好きだった子が、飲み会からの流れでフェラ抜きしてくれた
2017/03/24
じゃあまずは俺のスペックから。
大学2年生、20歳、ヲタ童貞。
中学時代はそれなりにイケてるグループに属しており、テニス部に入っていた。
属していたと言っても、リーダー格の奴にくっついて歩くようなレベルだったけどな。
女の子と付き合った経験はその黄金期に1度だが、3週間で突如別れを告げられ、キスすらしていない。
高校に入ってからはぼっち期突入。
それからずっとぼっちで現在に至る。
今では女という生き物自体が怖い。
つーか人間が怖い。
でも辛うじて大学には真面目に通ってる。
とは言え、1人だけ、未だに交友関係の続いている奴がいた。
そいつは中学のときに同じグループに属していた奴。
名前はSとしておこう。
全部のグループと仲が良い奴って、クラスに1人はいるだろ?
Sはまさにそれ。
いつもヘラヘラしてて愛嬌がある。
ヲタ知識もあって、口下手な俺でも気兼ねせず一緒にいられる。
そしてなぜか結構遊びに誘ってくれるんだ。
だからSとだけは、ほんのたまにだけど遊ぶこともあった。
先日、そいつから突然メールが来た。
『今週の土曜、暇?(晴れマーク)』
Sとは3ヶ月くらい会っていなかったから、ちょうど俺から誘おうか悩んでいたところだった。
俺はすぐに『暇だよ』と返信をした。
すると、『女子2人と飲みするんだけど、お前来ない?』という返信。
女という生き物に恐怖を覚えていた俺は、すぐに断った。
『2人でいいだろ。女はちょっと厳しい』
そう返した。
次のSからの返信に、俺は目を疑った。
『T来るよ(笑顔のマーク)』
Tというのが、その中学時代に好きだった子である。
俺が中学3年間、いやそれ以降も好きだった女の子。
見た目は黒髪ショートカット、まぁいわゆる腐女子だった。
でも可愛かった。
そして何より優しかった。
いつもニコニコしていて、いつも明るく話し掛けてくれた。
俺は一気に動悸が激しくなった。
俺はすぐに飲み参加を決めた。
Tという言葉を聞いて安心したんだ。
中学卒業以来1度も会っていないし、話も聞いたことがない。
でもどうしても会いたかった。
Tなら今の俺にも優しくしてくれると思った。
Tなら女子でも大丈夫と思った。
Sもいることだし、なんとかなるだろうと。
中学は一応俺の黄金期、なんとかなるだろうと。
そして来た、飲み当日。
着ていく服なんかあるはずもない俺は、いつも大学に行ってるときのような格好で臨んだ。
ちなみに上は赤いチェックのネルシャツ。
そして下はジーンズ。
普段から黒縁メガネもかけている俺。
(構うものか、これが今の俺だ)
俺はなぜかTという名前を聞いてから強気だった。
中学時代から1度も接点がなかったのに、あの頃の思い出が一気に蘇り、強気になっていたんだ。
そして、約束の居酒屋に向かった。
通された席にはSと女の子2人が座っていた。
S「お、来た来た」
女の子1「あ、成田くん(俺)だー!」
女の子2「え、うっそ、変わってない!」
(ん?これ、どっちかがT?)
どちらも見るからにギャルだった。
一瞬判らなかったけどすぐにわかった。
片方がTであるということを。
まぁギャルと言っても、睫毛バチバチのキャバ嬢っぽい感じではない。
そうではなく、そうだな、芸能人で例えるなら優木まおみに似ていた。
タレ目なところに、微かに面影が残っていた。
そしてちょっとアニメ声っぽい感じの独特の甘い響き。
俺の斜め前に座る女の子1は、紛れもなく中学時代に好きだったTだった。
ちなみに、もう1人の女の子はTの友達らしく、俺もSも知らん子だった。
黒髪で地味そうな感じで、あまりしゃべっていなかった。
そこからの俺のテンションの上がり方はすごかった。
ここ数年でこんなにもベラベラと会話をしたことがあっただろうか。
酒の力もあってか、俺はたぶんSよりも多く話していた。
会話の主導権を握っていた。
Tも昔から明るくてしゃべるタイプだったから、会話はやっぱり弾んだ。
中学の時のあのノリが戻ったように思えた。
目がなくなる感じの笑顔も変わらなくて、本当に可愛かった。
だが俺は次のSの言葉に耳を疑った。
S「T、彼氏元気?」
T「うん、元気だよ~。おかげさまで3年だよ!超ラブラブだから」
S「マジか~。結構続いてるなぁww」
(・・・なん、だと?)
Sのその言葉がきっかけとなり、そこからTの惚気話が始まった。
俺はというと、さっきまでのテンションはフェードアウトしていき、苦笑いを浮かべながらチビチビ酒を飲むモードに入っていた。
もう皆酔ってて、そんな俺の暗いムードには微塵も気づいちゃいなかった。
ただただTの惚気話に盛り上がっていた。
Sが便所に立ったついでに俺もついて行き、俺はSを責めた。
俺「おい、Tに彼氏いるって知ってたのか?」
S「知ってたよ。てか、いつからの話だよ」
俺「俺は知らなかった」
S「いやいや話したってwww」
俺「絶対聞いてない」
S「いや、別にいてもいいじゃん。奪え奪えww」
俺「いや、ありえないから」
S「T結構酔ってるし、いけないこともないかもよwwww」
確かにTはかなりのペースで酒を飲んでて完全に酔っ払っていた。
そこからはまた元のペースに戻っていき、俺もいつの間にかテンションがまた上がっていった。
酒入ってて良かったと心から思った。
飲み放題もラストオーダーの時間になり、ここでTの友人の女の子が帰った。
そして俺、S、Tの3人が残る。
S「このあと、どうする?」
俺「もう11時だし帰るか」
T「え、カラオケ行こうよ!カラオケ!」
S「おお、いいねぇ」
T「ね、いいでしょ、行こう行こう!成田くんも!」
というわけでカラオケに移動。
そのカラオケは結構寂れてた。
チェーン店ではない。
カラオケに到着。
とりあえず2人から、歌え歌えと進められる俺。
酔っていたこともあり、俺はテンション高く曲を入れた。
曲は『未来への咆哮』だ。
メンツがメンツなだけになかなか盛り上がった。
次にTがシェリルの歌を歌っていた、曲名はわからん。
昔から歌が上手いのは知ってたが、もっと上手くなったように思えた。
そして次はSの番・・・のはずなのだが、そのときコイツが突然思いもよらないことを言い出した。
S「わりー。兄貴が迎えに来たっていうから俺帰っていい?」
俺「あ?なんで迎えに来たんだよ」
S「いや、メールしててさぁ。近く通りかかったらしいから、そんな流れに」
俺「何言ってんの?帰ってもらえよ」
S「いや、無理でしょwww兄貴怖いから無理wwwwwww」
意味わからんと思った。
まぁ冷静に考えれば、Sは俺のためにセッティングしてくれたわけだよな。
やり方へったくそだけど。
俺は必死でSを止めた。
(普通にヤバい、無理だ)
Tとは確かに中学時代は仲が良かった。
だけど時代は変わったし、何より、いくらTでも女の子と密室に2人だなんて俺の人生にありえなかったこと。
怖かった、手が震えた。
どこか興奮している自分もいたが、恐怖の方が強かった。
Tは俺たちのやりとりなんてどうでもいいようで、のんきに次々1人で歌っていた。
まもなく、結局Sは逃げるようにカラオケを立ち去った。
Tも上機嫌に、「ばいばーい」なんてSに手を振っていた。
さっきも言ったが、このカラオケは本当寂れた感じで、昔からいるオッチャンと学生アルバイトがエプロンして営業してる。
監視カメラも付いていないはずだ。
たとえ付いてたとしても、そういう行為に及んだところで問題にはならないだろう。
そんなカラオケだった。
Sが出て行き、Tの歌っていた曲が止まる。
部屋は結構広くて、俺の座っている場所とTの場所は結構離れていた。
曲が止まり、少し沈黙があってから、Tがデンモク片手にこっちに来た。
T「成田くん歌わないのー?」
俺「いや、え、T歌っていいよ」
T「えーやだやだぁ。成田くんの歌聴きたい!」
俺「う、うん、じゃあ交代交代で」
俺は曲を入れると、心臓バクバクさせながら歌った。
Tは俺の隣にぴったりくっつきながら、デンモクを弄る。
わざとか知らんが、盛大におっぱいが当たっている。
曲が終わり、また少し沈黙があった。
Tは次の曲を入れていないようだ。
おっぱいはいまだに当たっている。
俺に腕を絡ませ、そして当たっている。
俺は思い切ってTに言った。
俺「胸、当たってるよー!」
俺なりに、面白おかしく突っ込みっぽく言ったつもりだった。
たぶん声は震えていた。
T「あ、別に当ててないよーwwwあたし胸ちっちゃいの。Aカップしかないの」
俺「お、おうふ、え、え、Aカップ、当たってるよ」
T「あははー、いいじゃん別にぃ。そんなに嫌がるならもっとくっつくぅ」
俺「いややめて、マジで離れて!!!」
俺はTを思いっきり引き離した。
T「ちょっとひどいー。マジで嫌なの??」
俺「嫌とかじゃなくてマズいっしょ。彼氏いるんっしょ!?」
T「うんー。いるよぉ。でもいいじゃん」
俺「いやいやいや、なんでいいのか分からないし」
T「ダメ?あたしじゃダメ?あたし可愛くない?ダメ???」
もう完全に酔ってる感じだった。
俺を好きで俺に絡んでるなんていうそんな雰囲気じゃない。
プレイガールになりきってる、そんな雰囲気だった。
もともと普段から下ネタを話すタイプの女ではあったが、酔うとこんなにまずい状態になるだなんて。
だが裏腹に、俺の息子は既に反応していた。
隙を見計らったように、俺の膝の上に乗るT。
向…