友人と付き合った同級生を寝取った

2017/03/31

ええっと。高校の時、俺は同級生の絵梨がすんごい好きでした。
絵梨とは1年2年と同じクラス。よく喋ったなあ。
絵梨は彼氏つくらないし、俺たちまさか両想い?なんて痛い妄想いだいてました。
それくらいとても仲が良かったけど、告白とかのアクションは起こせなかった。
無理しなくても絵梨との毎日は楽しいし、下手に告白なんかしてふられたら鬱だ。
俺は不確かなことに挑戦するより、のほほんと現状に満足する性格。
そんなぬるま湯につかっていた俺、
3年になってとうとう絵梨とは別々のクラスになってしまった。
それでも廊下とかで会えば、立ち話をして盛り上がった。
クラス離れても二人の関係は、良くも悪くも現状維持のまま。
そんなヘタレ俺の起爆剤になったのが、Aという男。
Aとは3年時に初めて同じクラスになったんだが、
何かとうまが合い、常に行動共にするようになった。
こうなると俺が絵梨と話す時は、俺と一緒にいるAとも絵梨は自然と話す事になる。
Aはいい奴で話し上手だし、みんなで会話が弾んで楽しかった。
それぞれの家に遊びに行く事も増えた。これも行動的なAのおかげだ。
でもAにはちょっと嫉妬したね。彼は陸上部の花形で、人気あったしね。
ちなみにAはその当時、他校の女生徒と付き合っていた。
だから安心はしつつも、Aと絵梨が楽しそうに話しているのを見ると、
何だか少しだけ悔しくなった。俺もうかうかしてられないなと思った。
しかしある日、Aがふと、「俺、絵梨のこと好きになったかも。」と俺に告げてきた。
Aは俺が絵梨のこと好きだって知らないはず。
だからこの機に俺も、Aに宣戦布告をするべきだった。
しかし直接対決を避け、「お前、彼女いるじゃん。」と言ってやった。
「それもそうだな。」Aはそれきり黙ってしまった。
「彼女を大事にしろよ。」と、俺はAに片腹痛い忠告をしたもんだ。
一応はほっとした俺だが、Aの気持ちを知ってしまった以上、
俺も動かなきゃ。焦りが空回りした。
その後のAの行動は、まさに電光石火。
その事を俺に告げてから1週間もしないうちに絵梨に告白し、
晴れて二人は付き合うようになったのだ。A、おそるべし。
2年近く前に進めなかった俺とは比べようがないほどの積極性だ。
二人の交際を知った俺はかなりショック受けたね。
Aもさることながら、絵梨がまさか受け入れるとは。
絵梨はAが好きだったんだ。俺は友達としか見られてなかったんだ。
どっちにしろ俺に目はなかったのか。勘違いしてた自分が恥ずかしい。
でも絵梨を好きな気持はAには負けないのに、
俺の方が知り合って長いのに、Aに持っていかれてしまった。
自分自身の優柔不断さをこの時ほど情けなく思った事はない。
しばらくは嘆きと後悔の日々が続いた。
以後、絵梨への感情は、俺の心の中に不発弾として残った。
俺の夏休みは暗かった。
くそっ、今頃Aと絵梨はラブラブデートしてるんだろうよ。
俺は猛烈に勉強した。勉強して、いい大学行って見返してやるんだ。
お前らがいちゃついている間に差をつけてやる。
絵梨を忘れ、諦めるため、勉強に没頭し、自分に言い聞かせた。
高校3年にしては寂しい夏休みだが、受験生としては正しい夏休みの過ごし方だ。
夏休み明けに更なる衝撃が俺を襲う。
Aの家に男友達で集まって、過ぎ去りし夏休みの話題で盛り上がっていた時だ。
話の流れでAが、「夏休み中、絵梨とセックスした。」と話し始めた。
俺は息が止まった。付き合っているから当たり前とは言え・・・ショックだ。
胸を痛めている俺とは裏腹に、他の友人たちは大興奮。
それまでもAは、付き合った女とのセックス話をしてくれた事はあったが、
所詮はみんなが知らない他校の女子ばかりだった。
だが、今回は顔見知りの、隣のクラスの、親しい同級生の女。
みんなの盛り上がりが俄然いつもと違うのも当然だろう。
Aは爽やかな顔に似合わず、かなり露骨に絵梨との初セックス内容を話した。
俺は聞きたいような、聞きたくないような。
しかし他の奴らは容赦ない質問攻め。それにAは快くさらっと答える。
絵梨は当然、処女だった。そしてAは絵梨とのセックス話を、
いちいち他の女とのセックスと比べて語った。これは癇に障った。
そして乳首の大きさや色、アソコの色、どんな声でよがったか、
そしてオッパイの大きさを、手で形作り教えてくれた。
絵梨の裸の特徴を身振り手振りで話すA。
みんなはそれを聞いて大喜びだ。そしてもっと聞きたがる。
うあああ、やめろやめろ!言うな!おまいらも聞くな!
俺にはもう耐えられない、これ以上は聞けない。
話を逸らそうとするが、興奮状態の奴らには通じるはずもない。
そしてこの時、初めて教えてもらったが、Aは絵梨と付き合い始めの頃、
実はまだ前彼女と切れていなかったんだと。
夏休みの初め頃、それでちょっともめたらしいが、
Aは上手く向こうを切り捨て、絵梨を納得させたんだって。で、初セックス。
この話を聞いた時は、俺ってつくづく甘かったなって落ち込んだ。
Aの話で印象に残ったというか、ショックだったのは、
絵梨はゴムを望んだのに、Aは生を押し通した事、
挿入した時、絵梨は悲鳴を押し殺したような声を上げたって事、
そしてすべてが終わった後、絵梨は泣いていた・・・という事だ。
特に、生で外出しの件でAは、「ゴムと生じゃ気持ちよさが違うし。」だと。
知るかよ!絵梨は妊娠が不安でゴムを望んだんだろ。
それなのにお前は自分の快楽を優先させやがって!
いや、俺が怒っても仕方がない。絵梨はAの彼女なんだし。
俺も他のみんなと一緒に、この猥談で盛り上がればいいんだ。
ちなみにこの初セックスの舞台は、何と、この部屋。
Aはベッドを顎でしゃくり、「そこでやった。」と言った。
ベッドの上に座っていた友人は「うひょー」と飛び跳ねていた。
俺にはそのベッドの上で抱き合う二人の幻が見えた。
ああ、ダメだダメだ、そんな想像しちゃダメだ。鬱になる。

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