図書館で会った子2
2018/07/30
花火大会の告白で晴れて付き合うことになったわけですけど、
関係的には以前とそれほど変わりませんでした。
デートも図書館へ行ったり、買い物したり、
僕にはつらいカラオケに行ったりと、以前と同じように遊びました。
変わったといえば手を握るようになったことぐらいです。
恋人同士なんだから手を握ることぐらい当たり前だと思うんですけど、
初めて手を繋いだとき、彼女はえらく緊張していたみたいで
少々錯乱状態に陥ってました。ウフフフフみたいな。
今では彼女も慣れて、余裕で手を握れるようになりましたが、
彼女曰く「キスよりも恥ずかしい。」とのことでした。
キスの方が数千倍恥ずかしいと思うけどなあ。
あと夏休みだったこともあり、
海やら縁日やら遠征したり色々な体験をしたんですが、
全て書き上げる気力がないので勝手ながらも
思い出深いエピソードを二つだけ書くことにします。
?海編?
「海に行きましょう!」となぜか妹さんに催促され、
僕とHちゃん、妹さんの三人で海へ行きました。
水着姿の姉妹はべらぼうにかわいくて、すれ違う男みんなチラ見してました。
「何か視線感じる。」とHちゃんは恥ずかしそうに身を縮め、
女の子って大変だなーと思いましたが、妹さんはあまり気にしてない様子で、
「Nさんどう、あたしセクスィー?」と小ぶりな胸を寄せて
グラビアアイドルみたいな挑発的なポーズをとってきました。
勘弁して下さい・・・かわいすぎだよ妹さん。
目の保養もできたところで、さっそく海に入りましたが、姉妹二人は
浅瀬の所で浮き輪にもたれて、深い所に行こうとしません。
実は姉妹揃って泳げないらしく、二人に泳ぎ方を教えることになりましたが、
練習の成果は得られず結局泳げませんでした。
でも浮き輪につかまって脚をバタつかせている姿が何とも微笑ましく、
別に泳げなくてもいいんじゃないかと思いました。
その後二人の浮き輪を引っ張ってあっちこっち泳がさられました。
「Nさんあっち行って!」「違う違う、あっちあっち!」
「どっち?」「Nさんもっと速く、速く泳いで!」
「あ、魚、魚がいる!Nさん追っかけて!」「え、どこ?」
「すぐそこ!あ、逃げちゃう逃げちゃう!」
きゃーきゃー姉妹で楽しそうにはしゃいでいましたが、
僕は二人の注文どおり泳ぐのに精一杯でした。
くたくたになるまで泳がされ、限界にきた僕は休憩を取りました。
砂浜で死人のように倒れていると、
Hちゃんがジュースを何本か持って隣に座ってきました。
「Nさん生きてますか、飲み物買ってきましたよ。」
ああ、さすがMy彼女、ここに女神様が降臨されましたよ・・・。
僕はジュースを飲みながら1人ぷかぷか浮いている妹さんを眺め、
Hちゃんは隣でせっせと砂を掘っていました。
「あ、Nさん、水、海水が出てきた!」
1人勝手に盛り上がってる彼女に「君はお子ちゃまですか。」と問うと、
「17歳のおこちゃまです。」と恥ずかしそうに答え、
湧き出た海水をパシャパシャかけてきました。
こんにゃろ、かわいくて反撃できねえ。
楽しい一時があっという間に過ぎ、気づけば帰りの電車の中でした。
妹さんは遊び疲れたせいか、Hちゃんにもたれ掛かって
いつの間にか寝てしまいました。
Hちゃんはタオルケットを出し、妹さんにかけてあげました。
「やっぱりHちゃんがお姉ちゃんだね。」と言うと、彼女はにっこり笑い、
妹さんが起きないようゆっくり席を立ち、僕の隣に座りました。
「ずっと三人一緒だったから、最後ぐらい二人だけの思い出がほしいです。」
そう言うと彼女は僕の手を握り、そっと唇を重ねてきました。
「何か、大胆になったね。」と言うと、
「Nさんのせいでこんな風になっちゃったんですよ。」と
恥ずかしそうに微笑み、もう一度キスをしました。
そして彼女も僕にもたれ掛かり、静かに眠りに就きました。
駅に着くまでの間、僕は妹さんの寝顔をぼんやり眺めながら、
Hちゃんとそっくりな部分を探していました。
?初めてのお泊り編?
ここ数日のHちゃんはやたらと元気で、いつも控えめな彼女とは
あきらかに雰囲気が違っていました。
何かあったのかなと思いましたが、
元気なところ以外は普段の彼女と一緒だったので、
口には出さずにいました。
そんな彼女がうちに来たのは夜の11時頃で、それは突然の訪問でした。
「・・・どしたの、こんな遅い時間に。」
「泊まりにきました。」にっこり笑う彼女。
「へ?泊まり?」
「おじゃましまーす。」彼女は僕を押しのけて部屋に上がりこみました。
「30分も歩いたからくたくたですよ。ああ、クーラーが涼しい。」
彼女は小さなリュックを放り投げ、ベッドにちょこんと座りました。
「ちょっ、何、何なの、お泊りって?」
「あ、シャワー浴びてもいいですか?汗かいちゃってベトベトなんです。」
彼女は僕の話を無視して風呂場に行ってしまいました。
・・・本当に何なの?
とりあえず座って待つこと数十分。
「Nさーん、タオルどこー?」
「洗濯機の隣の棚ー。」
「あっ、ありましたー。」
さらに待つこと数分。
「Nさーんドライヤーはー?」
「えーと・・・。」
「あ、あった、ありましたー。」
「・・・。」
「ふう、さっぱりした。」
風呂から上がった彼女は、キャミソールにショートパンツの姿でした。
「どうぞ。」彼女に麦茶を出すと、
「わあ、ありがとうございます。」と言って、ぐびっと一気に飲み干しました。
「で、どうしたの?いきなり泊まりに来たなんて。」
彼女はテーブルにコップを置き、近くにあったクッションを取り寄せました。
「・・・急にNさんに会いたくなったんです。」
「急に?」
「はい、急にです。」
「や、意味わかんないんだけど。」
「じゃあ、そろそろ寝ましょうか?」
「は?」僕は彼女に引っ張られ、ベッドに向かいました。
「ちょ、ちょっと待って。本当に意味がわかんないよ。
いきなりうちに来て、泊まらせてくれで、シャワー浴びて、もう寝るって、
全然状況がつかめないんだけど、何かあったの?」
「別に何もありませんよ。」
「何もないなら、普通こんな遅くに来ないでしょ。」
「理由がないと来ちゃだめなんですか?」
「別に、だめじゃないけどさ。」
「ならいいじゃないですか。ほら、横になってください。」
彼女は強引に僕を押し倒し、ベッドから身を乗り出して照明を消しました。
「ねえ、最近様子が変だったけど、それと関係あるの?」
「・・・おやすみなさい。」
彼女は僕に背を向けて横になりました。
その後も話しかけましたが、彼女は一言も喋ってくれませんでした。
とりあえず黙っていること数十分。薄暗い部屋の中、
彼女は静かに起き上がり僕の顔を見据えていました。
「どうしたの?」
「・・・襲ってくれないんですね。」
「え!!?」
彼女は僕の上に跨り、唇を重ねてきました。唇を離すと、
彼女は僕の髪を優しく撫でまわし、耳元で小さく囁きました。
「襲ってくれないなら、あたしが襲っちゃいます。」
こんな台詞を彼女が口にするなんて信じられませんでした。
僕が動揺して固まっていると、彼女がおでこにそっとキスをしました。
「愛してます、死にそうなくらい・・・。」
彼女はちゅっちゅと小さな音を立てて僕の頬にキスをし、
次第に彼女のキスは頬から唇へと伝って行きました。
「好き・・大好き・・・。」彼女は舌先で唇をちろちろと舐め、
少しずつ舌をねじ込ませてきました。彼女はぎこちないながらも
丁寧に口の中をかき回し、僕の口まわりは彼女の唾液でベドベドになりました。
彼女は唇を離すと、僕の手を握りキャミソールの上から胸を触らせてきました。
僕はどうすることも出来ず、彼女の胸に手を当てて固まってしまいしたが、
それを見兼ねた彼女は、僕の手を持ち自分の胸をゆっくり揉ませました。
彼女は息を弾ませながら、もう片方の僕の手をとり、
両手で胸を揉ませてきました。僕が遠慮がちに胸を触っていると、
「もっとちゃんと触ってください。」と、僕の手に胸を強く押し当ててきました。
僕は戸惑いながらも、少し力を入れて円を描くように揉みだすと、
彼女はピクリと反応し、さらに息が荒くなりました。
「ん・・・んっ・・・」と、甘い息を漏らす彼女に、だんだん興奮してきた僕は、
キャミソールの中に手を突っ込み、ブラの上から揉みだしました。
彼女は「いやっ・・・。」と体を強張らせましたが、
今度は僕が押し倒し、彼女の上に覆い被さりました。
キャミソールとブラを胸の上までたくし上げ、彼女の胸を露出させました。
それほど大きさはありませんでしたが、形の整った綺麗な胸をしていました。
僕はキスをしながらゆっくり胸を揉みだしました。
乳首をきゅっと摘むと「あんっ!」と甲高い声を出し、
こねくり回すように撫で続けると、彼女の乳首は硬く勃起しました。
キスをやめ、乳首をチロッと一舐めすると「やああんっ!」とさっきよりも
大きな声を上げ、ビクッと体を反応させました。
レロレロと舌先で乳首を転がし、ちゅうっと強めに吸い上げました。
彼女は喘ぎ声を出さないように必死で耐えていましたが、
空いている手でもう片方の胸を揉みだすと、我慢できずに
小さく喘ぎ声を漏らしました。
胸を愛撫しながら、ショートパンツに手を掛けると、
彼女は強く股を閉ざし侵入を拒みました。
僕は胸の愛撫と一緒に太ももを優しく撫で回し、
何度も唇にキスをしました。
既に僕の気持ちには動揺も困惑もありませんでした。