ショッピングセンターの女性店長と
2018/05/03
俺・・・某ショッピングセンター事務の販促担当。
28歳
店長・・俺の勤務するショッピングセンターの全国展開してる服飾販売店に去年の4月に県外から転勤してきた人。
30代前半。
つきあうきっかけの事件について概要説明しますね。
細かくかくと長いので、思いっきりはしょります。
あらかじめご了承ください。
去年の6月くらいのことなんだけど、そのテナントと客がトラブルを起こしたのね。
・・・で、客が精神的にヤヴァイ人なので、店長が事務所に救援を求めてきたんだけど、本来、対応するはずのマネージャー(俺の上司)が忙しくて手が離せないので、マネージャー以外唯一の男である俺が対応することになってしまったのよ。
で、まぁ最終的には一件落着(と言えるかやや微妙)したので、これでおしまいくらいに思っていたのだが、翌日の昼頃、休みなので家でゴロゴロしていた俺の携帯にTELが入った。
俺「もしもし」
店長「◯◯(店名)の店長です。
本日お休みなのに申し訳ございません。
実は例の件なんですけど」
俺「あれ?まだ何かあったんですか?」
店長の話を要約すると、俺に電話する1時間ほど前に客の奥さんが店に来て謝罪してくれたそうで、奥さん曰く、ダンナ(客のことね)は1年近く前から鬱病気味らしく精神病院に通院中との事。
夜にテナントとのトラブルを問いただすと大暴れしたらしく、そのまま精神病院に緊急入院したそうです。
俺「そうですか、まぁあんまり後味良くないですけどこれで本当に一件落着ですかね?」
店長「はい。本当に(俺)さんには、ご迷惑かけて申し訳ございませんでした」
俺「あぁ、いやいやあれも仕事のウチですからとはいえ、もうやりたくないですけどw」
店長「あはははは、私ももうやりたくないですw」
俺「まぁ、天災にでもあったと思って、気持ち切り替えてがんばりましょう」
店長「そうですね、あのところでですね。」
俺「はい?」
店長「(俺)さんが、色々とリードしてくださったから解決できたと思っています。
」
俺「いや、自分の方がこういう事に馴れてますから」
店長「私、店長就任後に初めての大きいトラブルだったんで、本当にパニクっちゃって・・・もうお礼のしようがないです」
俺「あぁいえいえ、感謝の気持ちならお金とかおいしいモノとか形のあるものでw」
と、完全に冗談のつもりで言ったら店長が
店長「そうですね、何かごちそうさせてください」
俺「えっ!?いや冗談ですよw」
店長「いや、でもすごい助かったんで本当に何かしたいんですよ」
俺「お気持ちはありがたいんですが、そういう事をされて、マネージャーにでもばれたらオオゴトですからw」
美人にゴチソウしてもらうなんて、まず無い機会をフイにしようとするヘタレ・・・。
今、思うと情けない限りだ・・・。
店長「そうですか、そうですね・・・・」
俺「本当に、お気持ちだけで十分ですから」
で、しばしお互い無言・・・・
店長「あの・・・」
俺「はい?」
店長「じゃあ、私のオゴリじゃなくて、7:3とかどうですか?」
俺「・・・・・(苦笑)」
店長「あの?・・・」
俺「わかりました、ただし店長が『3』ですよ」
店長「えぇ!!それはダメですよ。世話になった私の方がゴチソウしてもらってどうするんですか」
本気で慌ててるのがわかる。
このとき、年上の女性ながらも「可愛い」と思った。
俺「ダメですか?」
店長「当たり前です、本当は私が全額出すべきなんですよ。それを、(俺)さんが7割だすなんて・・・」
俺「この条件をのめないなら、(食事に)行きませんよ」
店長「えぇぇぇぇ~(本当に困った感じの声)」
俺「・・・(しばらく間をおいて)わかりました、ワリカンにしましょう」
店長、しばらく無言(考えていたっぽい)
店長「わかりました。それでお願いします。」
俺「はい、決定ですねwじゃあ日時と場所は後で決めましょう。店長何か嫌いなモノとかありますか?」
店長「いや、特にないですけど。(俺)さんは?」
俺「辛いモノ全般ダメです。」
店長「お子様味覚なんですか?w」
俺「その通りですwその代わり甘いモノはいくらでもいけますよw」
店長「あははははは、本当にお子様味覚ですねw」
ここで、店長の休憩時間が終わりに近づいたようなので
後で連絡を取るために、俺のメールアドレスを
教えて電話を切る。
その日の夜に店長からメールが入る
仕事が休みでスケジュールの空いてる日が
書かれていた。
俺も自分の勤務表を確認して
店長に都合のいい日をメール返信。
その後、店長からメールが来る
以下、メール内容
・休みのあってる日が10日後くらいにあったので、その日に決定でいいかの確認
・店長はこちらの地域に来てまだ2ヶ月程度なので、おいしいお店とかが全然わからないからお店選びは自分に一任したいとのこと。
俺からのメール返信内容
・10日後のその日は午後からならOK。
・お店は自分が選びます。
和、洋、中どれがいいですか?
・待ち合わせ時間とかはまた後で話しましょう。
で、店長からは特に問題なし。
和、洋、中は少し考えるとのことなので、その日のメールは終わり。
その後、何度かTELやメールなどで話し合い
以下、決定事項
・待ち合わせ場所
ショッピングセンターの従業員駐車場
お互いの家なんて知らないってのと
酒飲ませてどうこうなんて思ってませんよ。
最後は車で帰ってくださいって遠回しの意思表示の
つもりだったのよ・・・少なくとも俺的には・・・
・食事場所
和食でお願いします。
という希望に沿って、創作和食の店にケテーイ。
・時間
俺の用事が終わり次第、連絡して再度決定。
尚、酒は今回はなし。
2人しかいないし田舎なので車必須だからw
で、当日・・・用事が長引いたため連絡を入れたのは17時半過ぎ。
お店には18時半で予約を入れてあったので結構ギリギリ。
店長に連絡を入れるとアパートから駐車場までは車で10分弱なので、全然問題ないとのこと。
着替えて、待ち合わせ場所へ。
18時ちょい過ぎに待ち合わせ場所に到着。
うちの従業員駐車場は、誰がどこに駐車するかが決められてるので俺の定位置に駐車。
店長に到着メールしようと思ったら、斜め前方から店長がこちらに歩いて向かってくるのが見える。
俺が駐車場に入ってくるのを見てたな、こりゃw
助手席側の窓を店長がコンコンとノックするので、助手席側の窓を開ける俺。
店長「こんばんは」
俺「こんばんは、遅くなりましたすいません」
店長「いえいえ、入っていいですか?」
俺「あぁ、どうぞどうぞ」
店長「失礼しまーす。じゃあ今日はお願いします」
俺「いえいえ、こちらこそ。18時半に予約いれたので、今から行けばちょうどいいと思います」
移動中の車内会話は特筆するような事はないので省略。
ちなみに今日の店長の服装。
白系のパンツに同じく白系の半袖Tシャツ。
まだ肌寒いので上に黒のジャケット。
間近で横から見て再認識する!!
意外に「巨乳」だというエロな事実w
お店到着。
入口も小さく、地元でないとたどりつけないような目立たない場所にある穴場的な割烹。
中はカウンターと個室が3部屋ほどあり、店員さんに予約していたことと名前を告げると、個室に案内される。
個室に入り、店員さんがお茶を持ってきて退室すると、店長がやたらキョロキョロするので・・・
俺「あの店長、ひょっとしてこういう店苦手ですか?」
店長「いや、苦手というか初めてなんですけどw」
俺「えっ!?和食って聞いたんでこの店にしたんですけど」
店長「すいません、てっきり居酒屋レベルだと思っていましてw」
俺「えぇぇぇぇ~女性と食事するのに居酒屋つれて行くほど空気読まない人間じゃないですよ~w」
店長「すいません。(俺)さんのことを見くびってましたw」
俺「あはははは~甘く見てもらったら困るな~」
こんな感じで結構いい感じに会話が進んでいった。
その後、食べ物が次々と運ばれ、会話も『事件』のこととか、今回のヤヴァイ人以外にどんな人が今までいたのかとか、色々話してたんだけど、終盤に差し掛かってくると車の話になってきた。
何でも10年近く前から乗ってる軽自動車がアチコチ壊れ始めたらしいので買い換えを検討してるのだが、車のこと全然知らないのでどうやって選んだらいいか全くわからないとの事。
俺の姿を書籍売場の車コーナーで度々、目撃するので車に詳しいであろうと思ってに話を聞きたかった・・・との事。
俺「正直言ってどんな車がいいか、ある程度本人にビジョンと言うか方向性みたいなものがないと『これがいい』って勧められないんですよね~」
店長「なるほど~でも車の本とか読んでも全然わからなくて・・・」
俺「そうですね。車は専門用語が多いですからね~。そうだ、店長この後まだ時間大丈夫ですか?」
店長「えっ?はい。まだ大丈夫ですけど・・・」
俺「今、ネットで車の検索って出来るんですよ。例えば、200万以下で4WDの車なんて条件をつけて探せるんです」
店長「へぇ~いいですね。じゃあちょっと行きましょうか」
俺「これから行きません?」
店長「えっ?どこに行くんですか?」
俺「マンガ喫茶ですw」
店長「えっなんでマンガ喫茶なんですか?」
俺「ネット見れるんですよ。これから行きません」
店長「へぇ~いいですね。
じゃあちょっと行きましょうか…