あの時最後までしてれば良かったかなー?

2023/11/26

数年前から田舎に帰省すると、小中の同級生10数人で飲み会をするようになっていた。

招集は男女別々のルートで連絡していたが、男子に連絡してくれるのがYだった。

Yは当時、くりっとした丸い垂れ目がかわいく、体つきも小柄で線が細い男の子だった。

幼い頃から無駄に発育が良かった私は、小さな男の子だなーという印象しかなかった。

中学校を卒業するまでYとの接点は特になく、会話らしい会話をした記憶がない。

ちなみに、私は父親に「いやらしい身体つき」と言われたことがあり(トラウマ)、4歳から小6まで水泳をしていたせいで肩幅があり、胸も小学高学年から大きかった。

初めてブラをした時でCカップあり、そこから順調に成長し、20代はFだった。

30になったくらいで少しダウンしたもののEはあるので、胸元のあいた服や、身体のラインがわかるものを着るとセクシーになってしまうのが悩み。

顔は丸顔童顔で「癒し系」と言われる。
性格は明るく、とにかく笑えることが好き。

一見大人しそうに見られるのだが、けっこう口が達者でドギツイとも言われる。

自分のキャラと合わないこの身体が、子どもの頃からコンプレックスだった。
大人になってようやく諦めはついたものの、中学の頃は本当にいやだったのだ。

それから15年ほど経って再会したYは、身長は180㎝近くあり、肩幅も広くなり、男らしくかっこよくなっていた。

相変わらず可愛らしい目をしてたが、ヒゲが濃くなっていて、髪がすこーし薄くなっていてビックリ。男だなーと思った。

服のセンスがよく、酒好きなところやノリの良さ、ちょっと意地悪な性格が好印象だった。

ほかの子に聞いたら、高校からモテてて、サッカー部時代はファンクラブまであったとか。

そこまでかっこいいかー?と面食いの私は思ったが、田舎なのでそんなもんだろう(笑)

とは言っても、子ども時代の9年間をともに過ごした仲間。
Yに限らず、他の男子も30歳をすぎた今でも、ただの同級生でしかなかった。

そもそも私には東京に大好きな彼がいたし、Yにも5つ以上年下のかわいい彼女がいた。

私の彼は人もうらやむイケメンで、自分には本当にもったいないくらいだったが、彼は私のことをとても大事にしてくれ、仲はよかった。

でも実のところ、その彼ともマンネリぎみでセックスレスだったので、男性がいる飲み会ではちょっといけない妄想を抱くことも、ままあった。

Yは、同級生飲み会がはじまった当初から誘えば必ず来てくれた。
当日残業でも、翌日仕事があっても必ず参加してくれ、最後まで残っていた。

いくら眠くても、「帰るなー!」と酔った私や友人に絡まれると、
「えーー?ねみーよー」と言いながらも、いつも最後まで残ってくれたいいヤツだ。

いつだったか「○○さん(私)の誘いは断らないことにしてんの」と言われた。

友達を大事にするやつだから他意はなかったと思うのだけど、そこは女なのでちょっとキュンとしてしまった。

数年前の1月のことだった。
いつものように15人ほどで、居酒屋で飲んでいた。

三軒目のカラオケに行った頃には日付が変わっていたと思う。
1時か2時か、そのあたり。

メンバーは私、A子、B男、そしてYの4人。

カラオケ好きのA子とYは歌いまくっていて、カラオケが苦手な私はぐびぐびお酒を飲みながら、B男と話していた。

B男はA子が好きだったので、A子を落とすにはどうしたらいいかを聞いてきていた。

同級生の中では姉御キャラみたいな私は、恋愛相談をされることが多かったのだ。

カラオケで黙々と飲んだせいで、そこからの記憶が曖昧なのだが…

誰が言い出したのかわからないが、4人でビジネスホテルに泊まることになっていた。

当時私たちは31歳。全員独身だったが、
大人になってもこんな飲み方をするとは…と、わずかに頭をよぎった気がする。
(※この辺から記憶がかなり曖昧)

カラオケでコーヒーを飲んで酔いを覚ましたB男が、フロントで2部屋借りてくれた。

それから4人でひとつの部屋に行き、朝までおしゃべりしよう!なんて言っていたが、私はぼんやりしか覚えていない。とにかく眠かった。。

部屋に入るとすぐにYが「ねみーー…」と言いながらシャワーを浴びにいった。

3人で「えーーー?!」と驚きつつ、
Yは明日仕事なので仕方ないよね、とか
おしゃべりしていたが、私はほとんど覚えていない。

シャワーを浴びたYはホテルの浴衣を着て
「俺、仕事あるからもうギブ。おやすみー」
と言ってベッドに倒れて寝息をたて始めた(気がする)。

私も眠くて仕方なく、ぼーっとそれを見ていた(気がする)。

ここで記憶がスコン!と抜けているのだが、
気づくとA子とB男がいなかった…

男と二人きりのホテルの部屋。
おいおいおい、これはやばい!と思った。

A子に電話をかけたが出ず、
もうひとつの部屋に行こうにも部屋番号がわからず。

A子からもB男からも電話はない。
そこで、B男がA子を口説きたがっていたのを思い出した。

二人の邪魔をしにいくのもなぁ…。
もし、もう事がはじまってたらなぁ…と思い、その部屋に残ることにした。

スヤスヤと寝息をたてているYは寝ているから大丈夫か!
という結論に達したのだった。。

今思えば、この選択が間違っていたのだけれど。。。

※後日A子に聞いたら、Yが寝たから邪魔しないように3人で別の部屋にいこう!
と言って部屋を出たが、気づいたら私がついてこなかったらしい。

酔ってるA子は「○○ちゃんも寝ちゃったんだね!」と、心配もしなかったそうだ。
B男はA子に夢中だったので、それどころではなかっただろう(笑)

二人はもう一つの部屋で朝までおしゃべりして、本当に何もなく帰ったらしい。
が、後日改めて二人はつきあうことになったので、なんとも不思議だ。

さて、私も寝るか!と、空いているベッドに腰掛けてブーツを脱ぎ、布団に入ろうとすると、寝ているはずのYが首だけこっちに向けてぼんやり私を見ていた。

「起きてたの?」とか「二人がいなくなっちゃった」とか
「もうやってんじゃね」とか、そんな会話をした気がする。

「おやすみー」と言って布団に入ろうとすると、
「きったねーなー。風呂はいれよ」とYに言われた。

なんでこいつにそんなことを言われねばならんのだ?とムカッとしたけど、男に汚いと言われてショックだった私は、
「シャワー浴びてくる!」と言ってバスルームへ。

シャワーを浴びながら、なんだこれ?なんだこれ?と何度もぼやいた。

でも大丈夫、あいつは同級生、友達だし。
なんもないだろ。なにしろ眠いし!朝になるし!と。

酔いはけっこう覚めていたが、アルコールを大量に摂取した明け方特有の
「どーでもいーかー」気分がなかなか抜けない。
思考回路もぐでんぐでんだった。

それでも自分なりに冷静に考えたところ、
私には彼がいるしYにも彼女がいるじゃないか。

Yは同窓生で男として見たことないし
(再会した時はちょっとドキっとしたけど)、
自分はYが好きなタイプではないだろうしとか、そんなことをグルグル考えていた気がする。

彼氏とは数ヶ月エッチをしていなかったので、淡い期待がなかったといえば嘘になる。

まー、ちょっとくらいいいかなー…と、なんとなく思っていたかもしれない。
その「ちょっと」がどのくらいなのかはわからなかったけど。

私も浴衣を着てバスルームを出た。
念のため、いつもは夜しないのだがブラはつけた。

部屋に戻ると再びYは寝息をたてていたので、ちょっと拍子抜けだった。
が、今度こそ大丈夫!安全だ!と、安心してライトを消し布団に入った。

しかし、そこは真冬の雪国の安ホテル。
ベッドの中は冷え切っていて、シャワーを浴びただけの私は
「さむーっ!」とちょっと大きな声を出してしまった。

本当に身体が震えて、肩を抱きながらギタガタ震えていると、隣で寝ているはずのYが「あっためてやるよ」といいながら布団に入ってきたのだ!

私はその時横を向いて、Yに背中を向ける形で寝ていたのだけど、その背中側から躊躇なくすんなり布団に入り、私の頭の下に腕を回すY。

ちょうど腕枕をして、うしろから抱っこされる形になってしまっていた。。。

しまった!これは私が大好きなポジション(笑)。
しかも、すごくあったかい…
素直に「あったかい…」と言ってしまい、Yの侵入を許してしまった。

Yは嬉しそうに「だろー?」と言って、うしろからぎゅっと抱きしめてくる。
酔ってる上にかなりの欲求不満だったので、これはやばかった。。。

「寝てたんじゃないの?」と言ったら、
「お前の声で起きた」と言われた。

私の腰のあたりにはYの大きくなったおちんちんが当たっており、
「なんか当たってるんですけどー(笑)」と言うと、
「そりゃ、裸同然の女を抱っこしてたらデカくもなるわ」って笑ってた。

頭の中で「あー、私でも女として見るんだなぁ」なんて思っていた気がする。

子どもの頃、大人の身体にいち早くなってしまった私は、小柄で華奢な棒っきれみたいな同級生の女子たちに嫉妬していた。

当時モテるのはそういう女の子ばかりで、私はいつもお笑い担当だったから。

自分の無駄にふくらんだ胸や、丸みを帯びた腰が嫌で仕方なかった。
くだらないことで友達を笑わせることで、自分の「女らしさ」を消したかった。

そういうコンプレックスのある私だったので、情けないけど、内心ほくそえんだ。

このくらいいっか…と、心地よいあたたかさの中でうとうとしかけた時、私の腰に回していたYの手がいつの間にか胸のあたりに。

浴衣の上から胸をやわやわと触りだしている。。。

「あのー、この手はなんですか?」と私。
「触り心地を確認してんの(笑)」とY。

なんだそれ…と思ったが、いつも通りの色気のないやりとりがおかしくて、
「あーそうですかー。それぐらいどうぞー」と平気なふりをして身を預けた。

実際30も過ぎてこれくらいで「キャッ!」とも思わなかったし、
そもそも生理的にムリな相手なら布団に入ってきた時点で殴っている。

まあまあアリなYだったから、別にいいか…と思ってしまった。

彼に悪いな、とか、Yの彼女に悪いな、とかも思ったが、
このくらい悪酔いしたノリであることだよねーとか、適当に正当化していた。

内心、男の人に胸を触られるのが久しぶりだったので、素直に気持ちよかったし、それが男友達、それもまあまあイケメンでモテるYというのがちょっと興奮した。

でも、男勝りでツッコミキャラの私は素直になれなかった。
半分眠ってるのかという感じで、もくもくと胸をもみ続けるYに、
「言っとくけど、反応しないからねー」とかわいげのないことを言った。

それがSっ気のあるYには何より楽しかっただろうことは、気づく由もなく。。
Yは「はいはい~」と楽しそうに返事した。

黙々と胸をもむYの指使いは、やわらかく優しかった。
こんなSキャラのくせに、やさしく触るんだなーと意外に思っていた。

私はじんわりその気持ちよさを味わっていたが、Yはもっとしたくなったらしい。

すでにはだけていた浴衣の胸元に手を入れ、更にはブラをずらして直接触れてきた。
私はかなり感じてきていたのだが、意地でも声は出すまい!と耐えていた。

もともとかなり濡れやすい私、すでに下の方は濡れていたと思う(笑)

そんな私をもてあそぶようにYは
「どーしたの?気持ちよくなってきた?」とか、
「なんか息があらくなってるんじゃねーの?」とか楽しそうに言ってた気がする。

今思うと、もう完全にそういうプレーになっている。。。
そして私は、そういう焦らしとか言葉攻めにすこぶる弱いのだった。。

Yも抑えているけど興奮しているのがわかった。
息がハァハァしていた。

相変わらず固いYのおちんちんは、私の腰からお尻のあたりをグイグイと押してくる。
それも何とも言えず興奮した。本当は触りたかったけど、我慢した。

胸の先端にYの指が触れたとき、私は小さく「あっ…」と言ってしまった。

耳元でYが「気持ちいいんだ?」と聞いてきたので、私はだまって小さくうなずいた。

たぶん顔が赤かったと思うが、暗かったのでわからなかったはず。

そこからYの攻撃は激しくなってきて、乳首を指先でくりくりしたりひっぱったり、片方の手は腰回りから下腹部へ、お尻や太ももあたりをさわさわと動いた。

胸への刺激よりも、下半身へのやわらかい指使いがたまらず、恥ずかしいことに、たぶん足をもじもじしていたような気がする。

声は我慢しつづけていたが、明らかに息は乱れ、吐息がでていた。
Yは時々私の首筋にキスをしたり、舌を這わせたりした。

私は首筋が弱いので、その度に「んっ…!」と声にならない声をだし、身体をくねらせていたように思う。

たまに「あん…」とか、小さく言っちゃってた(笑) はずかしい。。

Yは時々私のあごを持って顔を近づけさせ、キスをしようとしたが、
「やだー」とか「だめー」とか言って、断固として拒否した(笑)

キスと挿入だけはさせない!
それが自分を正当化させるために不可欠だったから。
私はなにもしていない。されただけなのだ、と(笑)

誰に言うというわけでもないが、後ろめたさを拭うには、そういう小さな意地が必要だったように思う。。

Yの手はどんどん大胆になり、ついにショーツに手が伸びた。
最初はお尻を大きくなで回していた。
なんてエッチな触り方をするんだ!と思った。

そのうちにしびれを切らしたのか、手が前の方に伸びてきたので
「いや、そこはダメでしょ」と軽く牽制したが
「いやいやいや…」とあしらわられ、
すんなりショーツ越しにアソコを触られてしまった。

「湿ってんじゃん(笑)」と指でなぞりながらYが言った。
恥ずかしくて真っ赤になった私は、「そりゃそーでしょ!」となぜか威張った。

それからしばらくショーツ越しにアソコを触られ、もう片方の手は胸をもみ、首筋をなめられながら談笑していた。

こうやって整理してみると、完全に愛撫されているといか言いようがないのに、その時私は「Yってば、やらしいな。どこまでOKなんだろうか」とか、いやに冷静に考えていた。

というのも、相変わらず二人の会話は色気もなく、
「眠い」だの「こりゃ起きれねーなー」だの「しつこいねー」だのだったから。

そのうちにYはショーツの隙間から指を入れようとしたが、腰をぐいっと引いて、すばやく腕をつかんでやめせさた。

「もうだめー。おわりー。はい、寝るよ。起きれないよー」と、子どもを諭すように言い、Yの手を最初の抱っこポーズにさせた。

Yも相当に眠かったようで「わーった」と納得して、されるがままになっていた。

はだけた浴衣から見えるYの下半身は、完全にテント張っていたけど。
それが妙におもしろくて、こっそりと凝視してやった(笑)

それが明け方4時くらいだったので、半分寝ていた。

後ろから抱っこされる状態に戻って、またYは胸をやわやわ触っていたが、構わず私は寝ることにした。
Yもそのうち寝息をたて、二人で本気で寝てしまった。

7時にYの携帯のアラームで目をさました。
3時間くらいしか寝てなかったので、ものすごく頭が重い。目が開かない。

Yは無言で起き上がりアラームを消し、着替えだした。
私もいそいそと着替えた。
着替えてる最中照れくさく、Yを見ないようにしていた。

「こんな起きるの早いんだ?」とスカートを履きながら聞くと、
「お前を(車で)送ってから職場にいくからなー」というY。

「え?いいよー。私、その辺でバス乗って帰れるし!」と言ったら、
「マジで?それだと助かるわー。あと1時間半は寝れる」とだるそうに言い、着たばかりのシャツとジーンズを脱ぎ、Tシャツと下着だけになったYは、ふたたびベッドに転がりこんで頭から布団をかぶった。

昨夜のエッチな時間を思い出し、なにか「惜しい」気がした私は(笑)、Yの寝ているベッドに潜り込んだ。
服はカーディガンとスカート、足は素足だった。

するとすんなりYは腕を私にまわし、今度は向き合って抱き合う形になった。
そんなに近い状態で顔をみたのが初めてだったので、ドキドキした。
Yは目をつむってウトウトしていた。ヒゲがのびて青くなっていた。

なんか、こういうのいいなー。
付き合いたての頃みたいだ。なんて考えていたら、Yがゆっくりと目を開けた。

鼻がぶつかりそうな距離で目が合うと、Yはものすごいかわいい目で笑って、それからそっとキスをしてきた。

2~3回、触れるだけの軽いキスをして、
満足そうにニッコリしてまた目をつむった。

内心、ギャー!キュン死する!!と思った(笑)
今でもこの時のYの目が忘れられない。

キスを受け入れてしまった私は、寝る前とは違うドキドキ感でいっぱいだった。

二日酔いと寝不足はあったが、さすがにもう酔ってはいないので、この想定外の状況にひたすらドギマギしていた。

なんだ?私ってばYのこと好きなの?いやいや違うでしょ、いいやつだけど…
とか、また自分会議がはじまっていた。なんだか興奮して眠れない。

Yはどうなんだろう?寝たのかな?と考えていると、Yの手がさわさわと動き出した。

寝る前と同様、やさしいタッチで胸をもんでくる。
なんかさっきよりも感じる…。

明らかに感じる… なんだこれは… これは「落ちた」ってやつか?
「あん… あっ、あっ…」と、我慢することを忘れて、素直に感じる私。

反応が違う私に気づいたYは、楽しそうに首筋にキスをしてきた。

それからカーディガンのボタンを数個はずし、すばやくブラをずらすと、少し下に下がって、私の胸に顔をうずめ、舌で先端をなめてきた。

指での刺激しかなかったのが急になめられてびっくりして、けっこう大きな声で「あんっ!」と言ってしまった。

思わず「あん!とか言っちゃったじゃん!」って自分で突っ込んでしまった(笑)

Yは「ははっ。気持ちいーか。そーかそーか」と満足そうに笑っている。

あー、これマズいな。めちゃくちゃ気持ちいいし、最後までしたくなってる…
これはマズい、マズいぞー。と頭では思いながらも、身体は素直に反応し続けた。

私のスカートは布団のなかで太ももくらいまでまくり上がっていた。
まだタイツを履く前だったので、素足にYの足が絡まりつく。

すね毛がじょりじょりするなーと思った(笑)
Yは足を大きく動かして、私の足の感触を楽しんでいた。

Yのおちんちんはまた大きく固くなっていた。
さっきと違って向かい合っているので、私のお腹や太ももに当たっていた。

ショーツの中に手を入れられた時は、もうやめてという気持ちよりも、触ってほしいという気持ちの方が大きかったと思う。

Yはやさしくアソコをなぞり「ビショビショじゃねーか」と言って笑うと、優しい目のままキスをしてきた。今度はかなり深く。舌をからめて。

私も気持ちよくって、同じように舌をからめた。
口の中にYの舌先が当たって、すごく気持ちよかった。

彼ともディープキスはずいぶんしていなかったので、興奮した。
もっとしたい!と思ったけど、怖くなって自分から唇を離した。。。

怖くなって…ってのは、情が移る!と思ったから。

それからYはそっとアソコに指を一本入れてきた。
もう十分に濡れていたので、すんなりと入ってしまった。

入り口付近で小さく出し入れされると、頭がじーんとして、
もうどうでもいいかー…と思い出してきた。

私は「あっ…あっ… 気持ちいい…」と声に出してしまっていた。
Yは嬉しそうに「気持ちいい?」とか言っていた気がする。

部屋にはいやらしい音と、私の声が静かに響いていて、恥ずかしいのと気持ちいいのでぼーっとしてきた私は、Yの固くなったおちんちんをそっと触ってみた。Yは一瞬びくっとなった。

パンツの中でカッチカチに固くなって窮屈そうにしているのが、なんだかかわいそうになったけど、出してはあげなかった。

ここでもまだ無駄な抵抗をする私(笑)

あっちはこのまま最後までイケルと思っていたと思うが、こんな段階になってもまだ私は、挿入はしない!と誓っていた。

男からしたら、かなり質の悪い女だと思う(笑)
自分だけこんなに気持ちよくなって、Yは寝てないのにこれから仕事かーと思ったら、ちょっとかわいそうになった。。

ので、ちょっとサービスしてやろうと思い、パンツの上からおちんちんをなでてあげた。指先でそーっとさする感じ。

Yは急の攻撃に「おっ」と驚いた様子で、身体をそらせた。
上を向いて喉がのびていたので、そこにいやらしく舌を這わせた。

清純ぶっていたが、実は私はかなりHが好きで、せめるのも好きなのだ。
(本気モードになるのを避けていた、というのが正しい)

軽く奉仕してあげよう!と思ったとたんにスイッチが入った。
首筋やあご、鎖骨のあたりまで、舌でそーっと舐めたりキスをした。

Yは気持ち良さそうに目を閉じ「んっ…、はっ…」とか小さくもらしている。

感じてる男の顔を見るのが大好きな私は、もっとしてあげたくなって、胸をさわさわとし、乳首のあたりを中指で丸くなぞるように触った。

Yは「んっ… おまえっ、急にやらしーなー(笑)」と動揺していたが、
私は「おかえしだよ」と笑った。でもおちんちんは出してあげなかった(笑)

いよいよYは入れたくなったらしく、馬乗りになってきた。
布団の中だったから見えなかったけど、気づいたらパンツを下ろしていた。

私の足を開かせると、ショーツ越しに自分のおちんちんを当ててくる。

おいおいおい!いよいよ危ないわっ!と慌てた私は、
「ちょっ!もうダメだって!ダメ、ダメ!」と止めたが、聞こえていない。
腰をクイクイさせて押し付けてくる。あぁ…、気持ちいい…(笑)

それからショーツを指でずらして、直接おちんちんを当ててきた。
ぬるっとしたソコに、固いおちんちんがクニュックニュッと動く。

「ちょっとー!入っちゃうってば!ダメだって!」と止めると、
「だいじょーぶ。入んないよ、入ってないって。ね?」と腰をクイクイするY。

でも顔は真剣になってきていて、入れたくて仕方ないといった感じ。

私も心底入れてほしくなったが、そこは理性が勝った。
(今更、勝ったと言えるのか…)

これ入れたら、彼に合わせる顔がない。。。
「ダメだってのーーー!」と、全身の力を込めてYを押しのけた。

引きはがされたYは、やっぱりなって顔で肩を落とし
「スンマセン…」と言って、
ビンビンになってるおちんちんを大人しくパンツにしまいこんだ(笑)

あーーー、ごめんね。。。って思ったけど、そうするしかなかったもの。

それから「そろそろ行かなきゃだわー」と言って、顔を洗いにいった。

身支度をしながら急激に襲う罪悪感にうんざりしながら、
「彼に悪いもん。Yだって、彼女のこと考えない?」と聞いたら、
「俺だって考えないわけじゃない」と言った。

ああ、これで良かったんだよな。と、何とも言えない気分だった。

ホテルを出てバス停に行くまでほとんどしゃべらなかった。
1mくらい離れてお互いに上着のポケットに手をいれて歩いた。

私の実家に向かうバスの停留所につくと、Yはポケットから手を出して
「じゃ、またな!おつかれー」といつもの調子で笑って言った。
私も笑顔で「うん、仕事がんばってー。バイバイ」と手を振った。

なんだか切ないなーと思いつつ、友達のままでいれるような気がしてホッとした。
その後メールで「なかったことにしよう。ま、楽しかったし!
これからも友達でよろしくー」的なことを互いに言って終わった。

半年後の夏にまた同窓会で会った時も、私はちょっと緊張したが、お互いとくに何も言わなかった。
また朝方まで飲んだけど、なにもなかった。

なんとなく残念な気がしたのは、相変わらず彼氏とはセックスレスだったからかも。

Yを男として見るようになってしまったけど、好きになるというわけでもなかった。
だけど、またあんなことしたいなーってのは正直あった。

それから半年に1回のペースで帰省の度に何人かで飲んでいるが、あんなことがあったにも関わらず、お互いまったくなかったこととしている。

先日、GWに帰省した時の飲み会ではYと私を含めて4人だった。
三次会まで行ったが、二次会で隣に座ったYは時々足を触ったり、手を握ってきた。

帰りのタクシーの中でもそうだったが、それ以外はしてこなかった。
ちょっと残念に思う自分がいる。

こんなこと思うなら、あの時最後までしてれば良かったかなー。。

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