離婚した母親と新しい彼氏とのエッチを見てしまった
2024/12/18
私の母に彼氏ができたことを兄がわざわざスマホで連絡してきました。
「ほんとなの、それ」
私がすぐに信じられなかったのも無理はありません。
5年前父と離婚してからと言うもの母は、これまで仕事一筋で生きてきて、華やいだ話ひとつ、耳にすることはありませんでした。
私たち兄妹や身近な親戚の人たちからいくら再婚をすすめられても、乗り気になったことは一度もありませんでした。
母はパートで天麩羅屋の厨房で働いています。盛りつけから皿洗いまで何でもこなします。
私も兄も社会人として働いていて、裕福ではないけれど経済的にこ困っているという状態ではありませんでした。
化粧っ気もなく、きれいな服ひとつ買おうとしない母をみていると、はやくいい男性の出現を私たちはまちわびていました。
そんな時、兄からの電話です。私はまるで自分のことのように歓びました。
なんでも、天麩羅屋に来る常連さんの一人で、前から母のことが気になっていて、その男性は店の主人と碁仲間だとかで、ふとした折に母の事を話したところ、主人の方から口をきいてくれたらしいです。
そんな経路を聞くと、信頼できる相手のようで、私はまだ見ぬ母の彼氏を早く見たい気持ちになりました。
夜、母が帰宅し、私の作った料理を食べ終えた頃を見計らって、私は切り出しました。
「ねえ、母さんに恋人ができたらしいわね」
すると母は、50半ばだと言うのに小娘のように頬を赤くしました。
「誰がそんなこと言ったの。いないわよ、恋人なんて」
「私にはほんとのこと言ってよ。天麩羅屋のご主人の紹介なんでしょう」
それを言うと母ももう、ごまかすことができなくなって黙ってうなずきました。
「よかった。母さん、おめでとう」
「まだそんなこと言われるような時期じゃないわ」
「相手の人は、お仕事は」
「居酒屋を経営されているの」
「ま、いいじゃない。母さんも一緒に働けるし」
「うん。彼もそう言ってくれるのよ」
「ねえ、ぜひ今度、家に連れてきてよ」
「彼がどう言うかしら」
母は言葉をにごしました。
しかしこれまで疲れ切って帰ってきたときの母にはない、明るさのようなものをその顔に認めた私は、母が本気でその人のことを思っているのを確信しました。
兄にもそのことを話すと、彼もぜひ家に招くように母に促しました。
母がその彼を家に連れてくると言ったのは、それから三日後のことでした。
じつはすでに母自身、彼の家に招かれており、彼の娘さんにも気にいられたと私にうちあけてくれた後のことでした。
今度の日曜がその日に決まりました。
前日に私が、母と彼氏が合う部屋を念を入れて掃除しているところに兄がやってきました。
兄は私の耳に口をあて、小さな声でいいました。
「当日、この押し入れに隠れて、二人の様子を観察してみろ」
「どうしてそんなことを」
「俺たちがそばにいたら、相手もなかなか本音をだせないだろ。二人だけにして、好きなようにさせるんだ」
「私がそれをやるの」
「俺は家族を代表して挨拶しなくちゃならない」
私は最初はそんなことと否定的になっていました。が、相手は母と一緒にになると、私たちの父親になる人です。兄の言葉どおり、本心を知っておいたほうがいいかもしれません。
「わかった、やってみるわ」
そして当日、母が彼を迎えに家に出るのを待って私は、その部屋の押し入れの下に入りこみました。30分ほどして玄関がざわつき、やがて二人が部屋に入ってきました。
兄が簡単に挨拶をして部屋を出ていきました。
「いい息子さんですね。妹さんは」
「急に用事ができたとかで、ちょっと出ています」
「そうですか。会いたかったな」
優しそうな口ぶりに、私は好感をもちました。
しばらくの間二人は、お茶をのみながら、世間話を交わしていました。
やがて沈黙が訪れ、室内が奇妙に静かになって私もまた息をこらしました。
と、何かを引きずるような音がしたかと思うと、母の荒い息遣いが聞こえ、二人の小声のやりとりが続きました。
がそれが唇のたてるチュッという音に変り、そして衣擦れの音がした後、肌の上を何かがすべる音がきこえ、母が小さく「ああ」と声をたてました。
私は押入れの中で緊張しました。
襖の向うで二人がはじめたことがすぐに理解できました。
私は迷ったあげく襖をわずかにあけました。
すると彼と母の絡みあう脚が隙間からうかがえました。
二人きりになって、こみあげる欲情をおさえきれずにかれらが走った行動を、私は責める気持ちにはなれませんでした。
むしろ彼も母も、自分の気持ちに正直に従ったのでしょう。
私は尚も襖をひらきました。母はこちらに裸の下半身をむけています。向こう側から彼が母の太腿をもちあげるようにして左右にひろげ、その間に自分の腰を押し付けて行きました。
その際ちらと、彼の屹立した肉がみえました。
その瞬間、母が抑えきれずに声をあげてしまいましたが、私の耳にはそれは、二人の愛を告げる鐘の音のように響いてきました。