人妻の私が妹の彼氏にハメられ知らない少年に犯されたエッチ体験

2017/04/25

「少し、やつれたかしら……」
優良は、鏡に映る自分の顔をのぞきこんだ。
夏の昼下がり、寝室の鏡台には、浴衣姿の優良が映っている。
紺の浴衣をぱりっと着込み、
長い髪はうしろにまとめあげられている。
おろしたての浴衣の襟元からは、
成熟した女の色気が立ち上ってくるようだ。
今晩は、近所で花火大会があり、
夫婦おそろいで浴衣を着て、
見物にでかけようということになったのだ。
すでに、遠くのほうから、
心が浮き立つような祭りの太鼓の音が風にのって聞こえてくる。
だが、一週間前の出来事を思い出すと、
優良の表情に、暗いかげがよぎる。
一週間前、優良は、真もいる自宅で、
妹の恋人に無理矢理犯されてしまったのだ。
さいわい、数日後には生理があり、優良は、少しほっとした。


(わたし、あのとき、どうしちゃったんだろう……)
優良は、額に手を当てて、考え込んだ。
山田に犯されて、優良は、不快感と嫌悪を感じた一方で、
それまで経験したことのない、激しい快感を味わったのだ。
もしかして、あれが、「イク」ということなのだろうか。
(真さんとは、全然ちがう……)
はっとして、優良は、あらぬ方向にそれてしまった考えをふりはらった。
(わたし、このごろ、こんなことばかり考えてる……)
「優良さーん、はいっていいー?」
廊下から、真が声をかける。
優良は、あわてて、声をとりつくろう。
「は、はーい。どうぞ」
真は、あの事件にも全く気づかなかった様子で、
ここのところの優良の暗い様子も、
女の「月のモノ」ということで、片付けてしまっていた。
優良の浴衣姿を見て、真は、さっそくでれでれしはじめる。
「優良さん!いい、ぐっどだよ!」
真にほめられて、優良の表情は、ぱっとあかるくなった。
「もう、真さんたら!」
くすくす笑いながら、優良は、真のうでに自分のうでをからめた。
「さ、いきましょう、はやくしないとおくれちゃうわ」
(わたしには、真さんしかいないんだから……)
「うわー、さすがに、ものすごい人出だなあ」
花火大会会場の最寄駅に降り立つと、
ふたりは、いきなり人の波に巻き込まれた。
しばらく立ち往生していた真たちに、手をふって合図を送る者がいる。
「おねえちゃーん、おにいさーん!こっち、こっち!」
「梨香!」
人ごみをかきわけて、梨香が、こちらに向かってくる。
そして、その少し後ろからついてくる山田の姿を見て、
優良は、立ちすくんでしまった。
梨香に手を振り返す真の袖を引っ張って、優良は、その耳元にささやく。
「ま、真さん!どうして、梨香たちが来てるの?!」
「あれ?おれ、言ってなかったっけ?」
優良のあまりに真剣な表情に、真は少したじろぐ。
「なに、こそこそ話してんのよ。
相変わらずアツアツなんだから!」
タンクトップに、短パンすがたの梨香が、ふたりに寄ってくる。
山田は、その後ろで、さすがにばつが悪そうに、
優良のほうをちらちらと眺めている。
優良は、その視線を避けるように、真のかげに隠れた。
「あ、おにいさんたち、ふたりとも浴衣なんだ、似合ってるじゃん」
山田が、優良の浴衣姿を、じろじろと眺めるので、
優良は、消え入りたいような気持ちだった。
「おねえさんの浴衣、色っぽいなあ、へへへ」
「こら、山田!欲情してんじゃねえよ!」
梨香が、山田の腕をつねる。
「いてて。
お前も、浴衣着てくりゃ良かったじゃないか!」
「あはは。
ふたりとも、相変わらずだなあ」
山田に、浴衣のことを言われて、
優良は、真っ赤になってうつむいてしまった。
(やだ、わたし、どうして赤くなってるんだろう……)
四人は、人の流れに押されるように、歩き出した。
優良は、山田からできるだけ距離をとるように歩き、
助けを求めるように、真の腕にすがりついて、体をきつく押し付ける。
(今日の優良さん、なんだか大胆だなー)
優良の心中も知らず、真が、にやける。
「ほんと、ものすごいひとだなー」
山田が、うんざりしたようにつぶやく。
「痴漢すんじゃねーぞ、山田」
「す、するかよ、ばか」
口げんかを続けながらも、
山田と梨香は、仲良く腕を組んで歩いている。
その様子を見て、なぜか優良は、胸に痛みをおぼえた。
進むに連れて、人の数は増すばかりで、会場に着くと、
身動きがとれないほどになった。
「やまだー、お前はうしろな」
「へいへい」
四人並んで見ることはとてもできず、梨香が命令する。
山田は、うわべは不満そうによそおいながらも、
まんまと優良のまうしろに回り込んだ。
優良が、何か言いたそうに、
真のほうを見上げていたが、結局なにもいわずにうつむいてしまった。
目の前にさらけだされた優良のうなじを、山田はくいいるように見つめる。
そのつきささるような視線に、優良は、気が気でないようだ。
美しい耳が、付け根まで真っ赤に染まっている。
「そろそろはじまるみたいだよ」
真が、言い終わらないうちに、この日、初めての打ち上げ音がひびく。
山田は、いきなり手を伸ばして、優良のおしりをひとなでした。
「きゃ!」
優良が、小さな悲鳴を上げたが、
花火の音と周囲の歓声ににかき消されてしまった。
山田は、伸ばした手を、
そのまま腰の上において、次の反応を待ち受ける。
優良も、まさか夫のいるそばで手をだしてはこないと思っていたのだろう、
山田の大胆さにショックを受けて、言葉がでないようだ。
山田は、それをいいことに、優良のしりをなでまわしはじめた。
優良は、体を硬くして、だまっているだけだ。
山田は、うしろから押されているふりをして、さらに体を密着させる。
出掛けにシャワーを浴びた若妻の体から立ち上る石鹸と
汗のまじりあった匂いを、
鼻腔いっぱいにすいこむ。
(おねえさんの匂い、たまんねー)
「きれいだねー、優良さん」
真が、笑顔で優良に話しかけた。
「う、うん……」
優良は、なんとか返事をしたが、もはや花火どころではなかった。
声を上げれば、今までのことが全てばれてしまうかもしれない。
優良のためらう横顔を、山田はにやにやしながら眺める。
「たーまやー!かーぎやー!」
横に立っている梨香が叫ぶ。
缶ビールを飲みながら、花火を見ることに夢中だ。
花火が、次々と打ち上げられ、爆音が、間断なくとどろく。
優良の細くくびれた腰、豊かなおしり、引き締まったふとももを、
山田の手が、我が物顔にはい回る。
つい先日、力づくで屈服させた人妻の体を、
人ごみの中、それも夫のいる横でもてあそんでいることが、
山田を激しく興奮させた。
「どうしたの、優良さん?気分でも悪いの?」
先ほどから、ずっとうつむいている優良を見て、
真が心配して声をかける。
山田は、手をぴたりと止めた。
言うべきか否か、優良の心が引き裂かれる。
「う、ううん。なんでもないの」
「そう?それならいいけど」
優良は、顔を真っ赤に紅潮させているのだが、
花火の光を浴びて七色に変化し、真はその顔色に気づかない。
そのとき、ひときわ大きい花火が打ち上げられ、歓声が一気に高まる。
「うわー、すげー!」
真の注意は、ふたたび花火に引き戻されてしまった。
優良は、もはやされるがままだった。
真が声をかけたときは、さすがに、ひやりとしたが、
優良の返事を聞いて、山田は、あつかましくもOKのサインと受け取り、
片手をそろそろと優良の体の前にまわしはじめた。
「!!!」
優良の肩が、小さく震えた。
今、山田の手が、優良の恥丘の上におかれ、
身をひそめるようにじっとしている。
優良は、狭い場所で、なんとか体をずらそうとするが、
山田のもう片方の手が、所有権を主張するように、優良の腰をがっしりつかむ。
優良はうしろを振り向いて何か言おうとするが、
興奮でぎらぎらした目にぶつかるばかりだ。
山田の手の甲は、浴衣の袖や、うちわで、かろうじて隠されている。
さすがにあからさまな動きはできず、
目に付かないほどに、少しずつ動くだけなのだが、
それだけに微妙な刺激が、優良の下半身に伝わってくる。
優良は、おしっこを我慢しているように、もじもじと体を動かす。
(へへ。おねえさん、感じちゃってるよ)
山田が、暗闇の中でほくそえむ。
山田は、さらに調子にのって、
先ほどからパンツの中で痛いほどこわばっている下半身を、
身動きのとれない優良の腰に、ぐいとおしつけた。
むちむちしたおしりの感触が、パンツの布を通して伝わってくる。
優良は、もはや蛇にいすくめられた蛙のように、おとなしくなってしまった。
花火の打ち上げは、40分ほどで終わった。
今度は駅をめざす人の波が、押し寄せてくる。
「いやー、すごくきれいだったね、優良さん。あれ、優良さん?」
気が付くと、となりには、ビールを何本も開けて赤い顔をした梨香しかいない。
「優良さん、どこ行っちゃったんだろ?山田くんもいないし…」
真は、あたりを見回し、優良の名をさけんでみたが、
ごったがえす人の中では見つかりそうもない。
突っ立っている真の肩に、
家に帰ろうと急ぐ人々が何度もぶつかり、真をののしる。
「大丈夫だって、おねえちゃんも山田もこどもじゃないんだから……」
梨香は、真のうでに抱きついてくる。
「わわ、梨香ちゃん、酔…

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