彼女が住んでるマンションオーナーの奥さん

2018/07/07

数年前の話。
その当時、花屋に勤めていた彼女と付き合いだして2年ほどが経っていた。
俺も彼女も26歳。
週末になると、しばらく前に彼女が引っ越した東京の下町にあるマンションに泊まりに行くというのがお決まりのパターンだった。
マンションと言っても、1階にマンションのオーナー家族、2~3階に賃貸の6世帯が暮らす小ぶりなもので、彼女はその2階に住んでいた。人当たりも良く、人付き合いの上手な彼女は、30代後半と思われるオーナーの奥さんと既に親しくなっていて、頂き物やおかずを分け合ったりしていた。
改めて紹介されたわけではないけれど、週末だけとはいえ毎週彼女の部屋に出入りしている俺は、次第にオーナーの奥さんと顔を合わす場面が増えてきて、挨拶程度は交わすようになっていった。
週末は彼女の部屋で寝泊りしていたけれど、花屋に勤めていた彼女は土曜日も仕事で、サラリーマンの俺は休日だった。
彼女が仕事に出掛けても、そのまま彼女の部屋で寝ているのが俺の土曜日の常だった。
5月の土曜日、俺だけしかいない彼女の部屋にオーナーの奥さんが、「ケーキをたくさん頂いたからお裾分け。どうぞ」と尋ねてきたことがあった。
その時に初めて奥さんとしばらく立ち話をした。
いつも色々頂き物をすることへのお礼、幼稚園に通う奥さんの子供のこと、俺と彼女が付き合い初めて2年くらいになること、そして、土曜日は彼女が仕事なので日中は俺が一人でこの部屋にいること。
立ち話をきっかけに、俺と奥さんは路上で顔を会わせた時にも話をするようになっていった。
奥さんは、年齢の割りには幼い顔をした笑顔の可愛い人だったけれど、150cmそこそこの小柄な身体と、服の上からでもわかる豊かな胸と張りのあるヒップがどこかアンバランスで、出産経験のある人妻特有の色気というか・・・。
簡単に言うと、卑猥な身体つきをしていた。
2階にある彼女の部屋のベランダからは、1階の中庭のようなスペースが良く見えた。
そこで洗濯物を取り込む奥さんの姿を見かけることもしばしばあって、「洗濯、大変ですねー」「そうなのよ・・・やんなっちゃう(笑)」などと、上と下で軽く二言三言言葉を交わすことも多かった。
俺は、親しくしている住居人の彼氏として、奥さんに対して好青年を演じていたけれど、そろそろ暑くなり始めて、Tシャツ・短パン姿で屈んだり背伸びしながら洗濯物を取り込む奥さんの少し脂の乗った白い腹や背中がチラっと見えるたびに、Tシャツの下の豊かな胸や短パンの上からラインの浮かぶパンティ・・・、太陽にさらされることのない真っ白な下腹部とは不釣合いな手入れをしていない猥褻な濃い陰毛・・・、さらに、その奥のいやらしく湿った割れ目を想像しながら、奥さんの痴態を頭に思い浮かべていた。
親しくなるにつれて、奥さんは土曜日のたびに何かしらお裾分けを持ってきた。
それは、近所の和菓子屋で買った大福だったり、貰い物のケーキだったりした。
土曜日の日中に彼女の部屋の玄関先で交わす奥さんとの他愛もない雑談は、彼女との付き合いやセックスにマンネリを感じ始めていた俺のささやかな楽しみとなっていった。
魅力的な笑顔と卑猥な身体を持ったこの年上の奥さんに、どんどん惹かれていった。
奥さんも、専業主婦として繰り返される単純な日常の中のささやかな楽しみだったのだろうか、毎週毎週やって来ては、他愛もない冗談交じりの雑談に話を弾ませていた。
奥さんは、俺がまだ寝ている午前中や昼過ぎに来ることが多く、最初のうちは、寝ぐせもついたままTシャツにトランクスという姿で出て行くのはまずいと思って、多少なりとも寝ぐせを直し、ジーンズを穿いて玄関を開けていた。
しかし、夏の盛りのある土曜日に奥さんがやってきた時、人妻を刺激してやろうというイタズラ心と、あわよくば・・・的な下心もあって、Tシャツにトランクスだけという姿のままで玄関を開けてみた。
Tシャツとトランクスだけの俺の姿に奥さんの目が一瞬だけ泳いだが、「あら、起こしちゃった?ごめんなさい。とうもろこし茹でたから食べて」と奥さんはいつも通りに世間話を始めた。
今まで好青年を演じていたので、意識していやらしい視線を悟られないようにしていたけれど、この日は、奥さんを女として、セックスの対象として見つめていることを意識させようと思い、多少露骨に奥さんの胸元に何回も視線を落としてみた。
視線を胸から顔へと戻すたびに、奥さんは目を逸らした。
軽く勃起したチンポがトランクスの前をいやらしく持ち上げていた。
それに気付いていたのかいないのか、目を逸らした奥さんの視線は俺の胸の辺りを彷徨っていた。
奥さんが俺の視線を意識して、女として、セックスの対象として見つめられていることを意識しているのは間違いなかった。
何か言われたら笑って冗談にしてしまおうと思っていたけれど、奥さんはいつもとは違う空気に少し戸惑いながらも平静を装って会話を続けた。
俺も軽く勃起していることなど何でもないかのように、普段通りに冗談を言いながら話し続けた。
エッチな空気が支配している中でしばらく話し込んでいると、1階から母親を呼ぶ子供の声がして、「もう行かなきゃ」と奥さんは背を向けた。
俺は、「とうもろこし、ありがとうございます」と言い、奥さんの背後から扉を押すのを手伝いながら、さりげなく奥さんの張りのある腰の辺りに股間を軽く押しつけてみた。
奥さんは顔を上気させながら一瞬振り返り、再び俺に背を向けて1階へ繋がる階段へと向かっていった。
振り返った時の奥さんの視線は間違いなく俺の勃起した股間の上を通り過ぎていた。
これで警戒して、俺一人でいる時には、お裾分けを持って来なくなったらそれまでのことだ。
しかし、次にまた来るようだったら背徳を犯してしまおうと、俺は決心した。
翌週の土曜日、俺がまだ寝ていた午前11時頃、彼女の部屋の呼び鈴が鳴った。
もぞもぞと起き出して、ドアビューを覗くと奥さんだった。
先週の記憶が蘇り、一瞬の間に、どうやってセックスまで持ち込もうか・・・頭がフル回転した。
俺は眠気なんか覚めていたのに、わざと眠そうな顔をして、先週と同じく寝起きのままのTシャツにトランクス姿でドアを開けた。
「あら、また起こしちゃったみたいね。そら豆をたくさんもらったからどうかな・・・と思って」と奥さんは言った。
とりあえず奥さんを部屋にあげようと思った俺は、「そら豆は大好きです・・・まだ目は覚めてません(笑)」と言い、「いつも頂いてばかりで申し訳ないし、目覚ましにコーヒー淹れるんで、たまにはアイスコーヒーくらいご馳走させてください」と奥さんに部屋へ入るよう促した。
奥さんは、「それはまずいんじゃない?」と言いながらも、「コーヒーくらいならいいでしょー」と俺が言うと、「◯◯ちゃん(彼女の名前)には申し訳ないけど、お言葉に甘えてお邪魔してご馳走になっちゃおうかな」と案外あっさりとサンダルを脱いで部屋にあがってきた。
その日、奥さんはまったくの部屋着のままと思われるTシャツと短パン姿で、白い太ももを惜しげもなく俺の前に晒していた。
先週のことがあった翌週に、こんな姿で現れるなんて、奥さんも期待しているんじゃないかと勝手に確信していた。
「適当にくつろいで待っていてください」と奥さんを居間のソファに案内して、俺はキッチンでコーヒーを淹れる準備をした。
お湯が沸いて、自分用にホットコーヒーを、奥さんにはアイスコーヒーを作りながら、「◯◯君(子供の名前)大丈夫ですか?」と聞くと、旦那さんがプールに連れて行って夕方まで帰らないという返事だった。
居間を見ると、奥さんは興味深そうに、でも遠慮しながら彼女の部屋を眺めていた。
コーヒーを飲みながらだべっていると、話題はそら豆の話から、ビールの話になって、酒にまつわるエッチな話になっていき、やがてエロ話へと変わっていった。
さすがに奥さんは露骨な話をしなかったけれど、俺はかなり露骨でいやらしい表現を使って、今までにしたエッチの話や、まさにこの部屋でしている彼女とのエッチの話を披露した。
最初のうちは、「キャー、リアル(笑)」「エッチねー」と笑いながら聞いていた奥さんの顔から次第に笑顔が消えていった。
しかし嫌がるわけでもなく、顔を上気させ、目を潤ませながら俺の話を聞いていた。
喉元の動きで、俺に気付かれないように奥さんが唾を飲みこんでいるのがわかった。
頻繁に足を組み替え、落ち着きがなくなっていった。
奥さんは明らかに最初からセックスする気でやってきていた。
薄々感づいてはいたけれど、奥さんのグレーのTシャツの下はノーブラだった。
今までに何人もの男に吸われてきたであろう少し大きめの乳首が勃っていた。
エロ話はもはや意地悪な前戯だった。
Tシャツに浮かんだ突起を見つめながら話す俺の視線に、ふと我に返った奥さんは、「グラス片付けるね、これくらいはしなきゃ(笑)」と言いながら立ち上がり、キッチンへ向かった。
俺はゆっくりと立ち上がり、奥さんの後を追いキッチンに向かった。
歩くと痛いくらいに勃起していた。
グラスを洗おうとしていた奥さんの背後に俺は黙って近づき、胸の下辺りに腕を回して、後ろから奥さんを抱き締めた。
「ダメよ・・・ね、ね?」
弱々しく懇願する奥さんの言葉に拒絶の意思は感じられなかった。
俺は少し汗ばんだうなじにそっとキスをしながら、何度も想像した奥さんの柔らかく大きな胸をTシャツの上から優しく揉んだ。
「ダメじゃないよね?今日は最初からそのつもりだったんでしょ・・・?」

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