美しい母と、その母にそっくりな中1の娘[第1話]

2018/07/19

まさか自分がこんな事になるとは思わなかった。
家庭教師で通ってた中学1年生の女の子、由香ちゃん。
ちょっと生意気だけど可愛い小悪魔タイプ、勉強は苦手であんまり真面目に聞いてくれない。
いつも勉強そっちのけで恋話ばっかり、すぐ脱線するので生徒としてはちょっと曲者。
おだてたり叱ったりしながら、毎回苦労しながら何とか問題に向かわせる毎日。
「先生、毎日すみません」と由香ちゃんのお母さんの順子さん。
これがかなりの美人で巨乳、色っぽいセクシーな体。
由香ちゃんも大人になったらこんな感じになるのかなと思わせるくらい2人は良く似てる。
少し肉厚な唇とか少し垂れ目な感じがそっくり。
順子さんは首筋にホクロがあって、これまた余計に色っぽい。
「いえ、勉強が苦手なお子さんを上手く教育するのも仕事ですから」と調子よくカッコつける俺。
正直、由香ちゃんも順子さんも美人親子だから我慢してた。
これが中学の男子なら即刻チェンジしてもらうところだ。
旦那さんは海外へ単身赴任。
かなりの稼ぎらしいが、年間を通してほとんど家に居ない。
順子さんと由香ちゃん2人の家庭なので頻繁に晩御飯をご馳走になる。
本当は禁止されてるけど、この母子の誘いを断る手は無いから、「本当はダメなんですけどねw」と言いつつ、美味しいご飯をお代わりしちゃう。
お金持ちだからなのか、それとも俺が客だからなのか、毎回おかずが豪華。
スキヤキとか御寿司を何度もご馳走になってた。
その反面、由香ちゃんの勉強の効率はイマイチ上がらない。
それでもクビにならないのは、俺が由香ちゃんに気に入られているから。
順子「他の先生とは相性が悪くて・・こんなに続く事自体が珍しいんです」
そりゃそうだろう、あの性格ではまともに勉強はしてくれない。
真面目な家庭教師では返ってさじを投げかねない。
まあ不真面目家庭教師な俺だが、それでも一応お世話になってるんだから珍しく頑張って教えて、なんとか成績を上向きに持っていくことに成功。
由香ちゃんも順子さんもテストの結果に大喜び。
まあ大した成績UPでもないけど・・・、元が酷かったからしょうがない。
順子「本当にありがとうございます」
またもや豪華な晩御飯をご馳走になる。
由香「タッ君ありがとうね!」
俺の事はもうずっとこんな感じで呼び捨て。
順子「こら、由香、何度言えばわかるの、先生でしょ」
順子さんが注意するけど全然聞かない由香ちゃん。
由香「もー良いじゃん、ねータッ君w」
隣の席から乗り出して腕に抱きついてくる。
順子「お行儀が悪いわよ!あなたって子は!」
由香「べー」
順子さんに向かって舌を出す。
順子「由香、覚えときなさいよ!」
俺「はは、構いませんよ。先生って柄でもないし」
・・・と仲裁。
順子「本当すみません・・・何でこんなに礼儀知らずに育ったのかしら」
由香「お母さんだって影で先生のこと、『可愛い』って言ってたくせに」
由香ちゃんが俺の腕に抱きついたまま意地悪そうに笑って言う。
俺「ええっ!!」
順子「ちょっ!何言ってるの由香!!もう知りません!!」
そう言うと顔を真赤にした順子さんはいそいそと席を立って台所に引っ込んでしまった。
俺「あ、奥さん!」
由香「もーお母さんの事はいいからね!お部屋でお話しようよ~」
俺「いや・・・でも・・・」
由香「ほらほら!」
強引に引っ張る由香ちゃんに押されて、さっきの話に後ろ髪を引かれつつ二階へ。
とりあえずひとしきり由香ちゃんの相手をした後、お暇する事に。
俺「では、また明後日に伺います」
順子「本当にお恥ずかしい所をお見せしてすみません」
相変わらず目線を合わせようとしないで平謝りする順子さん。
俺「いえ、気にしていませんから、それに奥さんみたいな素敵な方にそう言っていただけるのは男としては嬉しいものですし」
・・・とフォローを入れておく。
順子「えっ・・・あの・・・そうですか?」
俺「はいw、では、ご馳走様でした」
由香「あっはい、お気をつけてお帰り下さい」
それから数週間後、食事中の由香ちゃんの暴露話など、俺の中ではすっかり過去の事になっていたある日。
本屋で本を立ち読みしていたら、偶然順子さんが俺を見つけて話し掛けてきた。
手にはエコバック。
スーパーで買い物をして来たのだろう、沢山の食材が詰まっていた。
格好はジーンズにピンクのふわふわのセーター。
大きな胸とお尻が強調されていて、荷物を持ち直す時に胸が微かに上下に揺れるとつい目が追いかけてしまう。
順子「先生、今日は大学はお休みですか?」
俺「えっ・・・あ、どうも、今日は午前中だけだったんでちょっと暇潰しを」
順子「そうだったんですか。私は買い物帰りで、ちょうど先生をお見かけしたので声を掛けてみたんですよw」
俺「そうだったんですか、ビックリしました。お外でお会いするの初めてですね」
順子「ええ本当にw先生はこの辺にお住まいなんですか?」
なんだか妙に嬉しそうな順子さん。
俺「そうなんです、この先を行った所の◯◯アパートです」
順子「あらそうなんですかwじゃあ、今までもこうやってすれ違っていたかもしれませんね」
俺「ええ、そうですねwははは」
順子「おほほほ」
俺「・・・」
不意に沈黙。
俺「こ、これからお帰りですか?」
順子「ええ、これから帰って一人でお昼の仕度して一人で食べるのよw寂しいでしょうw」
俺「あー、そういえばもうお昼過ぎですね」
本を読んでてすっかり時間が経っていた。
順子「あら、先生もしかしてお昼まだですか?」
俺「はい、今朝は寝坊して今日はまだ何も食べていないの思い出しました。不思議ですね、急にお腹がすいて来ましたよwこれからマクドナルドでも行こうかなwははw」
順子「まあ、ダメですよ若い人がジャンクフードばっかり食べたら」
俺「ええ、そう思うんですけどなかなか自炊をするのも面倒で」
順子「そうだ、良かったら家にいらっしゃらない?」
順子さんは嬉しそうに言う。
俺「えっ?」
順子「一人で食べるのも寂しいと思ってたのよ。どう?もちろんこの後ご予定があるなら無理にとは言わないけどw」
なんか目線が色っぽいと感じるのは、俺がエロいからだろうか。
俺「えっ、別に予定はありませんよ・・・暇なもんです」
順子「あら、先生モテそうなのに彼女とかいないの?」
なんだか今日の順子さんはいつも由香ちゃんの前で落ち着いた雰囲気を出してるのとは対照的に、変にテンションが高くて、若い女の子みたいだった。
俺「いや、いたんですけどね、別れちゃってw」
順子「あらwじゃあオバサンとご飯を食べるくらい別にいいわねwそれとも私なんかじゃ迷惑かしらw」
ふふふっと覗き込みながら上目遣い。
顔が妙に近い・・・誘ってるの?!
俺「いや、決してそんな事は。じゃあご馳走になります」
順子「ふふwじゃあ早速行きましょう」
俺「あっ、その荷物持ちますよ」
重そうなエコバックを順子さんから受け取る。
順子「ありがとうw優しいのね」
俺「いえ、ご馳走になるんですからこれくらいは」
2人でスーパーの隣の本屋を出て、道路の向こう側のスーパーの駐車場へ。
順子「ふふw先生ってやっぱり可愛いわね、由香が夢中になるわけねw」
車に乗るとエンジンをかけながら順子さんが言う。
俺「えっ?」
順子「あの子があんなに真面目に勉強するなんて無かったことなんですよ。なにか秘訣があるのかしらw」
意味深な笑顔。
俺「いや、そんな特別な事なんかしてませんよw」
本当に何もしてないけど、なんか冷や汗が出る。
順子「本当に?wふふふっwまあそういう事にしておきましょう」
俺「いや、本当ですから!」
「はいはいw」とあしらわれるばかり。
いつものお母さんらしい感じがどこかへ行ってしまっている。
車を走らせて5分弱でいつも見慣れた順子さんの家に到着。
駐車場に車を停めて荷物を持ち、家に入る。
順子「今から作りますから、先生はリビングでTVでも観てらして」
俺「あの、手伝いますよ」
順子「いいのw男の人は座ってて、それが一番助かるわw」
俺「はあ・・・」
順子「あっ!でもちょっと高い所にあるお皿を取ってもらえるかしら」
俺「はい」
順子「ほら、そこの棚にある奴なの。大きいでしょ、もう長いこと仕舞いっぱなしで。主人がいないでしょ。頼める人がいなくて困ってたのよね」
確かに女性が棚から出すにはいささか危ない高さ、大きな立派なお皿だ。
順子さんも由香ちゃんも決して身長は大きくないだけに仕方が無い。
俺「これですね」
女性の順子さん達には無理でも俺には何てことはない。
順子「そうそう、やっぱり男の子がいると違うわねw先生のお母さんが羨ましいわw」
俺「はは、うちは男兄弟なので、母は女の子が欲しかったって良く言ってますけどねw」
順子「あらwならうちの由香なんかどうかしら?w」
俺「ええっw」
順子「ヤダw冗談よwあの子、家事なんかロクに出来ないし、押しつけた日には先生のお母様からお叱りを受けるわねw」
俺「はは・・・」
順子「さあ、後は大丈夫ですから、リビングに戻ってゆっくり待っててね。すぐに出来ますから」
俺「はい」
リビングに戻ってソファーでTVを観ていると本当にすぐに出来た。
手作りの焼きソバ、市販の生麺に野菜や豚肉を入れた結構豪華なものだ。

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