想像力のゲーム[後編]

2017/07/25

「暖まったかい?身体を洗おうか」
「え、あの、はい」
とまどうわたしをかずさんはそのまま抱き上げて浴槽から立ち上がりました。
服の上からでは分からなかったかずさんの筋肉質の身体付きに目が奪われます。
そっとわたしを床に下ろすと、かずさんはボディーソープのボトルから出した液体を手で泡立てました。
「そこに立って向こうを向いてごらん。身体を洗ってあげるよ」
「え、でも」
「いいから」
かずさんはわたしを壁際に立たせると背中を泡だった手のひらで撫でるようにしました。
ぬるりとしたかずさんの手のひらの感触に背筋がゾクゾクします。
肩甲骨のあたりから首筋に回った手が肩、鎖骨ときて、脇腹をすり抜けたかと思うと前に回ってまだ興奮さめやらぬ体のわたしの二つの胸を持ち上げるようにしました。
「んっ・・・・そこ・・は」
ボディーソープでぬめった手のひらで揉みしだかれて、わたしはたちまち普通に立っていられなくなりました。
壁に手を突いて必死に身体を支えるわたしに構わず、なめらかに動く指先がまだ鋭敏さを失っていないわたしの先端を弾くように転がします。
「あっ、やっ、あぁっ」
快感に震えるわたしの声が浴室内に反響して、普通よりも大きく聞こえます。
強めにつままれた先端がぬめりで滑ってつるんと弾かれる、それを何度も繰りかえされて、わたしの声はどんどん大きくなってしまうのでした。
「はっ、ああ、あああぅっ」
ひときわわたしの声が大きくなったところでかずさんの指先は脇からおなか、両肩に戻って二の腕、という風にわたしの敏感なポイントから逸れていきました。
「はぁ・・・・・・・」
安心したような残念なような複雑な気分がわたしにため息をつかせました。
しかし、ひと息つけたのはそこまででした。
「両脚を開き気味にして立ってごらん」
淡々とした口調の彼の指示。
とまどいつつもわたしは彼の言うとおりにしました。
再びボトルからボディーソープを手にとって泡立てると、彼はわたしの足下にしゃがみ込みました。
「足を浮かせてごらん」
彼に言われるままにそうすると、足の裏、指の間と彼の指先が動いていきます。
くすぐったい感覚に身を任せながら反対側の足もそうしました。
そしてアキレス腱から脛、ふくらはぎと今度は両方同時に指先が滑っていきます。
太股の外側に回った手が少しづつ上昇してきました。
「きれいな脚だね。無駄な肉が全然付いてない」
「そうですか?そんなこと言われたのはじめてです」
彼の賞賛の言葉にわたしは単純に喜んでいました。
「ほんとだよ」
言いながら、彼の指先がちょうど腰の真横まで上がってきました。
「お世辞でも、うれしい・・・・ぁんっ!」
不意を突かれてわたしは大きな声を出していました。
何?そう思いながらも突然発生した奇妙な感覚をこらえきれず、腰をくねらせてわたしはもう一度壁に手を突いていました。
ちょうど、骨盤の骨のラインを彼の親指が少し強めになぞっています。
そんなところが感じるとは思っていなかったわたしは、驚きつつもふらつく身体を懸命に壁で支えていました。
「んっっ・・・・あっ、やっ」
そんな彼の指先に翻弄されるわたしを尻目に、彼の指先は脚の付け根ヘ移動していました。
ぐっ、ぐっ、と彼の指先が押し込むようになぞるたび、わたしはなすすべもなく腰をくねらせるだけです。
「んはぁ・・・・やぁっ」
アンダーヘアーのあたりをやわやわとひっかくようにしたとき、わたしはこらえきれず泡だらけの身体のままその場にへたり込んでいました。
大きく息を荒げているわたしの身体に、少しぬるめのシャワーが浴びせられました。
流れ落ちた泡が床を流れていくのを呆然と見ているわたしに彼は相変わらず穏やかに微笑んでいました。
「座ったままでいいから、こっちを向いて両脚をひろげてごらん」
優しい口調の彼にわたしはのろのろと言われるままに動きました。
両手を床について身体を支え、腰を彼に向かって突き出した状態でゆっくりと脚を広げます。
恥ずかしげもなくむき出しに晒されたわたしのその部分に、ぬるめに調整されたシャワーのお湯が浴びせかけられました。
勢いよく吹き出すお湯の束に、むず痒いような甘い快感が走ります。
「あぁん・・・」
軽くのけぞりながらわたしは声が出るのを我慢しようともしませんでした。
いつの間にか差し込まれた彼の指先が、わたしのそこをそっとなぞるようにうごめいています。
何もつけられていない指先に、ボディーソープとは違った種類のぬめりがまとわりついているのがはっきりと分かります。
シャワーの水音にかき消されて聞こえない音が、わたしの身体の奥からかすかに伝わってくるのです。
一瞬離れた指先が今度は下に潜り込みました。
おしりの割れ目をなぞるように動いたかと思うと、少し上に戻ってお尻の穴の周囲をもみほぐすようになぞるのです。
「ふぁぁ、ぁん・・だ・・め・・・・きたな・・・・」
くすぐったさに混じっておぞましくも感じる奇妙な感覚に力が抜け、わたしは声が出ませんでした。
はしたなく腰をがくがくとうごめかして身もだえするだけです。
そんな感覚がいつまでも続くかと思われたときでした。
「あぁんっ!」
ようやく戻ってきた彼の指先が、シャワーに負けじとぬめりに溢れかえるわたしの中にそっと差し込まれました。
びくん、と身体が震え、無意識のうちに差し込まれた指先をわたしのその部分が締め付けるようにうごめきました。
「はぁぅ・・・っ」
震える爪先に自然と力が入ります。
「あっ、あっ、ああっ、あああっ」
ほんの少し曲げられた彼の指先が、わたしの中のぬめりを掻き出すようにゆっくりと出し入れされていきます。
「はんっ、はぁんっ、あ、あ、あ、ああぁぁぁぁぅんっ!」
そして、彼の指の動きと合わせるように漏れていた声が、浴室内いっぱいに響き渡った瞬間、その部分を中心にして痺れるような甘い、熱い感覚がほとばしりました。
「あぁぁぁぁぁっ、あぁぁんっ!!」
それは多分絶叫に近かったと思います。
痺れと震えが全身を包んだとき、わたしは絶頂に達していました。
しばらくして、ぐったりとなったわたしの身体を力強い腕が抱きかかえるのが分かりました。
もうろうとした意識の中で、重力を失った身体がひんやりとした硬質感のある空気に包まれたのが分かりました。
そのまま、そっと床に下ろされましたが身体に力が入らず、彼の身体にしがみついて寄りかかるように立つだけで精一杯です。
「大丈夫?しっかりして」
遠くの方で優しい口調の彼の声が聞こえますが、わたしは返事すら出来ませんでした。
やがて、バスタオルの柔らかな感触がわたしの身体をそっとぬぐっていきました。
水滴がぬぐわれたわたしの身体は、再び下半身をすくい上げられて抱きかかえられました。
そのまま部屋を横切った彼は、何も言わずわたしの身体をベッドに横たえて姿を消しました。
シーツの冷たい感触がわたしの意識を少しづつはっきりさせていきます。
けれど火照った身体からけだるい脱力感はなかなか抜けず、汗ばんだ身体が少しずつひんやりしていくのを感じながらわたしはぼんやりとベッドルームの天井を眺めていました。
すぐに、水の滴る身体をバスタオルでぬぐいながら彼がベッドサイドに戻ってきました。
それを呆然と眺めるわたしにあの優しい微笑みを向けながらバスタオルで身体を拭いていました。
身体を拭き終えたかずさんはわたしのそばに腰掛けると、わたしのおでこに手を伸ばしました。
乱れておでこに張り付いたわたしの前髪をそっと撫でつけるとそのままおでこに軽いキス。
「いっぱい感じてたね、ゆん。もっといっぱい感じさせて欲しいかい?」
もうこれ以上は無理。
さっきまでそう思っていたはずなのに、耳に飛び込んでくる彼のささやきはそんな気持ちをどこかに追いやってしまっていました。
「・・・は、い・・・。もっと、いっぱい、感じさせてください・・・」
かすれて弱々しい口調で発せられる自分の台詞に、わたしは完全に酔っていました。
「では、どうすれば感じさせてもらえるか、ゆんには分かるよね」
「はい・・・・」
決めつけるような彼の口調は今のわたしにとってとても心地の良いものでした。
何をすればいいのか、今のわたしには考えるまでもないことでした。
わたしはのろのろと両膝を立てると、おしりのすぐ下のあたりを抱えて、大きく脚を開いていき、むき出しになった股間を彼に晒すように見せつけるポーズを取りました。
何も言わず微笑を浮かべている彼の視線を感じるだけで、わたしのその部分に熱い何かがどんどん溢れていくのが分かります。
「見て、ください・・・わたしのおまんこ、こんなに・・・・・えっちなお汁が・・・いっぱい、なの・・・・」
言いながらわたしは右手をそこに当てて、溢れかえるみだらな液体を指先でなすりつけるように動かしました。
自分でもあきれるくらい潤ったそこが、手の動きに合わせてみだらな音を響かせます。
「・・・・いやらしい子だね、ゆんは。さっきイッたばかりなのに、もうこんなになってるんだね」
淡々とした彼の煽り。
「・・・そおなの・・・・・ゆんは、いやらしい、女の子なの、恥ずかしい姿をかずさんに見られて・・・いっぱい感じてるえっちな、女の子・・・・なんですっ・・・・」
自分で自分を辱める言葉を口にして、わたしはもう、とまらなくなっていました。
「・・・・だから・・・かず…

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