それってまさか“妻”なのか・・・
2017/10/30
義妹がお昼の飛行機で関空にやってきました。
久しぶりに見た義妹は相変わらず奇麗で、汗を拭き拭きゲートから出てきました。
私は早速空港の近くにとってあったホテルに連れて行きました。
「やっぱり大阪は北海道に比べて熱いわね」
義妹が着ていたブラウスを脱ぐと、体のぴったりと張り付いたTシャツが彼女の胸を強調します。
(おいおい、俺の目の前でそんなかっこうしないでくれよ。俺は4ヶ月も禁欲生活なんだぞ)
ここがホテルのロビーでなかったら、私は義妹に襲い掛かっていたと思います。
私がチェックインをすると、ロビーにいたみんなが義妹を見ます。
(俺の義妹だ。今夜は彼女とこのホテルに泊まるんだ、いいだろう)
「ごめん、連休でシングルの部屋がなくて、悪かったんだけどツインにしたんだ。だめだったら、もう一部屋ツインの部屋を取るけど・・」
「うんん、ありがとう。私だったらダブルの部屋でもよかったのに・・」
(ダブルって、同じベッドで寝るわけ・・)
私の胸はドキドキしていた。
「部屋に入ったら、シャワーでも浴びたらいい。食事に行こう。美味しいものをご馳走するよ」
「お義兄さん、いろいろと気を使ってくれてありがとうございます」
そういって部屋に入ると、またまたびっくりさせられた。
義妹は部屋に入るなり、私の目の前でスカートとTシャツを脱ぐと、下着のまま着替えを持ってバスルームへ入っていったのです。
(おいおい、そんな格好でうろうろされると、俺の息子が反応しちゃうよ)
私は股間を押さえ、息子に落ち着くように言っていた。
食事を終え部屋に戻ると、夕方近くになっていた。
私と義妹はソファに座り、窓から見える景色を眺めていた。
義妹は私の顔を見たせいか、食事でお腹いっぱいになったせいか、落ち着いていた。
「話があるって何。深刻な話?」
私は本題に入った。
義妹は俯きながら、「あの人、浮気をしているみたいなの」と呟いた。
そして、目には涙を溜めていた。
「浮気って守君が・・・」
「そうなの」
「いつから・・」
「はっきりしたことは分からないけど、4月くらいから日曜でも仕事だと言って出るようになったり、外泊も3回くらい・・それにこの頃あっちのほうも元気がないし・・」
(4月って行ったら俺がここに来てからじゃないか)
「守君はなんて・・」
「それが、ちゃんと言わないの。この前なんか、ゴルフバッグに女物のパンティが入っていたわ。私が、『これどうしたの』って聞いたら、あの人しどろもどろで『俺が穿いているんだ』って。私、頭にきて、あの人の下着、全部捨てて女物の下着に交換してやったの。私悔しくて、悔しくて・・」
「それで、誰だか見当がついているの」
「分からないけど、旭川の人みたいなの」
(旭川って、俺の家じゃないか)
「それで、どうするつもり・・」
「分からない、でも、私も浮気してやると思って出てきたの。お義兄さん、ここへ来て何ヶ月」
「もう、4ヶ月だ」
「4ヶ月、変な話をするけど、あっちのほうはどうしているの」
(おいおい、その話かい。どうしてるって・・)
「最初は風俗にでも行こうかと思ったけど、なんか虚しくなってね。今では俺の右手が恋人だ」
「右手が恋人?」
私はズボンの上からセンズリの格好をして見せた。
「まあ、お義兄さんたら・・・、ねえ、お義兄さん、私だったらだめ・・」
(だめじゃない、裕子ちゃんでいい、うんん、裕子ちゃんがいい)
「だめって、裕子ちゃんが・・・」
義妹は私の顔を見つめ、頷きました。
それからです。
私は義妹を抱き寄せると、キスをしベッドに押し倒しました。
それからは私と義妹が一つになり、一回戦が終わると二人とも落ち着いたのか、ルームサービスでワインとつまみを頼み、一つのベッドで裸で並び乾杯をしました。
「ねえ、裕子ちゃん、後悔していない」
「後悔なんてしていないわ。だって、お互い様なんですもの・・」
義妹は何か含み笑いをしながら、ワインを飲んでいました。
(おいおい、それってまさか、守君の相手って“妻”なのか・・・)
私は確信がないまま、その気持ちを義妹の体にぶっつけ、一晩中抱き明かしました。
ベッドで繋がり、ソファで繋がり、シャワールームでも繋がり、時にはカーテンをすべて開け、夜景を見ながら何度も何度も義妹の裕子ちゃんの中に精液を出したのです。
今も裕子ちゃんは、朝食を食べずベッドで眠っています。
今日の夕方の飛行機で帰る予定です。
だから、起きたらここを出て、どこかラブホテルに行くつもりです。