勉強会のあとに…②
2017/06/30
小学校の時の同級生の女子2人(TとM)と勉強会をした帰りにいろいろあってエッチなことをした。
小学校のころとはまったくちがい、痴女のようだった2人。2人がそれぞれどういう思いでそんな行動をしたのか知る由もなかった。
あの日のあと、僕たち3人は頻繁に勉強会を開き、勉強のあとには大体僕の家でエッチをするという流れになっていた。
ただ次第にMは勉強会に来なくなり、Tと2人だけで勉強をする機会が多くなった。
そんなこんなで時は流れ、冬休みとなった。ある日、僕の家に突然Tがやって来た。とりあえず上がってもらうとTは
「今回の期末、数学平均点より10点も上だった!」
と嬉しそうに答案を見せてきた。確かに今まで平均点なんて超えたことなかった彼女にとっては大躍進だ。
「Yが教えてくれたおかげだよ」
と言って急に僕に飛びついてきた。胸が当たっているがもうこれぐらいは何も感じなくなった。Tはその態勢のまま
「お礼に今日は1日中エッチしてあげるっ!」
と楽しそうに言われた。
しかし、これがまずかった。
今日は姉がいるのだ。姉は当時大学1年生で、一人暮らしをしていて普段は家にはいないのだが、冬休みということもあり正月を家族で過ごすために帰って来ていた。僕と姉は割と仲が良く、喧嘩も滅多にしないのだが、さすがにあの言葉を聞かれたらまずい。
しかし、そんなこと知る由もないTはあの言葉を大きな声で発してしまった。
姉は2階にいるとはいえ、今の声を聞かれないわけがない。
案の定、姉は1階に下りてきた。Tは階段を下りてくる音で悟ったらしく、抱き着いていた僕から離れて座った。
姉はニヤニヤと笑みを浮かべて
「Y、お姉ちゃんがいない間に彼女なんか作っちゃって随分と成長したんだね~、でも中学生でエッチはお姉ちゃんまだ早いと思うよ~」
と言った。続けて
「二人はもうヤったの?」
と聞かれた。姉の言う「ヤった」がどこまで(単にエッチなことなのか、それともセックスのこと)なのか分からなかったので、
「入れてはいない」
と答えた。
「そう、じゃあまだ童貞君なんだ。でも入れて『は』いないってことは、ある程度のことはしてるんだぁ。君は?」
と姉がTに話を振った。
「私もまだ処女です」
と焦りながらもそう答えた。
「いや、違う違う。私は君の名前を聞いたの。可愛い少女にそんなこと聞くわけないでしょ」
「あっ、すいません。私、小学校の時、Y君の同級生だったTです」
「あぁ、Tちゃんか。久し振りだね。昔家でよく勉強しに来てた子だね。少し見ない間にきれいになって、全然気づかなかったよ。ごめんごめん」
「そんなことありませんよ。Eさん(姉の名前)も相変わらず美人ですね。憧れます」
「褒めても何も出ないよ~」
ほんと姉さんは人の友達のことはすぐ忘れるな、何回も見てるだろ。しかもなんでTを口説くような話し方してんだよ、と声には出さないがツッコミをした。
このあたりで少し姉について話しておこう。僕が言うのも難だが姉はTの言うとおり結構な美人で、中学生のころ男子に幾度となく告白されて、すべて断っているということを姉から直接聞かされている。姉はこんな性格だが、僕と比べるのもおこがましいくらい頭がよく、高校時代はある外国の大学に行くため勉強だけに集中したかったらしく、誰とも付き合わなかったのだ。そして現在はその外国の某有名大学に通っていたりする。
「それにしてもY、ずるいね~。姉である私はまだちっともエッチな経験なんてしたことないのに~。このことは母さんと父さんに報告だな!」
やはりこうなってしまったか…。でも諦めるわけにはいかない。僕は切り札を出す。
「申し訳ございません、お姉さま。どうかお見過ごしください!」
と言いながら土下座。昔から姉に秘密を知られてしまったり、両親に隠し事をしたいときに用いたのがこの方法だ。これをすれば姉は必ず、
「冗談だよ、言わない言わない」
と笑って見過ごしてくれる。Tの見ている前でこんなことするのはとても恥ずかしいが背に腹は代えられない。
しかし、今回は簡単には許してもらえず、
「じゃあ久し振りにアレで勝負しよう。Yが勝ったら言わないであげよう」
といってそそくさとリビングを出て行った。僕はアレがなんなのか分からず、考え込んでいた。ふとTに
「私が騒いじゃってYに迷惑かけちゃってごめんね」
と言われ、
「全然大丈夫、姉さんはああ見えてやさしいから」
と答えた。戻ってきた姉は僕に鉛筆を一本投げてきた。これはもしやと思い、姉の方を見ると
「100マス計算っ!!」
出た。僕が4歳くらいの時から姉とこれで遊んでいた。やり方から何からすべて姉に教わった思い出の遊びだ。ちなみに僕はこれまで姉に勝ったことがあるのは、僕がやり始めたころの姉が手を抜いて勝たせてくれた数回だけ。本気モードの姉は倒せたことがない。
僕は勝つために、Tにこんな耳打ちをした。
「姉さんめっちゃ速いから普通に勝負しても勝てない。だから途中で体くすぐってくれない?」
「いいの?そんなことして」
「大丈夫、大丈夫」
「分かった」
とTも了承してくれた。我々の耳打ちが気になったのか、姉は
「2人で解くのはなしだよ~。Tちゃんはこっちに来ててもらおう」
と言い、Tはテーブルの対面にいる姉の方に行ってしまった。しかし、作戦を実行するのにはもってこいだ。
「ルールはこれまでどおり。タイム+誤答数×5秒だからね。じゃあスタート合図はTちゃんおねがい」
と姉はストップウォッチをTに渡した。
「じゃあ始めます。よーい、スタート!」
というTの声と同時に僕たちは紙をめくる。見た瞬間引き算の100マスだと理解した。引き算は苦手なので厄介だなぁと思いながらも、どんどんマスを埋めていく。姉の方はさっきまでのお気楽な表情から打って変わって本気モードになっている。
どんどん解き進めて僕が6行目にとりかかろうとした時にTが作戦を実行した。
「おい、これは反則だろっ、やめろT」
Tは
「Eさんは2人で解くなと言っただけで、協力するなとは言ってないですよ~」
と言い訳してくすぐり続ける。その間に僕はどんどん解き進める。
しかし突然、Tが
「あんっ、やめてくださいっ」
とエロい声を漏らした。何事かと見てみると、姉さんはTに仕返しをしていた。しかもただのくすぐりではなく、Tのおっぱいやあそこを攻めている。Tの卑猥な声が僕の耳に入ってくる。集中できない。自然と視線もTのほうへ移ってしまう。
もはやTは何もできていない。姉は片手で問題を解き、もう片方でTを攻めている。このままだと負けると分かっていても、視覚と聴覚が囚われてしまって、集中できない。
そんな状況の中でもなんとか僕は姉さんよりギリギリ先に解き終えた。その後3秒くらい後に姉さんも解き終えた。
「ずるいなぁ、Yったら。でもTちゃんは美味しくいただきましたっ!では答え合わせ行ってみよう!」
答案を交換して○付けをしていく。姉は全問正解。まあ当たり前っちゃあ当たり前。すると姉さんは
「ざーんねんでした。Yくん。となりの行と見間違えたね。これで私の勝ちかな」
見ると確かに1問間違えていた。ちょうど卑猥な声を聞いたあたりだ。
「欲に目がくらんでいるようではまだまだだな。弟よ」
なんて偉そうに言ってくる。なにも言い返せない。姉は不敵な笑みを浮かべて
「ずるをした罰として、2人にはいつもやっているコトを見せてもらおうか~」
「「はっ!?」」
僕たちは驚いて顔を見合わせた。
「姉さん、それだけは勘弁してください」
「じゃあ報告しちゃうよ~、私勝ったし」
「それもやめてください」
「Yく〜ん、世の中そんなにいい話はないよ。勝負で負けたんだから潔く罰を受けないとね」
と諭すように言ってくる。むかつく態度だ。
「でも、僕がいいとしてもTにかわいそうだよ。Tは関係ないし」
「でもTはくすぐり実行犯だしね~。それにもともとTちゃんの声で私気づいちゃったんだし、関係なくはないんじゃな~い?」
反論の余地がない。仕方なく僕は妥協案を提示することにした。
「僕がオナニー見せるからそれで許してください」
姉は、僕の言葉に一瞬驚いていたが、すぐに
「Yは優しいな、Tちゃんを庇えるならお姉ちゃんに自分のオナニーを見せてもいいと!がんばるね~。いいよ、それで許してあげる」
と交渉は成立した。勢いであんなことを言ってしまったが、人前でオナニーなんてどんだけ恥ずかしいんだよ。と今更思う。
姉は
「じゃあそろそろはじめてもらいましょうか~」
とソファーに座って完全にもう楽しんでいる。Tも隣で見てるし。
逃げるわけにもいかず、渋々ズボンとパンツを下ろした。
「Yと一緒にお風呂入ってたのはYが小3のときまでだから、5年ぶりか~。Yのちんちん見るの。まえはあんなに小っちゃくてかわいかったのにね~。いまじゃこんなに立派になっちゃって、お姉ちゃん嬉しいな~」
なんて感想を述べている。僕がズボンを脱いだことより姉の感想をTに聞かれる方が恥ずかしい気がする…
「じゃあ、始めてよ」
僕は右手で自分の竿を持った。上下にゆっくりとシゴいていく。あたりまえだがオカズは用意していないので、脳内で想像していく。
「おっ、始まった始まった」
頼むからいちいち口に出して感想を言わないでください。…