浮気されて絶望の淵にいた俺を救ってくれた美人な幼馴染
2017/06/01
俺には小学校から一緒の幼馴染みがいる。
男2人、女1人の3人1セットで、
学校も放課後もいつも一緒にいた。
お互いに異性であることは意識していたが、
特に恋愛感情を抱くことはなく、
「かわいい幼馴染み」
としか見ていなかった。
お互い別の恋をして、別の人と初体験して、
でもそれを共有し合う特別な存在だった。
3人1組のもう1人の男(たけし)は、
その幼馴染に好意を持っていたが、
幼馴染みの方は見向きもしない感じだった。
俺は一応たけしの幼馴染みへの恋は応援していた。
高校まで3人で同じところに通い、
卒業して大学生になり、
それぞれ別々の道に歩き始めた。
俺は大学で出会った恋人に浮気をされ、
心が荒みきったまま大学最後の年を過ごし、
就活もまともにしないで虚ろな日々を送っていた。
卒業を間近に控え、幼馴染みが二人で
旅行に行かないかと言い出した。
俺は特に断る理由もなかったので承諾して
一緒に沖縄に行った。
水族館や海に行って、その日泊まるホテルに
チェックインというときに、俺は驚いた。
幼馴染みは一部屋しか取ってなかったのだ。
しかも、ツインベッドではなくダブルベッド。
「別に兄妹みたいなもんなんだからいいでしょ!」
とあっさり返されたが、驚きと期待で
心の中はめちゃくちゃになっていた。
幼馴染みに恋さえしなかったものの、
女として見ていたし、相当可愛かったので
オナニーのネタにしたことも
数え切れないくらいある。
チェックインして、国際通りで夕飯を済ませ、
9時を回ってそろそろホテルに戻ることになった。
平常心を装って交代で風呂に入ったが、
いつも以上に念入りに股間を洗った。
いよいよ寝ることになって、電気を消した。
幼馴染みの様子を伺っていたが、
寝息を立て始めた。
俺も変な期待させやがってと
心の中で思いながら眠りについた。
翌朝、
目が覚めると体が重い。
ぱっと下を見ると幼馴染みが俺の上で寝ていた。
昔から寝相は悪いし、いびきもうるさいことは
知っていたが、流石にびっくりした。
おっかぶさる形で俺の胸の上で、
すやすや眠る幼馴染みを見ていたら、
だんだん愛おしくなってきて、
優しく抱きしめた。
暫くすると目が覚めたようで、
幼馴染みもびっくり。
経緯を説明してすやすや眠ってて可愛かったから
抱きしめただけだよと話すと、
納得した様子だった。
それでもなんか変な空気になり、
お互い黙ったままベッドの上で横になっていた。
それからは目と目が合う、手と手が触れる、
足が絡まるという自然な流れでsexに突入した。
特別な存在とのsexに
言いようのない幸福感があった。
2泊3日の予定だったので、次の夜も燃え上がった。
帰るときには手を繋ぐまでになり、
そのまま交際が始まり、去年結婚した。
お互いに取り扱い説明書が
完全にインプットされているので、
変な気を使うこともない、
まるで老夫婦のような安定感があった。
こうなることは小さい頃
全く想像もしていなかったので、
突然始まった物語のような展開に
今でも驚いている。
話は変わるが、もしこれを読んでる人の中に、
恋人に浮気されて失意の中にいる人がいるのなら、
一言言いたい。
浮気をされた直後は思い出も残らず、
ただ心に大きな傷と恨みを抱えて
一生生きていくような絶望感を味わうと思うが、
実際長い目で見れば
損をするのは浮気した方なんだ。
恐ろしいもので、俺の周りで浮気した連中は
目に見える形でどんどん堕ちていった。
形は違えど、間違いなくクズになっていく。
みんな暫く経つと死んだ魚のような目になる。
勿論、色々な理由があるだろうし、
一概に浮気した側が悪いと言えないケースも
あると思うが、少なくとも恋人を裏切る形で
浮気に走ったら未来はない思った方がいいと思う。
一方で裏切られて苦しんだ方には未来がある。
必ず運命はある。
素敵な恋も必ず来る。
必ず幸せになれると信じて前向きに生きてほしい。