図書館で会った子3
2018/08/02
図書館で会った子
図書館で会った子2
いきなりでなんですが、相談に乗ってもらえないでしょうか。
最近、妹さんに避けられています。
彼女と頻繁に会っていたわけではありませんが、
Hちゃんと三人でよく遊んでいたし、彼女の家に遊びに行った時も、
妹さんはしっかりと挨拶をしてくれました。
しかし、最近では遊ぶことがなくなり、妹さんにメールをしても
一言、二言の短いメールが返ってくるだけで、
露骨に避けられている感じがします。
これってやっぱり嫌われちゃったのでしょうか。
嫌われたにしても、理由や思い当たる節が全くありません。
Hちゃんも妹さんにどことなく聞いてくれたらしいですが、
妹さんは素気ない返事をするだけで、まともに話をしてくれないとの事でした。
「すぐ仲直りできますよ。元気出してください。」と、
Hちゃんは言ってくれましたが、
妹さんとは仲が良かっただけに、相当へこんでいます。
妹さんと仲直りするにはどうしたらいいでしょうか。
アドバイスを一つお願いします。
みなさんレスありがとうございます。そしてごめんなさい。
前の投稿では幸せだとかほざいていたくせに、
急に相談なんか持ち込んでしまいました。
妹さんが僕の事を好きって言うのは、あまり考えていませんでした。
妹さんには彼氏がいるらしいし、付き合いも長いとHちゃんが言っていました。
なので、好きというのは多分ないと思います。
とりあえずここは様子見が一番でしょうか。
あーたしかにうざったく思われてるかも。
よくよく考えてみれば、妹さん受験生だし
こんなときにイチャつかれたら誰だってムカつきますよね。
しばらくそっとしておくことにします。
でもちょっと気まずい
うおー!挨拶どころかシカトされたよ!!
すげーショック!!ということで100ゲット!!
うれしくねーよなんか・・・
続き読みたい人まだいるかなー。
以前「図書館で会った子」という名前でスレッドを立たせてもらった者です。
前スレで妹さんとの仲が悪くなって困っていると相談を持ちかけましたが、
どうにかして妹さんと和解(?)することが出来ました。
前のような仲のいい関係に戻れてホッとしています。
相談に乗ってくれた皆さん本当にありがとうございました。
前の終わり方がスッキリしない終わり方だったので一応報告させてもらいました。
Hちゃんとは相変わらず仲良くやってます。
たくさんのレスありがとうございます。
期待に答え、とりあえず妹さんと和解した事について書いてみようと思います。
報告だけしてトンズラかまそうとしていたのは内緒。
大学の授業が終わりアパートに戻ると、
うちの部屋のドアにもたれかかっている女子校生風な子がいました。
Hちゃんかと思いましたが、Hちゃんよりも背が低く、制服も違っていました。
困惑してたたずんでいるとその子は僕のことに気がつき、僕の方に顔を向けました。
僕は驚きました。
「・・・Yちゃん?」
「お久しぶりですNさん。」
ここの体験談で相談して以来、妹さんと会わなくなったandメールもしなくなり、
すっかり疎遠状態になっていました。なので、久しぶりの彼女とのご対面に、
緊張のボルテージが一気にギューン!と上がりました。
ギューンとね。
「どうしたの?何か、おれに、用事でも?」
動揺しまくりで声が震えました。おれカッコワル。
「・・・大事な、大事な話があるんです。」
「大事な話?大事な話って?」
「ここじゃあ、ちょっと・・・。」
「あ、そうだね。ちょっと待ってて、すぐ鍵開けるから。」
「あの、近くの公園で・・・。」
「・・・・・。」ダメダメだおれー。
公園へ向かうまでの間、僕たちは一言も言葉を交わさず、
気まずい気分をたっぷり堪能しました。
大事な話ってなんだろうか・・・。
「あんたマジキモイからメールとかよこさないでくれる?」
とか言われたら一生立ち直れませんよ?覚悟はよろしくて?
公園に着くと、妹さんは僕から少し離れ距離を置きました。
「Nさんはそこにいて下さい。動いちゃダメですよ。」
彼女はキョロキョロと辺りを見渡し、小さく深呼吸をしていました。
僕は妹さんをじっと見つめました。これから何が始まるんだか・・・。
彼女は顔を上げ僕と視線を合わせました。ドキッ。
「あたしNさんが好きです。」
「・・・・・・・・・・え?」
「あたしNさんのことが好きなんです。」
えっ、なんつった?おじいちゃん耳が遠くてよく聞こえなかったよ。
「好きって、何、人として?年上として?えっ、ちょっ、ナニ、待って!えっ?」
「愛してるって意味です・・・。」
「・・・・・・・・・。」
嫌われているとずっと思っていたのに、実は好きでしたって・・・何それ。
「本気で、言ってるの?」
「本気です。」
「でも、彼氏いるんでしょ。」
「別れました。」
「別れた?」
「Nさんの方が、ずっと好きだったから・・・。」
「・・・・・。」
絶句でした。
「いや、でも、おれ、君のお姉ちゃんと付き合ってるんだよ?好きって言われても・・・・。」
「分かってます。Nさんはお姉ちゃんの彼氏だもん、好きになっていいわけがない・・・。でも好きになっちゃったんです。どうしようもないくらい好きなんです。お姉ちゃんに負けないくらいずっと・・・。」
「・・・・・・。」
「でも、お姉ちゃんからNさんをとるなんてこと絶対したくない。お姉ちゃんの幸せを壊したくないし、お姉ちゃんのつらい顔はもう見たくない。でも、Nさんのことは好き・・・。」
「・・・・・・・。」
「Nさん、あたしのこと振ってください。」
「振る・・・?」
「あたしが今から本当の告白をしますから、Nさんにそれを断ってほしいんです。」
「・・・・・・。」
「もう、こんな気持ち耐えられないんです。叶わない恋だって分かりきってるのに、それでも諦めきれない自分がいて・・・。だから・・・・」
彼女の声が震えました。
「Nさんの口から・・・好きな人がいるって。とても大切な人がいるから、だからあたしとは付き合えないって。 Nさんにそう言ってほしいんです。そしたら、Nさんのこと、諦めることが、出来るから・・・・。」
妹さんの頬を涙がつたいました。彼女は声を漏らさないように必死に下唇を噛み、
震える身体を手で抑えました。
ああ、この子の気持ちは本物なんだ。
僕はその彼女の想いを全て否定してやらなければいけないのか。
胸がすごく苦しくなりました。本当に胸が張り裂けそうな、そんな苦しみでした。
でも、彼女のためにも言ってあげないと・・・・・。
僕は小さく頷きました。「分かった・・・・。」
彼女は涙をぬぐい、精一杯の笑顔をつくりました。
「いいですか、本気で断ってくださいね。ちょっとの事じゃぁ、Nさんのこと諦められないと思うから・・・。」
僕はもう一度頷きました。うん。
妹さんはもう一度涙をぬぐい、目を閉じました。
そして彼女は目を開け、僕に言いました。
「あたし、Nさんのことがずっと前から好きでした。初めて会ったあの日からずっとです。一目惚れしちゃったんです。その日からずっとNさんのことが頭から離れない。家に居るときも、学校にいるときも、友達と遊んでいるときも、ずっと、ずっとです。Nさんを忘れたことなんか一日もありません。Nさんとデートしたり、キスしたり・・・エッチしたり、そんなこと毎日考えちゃいます。そのぐらい好きなんです。大好き・・・。こんなに人を好きになったのは初めて。好き過ぎておかしくなりそうなんです。Nさんに愛してもらいたい。ずっと一緒にいてもらいたい。Nさんと付き合いたい。Nさんの彼女になりたい・・・・。」
・・・・・・・・・Hちゃん。
「あたしと、付き合ってください。」
「・・・・おれ、好きな人がいるんだ。だから、君とは、付き合えない。」
「あたしは、その人なんかよりも、ずっとNさんのことを愛しています。」
「そうかもしれないけど、君とは付き合えない・・・。」
「あたしは、その人よりも、Nさんを幸せにしてあげられます。」
「それでも、出来ない・・・・。」
「・・・・・・・そんな言い方じゃ、あたしの気持ちは変わりませんよ。」
「・・・・・・・。」
・・・・・・・・・Hちゃん。
「・・・・・おれも、こんなに人を好きになったのは初めてなんだ。その子のことが好きで、好きで、どうしようもないくらい大好きで。好きって言葉じゃ表現しきれないほど好き。」
「・・・・・・。」
「もう、その子じゃないとだめみたいなんだ。彼女といるとすごくホッとするし、キスをすると気持ちがすごく震える。抱き合うと涙が出そうになる。他の子じゃ、こんな風に感じることが出来ないと思う。だから、彼女を離したくないし、離れたくもない。ずっと一緒にいたい。他の子じゃだめなんだ。Hちゃんじゃないと・・・・。Yちゃんじゃだめなんだ。」
「・・・・・・・・・。」
「だから、Yちゃんとは付き合えない・・・・。」
「ごめん」って言いそうになったけど、ぐっと堪えて呑み込みました。
「・・・・・・・分かりました。よかった、これでNさんのこと・・・・諦められます。」
妹さんは笑いました。「お姉ちゃんには敵わないな。」
その後彼女は盛大に泣いて、泣いて。道行く人に不審な眼で見られても、それでも泣いて。
僕は彼女の傍にいてあげて。でも、彼女には一切触れなくて。