これくらいの年ならお洒落とかもしたいだろうに・・・

2018/03/28

五、六年程前、水道関係の設備屋に勤めてて、出先にいた時社長から携帯入って、「お前近くだから行ってきてくれ、水道の修理だ」と言われ、指示された住所に着いたんだが、家らしきものが無い。
社長に電話したら「小屋見えるだろ、そこだ」と言われ、振り返れば確かに掘建て小屋みたいな、火事で燃えた後みたいな外観の小屋が建ってた。
斜めになってる引戸を無理やり開けて、ごめんくださいと言えば、中から小汚い
中年のおばさんが「すみません、すみませんねぇ」と出てきた。
ホントにここに住んでるの?ってくらいボロボロの建物、靴脱いで上がるのも躊躇うくらい汚い床に上がれば、家の中も現実味に乏しいほど散らかっていた。
異臭。
案の上、台所も酷くて、確かに水道は水が止まらずじゃーじゃーと音を立ててた。
なんでこんな家に行かせるんだ?金取れないんじゃないか?と疑問符ばかりが
頭をよぎったが、社長命令だから仕方が無い。
修理は程なく終わり、とっとと帰ろうと道具を片付け、念のため社長に連絡しようと、車に一度戻ろうとしたら、さっきは気づかなかった居間?の脇の小部屋で、中学生くらいの女子が壁にもたれかかって座り、本を読んでいた。
小部屋も窓にビニールが貼られ、そこから漏れる光が余計に悲しい。
よく わからない箱やごみ、衣類が散乱している中、女子は黙々と本に視線を落としている。
そして、一度そらした視線を再度向けると、瞬時に胸が痛くなった。
白い?Tシャツの肩に大きな穴、学校のジャージの膝にも大きな穴、靴下にも穴、小汚いおばさんと同じくらい小汚い女子は、ぼっさぼさの髪を指で掻き分けながら
生気の無い顔で「こんにちは」と小声でおれに挨拶した。
これくらいの年ならお洒落とかもしたいだろうに・・・世の中なんかおかしくないか?
車で社長に連絡すると、「そこの家は金もらわなくていいから、いろいろ事情あって
たまに面倒みてるから、そーっとしておいてくれ」と言われた。
お代はいいです、とおばさんに言うと、「いつも本当に申し訳ないです、社長によろしくお伝えください・・・」
と玄関先で土下座され、見るに見かねて小屋を後にした。
その後、社長に事情をそれとなく聞いたら、社長の兄さんが地区の民生委員で、中学生の女子が中学を卒業するまでは何とか面倒を
見てあげなきゃならないとか何とか言っていたが、真相は曖昧にされた。
おれがそこの会社を辞めた後、社長がその女子の中学卒業後に清掃員として雇い、その後事務員にしたらしい。
先日用があってちょっと会社に寄ったが、今時の普通の女の子になっていて、もの凄く安心した。

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