柔道部の性欲の捌け口
2020/08/05
僕が高校に入学して同じクラスになった‘長尾真治’という奴がいた。
真治はスラっとしたイケメン風だが、かなり内向的な奴で超が付くほど大人しかった。
真治の間違いは、高校入学して柔道部に入った事だ。
僕は中学生の時から柔道をやっていたので希望して柔道部に入ったが、真治は柔道部になんか入る気はなかった。
が、怖い先輩の強引な勧誘に屈して柔道部に籍を置く事になった。
入部届にサインするまでは優しかった先輩も、翌日からは鬼に代わり、いつのまにか真治はパシリにされていた。
退部する事も許されず、毎日苛められるために部活をしているようなものだった。
この最悪な先輩たちが、真治の人生の歯車を大きく狂わしていく事になる。
次の失敗は、仕方の無い事ではあるが、同じ学校の2年生に真治の姉がいる事が先輩達にバレてしまった事だ。
いきなり先輩に、「2年A組の、長尾友紀ってお前の姉ちゃんか?」と聞かれた真治は、「・・・はい。」と教えたくなさそうに答えていた。
先輩たちが、「真治の姉ちゃんは美人だ。」としきりに言っていたので、どれほどのものかと思っていたが、見てびっくり!噂どおり、大人っぽい感じでスタイル抜群、島谷ひとみ風の髪の長い美人だった。
余談ではあるが、2年の広沢先輩は真治の姉ちゃんに告白して見事に玉砕した経験があり、その事が発覚してから一層、真治へのアタリがきつくなっていった。
僕らがパシリに使っている奴の姉ちゃんが美人、これを利用しない手は無い!と、先輩たちは不埒な考えをおこした。
ある日の部活でトランプ大会をする事になった。
そのトランプ大会は最下位がみんなの命令に絶対服従する、というものだった。
真治以外の部員はみんなグルだったので、誰かが真治の後ろから手札を覗き、それをこっそり教えて真治が最下位になるように仕向けた。
狙い通り、最下位になった真治に下された命令は、「お前の姉ちゃんの、パンティー持って来い!」とか「姉ちゃんの入浴シーンをカメラに撮って来い!」とか「姉ちゃんが彼氏とヤッテルところをビデオに撮って来い!」とか、真治の姉ちゃんに対するスケベな事ばかりだった。
真治は冗談だと思っていたらしく、薄ら笑いを浮かべて「そんなの無理ですよ。勘弁してください。」と命令を断った。
ゲームのルールを破った事、それより何より真治の薄ら笑いが先輩たちの怒りに火をつけた。
「オメェ、何笑ってんだ!」と言って白井先輩が真治を引き立たせたかと思うと、きれいな大外刈りを真治にキメた。
そのまま白井先輩は横四方で真治を固め、他の部員が「オラッ!なめた事言ってんじゃねェーぞっ!」
「ルール守れや!」等と口々に言いながら、真治のズボンを脱がし、パンツも脱がして、下半身を裸にさせた。
そして、「やめてくださいっ!」と叫ぶ真治の包茎チンポやケツの穴を、デジカメで撮影してやった。
そして、股間を隠して号泣する真治に、「この写真学校中にばら撒くぞ!」と脅すと真治は泣きながら「やめてください、返してください。」と哀願してきた。
テンションの高くなった先輩は、「デジカメの画像、消して欲しかったら、取り敢えず明日、姉ちゃんのパンツ2,3枚持って来い!!」と怒鳴り、「お前、明日何も持って来なかったら、画像を学校中の女子に見せて回るからな!!判ったか!?」と真治を脅した。
泣いて返事を渋ってる真治に、高木先輩が「オメェ、判ってんだろうな?姉ちゃんのパンツ、しかも派手なエロエロのやつ選んで持って来いよ!」と言って真治を蹴飛ばした。
真治は命令に従うしかなかった。
次の日、朝礼前に白井先輩と高木先輩と鈴木先輩の3人が、僕のクラスにやって来た。
目的は、もちろん真治の持ってきたものだった。
教室の外から、「オイ、長尾ッ!ちょっと来いや。」と野太い声の巨漢達に僕の教室の奴ら全員がビビッていた。
真治が呼び出され、教室の外で先輩達に紙袋を手渡していた。
同じクラスの僕は誰より早くその紙袋の中身を真治から聞いていた。
真治の姉、長尾友紀先輩のパンティー2枚が入っていた。
放課後は部活どころではなかった。
パンティーは2枚ともかなりエロいもので濃いピンクに派手な柄のものと、レースの青いもの、どちらも詳細は言い難いが、こんなにエロいパンティーを長尾友紀先輩がはいているのかと思うとかなりの興奮があった。
白井先輩がみんなの前で、パンティを手に取り「見ろよ、ここら辺がアイツのマンコの位置だぜ。」と言い、指で触りながらみんなに見せた。
その中に真治もいた。
2枚のパンティーはそれぞれ高木先輩と白井先輩が持って帰り、3年から順番に回していくはずだったが、1年の僕らの手にくる事は無かった。
真治も「返して下さい。」と、頼んでいたが、結局真治の手にパンティーが戻る事は無かった。
長尾友紀先輩が柔道部員達のオナペットになっている中、真治に次の命令が下った。
「ビデオかデジカメで長尾友紀の裸を撮って来い!」この命令に真治は、「絶対無理です。」と答えた。
白井先輩は「お前のチンポやケツの穴の写真を学校中の奴に見られるのと、お前の姉ちゃんの裸を俺達だけに見られるのとどっちがいいんだ?」と真治にとって究極の選択を迫り、デジカメから出力した真治の情けない写真を手渡していた。
その自殺ものの写真を手渡された真治に断れるはずが無かった。
真治が少しかわいそうとも思ったが、僕自身、長尾友紀先輩の裸が物凄く見たかった。
先輩からビデオカメラを借りた真治が、撮影内容を僕らに披露してくれたのはその2日後だった。
3年の先輩達がまず持ち帰って見て、8mmからビデオテープにおとしたものを持って来てくれた。
2年の先輩達が見終わった後、1年の手にやっと回されてきた。
3年が見た後、真治に高木先輩が、「撮れてないじゃないか!」と真治を攻めていたので期待できる物じゃないと思っていた。
再生してみると、画面に映ったのは長尾友紀先輩の部屋、ビデオカメラは固定されているようなのでおそらく隠して置いたものと推察できた。
しばらくして、制服姿の長尾友紀先輩が部屋に入ってきた、カメラの存在に気づかず、部屋の中を行ったり来たりした後、画面の左端のほうで制服を脱ぎ始め、普段着に着替え始めた。
確かに全裸ではないが、長尾友紀先輩のブラジャー姿とパンティー姿がビデオには写っていた。
時間にすると15秒ぐらいの短い時間だったし、ほとんど後姿だったが、僕は思わず、「すっげー!!」と声を出してしまったぐらい興奮するものだった。
長尾友紀先輩に対する柔道部の破廉恥行為が始まってから、僕のオナペットは毎回、長尾友紀先輩になっていた。
柔道部全員がおかしくなり始めていた、長尾友紀先輩に対する性欲は日増しに強くなり、その行為はどんどんエスカレートしていく。
長尾友紀先輩とやりたい。
顔やオッパイやマンコの中に僕の白い液をぶちまけたい。
僕は毎晩のようにそんな事を想像しながらオナニーをしていた。
他の奴はどうなのか?僕が異常性欲者だったのか?みんな同じ事を考えていたのか?それはわからないが、みんなが同じ考えをしていたのならば、それは時間の問題だった。
長尾友紀先輩の着替えの盗撮ビデオが1年の手に渡るときには、真治に対して次の命令が下っていた。
「長尾友紀の裸、バッチリ丸見えのビデオを撮ってこい!」真治は命令を受けて、仕方なくビデオカメラを無理矢理持って帰らされた。
先輩も僕も毎日、期待に胸を高ぶらせながら真治のビデオを待った。
しかし真治はビデオを撮ってくる事は出来なかった。
先輩たちは毎日、真治に受身の取れない技をかけ、苛めとしか思えない仕打ちをしたが、真治はひたすら、「無理です!絶対ばれます!」と先輩に訴え続けていた。
先輩達は、真治を苛めるのが楽しかったわけではなく、真治をダシにして姉である長尾友紀にいやらしい事をしたがっていたので、言うことを聞かない真治に対するいじめが終わるわけがなかった。
ある日、僕が少し遅れて部室に顔を出すと、素っ裸にされた真治が正座させられていた。
何事かと思っていると、高木先輩が「ほらっ!早くそのままグランド10周してこい!」と真治を蹴飛ばした。
2,3年の先輩たちに早くしろ!と蹴飛ばされても、真治は動かずにいた。
白井先輩が、「仕方ねぇな。」と言って、鈴木先輩と真治の両脇を持って担ぎ上げ、「おい!こいつ、放り出すぞ!」と言った。
真治は大暴れしながら、「やめてください!」と連発していたが、部室のドアの前まで担いでいかれて、「せ、先輩、ゆ、許してくださいっ!嫌だ!」と声を上ずらせながら必死に頼み込んでいた。
白井先輩が、「俺らの事より、姉ちゃんにばれる事の方が怖いんだろ!10周したら許してやるよ!」と真治に言った。
真治は、「出来ません!出来ません!お願いします!」と必死だったが、先輩は本気で嫌がる真治を見て、「お前の姉ちゃんとやらしてくれたら許してやるよ。」と、本気とも冗談とも取れない言葉を真治にかけた。
真治はうんざりしたように、「だから、どうやってやるんですかっ!出来るわけないじゃないですかっ!」と開き直ったように言った。
その態度が先輩たちの神経を逆撫でして、「なんだっ!その言い方は!そんな事、お前が考えるんだよ!」と、怒鳴り返した後、「もういいよ!放り出すぞ!」と言い、部室のドアが少し開けられるた。
真治は、「ワァ―――ッ!!」と叫んで、大暴れしながら、「わかりましたっ!わかりましたから助けてくださいっ!!」と叫んだ。
僕は、苦し紛れに出来ない約束をしたな、と思った。
最初は、みんな悪ふざけだったのが、段々本気になっていた感じだ。
長尾友紀先輩の不幸は、気の弱い弟の対応の悪さだと思った。
それから少し日がたって、獣と化した先輩達に、「今日、お前んち行くぞ!」と、強引に決められ、真治の家に行くことになった。
3年の白井先輩と高木先輩と鈴木先輩と館野先輩、2年の林先輩と田辺先輩と桧垣先輩、見張り役として1年の僕と梶原の8人で真治の家に行った。
真治の家はマンションで、両親は共働きで昼間は留守にしている。
真治が家の鍵を開け中に入りその後、8人がガヤガヤと続き、まず、真治の部屋に入っていった。
先輩達は肝が据わっているのか、緊張を隠すためなのか、あーする、こーする、あーだ、こーだ、と猥談をしていた。
僕は、本当にこれから長尾友紀先輩が先輩達に輪姦されるのかどうか、少し信じられない気持ちと、もし、本当に犯すのであれば、あの長尾友紀先輩が・・・という空想の世界に、緊張して言葉も出なかった。
ただ、人数のせいか、悪ノリの延長という気持ちのせいか、警察に捕まるとかの心配は全く考えていなかった。
1度部屋を出ていた真治が部屋に帰ってきて、「部屋で姉が寝てます。」と告げた。
寝てます、という言葉に先輩たちも僕も「おおっ!」と歓声が上がった。
別に寝てたからといって、ばれないと言うわけではないが、なんとなくいやらしい気持ちになったのは事実だった。
白井先輩が「よっしゃ!犯るか!」と気合を入れ、みんな「よっしゃ!」と口々に言いながら、真治の部屋を出て行った。
長尾友紀先輩の部屋の前で、白井先輩に「1年はここで見張ってろ!」と命令された。
家の中で見張りの意味などないと思ったが、絶対服従で、「分かりました。」と返事をした。
白井先輩が、ドアをそーッと少し開けて中の様子を確認した後、「お前もここで見張りをしてろ!」と真治に言った。
真治は何か言いかけたが、言葉にはならなかった。
ドアを開け、2,3年の先輩、6人が長尾友紀先輩の部屋に入っていき、ドアが閉められた。
そして、同級生の梶原が、「マジで犯るのかな?」と聞いてきたので、「この状況じゃ、マジだろ。」と僕は答えた。
梶原は、「あの長尾友紀が、うち等のデブどもに犯られんのか・・・。」と、悔しそうにつぶやいた。
おろおろしている真治に、「あきらめろ、仕方ないよ。」と慰めの言葉を言ったが意味のない言葉は、真治の耳には届いていなかった。
しばらく部屋の中は静かで、何してるのかさっぱりわからなかったが、時々聞こえる、「・・ゥッ・・」とか、?ドタンッ?とかの物音がいろんなことを想像させた。
しばらくして、「・・・早くしろっ!・・」とか、「抑えろっ!」とかかすかな声が聞こえてきて、中で何かが始まったのが感じ取れた。
決定的な音が聞こえた、「キャアァッ・・」とか「・・ィャァ・・」とか、長尾友紀先輩の悲鳴と、押さえつけられている様な苦しそうな声が聞こえ、犯されていると僕らは理解した。
長尾友紀先輩が起きたからコッソリする必要がなくなったのだろう、先輩達の声が大きくなって、「オラッ!大人しくしろよ!」
「足抑えろ!」とか「オオッー!」とか「スッゲェ!」などと言う感嘆の声も聞こえてきた。
僕も梶原も静かに中の様子に耳を澄まして、色んな事を想像していた。
中から白井先輩の声が、「お前ら、少し静かにしろ!」とみんなを落ち着かせているのが分かった。
先輩達の声が小さくなり、聞きづらくなったが「・・見ろよッ!これ・・・」
「スゲェーぞ・・」と言うかすかな声が聞こえてきて、僕と梶原は股間を膨らませていた。
「先輩、俺にも見せて下さいよ!」と言う2年の先輩の声が聞こえるが、長尾友紀先輩の声はあれから聞こえない、口を塞がれているのだろうと想像がついた。
少しして、「よっしゃーっ!」と言う白井先輩の声が聞こえた後、「・・やめてェー・・」と言う長尾友紀先輩の泣き声が聞こえたような気がした。
梶原が、「今、胸揉んでるんじゃないか?」
「今、絶対、マンコ舐めてるぜ!」
「あっ!今、挿れたっ!」などと、物音のたびに勝手な想像をして聞かせた。
とは言うものの、?挿れたっ!?と思った瞬間は僕と同じだった。
そんな時間が、1時間過ぎ、2時間過ぎて、途中、決定的な「次、誰が犯る?」と言う声を聞き、僕は“今、長尾友紀先輩はどうなっているんだろう?”と想像していた。
2時間半が経つ頃、部屋の中が静かになって、ドアが開き「帰るぞ!」と僕たちに命令して、余韻の残る顔をした先輩達の後について真治の家を後にした。
“おいっ!マジかっ!”と思ったが言える訳もなく、心残りのまま股間を膨らまして帰った。
道中、先輩に色々尋ねると「ガッツン、ガッツン突きまくったわい!」とか「いい体してたぞ!」とか聞かされ、憧れの長尾友紀先輩が輪姦された事に、なにか切ない思いをした。
先輩達は、ビデオカメラやデジカメで撮影していたが、1年にそれらを見せてはくれなかった。
長尾友紀先輩はその日から学校を欠席するようになったが、何があったのかは分からず、原因不明の引きこもりみたいに言われているらしかった。
そんな長尾友紀先輩のことなど、心配もせず、2,3年の先輩はビデオテープを回し見しながら、あの日の狂宴を自慢げに語っていた。
おいしい事だけして、何のペナルティもない先輩たちが羨ましく、僕ら1年は何とか、長尾友紀先輩を犯れないか考えていた。