朝の電車で出会った綺麗なOLさんとのドラマのような体験談 2

2023/12/30

しかし会社に到着すると、なんと早速一件入っていたもんで、かなりテンション上がった。

『時間間に合ったぁ??今朝は本当にゴメンね(>人<)

かなりはずかしいんだけど!どうか忘れて?!あ、そうそう。

名前は涼子です☆今さらだけどね』

みたいなメールだった。

名前は米倉似ということで涼子さんにしとくわ。

これっきりと思いきやいきなりメールを送ってくれた奇跡に舞い上がった俺。

『どーも!これから宜しくお願いします!』

『アハハ 何が「これから」だよぉ。

毎朝アタシにあれをやれって言うのぉ?!?』

『い、いや…そういう意味じゃなくて!ごめんなさい…』

『ま、気が向いたらサービスしたげるー なんてねウソだよ キャー^^』みたいな。

携帯のメールって素晴らしいよな。

時間は自分主体だから冷静に文面考えられるし、離れてるのもあってちょっと大胆なメールも打てる。

涼子さんは完全にそういうタイプだったみたいで、

おいおいマジ?ってな大胆メールが入ってきてたんだよね。

これはちょっと誘えるんじゃないか?といい気になってしまった俺は、

『せっかくだし今日夕飯でも一緒に食いませんか?』と強気のメールを送ってみる。

しかし返事は来ない…やっちまったorz

ま、そうだよな。

そりゃあんなことがあっただけの俺の誘いにのるはずがないよな。

しかし、昼休みに入ると奇跡のメールが!!

『うん!今日は予定ないからいいよぉー(^▽^) 今日は金曜日♪ルン』

マジ!?

どんな流れだよと思うかもしれ(ry

今こうして思い返してみても、朝電車であんなことがあっただけの繋がりの俺と会ってメシを食うとかって、結構ありえないと思うんだけど、あの時は全然普通に誘えたし、涼子さんも普通に乗ってきた。

たまたま金曜日だったってのもでかいな。

土日休みの企業人にとっては、金曜日は遊ぶためのスペシャルデーだからな。

そんなわけで夜、俺は定時30分過ぎたくらいであがってギンギンになって待っていたけど、案の定涼子さんは忙しいらしくなかなか現れず。

何度も謝りのメールが来たよ。

でもそれも仕事の合間を縫って打ってきてくれてるのかなぁ…と思ったり、

とはいえ実際は冷静になって面倒くさくなってきてるのかもしれないなぁ…と凹んだり、

もうこれで何杯目だよ、ってコーヒーに手をつける頃やっと涼子さんが現れた。

「オウ待たせたな・・・ってほんとゴメーン!今日は一杯おごるから!」と、声も朝よりだいぶ明るく、テンションも高い。

もともとは元気のいい人なんだなあというのを実感したね。

ということで、駅からちょっと離れたこ洒落たダイニングバーへ。

店に向かって歩きながら、何でこんな妙な流れになっちまったのだろう、と悶々と考えてたよ。

すぐに話が尽きて気まずくならないか、とか。

でも涼子さんはそんなのおかまいなしにあっけらかんと色々と話題をふってくる。

大人、なんだな。

俺みたいにウジウジ色々考えずに、いや、考えてるのかもしれないけど態度に出さないんだよね。

凄く大人でかっこいい女性だなって思った。

で、乾杯。

米倉似のお姉さんが生中ゴクゴク飲み干すのは見ていて爽快だったな。

簡単な自己紹介から始まった。

涼子さんの年は27歳で、予想通り、大手保険会社総合職のキャリアウーマンだった。

すげえすげえ言うと、

「全然凄くないよ。

夜も遅いしストレス溜まるから正直事務職にすれば良かったなんて思ってるよぉ。」とのこと。

LifePursuitってか?人生の追求って難しいね。

俺からしてみればどんなに激務でもボーナスが何ヶ月分も出るだけで羨ましいってなもんですが、そんなもんなんかいね。

女性総合職ってだけでも大変だろうに、そうやって5年以上働いているだけでも凄い、

と褒めると、お姉さんはニコーッて笑って「ありがとね、孝クン」とはにかんだ。

うわ、かわいいなぁ。

しばらくお互いの仕事や、地元の話、休日の話なんかをしていたんだけど、やっぱり興味は今朝のことに向かうよな。

俺は基本的にそんなに酒が強いわけではないので、ビール2杯も飲むとかなりいい感じに酔うことができてセクハラも出来るようになる(笑)。

大胆な台詞も吐けるようになってきた。

「涼子さん、凄い綺麗だよね。

もてそうだよね??」

とか、

「涼子さん、スタイルもいいし、髪も綺麗だよね!」

とか。

そのたびに涼子さんは大人の余裕で、

「ハイハイ、ありがとうね。

彼女に悪いからそんなことあんまり言うんじゃないの」と諌めてくる。

「彼女なんてもう何年もいねーよ!うぅ、古傷が…」

「また大げさな。 ホントは?」

「先月別れました…」カミングアウトすると、

「うそつきぃー」と、人差し指でほっぺを突いてきて、かなり萌えたぜ…。

気をよくした俺は、現状以上に酔ったフリをして、「えっと、涼子さん今朝の続きしてよ?」と勝負に出た。

・・・というか勝負も何もストレートすぎるなw

でもそのときの俺はタイミングを計って勝負に出たつもりだったんだyo!

「なによぉ…今朝の続きって??」

「俺のにもたれかかってくる涼子さん☆」

「もぉ!ちょっとー、何言ってるの君はー」

笑う涼子さん。

まだ冗談交じりな感じなのでもっと攻められるはずだと判断した俺は、

「お願いだよぉ。

朝メッチャ興奮したんだよー、責任とってよー」と、お願いする俺。

「アハハ、何の責任だよ。

ったく、調子いいんだからー」

でも、その涼子さんの手が、ふと俺の手を握った。

内心ドッキドキで「どしたの?」と聞くと、

「ん?あったかそうだなと思って」

そう言う涼子さんの目がスッと細くなった。

それは凄く色っぽくて、エロモードに入ったんだと俺は解釈した。

「でも涼子さん、こんなことしていいの?彼氏とかいないの?」と聞くと、

「彼氏?いるよ」

そうやって簡単に言い切る彼女はやっぱりかっこよかったな。

俺も今では学生の時ほど、彼女っていう枠に縛られなくなってきてるけど、それでもやっぱり浮気とか抵抗あるもんで。

まぁこれは人によるのかな。

「彼氏いるのに…いいの?俺、涼子さんのこと誘っちゃって、いいの??」

「ん?彼氏いるとかは…問題、ないと思うけどさ」

「じゃ、涼子さん続きー。

誰にも言わないから!」と食い下がる俺。

「アハハ、誰に言うのよ。

共通の友達もいないでしょうに」

そう言って涼子さんはしばらく宙の一点を見てたんだけど、

「ハァ、ま、いっか」と、天使のため息と共に呟き、

「しょうがないなぁ孝クン。

ちょっとだけだぞ。

誰にも内緒だよ?」

え、何を?つかマジ??なんだ??

「ちょっとだけ復習してみよっか?アハ」

もうその一言でbehardだ。

「う…うん…」

「あー!何急に大人しくなってんのよぉ。

アンタが言い出したんでしょー??」

確かにその通りなのだが、ビビッてると思われたくない俺は、ついムキになって、

「別に大人しくなってねーよ!じゃ、じゃあ出ようよ」

なんて言ってしまう。

でもそんな俺に対して、涼子さんは

「アハハ、焦らない焦らない」

とかなり余裕だ。

会計を済まし何となく手をつなぎながら店を出たよ。

ふところも、手のひらもあったかい。

年上のお姉さんと手つないでるんだなーってだけで何だか幸せだ俺は…。

でも、もう我慢できないw

なんかラブホ行ってセックスするとかって感じでもなくてね。

とにかく涼子さんは座り俺は立ち、つまり電車内と同じ目線で今朝の続きが出来ればいい、

むしろそれがしたい!って気分だったから、別に改めてラブホに行く必要性もなかった。

そこで一番手近にあるパーソナルスペース、それはトイレだよな。

その店は、とあるオサレビルのテナントの一角だったので、トイレ自体は店の外、そのフロアと上下のフロアの踊り場に共通のオサレトイレがあったんだな。

<続く>

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