美容院で玉袋が

2021/06/22

高校2年のときだった。
二十歳ぐらいの美容師志望のあきちゃんというおねーさんと友達だった俺は学校帰りよく美容室の裏の事務室兼、休憩室で、美容師のおねーさん方とおしゃべりをしたりして閉店にになるまでべらべらとおしゃべりをしていたりした。
よく猥談にもなったりして、「こないだ彼氏がイク時に「まま~」って言ったの~」とか、「あそこのラブホテルのオーナーは隠しカメラを仕掛けている」とか、「今日はてっちゃん(おれ)の事考えながらオナニーしよう」とか言っては俺の事をからいながら、だらだらと日々をすごしていた。
俺のほうはそんなおねーさんたちにカッコつけてかなり女遊びはしているような振りをしていた。
その日は閉店後にインターンのあきちゃんの練習台になってカラーリングもしてもらう予定だった。
いつものように学校帰りに美容室へ立ち寄り、だらだらと美容師やインターンたちとおしゃべりしていたら、俺が立ち上がっているときに、突然玉袋に激痛が走った。
「いって~~~・・・・・・」半端じゃない痛さだ。
「ぎゃはははははは」美容士らが笑っている。
店内まで響き渡っている。
目の前のあきちゃんが「大丈夫?wwwww」と言いながら顔が笑っている。
俺はしばらく悶絶「・・・・・・・・いって~」といいながら玉袋を触ることすら痛くて出来ない。
俺のただならぬ痛がり様にそれまで笑っていた美容師たちも笑うのをやめ「ほんとにだいじょうぶ~」と心配そうに顔を寄せてくる。
「あきちゃんなにしたの?」とちょっと年上で落ち着いた感じがなんともセクシーなロングヘアーのゆかりさんが聞いた。
「これをぶつけちゃったんです~」あきはちょっとまずいことをしたなという顔をしながら、手に持っているものをみなに見せた。
それは、店のシャッターを下ろすときに使う金属製の棒で、先がフック状になっていて丁度文字の“J”の形をしているものだった。
どうやら、おれがそれをまたぐ格好になっていてあきチャンはそれを拾おうとしたら、先の“J”型をしているところが丁度俺の玉袋にぶつかってしまったらしい。
しばらくしても、痛みが引かないのと、その俺の玉袋を強打した物体の形状を知った恐怖とで「ちょっと見てくる」といって俺はトイレにゆっくりと歩いていった。
歩くのもままならないトイレでおれはブリーフを下ろし、頭を下げ玉袋を見た。
すると玉袋から出血していた。
痛くて玉袋を触ることが出来ないので、裏側の確認が出来ない。
しかも、傷がどれくらいの深さなのかが解らないので下手に引っ張って傷口を広げる恐れもあった。
とりあえず、事務室に戻ったおれは、「きれてる」というと、「どれくらい切れてるの」とみさきさんが聞いてきた。
「わからない、痛くて裏側のほうまで見れない」と俺は痛みをこらえながら言った。
あきちゃんは申し訳なさそうに小さくなっている。
みさきさんはお店でも指名が多い人気美容師で、美容師たちのリーダー的存在だ。
「ちょっと見てみたほうがいいわよ」とみさきさんが俺に訴えている。
他の美容師たちもそのほうがいいと頷いているようだ。
その美容師らの表情にふざけた表情はない。
店は営業中なので事務室で起きたトラブルとは関係なしに美容師らは接客に忙しい、あきちゃんのようなインターンはシャンプーやら何やらをいろんな客を短時間で接客するので出入りが多い。
そのときあきちゃんは接客に行っていた。
みさきさんとゆかりさんはおれに「見てあげるから脱いでごらん」少しも恥ずかしがっていない模様、むしろ息子を心配する母親のようにおれを優しい目で見つめている。
そこに、ふざけた感じはまったくなかった。
とにかく、玉袋がしびれるようにいたいので恥ずかしかったが心配なので俺はブリーフを脱ぐことにした。
みさきさんとゆかりさんは俺の前にしゃがみこみ、股間を見ている。
おれはズボンを下ろし、ブリーフを脱いだ。
二人の顔が俺の股間に近づいて下から覗き込むように見ている。
ちょうど俺の目線からは、左まがりのチンポで、ミサキさんの顔が少し隠れ、ゆかりさんの顔が左にカーブしているチンポのラインに沿って顔を押し付けているようにもみえる。
「血が出てるわね~」ミサキさんが言った。
「これは病院言ったほうがいいんじゃないの~」とゆかりさんが言った。
そこへ、別のインターンのショートカットのクミエが来た。
接客を終えたようだ。
「な、な、な、なにやってんですか?」とクミエが言うと。
「たいへんなのよ~」と少し上ずった声でミサキさんがクミエにことの成り行きを説明した。
「ちょっと、失礼」と言いながらおれの背後にくみえが回り込んできた。
後ろから玉袋を確認するらしい。
下半身裸で、所謂、仁王立ち、前にはセクシーなおねーさんが二人しゃがみ込み、後ろからくみえがやはりしゃがんでおれの玉袋を覗き込んでいる。
おれはこの状況に勃起こそしなかったものの興奮を覚えた。
無論勃起できる状態ではなかったが。
「ちょっと見ずらいな~・・・・てっちゃん、4つんばいになってくれる?」とくみえが言った。
「そのほうが見えるわね、てっちゃん、恥ずかしいかもしれないけど4つんばいになってみて?」とゆかりさんが俺が4つんばいになるスペースを指差しながら言った。
「4つんばいですか~?」元々そうだったのだが俺は敬語とため口が両方出てくる。
その時々により自然と使い分けていた深い意味はない。
おれは指示されたスペースで4つんばいになった。
早速3人で後ろから覗き込んでいる。
「結構血が出てるわね~・・・・くみえちゃん、救急箱持ってきて」ミサキさんが言うと、クミエは救急箱を取りにいき、「脱脂綿ぬらして持ってきてー」とミサキさんは追加した。
クミエが救急箱と脱脂綿をぬらして持ってくると、「血をふき取るからね」ミサキさんはそういいながら水でぬれた脱脂綿で傷口を拭き始めた。
「イタ、イタイッス!」思わず俺は言葉を漏らした。
「がまんして!男でしょ!」ゆかりさんが叱咤する。
痛かったのだが次第に慣れてきて、冷やしていると患部の痛みが和らぐことに気がついた。
「気持ちいい」と俺。
「こんな時になにいってんの!」とゆかりさんが言ったが、おれは「あ、そうじゃなくて・・・」
「ああ、そういうことね失礼!」
(ゆかりさん)ミサキさんはしばらく傷口を抑えていた。
その間にも美容師たちが事務室を出入りするたびかわるがわる俺の玉袋を覗き込んでは「だいじょうぶ~」等と俺に声をかけては、また、接客に向かうのだった。
「みさきさん、中条様がいらっしゃいました~」とあきちゃんが声をかけてきた。
どうやら、指名客のようである。
「あ、はい」とミサキさんは言うと。
ゆかりさんに交代した。
あきちゃんは心配そうにしておれに誤ったりしていたが、忙しいらしく、店のほうから声がかかり、「あきちゃん、大丈夫だから心配しないで」とゆかりさんは諭すと、あきちゃんは店のほうへバタバタと走っていた。
客が増えてきたたしく、ゆかりさんと俺だけになった。
ゆかりさんは脱脂綿を新しいのに交換しおれの患部にあてがった。
みさきさんは患部に脱脂綿をあてているだけだったのに対し、ゆかりさんは円を描くように動かしていた。
「この辺とか痛くない?」とか言いながら傷口以外の部分を脱脂綿で押し付けていた。
おれは玉袋全体的に痛かったので「全部痛いです」というとゆかりさんは脱脂綿を広げて玉袋全体を覆ってくれた。
そして、円を描くように動かし続けていた。
「どんな感じに痛いの?」
「しびれてて感覚がないんです」
「触ってるの・・・・・・解る?」
「冷たいのはわかるけど・・・」
「あ、そうなの?・・・」だんだん、掌の円運動が大きくなって着たような気がした。
「まだしびれてるの?」
「う・・・うん」おれは、頭を下のほうへ向けて股ぐらを覗き込んでみた。
それまで気づかなかったのだが、ゆかりさんは右の掌で玉袋を脱脂綿で包み込みながら、人差し指と中指で竿の根元をはさんでいた。
「てっちゃん、ぜんぜん、感覚がないの?」
「うん、しびれてて冷たいのしか解らない」と俺は答えた。
おれはゆかりさんに気づかれないように股ぐらを覗き込んでいた。
ゆかりさんの2本の指の腹を竿で滑らせている。
「てっちゃん、本当に感覚がないの?」
「無いよ?」と言いながらも実は感覚は徐々に戻ってきていた。
竿が膨張し始めていた。
「でも、少しおおきくなってるわよ?」
「うそだぁ~!」おれはとぼけてみせた。
そこで俺は初めて自分の股座を覗き込むようにして見せた。
そのときはゆかりさんは竿に絡み付けていた2本指を離していた。
「あれ!?・・・ホントダ~・・・はずかしいから見ないでください・・・・・ゆかりさんに見られてるってだけで立っちゃったみたいwww」
「てっちゃんは、本当にすけべね~だめじゃないこんなときにたてたらww」といいながら、また指が竿のほうに絡み付いてきた。
おれは気づかないふりをしていた。
心の中でゆかりさんの方が絶対スケベだ。
と思っていた。
痛みの方はだいぶ良くなってきていた。
「いって~~~~~」とおれは大げさに嘯いてみせていた。
おれが、感覚がないことをいいことにゆかりさんは竿にその細い指を絡み付けていた。
ざわざわ~という感覚が竿から伝わってくる。
「ぜんぜん感覚が無いの?」
「うん」と言いながら、左手で脱脂綿を持ち替えて右手で竿をさりげなく握った。
おれはまだ当然気づかないふりだ。
ゆかりさんはゆっくりと竿をしごき始めた。
ゆかりさんは、俺に気づかれないように細心の注意を払いながら、最初は触るか触らないかぐらいの力で俺に言葉をかけながら、徐々に握りを強くしていった。
半立ちぐらいにしか立たなかったせいもあり、ゆかりさんは本当にチンポに感覚がないと思い込んだようでもある。
「インポになったらどうしよ~」俺が言うと「そのときはあきちゃんに責任とってもらうしかないわね」そういいながらもゆかりさんの手は動き続けている。
(本当にすけべだなゆかりさんは)
「ですよね~wwwあきちゃんに責任とってもらうしかないですねwww」
「傷口がふさがればいいんだけど」等とゆかりさんは言っていたがそのころには、ゆかりさんの右手の細い5本指は竿をしっかりと握り形を確かめるように愛撫し、脱脂綿越しの左手も同時に撫で回していた。
おれはゆかりさんの手コキをしばらく堪能したが半立ち状態のままだった。
「どう?」とつぜん、ミサキさんが帰ってきた。
ゆかりさんがさっと右手を離し、「あっ!ミサキ・・・て、てっちゃんたってきちゃったのよ~wwww」と何か俺が悪さでもしたかのようないい様だ。
「だめでしょ~?こんなときに~」とミサキさんは俺に注意したのだが、正直、立たせたのはゆかりさんなのに何で俺がと思いながらも「てへへ~」などと照れ隠しをしてみせた。
「もう血、止まったんじゃないの?」とミサキさんが言うと、ゆかりさんは脱脂綿を玉袋から離して覗き込んだ。
「よかった~血が止まってるみたい。」みさきさんが覗き込み「そんなに傷は深くは無いみたいね、絆創膏はっといたほうが良いわ」といって、俺の玉袋に絆創膏を貼った。
そこへあきちゃんが戻ってきて、「どうですかぁ~?」と心配そうに覗き込んできた。
「絆創膏貼っちゃって平気なんですか?wwww・・・ちょっと、かわいいんだけどwww」アキちゃんが照れながら言った。
「はがす時、痛いかもしれないけど仕方が無いわね」とミサキさんは言った。
「もう、ズボンはいていいですか?」俺はいった。
そしておれは、ズボンをはき、彼女らは閉店まで仕事を続けた、時折事務室にやってくる美容師らと「てっちゃん平気?」などと会話をしたりしていた。
閉店後、約束どおりおれはあきちゃんの練習台になり、髪を切り、ヘアマニキュアもしてもらっていた。
ほかには、みさきさん、ゆかりさん、くみえちゃんが残っていた。
最後にシャンプー台で仰向けになり、シャンプーをしている所だった。
「頭、痒いところ無い?」などとお決まりのせりふを言ってみたりしたが、やはり昼の件の話になった。
「今日は本当にごめんね~」あきちゃんは本当に申し訳なさそうにしている。
「まだ痛む?」
「ちょっとね」だがだいぶ痛みも痺れもなくなっていた。
「使い物にならなくなってないかなあ?」
「わかんないwww」そこへゆかりさんがやってきた。
「絆創膏とりかえたほうがいいんじゃないかしら?」
「そうですか?」と俺ミサキさんもやってきて、「そうね取り替えたほうがいいわね。くみえちゃーん!救急箱ぉ~!」
「はぁ~い」店の端っこのほうで何か作業していたクミエちゃんが言った。
早速、ベルトをはずしにかかっている。
俺はシャンプー台に乗せられ顔にガーゼをかけていて見えない。
しかも、あきちゃんがまだシャンプーをしていた。
まったく無防備な上に目隠しされた俺はあっという間にブリーフまで下ろされあらわな姿に。
もはや、ここの美容師らはおれのペニスを見る事には慣れてしまったようだ。
「もってきましたー」クミエちゃんが救急箱を持ってきた。
「じゃあ絆創膏はがすわよ~」ミサキさんの声だ。
「「「うわぁーーーーー痛そう・・・・」」」と美容師ら3人の声が聞こえる。
ゆっくりとはがし始めた。
「イタタ・・・イタイッス」
「ほら、毛が挟まってるから」とゆかりさんの声が聞こえたかと思うとそっと、誰かの手がペニス全体を押さえつけてきた。
メリメリ、メリメリっと音を発しながらゆっくりと絆創膏は剥ぎ取られた。
あきちゃんはシャンプーをしているが手の動きが単調でおそらく俺のペニスに気をとられているのであろう。
「じゃあ絆創膏はるわよ?」ミサキさんが言って、絆創膏が貼られたようだが3人のうちの誰が張ったのかは解らない。
「もういたくはないのかしら?」ミサキさんが言った。
「痛くは無いけれどちょっとしびれてる感じが・・・」と俺しばらく沈黙があったかと思うと、「普通若いんだから立つわよね?」ミサキさんが言うと、「あたし彼氏のちんちん立ってるのしか見たこと無いよー」とクミエちゃんが言った。
俺はここで絶対に勃起はすまいと考えていた。
目隠しされているのとシャンプーされていたのが幸いした、それとこれは治療だ。
と自分に言い聞かせていた。
「あきちゃん、てっちゃん、・・立たなくなっちゃたわよ」ゆかりさんが言った。
「あたし・・・・・・確かめてみます」あきちゃんは手の泡を洗い流し俺のペニスをそっと握った。
ゆっくりとストロークし始めたかと思うと血液がペニスに集中し始めた。
「だいじょぶじゃないですかぁ~」あきちゃんは言った。
「あたしたちじゃ魅力ないのかしら?」
(みさきさん)
「そんなこと無いわよねぇー」とゆかりさんの声が聞こえたかと思うと、一瞬手が離れ、また誰かの手がペニスをつかんだ。
どうやらあきちゃんからゆかりさんにチェンジしたらしい。
ちなみに俺はまだ顔にガーゼを乗せて頭は泡だらけだ。
あきちゃんに比べるとゆかりさんの手コキは握りがやや強くストロークは短めでクイックに上下に動く、無言でまた手が入れ替わり、今後は掌でペニスを撫で回すように、絡みつくように愛撫してきた。
「さすがみさきねー」とゆかりさんの声がしたのでこれはミサキさんだ。
また手が入れ替わり、長めのストロークで亀頭から根元までをダイナミックにしごいていた。
これはクミエちゃんか・・・。
「うふふ」とか「感じるんでしょ?」などといわれながらかわるがわる4人の手コキをされ、俺はあえぎ始めていた。
何しろ、シャンプー台に仰向けで足は開かされた格好なので自由に俺のペニスをいじれる状態だ。
4人がそれぞれ持つ手コキのバリエーションをお互いに誇示するように、カリの部分であったり、亀頭の部分であったり、根元の部分であったり、それぞれの場所で4人のテクニックが披露されていた。
怪我をしている袋のほうへの刺激は控えていたらしく、竿のみへの刺激であった。
「ああ、・・・・・き・・・気持ちいいです。」
「もう、なんとも無いのかしら?」
(みさきさん)
「・・えっ・・・す・・少ししびれてる感じはします。」
「ちゃんと出るか確かめないといけないわね。あきちゃん!あなた責任を持って確かめないと・・・・」ゆかりさんがいった。
いま、握っているのが誰なのかわからない。
「でも、シャンプー流さないと・・・・」アキちゃんの声だ。
そのときは、亀頭部分を掌でこすりながら、片方の手で根元を握り、ぐるぐる回されていた。
もう、このまま発射させてほしい程快感は高まっていた。
「私が流すからいいわ」とミサキさんが言ったかと思うと、その攻撃がやんだので今のはミサキさんだったらしい・・・。
ミサキさんは俺の顔にかかっているガーゼを取り、シャンプーを流し始めた。
もうその時点で、誰かが竿を優しく握り愛撫を始めていた。
「今、イキそうだったのに」俺がミサキさんだけに言うと、「うふふ」と俺を見下ろし、やさしい笑みを浮かべて俺から目線をはずすことなく、シャンプーを流し始めた。
ペニスのほうで今までと違う感覚が走った。
暖かく包み込まれている。
俺を見下ろしていたミサキさんの目が「どう?」と聞いているようだ。
俺は、自分のペニスを見ると上目遣いのゆかりさんと目が合った。
ゆかりさんは赤いルージュの塗られた唇で俺のペニスの亀頭の辺りを包み込んでいた。
ゆかりさんは睨み付ける様な目で俺を見上げ、俺の肉棒を丸呑みするかのようだ。
そして赤い唇はゆっくりとペニスの根元まで降りていく。
根元まで飲み込んだゆかりさんは熱く、よく動く舌をペニスに絡みつけてきた。
おれは4人を見回した。
4人が俺を見ている。
時々見える竿の部分はゆかりさんのルージュで赤くなっている。
ミサキさんはシャンプーを流すのを終了し、リンスをしているところだ。
ゆかりさんは根元までくわえ込んだまま首を回し始めた。
ねじりながらペニスがのどの奥まで飲み込まれしまうかと思う程だった。
「あああ!ぁぁぁ!・・・・・・何をさlkfdls!!?」というと、俺はゆかりさんの口で暴発してしまった。
しかし、ゆかりさんは動きを止めることは無く、首を回転させ、やがて頬っぺたをへこませるほどの吸引を始めた。
「うぁぁぁ・・はぁsfrjぁしえjrl」俺はあえぎ声を上げながら一度頂点に達した後で敏感になっているペニスへの執拗な攻撃に耐えていた。
俺の反応を見てほかの3人は笑っている。
「すごいうれしそうね」アキちゃんが言ったゆかりさんは俺の表情を確認しながらチュパチュパ音を立てて吸い続けていた。
ゆかりさんは一滴も残すことなく俺の精液を飲み干しチュポン!と音を立てて唇を離し、「なんかしぼんできちゃったわねー、あたしのテクニックじゃ物足りないのかしら?それとも、やっぱり、使い物にならなくなったのかも?」とゆかりさんは言った。
え?っと思ったが、俺はしばらく放心状態で黙っていた。
「え~!・・・・てっちゃん感じてたじゃない?」アキちゃんが言いながら半立ち状態のペニスを手に取りながら言った。
「今、イッたんじゃないの?」ミサキさんがリンスを流しながら言うと、「イッてないわ途中でやわらかくなってきちゃったのよ」とゆかりさんが返した。
俺はゆかりさんがなんでそんなこと言うのか解らずに黙っていた。
もっとも、さっきの強引に連れ込まれた快感の激流から抜け出せずに未だ、話をする気力すらは起きていなかった。
あきちゃんは、ペニスの裏筋からゆっくりを下を這わせ俺の反応を見ていた。
ゆかりさんは自分がイカせた事を隠して、俺をもう一度イカせたいのだと思った。
それか、俺が予想外に暴発したのでアキちゃんにイカせるつもりが自分がイカせてしまったのでそう嘘をついたのかもしれない。
「みさき、私が頭ふくわ~」といって今度はゆかりさんが俺の頭をタオルで拭き始めた。
ミサキさんは俺の下腹部を手でさすりながらアキちゃんのフェラと俺の表情を交互に眺めていた。
クミエちゃんは先ほどから玉袋のほうをやさしく手で愛撫しているようだった。
「若手二人にがんばってもらいましょう?www」ゆかりさんは言った。
あきちゃんは俺の反応を見ながらようやく口でペニスを包み込んできた。
先ほどイッたばかりだが、もう新たな快感の波が俺を包み込んでいた。
「気持ちいい~・・・あ・・・あっあっあぁぁぁ」ゆっくりとアキちゃんの顔が上下する。
ゆかりさんよりは吸引は弱めだ。
それは今のおれには丁度良かった。
あきちゃんは唇で輪を作りゆっくりとペニスを上下している。
「てっちゃん・・・・大丈夫だから心配しないで」アキちゃんは俺の顔を見上げてそう言って懸命に上下に動かしているが半立ち状態のままに変わりは無い。
ミサキさんが俺の乳首を愛撫してきた。
「てっちゃん、幸せねー・・・うふふ」そういいながらゆかりさんは俺の頭をなでている。
「硬くならな~い!」といいながらアキちゃんは音を立ててムシャブリついて来た。
顔が上下するたびに、ジュバボ!ジュバボ!と卑猥極まりない音が店内に響いている。
「あっあっ・・・・」音がするたびに俺の情けない声が上がってしまう。
俺のその反応を見て、アキちゃんは続けた。
ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!かわいい顔してスケベな音を立てて俺をいかせようと懸命にしゃぶり続けている。
「あっあっあっあlしfjsdlfslj」俺は声にならない声だ。
快感が高まってきた。
心の中でもうすぐ出そうだと思った瞬間アキちゃんは口を離してしまった。
このとき、アキちゃんがストロークを続けていれば確実に2回目の絶頂を迎えていたはずだが、ミサキさんが「私に代わってみて?」とアキちゃんに言ってアキちゃんがやめてしまったのだ。
みさきさんは、俺の足元に移動した。
「てっちゃん、どこが感じる?ここ?」とミサキさんはいって亀頭の周りを舌でぐるぐる回したり、「てっちゃん?、こっちはどう?」と舌の先でカリの裏側をなぞっている。
「クミエちゃんは袋を舐めてみて」
「は~い・・・てっちゃん、袋なめるね?」クミエちゃんは袋を舐め始めた。
あの美しいあこがれのミサキさんがおれのペニスに顔をうずめている。
くみえちゃんが玉を口にやさしく含みこんで舌で愛撫している。
「てっちゃん?、私のフェラ気持ちよかったでしょ?」あきちゃんが俺をみながら聞いてくる。
「てっちゃん?、誰が一番気持ちいい?」ゆかりさんが聞いてきたり、「てっちゃん?・・・・気持ちよくないの?」とアキちゃんが聞いてきた。
立て続けに話しかけられても答えられるわけがない。
「「「ね~てっちゃ~ん・・・・・」」」ミサキさんは俺の顔を見上げながら、黙々と首をリズミカルに振っている。
10秒か20秒ミサキさんと目が合ったまま、どの質問の返事も出来ずに無言で放出した。
ドクン!ドクン!ミサキさんの眉間に皺が寄った。
「あっ!玉がうごいてる~」玉袋を口に含んでいたクミエちゃんが言った。
ミサキさんは眉間に皺を寄せたまま、首をリズミカルに振っている。
「あ、ああああああ、ううぅぅぅ」先ほどのようにミサキさんは俺が放出したにもかかわらずに、全部吸い出すつもりだ。
ゆかりさんと申し合わせているのかはわからない。
一度ならず二度までも安らぐことを許してもらえない。
みさきさんはさらに、唇でペニスを締め付け、チュルッ、チュルッと音を立て、ねじるように尿道に残っている精子を吸いだしていた。
アキちゃんは俺がイッたのに気づいていない。
「てっちゃん、みさきさんの方がいけそう?」あきちゃんが俺の表情を読み取ったのかそう聞いてきた。
「ぅぅぅぅっうん、・・・・うはぁっ・・・うん」おれはミサキさんの執拗な吸い込みに耐えるので精一杯だ。
「そんなことないわよ、ほらまたやわらかくなってきちゃった」ミサキさんが精液をすべて飲み干した後、言った。
クミエちゃんは袋への愛撫をまだ続けている。
あきちゃんがまたくわえ込んで今度はものすごい吸引力で吸い付いてきた。
唇を極限まですぼめて吸い込んでいる。
袋のほうではクミエちゃんの玉なめが続けられている。
チュボ、チュボ、チュボ、チュパ、チュパ、チュパ、二箇所から卑猥な音が繰り返されている。
ものすごい音だ。
「あきちゃん、がんばればいけると思うわ」ゆかりさんは俺の頭をなで続けている。
「はい・・・てっちゃん・・いけるからね・・・絶対」アキちゃんには自分の責任で俺がいけなくなってると思い込んでいる。
もう、2回もイッているのに。
ミサキさんが俺の耳元でささやいた。
「てっちゃん、イク時はイクって言わないとダメじゃない、私がイカせちゃったの内緒にしてあげるから。今日、あの後、アキちゃんが私がイカせたいんだって言ってたのよ?」そういって俺の乳首を愛撫してきた、それにつられてゆかりさんも俺の乳首にしゃぶりついて来た。
ゆかりさんと、ミサキさんが俺がイッテしまったのを隠していた理由がなんとなくわかった。
しかし、既に俺は2回もイッテしまっていることは二人とも否、4人とも知らないはずだ。
下のほうに目をやると、両乳首でセクシーな二人が舌と唇を使って乳首にしゃぶりつき、その向こうでは、アキちゃんが頬っぺたをへこませるほどの吸引でペニスを音を立てすい続け、顔は見えないが、クミエちゃんが右の玉を口に含み舌で転がし続けている。
「・・・・俺、・・・あきちゃんに・・・・イカせて・・・・・欲しい!」チュパ、チュパ、チュポン!「てっちゃん?」チュポ!と、くわえなおし、チュパ、チュパ、チュポン!「大丈夫だから」チュポ!チュパ、チュパ、チュポン!「・・・・・私が」チュポ!チュパ、チュパ、チュポン!「・・・・いかせてあげるから・・・」チュパ、チュパ、チュパ、チュパ、・・・・・とアキちゃんは一言づつ区切る毎に口を離し、チュポン!と音を立てながら言った。
あきちゃんは俺から目を離さずに頬がへこんだ顔を俺に向け、首を上下に振っている。
ブリュ、ブリュ、ブリュ・・・音が変化してきた。
チュポン!の音をたて、口を離し、手で輪を作るようにし手コキをしはじめた。
アキちゃんの手の輪の部分がカリの所を通過するたびに、刺激が突き抜ける。
クチュクチュ音がする。
「あああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・」
「てっちゃん?、・・・・・・」アキちゃんが上ずった声で言った。
「あきちゃ~ん・・・・気持ちよすぎるよぉぉお~」
「てっちゃん?・・・・・・」アキちゃんは徐々に手の動きを早めてきた。
「あっあっぁぁぁぁ・・・・・・」
「てっちゃん、イキそうになったら言わなきゃダメよ?。それからアキちゃん、口で受け止めてあげてね?お掃除・・・大変だから」ミサキさんが言った。
アキちゃんの手の動きがこれ以上ないぐらいのスピードになってきた。
クチュクチュクチュクチュクチュカリからの刺激が連続的に継続して体を突き抜けていく。
「あきちゃん、イクイクイクイクイクイクぅ~」アキちゃんは亀頭を口に含み吸引しながら手コキを続けた。
「ああああああ・・・・ぁぁぁぁぁぁぁぁうぅぅぅうぅぅ・・・」ドクン、ドクン、ドクン、・・・・・ペニスを根元から亀頭へと残った精子を搾り出しながら、尿道に唇を当てがい、チューチュー吸っている。
「てっちゃん、玉がまた動いてるぅ~」玉袋を吸っていたクミエチャンがまだそれを口で転がしながら言っている。
チュル!・・チュル!・・・チュル!と音を立てながら精液をアキちゃんが吸出し、コロコロと玉をクミエちゃんがしばらく弄んでいた。
「てっちゃん、飲んだよwww」アキちゃんが微笑みかけた。
「てっちゃん、よかったわね~」わざとらしそうにゆかりさんが言った。
「てっちゃん、ちんちんベトベトだよ~」とクミエちゃんが言いながら、袋やら、ペニスの周りやらの淫汁を舌で舐めとり始めた。
3度の射精でぐったりとしたペニスはチュルン!と音を立てクミエちゃんの口に吸い込まれた。
やわらかくなったペニスは口の中の舌の動きの制限しないため、よく動く舌はペニスを弄んだ。
「あああああぁぁぁ・・・・・・くみえちゃん、も・・・もう勘弁してくださいぃ」俺は懇願とも言える声を発した。
なおも、舌が絡み付いてくる。
「あああ・・・もうもう、くすぐったいからやめてよ」そんな俺の反応を楽しむかのように吸い上げ、クミエちゃんがは唇をすぼめながらゆっくりと顔を上に上げ、最小にすぼめた唇がペニスを離すまいとして、カリの部分に唇で引っ掛けるようにしていて、ペニスがえのきだけのように細く長く引っ張られてようやく、ズブァ!と音を立てて開放された。
その後、ふやけてはがれそうになった絆創膏を再度貼りなおし、「おつかれさまでしたぁ~」のいつもの美容師のせりふで俺を起こして髪をセットしてくれた。
後日、聞いた話だがイカセ役はアキちゃんの強い要望でアキちゃんに決まっていたのだが、みさきさん、ゆかりさんはお互いイカセた事も知らずに隠していたらしい。
二人にじゃあなぜ俺をイカセたのか?と聞いたらあんなに早くイクとは思わなかったし、しかも、イキそうなのを言わないからだと。
イキそうになったら「イキそうだ」ということを相手に伝えるのはエチケットだとまで言われた。
都合3回イッた事を話したら思いっきり笑われた。
その日以降、そこの美容師たちとはいつも俺が受身で淫らな関係を続けた。
「も、もう、いいから!・・・あぅ、あん・・・き、気持ちいい」
「「「キャハハ」」」シャンプー台に仰向けになり、3度の射精をさせられた俺は両足を持ち上げられた状態で悲痛な声を上げていた。
前線が停滞している影響で夕方から降り始めた雨のザァーーー!と言う雨音に混じり、チュパ!、ブバァ!、チュル!と言う音を立て、執拗に吸い続けられていた。
「うふふ、てっちゃん、全然ダメね~。」ミサキさんは逃れようとする俺の左足を脇に抱えながら言った。
「てっちゃんがイッタ後の方が面白いんだから~」クミエちゃんは俺の右足を両手で押さえ込んでいる。
一度イッタ後の執拗なフェラチオは慣習化していた。
「もう少し我慢してね~・・・・うふふ」と一言言っては再びパクッっとペニスをくわえゆかりさんが猛烈にしゃぶり始めた。
チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!「あっあっあっ・・・ぁぁぁぁぁっん」ほとんど女の子のように喘いでしまう俺を反応を見てなおも、チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!と口撃を緩めない。
「あっ・・・あっあっあっあっあああ・・・・・んん」喘ぎながらもがく足はそれぞれの足の動きを封じられている。
本気で逃れたければ二人とはいえ女を力で跳ね除けることは可能だったが、異常なまでの快感は転じて不快とも言えるのだが、麻薬のように強い快感でもあり、抵抗する意欲を凌駕してしまい、ただただ、快楽の底へと連れ込まれるのであった。
「てっちゃん、暴れちゃダメよ~、床がビタビタになっちゃうじゃない!」シャンプーをしているアキちゃんが言った。
「え?・・・だって・・・つ・・・あっ!あっ!・・・・あん」チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!ミサキさんが左足、クミエちゃんが右足、ゆかりさんがフェラチオ、アキちゃんがシャンプーをしていた。
リンスを流し終え、タオルで頭を拭きはじめ、顔のガーゼを外してくれた、「も、も・・・・もう終わりですよ~~~ぉぉおおお・・あっあっあん」俺が言ってもチュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!とゆかりさんは続け、チュポン!!と口を離すと「はあ~!・・・・・・・暑い!!」と言って額の汗をぬぐった。
「なんか暑くなってきたわね~・・・・はぁはぁ」息を荒げたゆかりさんは額にかいた汗をぬぐいながら、「あたしたちなんで汗掻いてまでこんな事しているのかしら?www」
「これが、すべての始まりね」とみさきさんは、シャッターを下ろす際に使う金属の棒を指し示した。
「それにしてもてっちゃん、喘ぎ方が上手になってきたわね~・・興奮するわ」ミサキさんが言った。
「うん、なんかやっててうれしくなるって言うか・・・やりがいがあるっていうの?」アキちゃんがタオルで頭を拭いてくれながら言った。
「そ、そうっすかぁ~!?」ズボンを履きながら褒められているのかけなされているのか解らぬまま返した。
確かに、上手になってきた気がする。
反応することにより、自らの感度が上がっていくのは実感していた、彼女らからすれば、俺が反応する事によりそれを目安にして口撃に変化をもたらせ、的確かつ、確実に俺を快楽の渦へと陥れる事が出来ていたようだった。
俺は、彼女らの期待する反応を半分は演じていた。
夕方から降り始めた雨は強さを保ったまま降り続けていた。
俺たちは雨がひどいので帰りを躊躇してしばらく所在無げにしていた。
「雨、ひどいわね」あきちゃんが美容室で使用する大量のタオルを干しながら言った。
「てっちゃん、4人ものおねーさんに相手してもらって幸せな青春を送ってるわね」ミサキさんが、窓ガラスから雨の様子を伺いながら言った。
「そうよねー、一番やりたい時に4人ものおねーさんに囲まれているんだものねー」ゆかりさんがタバコをふかしながら言った。
俺は当時、高校そのものに意味を見出せず、目的も無くただ毎日の時間を浪費しては、時々この美容室に寄って一時の痴情に身を投じ、肉体の快楽におぼれ、勉学、部活動、恋愛などほかの一般的な高校生の持つ悩みや、意欲等は微塵も持たないで日々だらだらと過ごしていた。
ミサキさんが言った青春と言う言葉に何の意味も感じなかったし、嫌悪感さえ抱いていた。
恋愛はしてもさめたもので、一度ヤッタら連絡をせずにそのまま自然消滅して別れてしまったりを繰り返し、多くの高校生が抱える恋の悩みなど縁遠い存在であった。
「彼女は出来たの?」
「いたらこんなことしてませんよ~」
「そうなの~?」
「・・・っていうか、てッちゃんは何もして無いじゃんwwww」ミサキさんが身支度をしながら言った。
「・・・・・・」
「そうね、あたしたちが勝手にしてるのよねwwwww」ゆかりさんが言った。
「インターンの練習台だけじゃなくてフェラチオの練習台にもなってくれているからww」ミサキさんが言った。
「あたし、フェラチオが巧くなっているみたい」ゆかりちゃんが言った。
「ミサキさんの舐め方っていやらしいですよねぇ~」と感心するようにアキちゃんが言った。
「うふふ、目線よ、メ、セ、ン、・・・ね?てっちゃん?・・・・・・なんか、あたしたちはいいけど・・・・彼女が出来たら彼女の分も残して置かないといけないわねwwwww・・・・それじゃあ、おつかれ~」そう言うとみさきさんは車のキーを持ち美容室を出た。
俺たちもそれに続くように家に帰った。
俺は童貞では無かったが美容師らとはセックスはしていない。
ひたすら彼女らは俺を各々のテクニックを試すように、あるいは自らの性技を開発する目的で俺を使っているのだ。
彼女がいたこともあったが、女のほうからの告白で容姿が気に入れば付き合うという感じで俺のほうから告白したことは無い。
一番最近の恋愛と言えば、同学年で女子高に通う女子で2回目のデートでボーリングの帰りに彼女の家の近くまで送って公園のベンチでキスをした。
俺が舌を絡めると彼女もぎこちなく動かしていたが、彼女が慣れていないのはすぐにわかった。
唇を離すと、「わたしがてっちゃんとつきあってていいのかなぁ?」と彼女は言ってきた。
その表情からは-女としての準備は整っている-事が読み取れた。
俺はその表情を見て咄嗟に「なにが?・・・・」と返事をしてその場を別れた。
その後、なんだかめんどくさくなり、連絡をせずに放っておいた、自然消滅となっていた。
恋愛すら俺の目的には無かったのだ。
ある日、前線が少し外れて空はどんよりしていたが、雲の切れ目から晴れ間を除かせていた。
学校帰りに電車に乗っていたら視線を感じた。
その方向を見ると他校の女子が俺を見つめていた。
知らない女だと思い、駅で降りてDioにまたがると、「すいませ~ん」とさっきの女子が話しかけてきた。
「なおみといいます。S校の1年です。あの~いつもカッコいいなーと思って電車で見ていたんです。もしかしたら気づいてました?」と彼女は緊張は感じられるもののはきはきとしゃべっていた。
「いや、知らない」と俺は返した。
「あの~、私、中学のときはA市にいたんですけど今は姉とアパート借りてこの町にいるんです。」と、彼女は勝手に自分の素性を語り始めた。
「私ぃ~去年、中学のときにタレントのオーディションの最終まで残って東京まで行くことになったんですがその日がテストでいけなかったんですぅ~」
「へ~」俺は自分がかわいいとでも言いたいのか?と思った。
「あの~、お名前教えてください。」
「おれ?・・・哲哉」
「テツヤさんっていうですね?あの~私のアパートはあそこなんです。」といって駅前から一分足らずの位置のアパートを指刺した。
駅前の通りは3方向に分かれていて、駅側から見て右の通りに例の美容室はあるが、なおみの指した方向は反対の左側の通りだった。
「そこに姉と二人で住んでるんです。」
「それは、さっき聞いたよwwwww」なおみは、まだ幼さを持ちながらも顔はメリハリがあり可愛いと言うよりは美人の分類に入る顔だ。
頬が赤いがそれは赤面ではなく、田舎の子特有のほっぺの赤さを持っている。
そんなところにおさなさを感じさせていた。
「あの・・・・・・・今、付き合ってる人いますか?」お決まりの文句だ。
「いないよ?」
「好きな人はいますか?」
「いや・・・・」もう次にくる台詞は大体解っている。
「も、もしよかったら私と、つきあってもらえませんか?」容姿が良かったので内心は当然OKなのだが、考える振りをして「ん~~~じゃ友達から」と返事をすると、彼女は自分の電話番号を書いたメモを俺に手渡した。
俺は、Dioのアクセルを吹かし、美容室へ向かった。
詳しくは解らないが、美容師の国家試験があるらしく、インターンのアキちゃん、クミエちゃんは実技は既に合格していて、筆記試験が近いらしいことを言っていた。
実技試験は受かっているとはいえ試験課題のカッティング以外のテクニックも身につける必要がある。
みさきさん、ゆかりさんは指導をしながら俺のカットをしていた。
おれは今日、告白されたことを話した。
「あなたって本当にいい青春時代を送っているわね。あなたほどモテモテの子見たこと無いわよ」ミサキさんが言った。
人生にモテ期(モテモテの時期)が誰しも必ずあると聞いたことがあるがこのときはそうだったのかもしれない。
もっとも、4人もの女とセックスこそしないものの痴事を繰り返している男はそうはいまい。
「てっちゃん、髪型がいつも決まってて色も髪型もしょちゅう帰るからおしゃれだもんね?」クミエちゃんが言った。
確かに、高校生の多くは髪型に気を使って自分の容姿を良くしようとする傾向は強い。
「今日はこれぐらいにしましょう?」ゆかりさんが言うとシャンプー台へ移動だ。
ほぼ毎日美容室へ通っているが、当然毎日紙を切るわけではないし、閉店後にみさきさん、ゆかりさん、あきちゃん、くみえちゃん4人がそろっている時が痴情のある日だ。
誰かが欠けていれば何も無くて、ほかの美容師がいても何も無い。
今日は例の4人だけだ。
「てっちゃん、彼女に電話したら?」アキちゃんが言った。
「そうよ、今日電話しといたほうがいいわよ?」ゆかりさんも同調して言った。
「うちに帰ってから電話するからいいよ」と俺は返したが、ミサキさんが「てっちゃん・・・あたしたちが邪魔なのね・・・・」とわざと悲しそうに言って見せた。
「はい、どうぞ・・あたしたち、静かにしてるから・・・」といってクミエちゃんがコードレスフォンをシャンプー台に腰掛けている俺に手渡した。
「じゃあ、かけるから静かにしててよ」と言って俺はメモを見てダイヤルをした。
ベルが一回も鳴り終わらぬうちに相手が出た。
「はいもしもし?」
「なおみさんのお宅ですか?」
「テツヤさん?」電話口の向こうでお姉さんらしき人と何か話しているような声が聞こえる。
「そうです。昼間はどうも・・・」
「あ、あのーお電話ありがとうございます」
「なんか後ろから声が聞こえるけど、お姉さん?」
「あっ、はい、お姉ちゃんと友達が来てるんです。」
「あっ、そうにぎやかでいいね」向こうは俺たちの電話口で何人か居て話し声が聞こえる、こちらにも何人か居るのだがみんな息を殺している。
「テツヤさん、趣味は何ですか?」電話口の向こうでは外野が話す内容に指示を出しているらしい。
「趣味?・・・・べつにない」ゆかりさんが「ダメよ~」という顔つきをした。
「どんな子が好みなんですか?誕生日と、血液型は?」などなど質問攻めだ。
そこまでの質問に答えるとめんどくさくなりデートの約束だけ取り付けて早く切ろうと思った。
「今度の土曜日デートしようか?」
「はい、うれしいです。」俺が彼女の家に迎えに行くことにして、話すことが無くなりかけていてしばらく沈黙があった。
美容師らがなにやらお互い目で合図を送っている・・・・・・・ゆかりさんが俺のベルトに手をかけてきたと、同時にシャンプー台の椅子が勝手にリクライニングを倒され仰向けにされた、「うっ!」と一瞬声を出してしまった。
「・・・・・・・」あきちゃんがペニスを握りしごきはじめた。
「・・・くっ・・・・」
「今、・・・・・なにをしているんですか?」
「い、今?・・・・・」一瞬、はっ!として俺を取り囲んでいる4人を見回して、「今は、別に何もしていないよ?・・・君と話をしているんじゃないか」
「そうですね・・・ふふふ」ゆかりさんとミサキさんもペニスに手を差し出し3人で愛撫を始めた。
「わたし、3ヶ月ぐらい前からずぅ~っとテツヤさんの事見てたんですよ~・・・凄くかっこいいなって思ってみてたんです。時々目が合ったんですよ?それで、やった~目が合った~!って喜んだりしてたんですけど、・・・・・・テツヤさんは覚えてないんですか?」ペニスは完全に反り返り、あきちゃんが自分の唾液をペニスに垂らしている、ゆかりさんは右の玉を、ミサキさんは左の玉を愛撫しながら俺の顔を見ている。
「ああ~ごめん、おぼえてないや~」俺は変な声を出さないように必死だ。
クミエちゃんは俺の乳首に吸い付き、唇を密着させ舌で乳首を転がしている。
「テツヤさんってよく駅前の美容室に行ってますよねー」
「よ、よく見てるね~」と言いながら俺はあきちゃんを見ると、力のこもった目で俺を睨み付ける様にしてズブズブとペニスを飲み込んでいった。
(あん、その目線いいかも)
「あそこの美容室って上手ですか?」あきちゃんは美容技術も向上していたが、性技も確実に向上していた。
ペニスをたっぷりと濡らしてからのフェラは俺の反応を見て学習したらしい。
「じょ、じょうずかなぁ~wwwww」とアキちゃんの顔を見ながら言った。
あきちゃんは角度を替え上あごの裏側の奥の部分で亀頭をこすりつけている。
このテクニックはゆかりさんが教えたものだ。
亀頭全体が熱くなってくる。
音を出さずに、確実に亀頭への刺激をする為に最善の方法であり、彼女の経験上俺を快楽へ導く近道であった。
(あっ、あっ、あきちゃん、いきなりそう来た?)
「・・・・・・んん!!」快楽の底へ落ちそうだ、これ以上は堪えきれない。
「でも、テツヤさんいつも髪形決まってますよ?・・・おしゃれですよね」
(あっ、あっ、あっ・・・・おしゃれですか?・・・あん)あきちゃんが首を上下に振り始めた。
首を振っていても亀頭は上あごの裏側の奥の部分を行き来し決して離れない。
アキちゃんの口からペニスを通過し、快感が体内に流れ込んでくるようだ。
「あはっ!」と俺は声を上げ、「ちょ、ちょっとまってて」と言い保留ボタンを押した。
「あきちゃん、無理、我慢できないよ。声が出ちゃうよ」
「あきちゃん、もっとソフトにしてげたら?」とミサキさんが言うと、「これぐらい我慢しないとダメよ~」といったが、「わかった!ソフトにやるから」と言い再びしゃぶりついた。
「うふふ、止めてあげる訳じゃないのね?」とゆかりさんが笑いながら言った。
「てっちゃんが、彼女が出来たからやきもちやいてるのよ?wwww」みさきさんが一番楽しそうだ。
俺は保留を解除した。
「も、もしもし?」アキちゃんは俺の顔を見ながら先ほどよりは弱い刺激で首を振り続けている。
「もしもし?なんか忙しいみたいですね」
「ああ、そんなことないよ」が、しかしアキちゃんは時々、アクセントを付けるように強い刺激をペニスに送り込んでくる。
「あっ、・・なんのはなしだったかな?」
「髪型の話です」
「ん?ああ髪型か・・・・そ、そうかな?あっ、ありがとう・・・」アキちゃんが髪型の話のところで首の振りを早めているのが解った。
(あっ、あっ、あっ、・・あきちゃん・・・褒められたよ?・・・あん)
「じゃあ、ど、土曜日、迎えに行くから・・・」そのとき、チュポン!と音を立ててしまった。
「・・・・はい、今日はありがとうございました。わたし、土曜日おしゃれしていきます。」
「う、うん・・・たのし・・・楽しみにしているよ」
「おやっすみ~」
「おやすみなさ~い」電話を切ったとたん、猛烈な勢いで手コキを交えながらしゃぶって来た。
「あたし、凄い興奮しちゃったぁ~」ゆかりさんが乳首にしゃぶりついてきた。
「あ、シャンプーまだでしたね」クミエちゃんが思い出したようだ。
「あっあっあっああああああ・・・早くイキたいよ、あきちゃん」アキちゃんは吸引を強め、より一層の快感を俺に送り込んでいる。
チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!「てっちゃん、土曜日デート・・いいなぁ~」と言いながらミサキさんが玉を口に含んでいる。
クミエちゃんは黙々とシャンプーを続けている。
「ねえ、てっちゃん、彼女、処女でしょ?」ゆかりさんが聞いてきた。
チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!アキちゃんは口撃を緩めてこない。
「う、うん・・・・多分そうだよ・・あっあっ」
「あたしたちみたいなこと出来ないわよ?」と乳首をシャブリながらいっている。
「あ、当たり前じゃん・・・・あっっううん」もう、我慢できないほど快感は決壊領域にまで来ていた。
「あああああん・・・・あんあんあんあん・・・・あっあっ」
「彼女にこんな姿見せられないわね」ミサキさんが言いながら、今度は反対の玉を口に含んだ。
チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!俺のイカせ方を熟知している3人の口撃は全身の性感ポイントを刺激していた。
俺は電話を切ってからは喘ぎ声が高まり、これまで押さえつけていた快感への欲望を解き放つ。
「あきちゃん・・・・・イキタイ・・あっ、あっんん・・・クッ」玉をしゃぶっていたミサキさんが舌を這わせながら竿のほうへと昇ってきた。
「みさきさんやらしいぃぃ~」とアキちゃんが言いながら竿の左側半分をミサキさんに譲るように右半分を舐め、ミサキさんは左半分を上下に唇を滑らせる。
「ああああああ、、あっ、そ、それいい・・・・あっ、あっ、あっ」そして、亀頭を半分ずつ口に含み両側から舌を猛烈な勢いで躍らせている。
「うわぁ!ああああん・・・あっ!あっ!あああああああ」
「てっちゃん、凄く気持ちよさそう・・・」クミエちゃんがシャンプーをしながら穏やかな口調で語りかける。
「この二人が一番スケベね・・・アム・・・アーン」とかいいながらゆかりさんは声を出しながらチュパチュパペロペロと乳首をなめている。
ペニスのほうでは二人が、う~~~~~んとか、あ~~~~~んとか言いながらペニスを味わうように攻めている。
「す、凄く・・・あん!、き、気持ち・・・・いい・・・あっ!」
「電話しながらヤルの興奮したんじゃない?」
(みさきさん)
「・・・う・・うんかなり興奮し・・・た・・・あっ!あっ!あん」言いかけると、ミサキさんが俺がしゃべるのを遮る様に亀頭を飲み込むところだった。
ミサキさんが例の目線を俺に向けながらリズミカルに顔を振っている。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」ミサキさんがアキちゃんにペニスを譲りミサキさんと同じ要領でしゃぶりついてくる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!・・あき・・ちゃん!!」しばらくするとミサキさんとまた交代を繰り返す。
二人で譲り合い、競い合うように、俺を攻め立てる。
何回目かの交代の時アキちゃんの順番の時に限界が来た。
「あっ!あっ!あっ!・・いくぅううううう!!!」ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ドクン、ドクン、ドクン、ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!ジュバボ!「あ、あ、ああああぁぁぁぁ・・・・・アン!アン!アン!アン!アン!」射精の後力なく声を出していたが、子犬のような鳴き声を出しはじめてしまった。
イッた後の執拗な吸出しは慣習化しているものの、俺の体はいつまでも慣れる事がない。
そして、むしろ、彼女らは俺がいった後のほうが楽しいらしい。
チュパポ!チュパポ!チュパポ!チュパポ!チュパポ!とアキちゃんが吸出ししているとミサキさんが割り込んできて、ゆっくりと頬をへこませ、唇をペニスの根元まで降ろしたかと思うとすばやく顔を上げ、またゆっくりと根元まで降ろす。
「あーん!み、みさき・・・・さん」ミサキさんの目つきがいつものそれよりも鋭く光って俺の眼球に光線を送り込んでくる。
光線を受けた刹那、ミサキさん言われた青春という言葉が脳裏にうかんだ。
俺の青春とはいったいなんなのだ?誰かの本で青春とは潔癖であれというのを読んだ。
田舎を出て間もない女子高生が勇気を振り絞り自分の恋心を伝えた相手は電話口の向こうで恋人でもない女に自らのペニスをさらけ出し、性戯の極みとも言うべき坩堝に溺れている。
青春とは一切の功利をせず、己の人生に迷い、もがき苦しむものだ。
それに引き換え俺は、ただここにたむろし、ただの快楽だけを求める。
そこには当然愛情など無い。
彼女らにしてみても、ただの性的遊戯であり、それ以外の目的は無い。
ミサキさんは再びペニスが勃起するまで根元までゆっくりとくわえ込んでは吸引しながら一気に先端まで唇を移動させる動作を「ん~~~ん~~~」といいながら繰り返した。
「今日のみさきさん・・・いつもよりエロイくない?」クミエちゃんが言うと、「顔つきが違うわよねwwww」とゆかりさんが答えた。
それは俺も感じていた、テクニックとは違う何かが俺をさらに興奮させていた、もっとも電話というのはそのきっかけになっていたかもしれない。
「あっ!あっ!あっ!あん!・・・ンク!・・・はぁはぁはぁ」俺が喘ぐとほかの3人はさらに追い討ちを掛けてくる。
「あはぁ~~ん(ペロペロ)てっちゃん?彼女がいるのに(ペロペロ)悪い男だわ~」といいながらいつの間にかシャンプーも終えてクミエちゃんも乳首を舐め始めていた。
ゆかりさんは赤い舌を鞭のようにしならせてよだれと垂らしながら乳首をはじいている。
あきちゃんは射精を受けてまもなく玉を口に含み口の中で転がしていた。
チュポン!とペニスを口から離し、手コキをはじめたミサキさんだがすぐにゆかりさんがしゃぶりついて来た。
「ちがうわよ!てっちゃんがいつもより感じているんじゃない」といいながらみさきさんが俺の顔に近づいてきた。
「あたしがイカセちゃってもいいかしら?」ゆかりさんが言うと「あ~ん!」ため息のような声を出しながらがら頬をへこませて根元までしゃぶりつき、例の飲み込まれるようかのフェラチオをしてきた。
「あっ!あっ!あっ!あん!・・クククング・・・あぁぁぁあん!」
「てっちゃん?彼女とやるの?」とミサキさんが聞いてきた。
「・・・・わ、わか、・・・んないよぉ・・あっ!あっ!」俺が感じている時にわざと話しかけて話をさせようとするのだが、俺が喘いで巧くしゃべれない事を楽しむのもいつものことだった。
いつのまにかクミエちゃんも俺の足元に移動していた。
俺の脚は大きく開かれ、クミエちゃんとアキちゃんはそれぞれ、ひとつずつ玉を口に含んでいた。
「ゆかりさん、イカせちゃっていいですよ」とクミエちゃんが言うと、「あなたまた、玉が動くのを確認するのぉ?wwww」とミサキさんがいった。
「今日は私も確認しますからぁ~www」アキちゃんが反対の玉を口に出したり入れたりしながら言った。
ゆかりさんは捻りを交えながらの大きなストロークで一気に俺を攻め立てる。
スバボッ!スバボッ!スバボッ!スバボッ!スバボッ!スバボッ!スバボッ!「ああ・・・あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あん・・あっ!あっ!あっ!あっ!」玉をくわえている二人はそれぞれ玉を完全に口内へ閉じ込め射精の瞬間に備えている。
「て、てっちゃん!・・・ンアーン」突然、ミサキさんが俺の目を手で覆い隠し、唇を重ねてきた。
「ああ!ああ!ああ!・・・ムグッ!ムググッ!」俺は、喘ぐのを許されずミサキさんの舌に呼応するように舌を絡めることしか出来なかった。
視界を遮断され、口をふさがれ、あるのは耳と皮膚の神経からの情報だけになった。
喘ぐことにより、自らの興奮を高める一方で快感の激流に流されることに抗い、気を散らせることが出来ていたが、それが出来ない今は、全ての快感を受け入れ、脳で最終的には処理をするしかなかった。
俺は快感の激流に抗うことを諦めて4人からの刺激を全て受け入れる事にした。
ペニスにある神経を研ぎ澄ますと3人の口の動きをよりよく感じ取ることが出来た。
まず、両玉それぞれ口の中に入っているわけだがそれぞれで異っている事に気がついた。
アキちゃんは左の玉を軽く口に入れて、舌の上に乗せている感じだ。
おそらく、玉に出来るだけ自由を与え舌の上で動くのを待っているように思えた。
クミエちゃんは右の玉をしっかりと吸い込み、口の中を真空にきつくして少しひっぱり気味にしている。
何度か玉が動くのを感じたことのあるクミエちゃんなのでそのほうが動きを感じ得る事を知っての事か、もしくは玉が動いた時にはそれを制しようとしてガッチリ口の中で押さえつけているかの様にも思えた。
ゆかりさんのフェラチオはペニスの表面を余すところ無く摩擦するように工夫されていて、舌をベッタリとペニスに貼り付けて、さらに上あごの裏側もペニスに当たるように気を使っている事が感じられた。
前歯などは絶対に当たらないように大きく口を開けているのだがあくまでも口内は狭くなるようにしているのさえ感じることが出来た。
ねじりながら顔をピストンさせているのでペニス全体で口内の舌の形や、へこませた頬に当たるのが感じられた。
耳からはゆかりさんが奏でる卑猥な音と、ミサキさんの荒い息使いと、ネチョネチョという舌が絡み合う音しか聞こえない中で、脳はオーバーフローを起こし始めた。
4箇所からの快感の入力信号が容赦なしに伝達していたが、ついに射精中枢は射精を余儀なくされペニスに射精指示が命令された。
ドクン、ドクン、ドクン射精という絶頂に至りながらも、その様子を冷静に俯瞰視している自分もいた。
両玉の動きの確認をしている二人の唇の様子さえ感じ取ることだ出来た。
あきちゃんはやはり、玉の動きを舌の上に乗せて自由に動かしている様子で、クミエちゃんは玉の動きに抗うかのように押さえ込もうとしていた。
しかし射精を止めることは当然出来ない。
ゆかりさんの吸い込みは4人中で一番強烈でその音も同様に一番大きかった。
ズゥーーー、ズゥーーー、ズゥーーー射精してもなお、ペニスへの刺激が続けられる。
チュパ!チュパ!チュパ!チュパ!チュパ!チュパ!チュパ!みさきさんは俺の舌を強烈な吸引でフェラチオしていて、イッタ後の敏感な時でも喘ぐことが出来ない。
4人のそれぞれの舌の動きとそれが発する卑猥な音が自分の脳の奥深いところから沸き起こっているかのように脳の全神経を占領されていた。
今までで一番静かな、しかし、時間が止まって感じることが出来た射精だった。
大体いつも3回イクのが常であったが彼女が出来たので2回にして後一回は彼女分ということだった。
おれは毎週末、なおみとは町をぶらぶらデートをしたり、彼女の家に遊びに行ったりしていた。
彼女の家ではお姉さんと交代で食事を用意しているようで彼女の家で晩御飯をご馳走になったりDioで二人乗りをしてちょっとしたツーリングをしたりしていた。
例の美容室の前をDioで二人乗りして通り過ぎて行くこともあった。
大陸からの冷たい空気と太平洋高気圧が丁度日本列島上空で拮抗しており、前線の停滞はしばらく続き、はっきりとしない天気は続くようだ。
それは天気だけではなく俺の心の状態を表しているともいえた、もとより俺の心には黒い雲が茫洋とたちこめていたが、なおみに出会うとその雲が押し戻されるようにどこかへ少しずつ消えていき久しぶりに陽光を見たときのように眩しく俺を照らした。
長い雨でたっぷりと雨を吸い込んだ今にも崩落しそうな地盤がなおみに会うことにより、雨が蒸発し、少しずつ崩落の危機から救われるような気がしていた。
さっきまで晴れ間を除かせていた空は、突然暗くなり雷を伴いながら夕方から激しい雨が降っていた。
ゴロゴロゴロと、外からは上空に帯電した電気が今にも地上に向かってその抑圧されたエネルギーを解放せんとしているように唸っていた。
「今誰だかわかる?」みさきさんが俺が目を開いていないか確認しながら聞いてきた。
チュパ!、チュパ!、チュパ!、チュパ!、チュパ!、チュパ!、チュパ!、チュパ!、おれは顔にガーゼを掛けられ、下を向くなといわれ、目を閉じてシャンプー台に乗っていた「あん、・・・・こ、これは・・・・・・くみえちゃんかな?・・・・・」
「「「ぴんぽーん」」」しゃぶっているクミエちゃん以外が声をそろえた。
「はい、また目を閉じて~」とクミエちゃんが自分のよだれを綺麗に舐めとりながらペニスを離し、また、誰かがしゃぶり始めた。
音を立てずに静かに先のほうからすぼめた唇を徐々に開きながら根元までいったかと思うと、それを再び先のほうへ唇をすぼませて移動する。
ゆっくりと繰り返された。
「はい、今度はだれでしょー?」クミエちゃんが言った。
「あん、あ、・・・・・えー・・・・っと・・・・・・・」かなり奥まで咥えているようだ、一番奥まで加えるのはゆかりさんだが、ゆかりさんにしては吸引が弱く、ペニスへの刺激もゆかりさん程強くはなかった。
ゴロゴロゴロ・・・・・・・空が低い唸り声を繰り返している。
「あん・・・・あきちゃんでしょ?・・・・あ、あ、・・・」俺が答えると首の振りが早くなり、それまでより、チュパチュパと激しい音を立てはじめた。
「あっ、あっ、あっ・・・・ち、ちがうの?あっ、あっ」不正解の罰として刺激を強くされたのかと考えていたら、「「ぴんぽ~ん」」
「てっちゃん、すごいわ~~~・・・ちゃんと・・・解るのね?」ゆかりさんが感心したように言った。
チュポンと音を立ててペニスを開放したアキちゃんは、「あたし、今、ゆかりさんのまねしてみたのにぃ~・・・・・・やっぱり、違うのかなぁ~」あきちゃんは、みさきさんからは目線をゆかりさんからはテクニックを学ぼうとしている。
それはこの痴事の最近のテーマの一つでもあった「てっちゃん、・・どこが違うの?」アキちゃんが納得がいかないようで俺に聞いていた。
おれは、誰かがゆかりさんの真似をしているように感じたこと。
しかし、口の中での感触がゆかりさんの場合は余すところ無く常に全体を刺激しているのに対してアキちゃんの場合は口の中での刺激が少なかったことを説明した。
「ゆかりさ~ん・・・教えてください・・私、・・彼氏をヒィーヒィー言わせたいんです。」とアキちゃんは冗談交じりにベソをかいて、再びペニスを取りフェラチオをはじめた。
ゴロゴロという不穏な空の唸り声はまだ続いていた。
ゆかりさんとあきちゃんは、「こうですか?」
「違うもっとこう」などといいながらかわるがわるペニスを口に含んでいた。
俺も、「あっ、・・・・そ、そう」とか言いながらあきちゃんのフェラチオ訓練をしていた。
「あきちゃん・・・でもさあ・・・あっ!・・十分上手だと思うし、・・・あっ、あっ人それぞれでいいと思うんだけど・・・・あっあっあっ・・・もう、イキタイ!!」熱心に練習しているが俺のほうはもう堪らない、早くイカせてほしくなっていたのと同時に、俺がまるで人形か何かのように無視されているようで少し嫌気がした。
空が溜まりに溜まったエネルギーを地上に向けてけたたましい咆哮を上げた。
ドドドドッカーン!バリバリバリ・・・しばらく耳が聞こえないほどの轟音であった。
「あっ!・・・・・・停電・・・・・・」耳鳴りが収まらないうちにクミエちゃんが呟くように言った。
ダウンライトの照明が消え、唯一の窓ガラスである出入り口のシャッターが下ろされている美容室内にはわずかな光ですら入ることが出来ない、真暗闇になった。
「すぐ点くんじゃない?」とあきちゃんはくわえていたペニスと一旦離して、言うとまたすぐにスルスルと唇をすぼませペニスを口に含み滑らかにストロークを再開した。
空はいつまたそのエネルギーを地上に向けて放出しようかと唸り声を上げていた。
それでも、ゆかりさんとアキちゃんは二人で俺のペニスを前にゆかりさんがやって見せてはあきちゃんがそれを真似するように交互にフェラチオが続けられていた。
ペニスは右へ左へと傾けられ、そのたびにチュパ!チュポ!と卑猥な音を立てていた。
俺は瞬間的になおみのことを心配した。
───なおみは、なおみの家も停電だろうか?───。
なおみが雷におびえている様子が脳裏に浮かんだ。
「真暗になっちゃったわ・・・・・・・・でも・・・・こういうのって興奮しない?」といいながらミサキさんが俺のまださっきの雷から耳鳴りのような音が残っている俺の耳元で囁いた。
「あっ、あっ、・・・そうかなぁ~」と俺はミサキさんに言うとミサキさんが「皆には内緒してね?」と声を出さずに言って、俺の手を取り、自らのスカートの中に導き入れた。
くみえちゃんは雷が苦手なようで事務室に行って窓から外の様子を見たりしてはいるがどうすることも出来ないので客用の椅子に座って、こわいよーこわいよー、今日は終わりにしませんかぁ~?と一人で不安そうにしていた。
「でもさぁ、てっちゃん・・・・イカせてあげないとかわいそうだからイカせてあげてそれで終わりにしようよ・・・・・・ねえ、てっちゃん・・・そのほうがいいでしょ?」ゆかりさんが言った。
すると、「うんうん」頷くようにペニスが、コクン、コクン、と2回傾いた。
アキちゃんがしゃぶりながら頷いたらしい。
アキちゃんのフェラチオはそれまでのいろいろなテクニックを試すあるいは練習する物から、俺をいかせるためのそれに変わっていた。
「あ、んっ、んっ、あん」俺の喘ぎ声にまぎれるようにミサキさんが「さわって」とまた、声を出さずに息だけで囁いてきた。
俺の中で黒い塊が大きくなり、ペニスへの血流が増えた。
ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・・今の雷の唸り声は俺の中から発せられたような錯覚さえ覚えた。
「あ~、てっちゃんなんか急に硬くなったよ?・・・・・・・・・今のよかった?」アキちゃんが言った。
「えっ?・・・う、うん良かったよ」と俺は返したが何をされていたのかは不明だ、もう誰が舐めててどうなっているのか解らなくなっていた。
チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!チュパボ!俺は「あああ!・・・・・いっいくよ・・・・・・あっあっ」といってフェラチオしている2人を煽った。
一人は玉を強く吸い込んでいる。
今日はいつもより、カチカチなのが自分で解った。
「イクイクイクイクゥ~」といって俺のペニスの括約筋が5回、6回と伸縮運動を繰り返した。
その動きにあわせて誰かの手と誰かの口が精子の放出を促し迎えるように蠢いていた。
雨は一向に弱まらない豪雨の中、かまわずにDioに跨り雨に打たれながら家に帰った。
俺が家に着くまでの間、美容師ら4人と自分との関係についてふと考えていると、なんとも言いようの無い虚無感にさいなまれ、雨は俺の体の汚れを洗い流すかのように降り続き家にたどり着くとピタッと止んだ。
漆黒の空の暗雲はたちまち風に流れ隙間からぽっかりと月が浮かび惨めに雨に濡れた俺を照らしていた。
───・・・・・・なおみ・・・・・・────。
己に対する虚しさのような物は何も、今回、始めて感じたわけではない、今日、明日それ以降の日々に期待できる物があるだろうか?過去を振り返ってみても、小学生ぐらいまでの無邪気な時が一番良かったような気がする。
もちろん、無邪気な時期に“己の虚無感”などを考える事はないし、汗を流して遊んでいるだけで十分満足していたに違いない。
いくら、4人の女を相手に性戯の極みともいえる戯れに興じていても、異常な興奮状態から日常に戻った時の落差というのは、虚無感を一層強めるばかりだ。
ただひとつ、言える事は、なおみ、おれの心の中のもやもやと垂れ込めた暗雲の隙間から少しずつ光をはなち、今、その隙間が徐々に広がるように空っぽの空間を照らし始めていることだ。
それは、今まで誰にも見せたことの無い、自分ですら見たことの無い心の闇に隠れていた空間を晒すようで恥ずかしいような気持ちと、自分でも見てみたい気持ちとで、もっと光を求めている自分がいることだ。
「ほんとにぃ~?・・・・ねえ?もう少しガマンできるでしょ?」ゆかりさんが、もうイカせてほしい事を言っていたおれに向かって言った。
始まって15分もしないうちに2回、射精していた。
今日は、ガマンせずに快感に抗うことなく快楽に身を委ねるようにしていた。
イキたくなったら躊躇なしに射精する。
なおみに対して後ろめたい気持ちからか、とっとと果てて終わらせてしまうのが彼女らに対しての抵抗でもあるかのように思っていたのかもしれない。
しかし、どうせ射精しても、3回、4回と射精させられる。
早く終わって帰りたいと言う気持ちもあったようだ。
矛盾しているようだが、快楽に溺れる事を楽しみにしている自分もあるのだが、いざ始まってしまうと“こんなこと早く終わって欲しい”と思う自分がいた。
「手を使わないで、・・・・・そう、そう」といってアキちゃんにフェラチオを教えているところだったアキちゃんのフェラチオは手を使うと気持ちいいのだが手を使わないと口の中の刺激が少なくゆかりさんやミサキさんに比べるとあまり気持ちいいものではなかった。
アキちゃんとて、決して下手な訳でもないのだが、みさきさんやゆかりさんをそもそも比較対象にするのが無理がある。
ミサキさんやゆかりさんのフェラチオは、快感へ導くテクニックは勿論、余裕があるのか遊びが入っていたりしてどんな攻めをしてくるのが予測不能なところがある。
それでいて、ペニスからは猛烈な快感を怒涛の勢いで送り込んでくる。
自分の四肢の感覚を忘れてしまい、ペニスと頭だけの生き物になったかのような錯覚さえ覚えた。
最近は、俺はミサキさんやゆかりさんの口を見るだけでペニスが充血し濡れてくる程であった。
もはや、俺にとってはミサキさんや、ゆかりさんの口は極上の性器だ。
「ギコチナイ感じね、首が硬いんじゃない?いい?こういう首の動き出来ない?」とゆかりさんがやって見せた。
「あ、、あん・・・・あっあっあっあっ」
「てっちゃん、ちょっと早いわよ・・・・・ちょっと待って」ミサキさんが言うと事務室の方へ消えいき、また戻ってくると、「てっちゃん暑いでしょ?」言うとそれまででしゃぶっていたゆかりさんが口を離し、ペニスの根元をしばらく2本の指で支えていたかと思うと、突然、それまで辛うじて決壊を寸前のダムが一瞬に凍結したかの感覚が襲ってきた。
「ひぃえ!・・・・つ、つめたい・・・・・」
「「「うふふ」」」が、凍結したのは水面の表層だけでその上からの暖かい摩擦ですぐに氷は解けてきて再び快感へと変わっ行った。
チュポン!と音を立ててペニスが開放されたかと思うと、「てっちゃん、これでガマンできそう?涼しくなった?・・・・うふふ」とミサキさんが聞いてきた。
「な、な、なにしてんですか~?」
「あついし、イキそうだから、冷やしたらどうかと思って・・・・」とまた、ペニスが冷たい感覚に覆われた。
「みさきさん、おいしいですか?」とクミエちゃんが聞いている。
またチュポン!と音を立てて口を離すと、「アイス・・・・おいしいわよ?」といってまた口にアイスをほうばり、そのままペニスをしゃぶる。
はじめは冷たいのだが、すぐにつめたいのは無くなり暖かくなってくる。
暖かくなった後、少ししびれたような感覚が徐々に無くなって来てじわりじわりと熱を持って快感が伝わってくる。
「はい、じゃあアキちゃんこれでやってみて?」あきちゃんは俺を見ながら焦らす様に口をあけてゆっくりとペニスを咥えた。
一旦根元まで唇を降ろし引き上げもう一度その動作を繰り返して口をを離して、俺の表情を伺いながら「おいし~い」と言って俺に目線を送ったまま再びゆっくりとペニスを口に含んだ。
首を回しながら上下し手を使わずに口の中を狭くするようにはじめはゆっくりと徐々にスピードを上げて行く。
「ああ、ああ、あっ、あん・・・・気持ちいい!!」ズリュ、ズリュ、と音がする。
「あん、あん・・・あ・・・・気持ちいい・・・・あっ」俺の冷め切った気持ちとは裏腹にペニスは再び、へそまで反り返るほど熱く、膨張していた。
「あぁぁんん・・・・こ~んなになっちゃて」とあきちゃんは俺のペニスが再び反り返るほど充血したのが自分の手柄でもあるかのように誇らしげにそれを皆の前に披露する。
「ゆかり、あなたがやるときはアイスを入れたほうがいいわよ」
「うふふそうね・・・あきちゃんもう一回見てて?」と言ってアイスを口に含みペニスを咥えた。
決壊寸前のダムの表面が再び凍りついたようだ。
しかしすぐに表層の氷は解け、熱くなってくる。
「あはっ・・・・あん、あん、あん、・・・・・ゆ・か・り・さん・・・・」
「あたしもあいすやりたぁーい」あきちゃんがいうとアイスを口に含んで俺の顔を見ながらズブズブとペニスを飲み込んでいった。
彼女らはかわるがわるアイスでペニスを冷やしながらアキちゃんの特訓は続けられた。
俺は彼女らに抗うかのように早く射精するように集中していたが、アイスを使った寸止めをしばしば繰り返され、俺のささやかな抵抗も虚しく、快楽の底で狂ったように喘がされ続けた。
3度目の射精は二人に玉を吸われながら、得意げな表情でアキちゃんがペニスに吸い付き、俺の表情を覗き込んでいるその口に搾り取られた。
電車に乗っているとほかの高校生カップルが目に付いた。
まるで、牛の焼印のように首にキスマークをつけていちゃいちゃしている。
何やら話しているが俺は他人のカップルを忌み嫌う思いに駆られる。
一時の戯れであり、偽りの愛情でもって他人に自分らの幸福感をこれでもかと言うほどまでに見せ付けている。
俺は同じ高校生でありながら、彼らを俺は疎ましく、哀れに見たりしていた。
自分もなおみと一緒の時は他人から見れば同じように見られているのは承知しているのだが、特に高校生カップルはそのように思うのだ。
窓外を眺めながらふと、なおみを抱きたいと思った。
なおみの裸を思い浮かべようとするのだが、始めはなおみの顔なのだが体を思い浮かべてからまた、顔の方へ視線を向けるとどうしてもあの美容師らの顔に置き換わってしまう。
何回も試してみるのだが再び顔を見やるとやはり、得意げな表情で俺を見据えたアキちゃんだった。
おれはなおみの裸を考えるのを止めた。
美容師の彼女らはどう考えているのだろうか?彼女らは俺が、犬のように尻尾を振って美容室に通っていると思っているんではないか?俺にとってあの美容室は何なのか?あそこに行かなければ今の俺にとってどうなって、行っていればどうなのか?───。
もとより俺の人生はそんなことを考えるような価値も無いし、そんな性分でもない。
───もう、あそこには断じて行くまい───。
なおみは俺に体を開くだろう、だから・・・──。
そうではない、そうではないのだ。
断じてそうではない────。
俺の心に巣食っている厚く垂れ込めた暗雲の向こうに見えているのはなおみだ。
おれはその神々しく、後光を放っているようななおみに求めている物は・・・───。
否、何かを求めているのではない。
俺は、なおみを・・・・───。
その時、また俺は高校生カップルを見るとも無く見入っていて目が合ってしまい、思考をやめまた、窓外に視線を戻した。

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