俺の中学時代の体験談を…8
2022/02/11
今回えっちな話が非常に淡泊になってしまって
それに至るまでの話が長くなってしまってるので気になる人は読み飛ばしてください
すいません
いきます。
修学旅行の余韻に浸っている暇はなかった
修学旅行から2、3週間あとだったろうか
彩名に放課後呼び出された
俺「俺、部活あるんだけど」彩名「いいから!」
俺は彩名に連れられて俊之とのいざこざがあった畳教室に行った
千秋と麻美が既にぶ然とした表情で中にいた
彩名「見て」
彩名が千秋の制服の袖をまくり上げた
痛々しいひっかき傷と貼られた絆創膏が目に入った
俺「千秋っ…それどーした!?」
彩名「△△中の女とやり合ったの」
△△中は隣の中学校だ
昨日千秋が駅前をうろついていると何やら△△中の女子3人が千秋をクスクス笑ったらしい
千秋は無視したが相手は逆にそれが気に入らずに因縁をつけてきた
そしてその中の1人と軽くやり合ったんだそうだ
俺「お前、バカ…大丈夫かよ?」千秋「大丈夫だよ…ありがと」
千秋はぎこちなく笑った
麻美「その女ってのが前からムカつく女なんだよ」
彩名「高橋ってんの。文化祭にうちの学校来てたんよ、ブサイクな男連れて」
麻美「うちの学校にタバコ捨ててってさ、あたしが見つけて吸い殻持って帰れっつったらシカトして逃げんだよ」
彩名「宣戦布告してきたから」
彩名「明日の7時からあいつらとやるから。○○も来てよね」
俺「俺も!?なんで!?」
麻美「高橋が男連れて行くって言ってるらしいからさ。こっちも連れてくの」
俺「俺よりもっと血の気多い奴いるだろ!」
彩名「最初は頼んだよ。でも○○のが強いってうちらも○○のが頼りになるし」
厄介なことになった
確かに俺は喧嘩は結構強かった。だが決して喧嘩は好きじゃないし、
タイマンみたいな本格的な喧嘩はしたことなかった
他の連中はめんどくさがって俺に押し付けたのだ
彩名「絶対来てよね!うちらが男相手にボコられるかもしんないから!」
分かったよとしか返事のしようがなかった
次の日の午後6時半
4人で待ち合わせしたあと決戦の場となる公園へ向かった
彩名と麻美はやる気満々でどーしてやるかと息巻いていた
だがやられた当の本人の千秋は違った
公園への道の途中、千秋は俺にごめんねと小さく言った
千秋は明らかにビビっていた。千秋がやんちゃなのは見た目だけで中身は子供っぽい千秋のままだからだ
俺は千秋の手をギュッと握ったまま歩いた
公園に着くと相手は既にいた
あっちも同じ女3人男1人
男数人で来られていざとなったら複数対を覚悟していたので少しホッとした
しばしの女同士の言い合い
激しい罵り合いに少し圧倒された
男「さっさとやれば?」
相手の男がめんどくさそうに言った
高橋「うちも思った。オメー1番ムカつくから出て来いよ!」
指名は千秋でなく彩名だった
彩名「上等だよブス!」
自然と周りが退いていき真ん中に2人が残された
俺「ちょっと待った、あの…ごめん名前分かんないけど指輪は外そう。彩名も」
男「テメー人の女に話しかけてんじゃねぇよ」
高橋「いいから!外せばいいんでしょ」
俺「あとここまで来たら止めないけどただ目と頭だけは狙うな。髪の毛も。無駄なケガはしない方がいいから」
彰「仕切ってんじゃねーよ!好きにやらせろ!黙ってねーと殺すぞ!」
この言葉に俺はキレた
恐らく今日に至るまでもここまでキレたことはなかった
俺「お前、目の前で自分の彼女がやり合うってのになんとも思わねーのかっ!それでも男か、このボケがっ!俺がお前殺すぞ!!!」
彩名も麻美も千秋も呆然としていたと思う
こんなに俺がキレたのを3人とも見たことがなかった。俺もなかった
そこからはもう俺と相手の男とのしばき合いだった
ものの何発目かの俺の掌打が相手の顎に入った
完全に偶然だったが相手はぐらつき俺は組倒してマウントをとった
その後は揉み合い、お互いさすがに疲れて動けなくなって自然に終わった
もう女の子達は目の前の男同士のガチ喧嘩に圧倒されてか戦意を失っていた
あとは女子達が話し合ってなんとか和解したらしい
俺は呼吸を整えようと離れた所でウダウダしていた
相手の男も似たような感じだった
話が終わった3人が俺に駆け寄って来た
彩名「大丈夫?終わったから!○○格好良かった?!」
麻美「いや?マジ男って感じ!ヤバいわ?!」
千秋「○○ケガしてない?」
俺はおう、と一言答えるのが精一杯だった
○○クール過ぎ?!とかなんとか言われたがただ余裕がないだけだった
帰り道でも俺はもてはやされた。悪い気はもちろんしなかったが
分かれ道に来て千秋だけ1人になってしまうので暗くもなっていたし俺が千秋を送って行くことになった
惚れ直しただの愛してるだの言われて彩名と麻美と別れた
千秋「○○大丈夫だった?どこもケガしてない?」
千秋は歩きながら何度も俺に聞いた
大丈夫だよと言って千秋の頭にポンっと手を置くと千秋はそのまま泣き出してしまった
女の子の涙に免疫がない俺は慌ててしまってとりあえず飲み物を買って近くの神社に千秋を連れて行った
境内に腰掛けた千秋はまだしゃくりあげている
千秋「ごめんね…○○ごめん…あたし怖かった…」
大丈夫だから、気にしないでと何度慰めても千秋はなかなか泣き止まない
俺は困ってしまってぎこちなく千秋の肩を抱いた
千秋はそのまま俺に抱きついてきた
千秋はギュッと力強く俺を抱きしめた
痛てっと俺が軽く声を上げると千秋は潤んだ目で俺を見上げた
千秋「どこ痛い?どこやられた?」
俺は目の下あたりと口の端を差してあとは青あざになってる感じが何個か、と答えた
千秋はスッと顔を寄せて俺のやられた箇所にキスをした
痛くないように優しく吸い付き傷を癒すようにペロペロと舐めた
突然のことに驚いたが千秋の優しい舌遣いに気持ちよくなってきた
俺は顔を動かしてキスを求めた
千秋も俺の唇に吸い付くように求めてきた
次第に舌を絡め合い俺達は激しく、それでいて優しくキスをした
千秋「体は?痛いとこ言って?」
キスをしながら千秋は言った
俺はTシャツをまくり上げてあばらとわき腹の辺りを示した
千秋はまたそこに優しく吸い付いた
青あざ特有の鈍い痛みと千秋の心地よさとで不思議な興奮に俺は勃起した
千秋もそれに気付いたようでゆっくりとズボンの上からモノを撫でた
千秋「ここも痛いの?」俺「うん…痛い」
千秋はクスリともせず真面目な顔でズボンのファスナーからモノを引っ張り出した
千秋の暖かい口の中に包み込まれていく感覚はなんとも言えない快感だった
千秋の頭を撫でながら俺は快感に浸った
人気の全くない神社の境内にはやらしい音と虫の声だけが響いていた
千秋の舌は別の生き物のように絡み付いてきた
程よく力強くそして的確に俺を刺激した
粘り着くような千秋の吸い付きは俺のカリを飲み込むかと思う程だった
すぐに射精しそうになり千秋に何も言えぬまま口の中に射精してしまった
千秋はちょっと驚いたようにビクッと動いたが何も言わずに舌で精液を拭い取った
千秋は顔をあげてようやくニコッと笑った
俺「急に出してごめん!ちょっと待って…」
ポケットティッシュを探してガサゴソやると千秋は
千秋「もう飲んじゃったよ」
と言って俺の腕にすがりついた
俺「ごめん!」千秋「んーん、おいしかった」
千秋はまたゆっくりと俺を抱きしめた
しばらく何も言わずに抱き合っているとふとだいぶ遅くなっていたのに気付いた
まだ俺といたいと言う千秋に今度2人で遊びに行こうと約束した
千秋の家の前まで手を繋いで帰った
また3日後にはこの家に来ることになるのだが
俺は青あざになったとこを軽く押して確認したりしながら1人家路についた
言われて見れば公園での俺はちょっとカッコ良かったかなとか自分で思いつつも何か気恥ずかしくなった