なっちゃん07
2018/10/29
夏になると人は解放的になり、当てもないのに「何かいいことがあるのではないか」と期待してしまう。
まして、俺には奈津子がいたのだから。
夏休みになった。
梅雨の最中に初めて、なっちゃんのおまんこを舐めてイカせることに成功してから、俺の中にはほのかながらも、目標のようなものが見えていた。
なっちゃんとセックスする。
しかし、それには大きな心理的障害があった。言うまでもなく、奈津子が小学生であること。さらにいうと、俺は中学生だった。
あの濡れた穴に自分のチンポをねじこめれば、それはセックスとなる。
だけど、ホントに。ホントにいいんだろうか。
セックスに関して興味深々時代の中学生。もちろん、俺も人並み・・・いや、他人以上に関心があった。ただ、それが表立って現れてこないのは、仲間内で「女にこんなことしてみたい」なんていう妄想を、すぐその日にでもなっちゃんに試してしまえる点にあった。
かたや、悶々と妄想にふけるヤツがいれば、幸いにして俺のように……その行為を美少女に行える自分がいる。しかも、この少女は、俺がしたいという行為すべてを嬉々として受け入れてくれる。
俺の心には余計な妄想がない分だけ、他人には「さっぱりした」ように見えたらしい。
「クールなやつ」というのが俺につけられた評価なのだが、それは間違っている。
俺はチンポの芯までエロで詰まっていたのだから。
ちなみに外見はとくにイケメンというほどじゃないし、運動神経も普通。団体競技よりは陸上やテニスのように一人でする競技のほうが好きだった。
「好き」と「うまい」には100万光年の差があるのだけど。
この一ヶ月半のあいだ、俺となっちゃんは数限りないフェラチオとクンニリングスをしていた。膣にも指を入れていた。処女膜を傷つけないように少ししか入れなかったが毎回必ず入れていた。
最初、「しみるようにひりひりする」と言っていたなっちゃんだが、なんどかやっているうちに痛みを訴えなくなり、逆に「なんか変な感じ」と言うようになっていた。
「なっちゃん……」
「……ん?」
小首をかしげておれを見つめる黒い瞳。かわいい。かわいすぎる。
俺とこんなことをするようになってからさらに色っぽくなった気がする……。
「胸がおおきくなっちゃった」と言ってたけど、このままのペースでいくと、この子はとんでもなく巨乳の女の子になるだろう。
そして、これだけ愛くるしい子だ……絶対に早いうちに誰かの手に落ちて……処女を奪われる。そう思うと苦しくて苦しくてたまらなかった。
だから。
「おれ……なっちゃんと……セックスしたい……」
なっちゃんはそのとき、ポカンとしていたと思う。
なんせ、自分の表情もよく覚えていない。
「……いいよ……おにいちゃん……」
俺はその言葉だけで勃起した。
8月1日だった。
蝉が鳴き、入道雲がわく、典型的な夏の日だった。
その日、おれとなっちゃんはシャワーを二人で浴びた。初潮の日以来だ。
しかし、なんとなくシャワーだけを浴び、浴室で淫らなことはしなかった。
今日、これからすることは違うんだ
なっちゃんの部屋。ほどよくエアコンで涼しい。
二人は裸で横たわった。
奈津子の……12歳のみずみずしい肢体が腕の中にある……とても暖かくて、はかない。抱きしめる……。人の体って、こんなに暖かくて優しいものだということを奈津子は教えてくれていた。
誓いのキス・・・乳房・・・乳首・・・そしてこの日はわきの下や、耳たぶや・・・足の指・・・そして、アナルもなめた。
あちこち舐めるたびになっちゃんはびくんびくんと体を震わせていた。全身性感帯にでもなったような反応だ。
「おにいちゃん……なめなめするぅ」
上ずった声で奈津子がせがんだ。
互いに横向きになり、69のかっこうになった。目の前にはすでに内腿までぐしょぐしょにぬらした、かわいらしいなっちゃんのおまんこがあった。
Cカップにふくらんだ乳房……幼児体型が残るすこしぽってりしたお腹……淡くはえた恥毛……そして、何度も俺の指を受け入れた性器。
全部をなめつくしてやる……
そう思った瞬間に、とてつもない快感が走る。
なっちゃんがフェラチオを始めたのだ。
いつもよりも激しい気がする。そして、いつもよりも唾液をたくさん出している気もする……。
なっちゃんも興奮してるんだな……
それとも緊張をごまかそうとして、わざと激しくしてるのかもしれない……
じゅぼっじゅぼじゅぼっ
「はぁはぁ、おにいちゃん、好きっ、これ、好きっ」
そう言っては陰茎をくわえる。
俺もクリトリスを舐め上げた。
「んあっ・・・っっっっんんんん」
チンポを喉の奥まで飲み込み、舌で裏筋をペロペロなめている……そんなにしたらイッチャうじゃないか・・・
「なっちゃん、おまんこっ、ぐしょぐしょだ……ピンク色してぴくぴくしてるよ」
「んやあ、言っちゃだめぇぇ、恥ずかしいよおぅぅぅぅ」
「もっと言っちゃおう、なっちゃんのクリトリスもおまんこの穴も、お尻の穴も全部見えてる」
「やだっ、そんなこと言ったら恥ずかしいっ、いじめないで……」
そのときの被虐的な表情で決めた。
入れる。
用意していたゴムをつける。駅前の商店街にある薬局の店先にあった「明るい家族計画」の自販機。
このあいだの土曜の夜……というか日曜の明け方前に、そっと家を抜け出して買いに行ったのだ。
300円で5つ入っていた。つける練習をしていたので、スムーズに装着できた。
「それ、なあに?」
「コンドームだよ。そのまましちゃうと赤ちゃんできちゃうでしょ」
「あ、うん……」
「俺たちまだ、赤ちゃん育てられないから、ね」
「ん」
横たわったなっちゃん。
少しおびえた表情で俺を見つめている。黒髪は少し乱れ、細い体には似合わないような二つの大きなふくらみ……。
はりさけんばかりに勃起した乳首が「男」をほしがっているように見えた。
なっちゃんの足を広げさせて。
まだ細い腰を持って。
カーテンを透過してもまだ熱が感じられる陽射しの中、俺はこれ以上にないくらい勃起した陰茎をなっちゃんの膣口にあてがう。
「んっ」
なっちゃんが息を呑む。
少しずつ腰をすすめた。ずりっずりっという感じで入っていく。
なっちゃんは眉を八の字にして目を閉じて、異物感に耐えている。
亀頭が入った。ここまでは指で入れていた範囲だ。
「痛い?」
「んーん……なんかおっきいのが入ってるのはわかるけど、変な感じ……」
「じゃあ進めるね」
「ん……優しくしてね……おにいちゃん……」
腰を小刻みしてすすめる。
すごく狭い。暖かな粘膜で包まれた肉の筒の中をずりずりと進めていく。
「んはぁ、はぁはぁ……」
「大丈夫?」
「へーき・・・」
真ん中あたりまで入れたときに何かにひっかかった。
ん?
今までの力加減じゃ押し返されるような感じだ。これがもしや。
なっちゃんには何もいわなかった。これからたぶんかなり痛くなることを。
体を固くしちゃったら余計に痛みがひどくなるような気がして。
なっちゃんの腰を抱きしめなおして、少し後ずさりしたあと。
俺は渾身の力で腰を入れて、突き刺した。
「んああああああっっっっっ!!!」
少しひっかかった感じのしたあと、案外簡単に向こう側へ、チンポは抜けた。
「おにいちゃん……痛い・・・痛いよお・・・」
なっちゃんは大きな目からポロポロ涙をこぼしている。まるで自分がひどい悪者になった気がしたのだけど、このまま終わらせるわけにはいかない。せめてきちんと奥までいれてあげないと、ふたりの儀式は完結しない気がしたから。
最後まで押し込んだ。
「うあんんんんっ、ううううう……いたいよぉ……」
「なっちゃん、最後まで入れたよ……」
「ほ、んと……?」
「……うん、ほら……」
なっちゃんの手を取り、結合部を触らせる。
「うわあ……全部、全部はいっちゃってる……」
「しばらくじっとしてるね」
なっちゃんの体の上にかぶさった。
俺の胸になっちゃんの張りのあるおっぱいが当たる。それだけでまた膨張してしまう。
ぎゅっと抱きしめて、キスをして。
舌と舌、唾液と唾液を混ぜ合わせる……俺たちは上と下、両方の穴にそれぞれ粘膜を絡み合わせながら、自分たちの体を相手の中に入れ込んでいた。
少しずつ小刻みに出し入れしてみる。
「んっ、んっ、んっ」
今までとは違うなっちゃんの声。苦痛を我慢してる苦しい声……。
「なっちゃん……もうやめとこうか?」
「おにいちゃん、イッたの?」
「いや、まだ。でも痛いんだろ?」
「いいよ、まだしても。大丈夫……」
少しずつ動かしていたチンポのグライドが広がっていく。ゴムをかぶせているとはいえ、こんな状況ではすぐにイキそうだ。
「なっちゃんっ、早く終わらせるからねっ、もうちょっとだからねっ」
「んっ、おにいちゃんっ、すきっ、すきっ……わたしを使って、せーし、出して……」
その瞬間おれのチンポはまた膨れ上がった気がした。
「わたしを使って、せーしを……」
目の前の美少女が、今度はじっと俺を見ながら、初めてのセックスの苦痛に耐えている。
「んふっ、うっ、うっ、おにい、ちゃん……お嫁さんに、してぇ」
「んああ、あああ」
そのとき、俺は射精した。小6美少女の奈津子の幼い膣の奥に。
初めて服の上から胸を触ってから一年。
俺は奈津子とついにセックスをした。
気付いたら外は激しい夕立になっていた。