビックリしました。
鬼の形相で、叫ぶんですもん。
リアルに「ひっ」ってなりましたよ…。
「俺君が抵抗するなら、私は、このままレイプされたって言うよ? バイト先にも言う。彼女にも言うから。そしたら、犯罪歴がついて警察官になれないねwww」完全に積みました。
生で入れられ、中で出さされました。
その日から地獄でした。
何かある度に、レイプされただの、死んでやる、孕んだ、犯罪歴、自殺。
これを建前にセクロスされられました。
全部、生でした。
しかも中。
流石に彼女もバイト先の人達も違和感を感じ始めてるようで、毎回、はぐらかしてました。
バイト先には来てたんですが、前より格段に話しかけてくる頻度はなくなりました。
が、リアルで会う回数が増えただけです。
っても、会話、セクロス、ゲーム、晩御飯がメインでしたけどね…。
ここからラストスパートです。
彼女が春休みの後半に突然、「沖縄に行こう!」と言い出したんです。
俺もお金には余裕があり、快諾しました。
一週間滞在する事になりました。
出発は、二週間後。
飛行機をその場で予約しました。
お互いにシフトを調整して、休みを作りました。
あの時は幸せでした。
「嫌だ。行くな。」まぁ、こうなる訳です。
「でも、彼女とは別れなくていい。いつか、振り向かせてやる。とか言ってたじゃん!?」
「二人で旅行とか許さない。」俺自身、柴咲に対して彼女の話はしてなかったんです。
そうしとけば、火の粉が降りかかる心配はなかったですしね。
機嫌を取る事だけに集中してました。
だけど、この話を区切りに、要求がエスカレートしてきました。
彼女との関係に嫉妬?し始めたみたいなんです。
出発の一週間前。
バイトが長期的な休みに入りました。
その日から監禁が始まりました。
部屋に呼ばれ、晩御飯を食べる事に…。
これが、またも睡眠薬入り。
気付けば、手錠に足輪…。
手錠は柴咲とリンクしてました。
足輪は、手錠の鎖部分が長いタイプで、ベッドにかけられてありました。
「逃げたら、死ぬから。」剃刀を手首に当てながら言われました。
彼女はセクロスする時は、半裸なんですよ。
上は脱がないんです…。
それは、手首が見えるから…。
壮絶でしたよ。
ボコボコになってましたからね。
それからは、セクロス三昧。
朝昼晩、セクロスです。
基本的に俺は全裸、柴咲の隣。
彼女に送るメールは、一字一句確認してから送信する流れ…。
一、二日目は友達の家に泊まってると言い誤魔化し、三日は寝てるフリをさせられました。
でも、彼女も馬鹿じゃないんで、当たり前に気付くんですよ。
『浮気してる? 一回でもしたら、別れるって言ったよね?』
『してないよ。俺の性格知ってるでしょ?』
『そうだ…