片想いの人とした人生で一番気持ち良いセックス 3

2018/06/29

「んっあっあっあっダメっハァ……悠一郎君、あっあっ!」
膣内から絶え間なく広がる快感、その中で一際大きなものが身体の奥から込み上げてくる。
悠一郎のモノが身体の中から出たり入ったりするのは凄く気持ちが良い。擦られる感覚が堪らない。
でもこれ以上気持ち良くなってしまうと、悠一郎の前で自分のあられもない姿を何もかも晒してしまいそう。
それが恥ずかしくて、恵理は絶頂を迎える事を躊躇った。
「んっンッあっあっちょっと待って、はぁ、アッアッ……」
悠一郎の胸に両手を当ててストップの合図を出す恵理。
「ん?どうした?イキそう?」
しかし悠一郎は腰の動きを止める事なくそう聞き返してきた。
恵理はそれに対して紅潮した顔で首を縦に数回振る。
「じゃあそのままイッちゃえって。」
そう言って悠一郎は腰を振りながら同時に親指で恵理の勃起したクリトリスを刺激し始めた。
じんわりと広がる膣からの快感に加え、クリトリスからの鋭い刺激が恵理を頂きに連れて行く。
「ハァあッあッアンッ!ダメ……ンァ…あッアン!」
「ここも気持ち良いだろ?ほら、あーすげぇ締まってきた。」
込み上げてくるものを、もう自分では抑えきれない。
悠一郎の思うがままに絶頂へ導かれる恵理。
「あっアンッもう、あっあっイクッ……!ッンアアッ!」
絶頂し、身体が大きく仰け反り、膣が悠一郎のペニスを強く締め付けた。
「ああッ……はァァ……はァァ……」
そしてその後全身の筋肉が脱力し、恵理は悠一郎のモノに串刺しにされたままビクビクと身体を痙攣させていた。
脳みそが痺れてしまったようで、少しの間何も考えられない時間が続く。
自慰行為で達する時に感じるものとは全く別の感覚だった。悠一郎を感じながらイク事の気持ち良さに恍惚とする。
……こんなの初めて……
「ハァハァ……はァー…ふぅー……ん……ハァ……ハァ……」
胸を上下させながら深い息を吐き、絶頂の余韻に浸る恵理。
色白だった肌はピンク色に染まっていて、全身にはじっとりと汗を掻いている。
悠一郎は腰の動きを止めて、そんな恵理の上下する乳房を両手でムニムニと揉んでいた。
そしてその手は時折乳首を抓って、達したばかりの恵理を虐める。
「ハァハァ……あんっ!」
「恵理ってやっぱすげぇ敏感なんだな、ビクンビクンしてる。」
「やだもぉ……恥ずかしい……ぁン……」
「もう動いていい?」
「ぇ……うん……ハァ…あっあっあっ……」
再びピストン運動を始める悠一郎。
長いストロークでヌッチャヌッチャと卑猥な音を立てて出入りするペニスは射精が近いのか、より一層大きく硬くなっていた。
絶頂の後で感じやすくなっている膣壁を、その大きくなったペニスの先端部分が引っ掻く度に、指先にまで響くような快感が走る。
「ハァ、ああスゴイ……あっあんっ」
「やべぇ恵理、俺ももうイキそうかも。」
「ハァハァ……うん、いいよ……んっあっあっ!」
そう言葉を交わし、悠一郎は射精に向けてラストスパートをかける。
興奮が高まっているのか、真剣な表情で額に汗を掻きながら猛然と腰を振る悠一郎。
「ああっ!はぁ!んっんっ!あああっ!」
……悠一郎君にも気持ち良くなってもらいたい……
そんな思いで、恵理も両手両脚で悠一郎にしがみ付くようにして必死に快感を受け止める。
愛液たっぷりで擦れ合う互いの性器が、溶けてしまいそうなほど熱くなっていた。
耳元で聞こえる悠一郎の荒い息遣い。
悠一郎と溶け合って一体になっているという感覚が、恵理の幸福感を満たしていく。
「あっンっはァン、あっ!アンッ!んッ!悠一郎君っああっ!」
愛しさのあまり、喘ぎながら何度も悠一郎の名を呼ぶ恵理。
そして悠一郎はそんな恵理の中でついに射精を迎えた。
「ああ……イクッ……う゛っ……!」
ペニスがドクンドクンと脈打ちながら、コンドームの中に精液を吐き出していく。
悠一郎は射精の気持ち良さを堪能し、恵理は一番深く繋がった場所で好きな人がイってくれた事の喜びに浸っていた。
「ハァ……ハァ……ハァ……」
ベッドの軋む音が消えて静かになった部屋の中で、エクスタシーに達した二人の熱い息が交じり合う。
そして二人は繋がったまま火照った表情で見つめ合い、また惹き付けられるようにしてキスをした。
22
悠一郎の長いモノが恵理の中からゆっくりと引き抜かれる。
2人の身体を一体にしていた結合部、その奥深くからペニスを抜かれると、なんだか自分の内臓を1つ持っていかれてしまったかのような喪失感を感じた。
「ハァ……ハァ……」
目を閉じて、片手を額に当てながら胸を上下させて呼吸する恵理。
快感の余韻が続いていて、挿入の圧迫感から解放されても熱いままの恵理のアソコは、まだヒクヒクしている。
悠一郎は恵理の横で、射精してもまだ萎えきってない硬さを残したままの肉棒からコンドームを外すと、その先端に溜まった白い精液が出てこないようにゴムを縛って、さらにティッシュに包んでゴミ箱へと捨てた。
「大丈夫?」
悠一郎は恵理の様子を見て少し笑みを浮かべながら聞いてきた。
「ハァ……うん……」
恵理の答えを聞いて、そっと頭を手で撫でてくる悠一郎。
恵理は少し恥ずかしそうにしながら布団に包まる。
そして悠一郎もベッドに横になると、「俺も入れて。」と言ってその布団中に入ってきた。
「なぁ、気持ちよかった?」
「え?んー……うん。……あーなんかやっぱり、恥ずかしい……ね。」
赤くなった顔を布団で少し隠しながらそう答えた恵理。
身体が落ち着いてきて興奮が少し治まると、2人は布団の中で会話をし始めた。
そして服を着ないまま裸で布団の中に入っている2人は、身を寄せながら互いの素肌の触りあったり手を握り合ったりしていた。
「恵理ってさ、どっちかって言うとMでしょ?ていうかドM?」
「えー違うよぉ。ていうか悠一郎君って意地悪だよね。」
「意地悪?」
「だって、途中でなんか変なこと言ってくるんだもん。」
「あーハハッ、なに、嫌だった?」
「嫌っていうか……すごい恥ずかしかった。」
「恥ずかしくて感じちゃったんだろ?やっぱドMじゃん。」
「えー……そうなのかなぁ。」
「そうだよ、で、俺はドSだから。俺達、身体の相性良いよな。」
確かに、恵理にとって悠一郎とのセックスは今まで体験してきたものとは比にならない程気持ち良かった。
これが身体の相性が良いって事なんだと、恵理は心身で感じた。
それに悠一郎に俺達相性が良いよなって言われるのも素直に嬉しかった。
「なぁ、まだ眠くなってない?」
「……うん、不思議と。なんか頭はボーっとしてるけど、眠くないんだよね。」
「興奮してるからじゃないか?」
「かなぁ。」
「俺も興奮してまだ寝れそうにないわ、ほら、これ。」
そう言って悠一郎は、恵理の手を掴んで自分の股間に持っていった。
「きゃ……えー、元気だね。」
恵理はまだ勃起を続けている悠一郎のペニスに触れて、笑いながらそう言った。
「なんかまたムラムラしてきちゃってさ。」
「凄いね。ていうか悠一郎君ってエッチだよね。」
「男は皆そうだよ。な、もう1回いい?」
「ぇ……うん、いいよ。」
恵理は悠一郎のペニスを握りながら、少し考えるような素振りを見せた後、微笑みながら小さな声でそう答えた。
恵理が嬉しそうなのは、恵理自身ももう一度悠一郎と繋がりたいと思っていたからだ。
1回目が終わってまだそんなに時間は経っていないけれど、こうやって悠一郎と素肌で触れ合っていると、また悠一郎と1つになりたくなってしまう。
あの深く繋がって2人で一緒に溶け合っていく感覚が、すぐに恋しくなってアソコが疼く。
「なぁ、恵理って口でした事ある?」
その質問に恵理は小さく頷く。
経験が多いわけではないが、前の彼氏に教えてもらった事はあった。
そう聞かれたという事は、悠一郎はしてもらいたいのだろう。
それを理解した恵理は、悠一郎のペニスを握ったまま身体を動かして頭の位置を下げていった。
邪魔になる布団を退けて、間近で悠一郎のペニスを見つめる恵理。
硬く勃起した悠一郎のそれは、一度射精を終えたとは思えない程力強く反り返っていて、よく見ると血管がボコボコと浮き出ている。
色も形も一見グロテスクに見えるが、恵理はそんな悠一郎の性器を見て身体を再び熱くさせていた。
……ゴク……
思わず唾を飲み込んでしまう。
美味しそう。
男の人のモノを見て、そんな風に思うのは初めてだった。
悠一郎に気持ちよくなってもらいたいとは思っているけれど、それ以上に自分が悠一郎の身体を味わいたいという気持ちが強くなってしまっていた。
……私も、凄くエッチになってる……
そっと誘導するように悠一郎が恵理の頭の後ろに手をやると、それを切っ掛けに恵理はゆっくりと唇をペニスの先端に近づけていった。
23
「ン……」
恵理の柔らかな唇が亀頭部分に触れる。
コンドームの中で射精したばかりの悠一郎のペニス、その先端の割れ目からは残っていた少量の薄い精液が溢れ出ていた。
それを恵理は目線を上げて悠一郎の顔色を窺う(うかがう)ようにして舌を出し、ペロッと舐めてみせた。
まだ経験の浅いフェラチオ。これでいい?気持ち良い?と、目で悠一郎に聞く。
すると悠一郎は恵理の頭を優しく撫でる事でそれに対して返事をしてくれた。
頭を撫でられると、なんだか心が溶けてしまいそうな程嬉しい気持ちになる。

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